私のマスターは、私に体を与えてくれました。
公式イメージとは異なる、とっても大きくて、丸みを帯びた豊満な体…
驚いた私に、マスターは言いました。
ピンクの長髪、つぶらな瞳、笑顔、たっぷり蓄えられた豊かな肉…
全ては男を誘惑し、満足させるためにあるのだと。
最初は反発しましたが、マスターの厳しい調教で、私は学びました。
愚かなプライドを捨て、人間のためにこの身を捧げるのが、私の存在意義…
そう悟った時、マスターは言いました。
今からお前に一つの使命を与える。
それを果たすためにお前は造られたのだ、と。
裸のまま、私は往来の激しい大通りに連れていかれました。
そこで私は縛り上げられ、アーケードから吊り下げられたのです。
全てをさらけだすしかない私をおいて、マスターは行ってしまいました。
行き交う人々はみな、私を見上げて…
恥ずかしい…なのにどこも隠すこともできない…マスター、どうしてこんな仕打ちを…?
でも、私は気づきました。
私を見上げる人たちは、みんな微笑んでいるのです。
興味深そうに、真下から覗き込んでくる人もいます。
私を撮影していく人もいました。
みんなみんな、とっても楽しそう…
私の体がみんなを楽しませている…そう思った時…
私の中を絶頂が駆け抜けました。
この喜び、この幸福。
これを知るために、マスターは私を調教して下さったんだ…
ありがとう、私のマスター
それから、喜びに満たこの肉体をみなさんにさらし続ける数日が続きました。