暗く蒸し暑い雑居ビルの奥にある、「会員制」と書かれたプレートの張ってある、看板の出ていない店。  
生ぬるくなったドアノブを回すと、そこは古臭いバーだった。  
普通の店と違うのは、カウンターに青い髪の優男がいるくらい。  
「ご注文は?」  
「バナナ味のカクテルを」これが合言葉だ。  
 
しばしの沈黙の後、「ルカさんはじめてですか?」の声。  
私がうなづくと、優男が「よかったら俺とセック」いいから個室に案内しろバカイト。  
そんな私の視線に興奮しているようだ。キモイ変態。  
 
コホン、と小さく咳払いをした優男は、胡散臭い笑みを浮かべながら鍵を差し出した。「楽しんでいってくださいね」  
 
店の奥に並んだ個室のドアを開ける。  
カラオケボックスを改装したのだろうか、型落ちのカラオケ機械と、ソファと、ベッドが備え付けられている。  
ベッドの脇にはお約束のローションとティッシュ。  
腰掛けてつけっぱなしのテレビを見ていると、ドアが開きレンきゅんが入ってきた。  
「よろしく」ちょっと緊張した、声変わりしていない声。きちんとセットされたとんがりと、透き通るような白い肌。  
観察する私の右隣に腰掛けてもたれかかって「エッチしよっか?」そう小さな声でささやく。  
近づいた顔に吸い込まれるように接吻をする。  
レンきゅんの肩を抱いて、長い口づけをかわす。  
左手をセーラー服のすそからすべすべのおなかへ進入させると、小さな声をもらす。  
 
とても長い接吻だった。唇と舌が離れたとき、唾液が糸を引く。  
「ところで、ルカさんはどっち?」レンきゅんが尋ねる  
「え?」何がなんだかわからない。  
「だからぁ、突っ込むのと、突っ込まれるの」こんなことで若干イラついた声になるのもまたかわいい。  
さてどっちがいいだろうか、悩んでいるとレンきゅんにゆっくり押し倒される。  
「残念、時間切れ。お尻まで切れちゃうかもね、ふふっ」  
右手はスリットの隙間から水源探索。細くてきれいな指先の、巧妙な探索術につい漏れた  
ちょっとハスキーな私のあえぎ声に笑みを浮かべるレンきゅん。  
もっと声出しても大丈夫だから。そういいながらも、14歳の性急さを維持したまま、陰部を執拗にまさぐる。たまらない、この余裕の無さ。  
 
セーラー服の上を残して全裸になったレンきゅんが仁王立ちして  
「ルカさんのしゃぶってる顔、見たいな」なんて桃色の髪を軽くつかんで引き寄せる。  
14歳にしては立派な質量と、14歳の角度が、ルカの口内を犯してゆく。軽く握った根元から、熱さと硬さが伝わってくる。  
「もっとちゃんと舌使って、上目遣いでオレを見てよ」あご先に指を当て、上を向かされる。  
舌先で肉某を刺激すると、先端から我慢汁が溢れてくる。口先で吸引し、舌を絡める。  
「ルカさん、すごくいいよ、俺こんなにきもちいいの久しぶり。もっと楽しもう」  
ただでさえ指先で責められて、疼いているところに、快感のため余裕のなくなってきた14歳。  
ルカも内側が熱くなるな。右手で14歳を刺激しながら、左手を自分の秘芯にあてがうと、電流が走る。  
銜えた肉某の隙間から、あえぎ声が漏れる。  
 
「もう我慢できないんじゃないの?」そういう14歳も我慢の限界っぽい。  
息を弾ませる桃色の髪を優しくおしたおし、両足を抱えて股間を近づける。  
「あっ、ちょ、待って」  
「だーめ、待てませーん」レンきゅんは腰を押し付け、先端でルカさんの出入り口を刺激する。  
それだけで目の前が白くなる。意識が飛びそうになる。戻ってきそうになると、もう少しかき回すと、ぬちゃっという音が響く。  
 
「ルカさん、どうして欲しいの?俺子供だからわかんないよ」  
「んんっ、入れて」  
「どこに入れるの?ちゃんと言ってよ」  
 
こんな年下の前でオアズケを喰らい、恥ずかしい単語を言わされる。  
でも、欲しい。レンくんのおちんぽが欲しい。  
「私のおまんこにレンくんのおちんぽ欲しい、くらい言って欲しいな」秘芯を先端でかき回されながらつぶやく。  
 
レンきゅんのとんがりはむはむ  
 
「レンくんの、おちんぽがっ」羞恥心を追い出すように、振り絞る。  
 
「俺のおちんぽがどうなの?」また先端が秘芯を掠め、ルカの意識が白くなる。  
「んぁぁぁ・・・」カラオケボックスの中にいやらしい音が響く。  
「俺はルカさんとエッチしたいけど、ルカさんがヤリたくないなら」「いやっ、そうじゃなくて」  
「じゃあどうなの?はっきり言ってよ」  
 
「私のいやらしいおまんこに、レンくんのチンポをぶち込んで欲しいのぉっ!」顔を真っ赤にし、振り絞るようにルカさんが言う。  
 
「へへっ、よくできました」腰を使い、抜きかけた肉某を一気に挿入する。  
「・・・・!・・・・」先端を刺激されて緩んだとはいえ、衝撃が走る。  
「ああ、すっごい。ルカさんの中トロットロだよ」ルカさんの蜜壺を味わうように、深く差し込んだところで動きを止める。  
おちんぽに浮いた血管すら感じられるような感覚を覚えていた。  
レンきゅんはルカの手を取り、ルカの腹の上を滑らせた。  
「このへんまで入ってるんだよ」レンきゅんの肉塊が挿入されていることを、触覚で味わされる。顔がかあっと火照る。  
 
「ルカさんってかわいいな」余裕の笑みを浮かべ、ずっぽりと引き抜かれる。  
「ああっ!」喪失感に思わず声を上げてしまう。  
 
ルカの愛液がからまり、湯気が立ちそうなおちんぽを見せびらかす。  
それを物欲しげに見つめる昂ぶり乱れた桃色の髪、火照った肌、だらしなく広げられた脚。  
ルカはとんがりを引き寄せようと手を伸ばすが、あと一歩届かない。  
もう少しじらそうという気持ちは吹っ飛び、もはや我慢できなくなった14歳は、ふやけた秘芯に先端をあてがい、思いっきり突っ込んだ。  
 
「んあっっつ」ルカさんの甲高い嬌声が響く。  
中をかき回すように、一心不乱に腰を使い、両足を抱えあげ、深いところへ押し込み、腰をグラインドさせ蜜壷をかき回す。  
鈍く甘い痛みが子宮に伝わる。  
 
ルカもレンきゅんの腰をつかみ、接合部を密着させる。溢れた愛液と我慢汁が陰毛に絡み、あわ立つ。  
「ルカさんの中、すごっ、すごっ」息のあがったレンきゅんがめちゃくちゃに腰を動かす。  
湿り気を帯びた肉がぶつかる音と、時折もれるあえぎ声、泡だった粘液のぬちゃりという音。  
「あっ、いくっ、いくっ」下の口が肉坊を締め付ける。  
「ねえルカさん、すごく気持ちいい、そろそろ出ちゃいそうっ!」  
ルカは無言で腰にまわした腕を引き寄せ、足を絡める。  
「んはぁっ!」レンきゅんは腰を突き出し、喉を反らす。  
動きが止まった。  
どぴゅっどぴゅっと、ルカの中に熱い精液が注がれる。膣が熱くなるな。  
レンきゅんはルカさんのうえにべたりと覆いかぶさり、腰をくねらせて白濁した精液を摺りこむ。  
 
しばらく抱き合ったあと、いくぶんの質量を残すレンきゅんのとんがりを引っこ抜くと、泡だった精液とルカさんの汁の混じった、  
イカ臭い液体が溢れ、太ももを伝い、ソファに垂れ落ちる。  
汁がまとわりついたおちんぽをルカさんの顔に押し付け、少し開いた唇の隙間からゆっくりと、無慈悲に挿入する。  
「ああっ、いいよルカさん。」ルカさんは放心気味にその砲身の汚れを舐め取っていた。  
「ルカさん、すげーよかったよ。また来て。俺、楽しみにしてるからさ」  
 
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時間ギリギリだった。シャワーを浴びて、レンくんと軽くキスをし、  
雑居ビルを出て、いくぶん涼しくなった夜の街から最終電車に乗る。  
座席に座った瞬間、中に残っていた汁がショーツに染み出て、ちょっと恥ずかしくなった。今日はぱんつの日。日本の夏、ぱんつの夏。  
 

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