KAITO「アイスのストックが無い…」
MEIKO「ここ最近暑かったし、仕方がないわよ」
KAITO「そんな!僕はアイスジャンキーなんだよ!?」
MEIKO「…じゃあ、今丁度ミクが500円玉持ってスーパーに行ってるから、ついでにアイスも頼んでみる?」
KAITO「おk!早速電話だ!」
KAITO「もしもしミク?」
TEL『え…違いますけど』
KAITO「あ、すいません、間違えました」ピッ
MEIKO「…何やってんのよ」
KAITO「たはは、もう一回」
KAITO「もしもし、ミク?」
TEL『お電話ありがとうございます、こちら家電製品セールス○○でございます!
本日紹介しますのはこのアイスから水に戻す画期的な』ピッ
KAITO「また間違えた」
MEIKO「私は何もツッコまないわよ」
KAITO「もしもし…ミク?」
TEL『うお、なんじゃ?いたずら電話か!?』
KAITO「ち、違いますよ!僕はKAITOというVOCALOID、つまり歌を本業としている青いお兄さんで、
別にお宅にイタズラしようと電話をかけたわけでは」
MEIKO「適当に謝って早く切りなさい」
KAITO「もしもし…パンツ何色?」
TEL『褌色でござるよ』
MEIKO「何いたずら電話してんのよ!?そして何なの今の相手は!?」
KAITO「いやぁ、さっきいたずら電話と間違われたのが悔しくてつい」
MEIKO「適当に謝って早く切りなさい!」
MEIKO「…たく、何でさっきから間違えまくってんの。そもそも携帯なら電話帳に登録しているはずでしょ?」
KAITO「はっ、その手があった!」
MEIKO「………」
KAITO「もしもしミク?ああそう、買い物ついでにアイスも…」
ミク「ただいまー」
KAITO「お帰りアイス!お帰りミク!」
MEIKO「アイス自重」
ミク「ああ、KAITO兄さん、それが…」
KAITO「え、どうしたの?」
MEIKO「あら…何も買ってないわね」
ミク「うん、この500円玉、よく見たら昭和64年発行だったからどうしても使えなくて…ごめんなさい」
KAITO「そんなぁぁぁ」
MEIKO「…ミク、その硬貨私にも見せて」