可愛い可愛いミク。
いつものツーテールも可愛いけど、おろした姿も可愛い。
「お兄ちゃん・・・」
ミクの呼びかけに、カイトはにっこり笑って言った。
「ん?すぐしてあげるからね。」
「うん」
嬉しそうな顔をしたミクが本当に可愛くて、ぎゅっと抱きしめてキスをした。
「んっ・・・お兄ちゃん、大好き。」
そういって、背中に手を回して抱きついてきた。
可愛い可愛い僕のミク。マスターにだって、レン君にだって渡したくない。渡さない。
一生離さないよ。
大好きな大好きなお兄ちゃん。
毎晩のようにしてくれるけど、今日は私のことを見つめたまま動かない。
不安になって「お兄ちゃん」と声をかけてみる。
そうしたら、優しくてかっこいいお兄ちゃんの笑顔が返ってきた。
そのままキスをしていつものように・・・。
お兄ちゃん、大好き。そう呟いて抱きついた。
大好きな大好きな私のお兄ちゃん。メイコお姉ちゃんにも、リンちゃんにも、ルカさんにも渡したくない。
私だけのお兄ちゃんなんだから・・・・