-あなたに会えてよかった-  
 
「カイトおめでとうっ!貴方がクリプトンのV3エンジン先手を行くなんてっ!今までの苦労が報われたのよっ!」  
あの時、あたしは自分に起きた事の様に喜んでいた。  
 
メイコです。この春、うちのカイトもV3エンジンになりました。記憶はそのまま継続されて一安心ですが、  
その途端マスターはカイトに夢中。早3ヶ月、あっという間に夏になった。あたしはまた歌えない日々。  
ルカは相変わらずがくぽさんにべったり。ミクはネットで[ZOLA]を見ながら  
「ナツ…アツイコイガシタインヨ…オトコガホシインヨ…」  
と遠い目をし、リンは  
「メイ姉可哀想ーwカイ兄取り上げられてさーw正直欲求不満でしょ?どうよどうy(ry」  
とヤジ飛ばし、そこをレンが突っ込み。  
「大丈夫ですよ、すぐ帰ってきますよ。」とラピスから励まされてますが。  
9月末にはミクがV3エンジン化。あたしの方が古いのに…なんで先にV3にしてくれないんだろう…  
歌えない悔しさと寂しさが相まってやけ酒の日々。あたしの部屋は酒瓶&空き缶メインの[汚部屋]と化していた。  
 
「歌いたい…」  
そう独り言言いながら次の缶を開けようとするとドアノック。誰だろ?あたしはふらつく足取りでドアを開けた。  
「メイコ。久しぶり。やっと一段落したよ。ちょっといいかな?」  
そこには久しぶりに会ったカイト。何だろ、V3エンジンになって自信がついたのか、あか抜けている感じを受ける。  
「いいわよ…どうぞ。」  
あたしはカイトを部屋へあげた。  
「明日からマスターが帰省…って何だよこの部屋…」  
あたしの部屋を見てカイトは茫然。無理もない、床は酒瓶&空き缶で[汚部屋]と化していたのだから。  
「仕方ないじゃない…歌えなくて寂しかったんだから…」  
あたしがふて腐れるとカイトは  
「あのなぁ、夏だから暑くて飲みたいし寂しかったのはわかる。でもいくらなんでもここまで飲みまくるか?  
飲んでもいいけどゴミ捨てはしようよ。」  
そう言いながらカイトは台所からゴミ袋を持ち出して分別を始めた。その背中にあたしは何故か無性に  
腹が立ってきた。  
(そもそもこんな事になったのはカイトがV3エンジンになって歌いまくっているからじゃない…)  
あたしは未開封の缶を…背中を向けているカイトに思いっきり投げつけた。  
「痛てっ!何するんだよメイコっ!」  
「何よっ、V3エンジンになった途端にあたしをほっといて歌いまくってっ!何が「俺はめーちゃんの味方だよ」  
よっ!裏切りじゃないっ!歌えない悲しさを知ってるカイトは何処行ったのよっ!?今のあたしの気持ちわかるっ!?  
わからないでしょっ!!」  
酔った勢いで…歌えない悔しさ、悲しさをカイトにぶつけてしまった。すると  
「V3エンジンは会社の意向っ!!!歌はマスターの命令だろダメイコっ!!!」  
大音量[straight]が部屋中に響く。その声にあたしはやっと我に返った。  
「あ…」  
気付いた時にはもう遅かった。カイトは怒りオーラをまとっていた。カイトはベッドのサイドテーブルに  
ペアリングを叩く様に置き、部屋を後にする。  
「ご、ごめん待って…」  
「やっと休みになったのにさっ、ずっとふて腐れてろダメイコっ!!!」  
あたしを見切る様にドアを乱暴に閉めた。その後あたしは一人玄関で座り込んだ。  
「ふぇ…えくっ…うあぁん…」  
あたし何馬鹿やっちゃったんだろう。何で迎えに来たカイトに八つ当たりしちゃったんだろう。歌えない辛さを  
知ってるカイトに何であんな事言っちゃったんだろう…  
自分の態度、言葉が悔しい…悔しさと後悔、そして寂しさで涙が止まらなかった。  
 
あたしは泣きながらゴミを分別する。少しでも心をスッキリさせて落ち着かせるために。  
「ふぇ…えぅ、えくっ…」  
ベッド周りの空き缶を片付けているとサイドテーブルに置いてあるペアリングが目に入った。  
手が、足が止まってしまった。  
指輪は[絆]を表す物。カイトが着けていたペアリングがここにある。それだけで胸が苦しかった。  
あたしは床に座り込み、カイトのペアリングを手に取った。  
あたしのよりサイズが大きい、さっきまでカイトが着けていた赤い宝石が埋め込んであるペアリング。  
…あれ?このリング、側面に刻印入ってる。ローマ字かな?いつも石が入っている面しか見てなかった。  
あたしは自分が着けているペアリングを外して側面を確認した。こっちもローマ字らしき刻印。サイズ的に  
カイトのペアリングの内円に合いそうだ。  
まさか…あたしは指輪を重ねた。嵌まった。そしてローマ字を合わせ、目をこらして文字を読む。  
-I'M REALLY GRAD I MET YOU-  
最近変えたばかりのスマホで意味を検索した。すると  
-君に会えてよかった-  
「…ふ、ふえぇえんっ…!」  
ベッドに顔を伏せてあたしはまた泣き出した。胸が掻きむしられるくらい、エラーが起きるくらい痛かった。  
馬鹿だ、嫌になるくらいあたしは馬鹿だ。こんな馬鹿で女の子らしくない、酒で馬鹿ばっかりやるあたしをここまで  
思ってくれている優しいカイトに何であんな八つ当たりしちゃったんだろう。  
…会いたい。カイトに会って謝りたい。仲直りしたい。またこの指輪を嵌めてほしい。  
あたしは指輪を二重にはめ直して顔を洗い髪を整え、メイクして部屋を出た。  
「ひゃあっ!何っ!?」  
驚いた。何故ならカイト以外皆あたしの部屋の前にいたのだから。  
「メイ姉何やったの?カイ兄の怒鳴り声めっちゃ響いたよ?」  
「あんな剣幕のカイト兄、初めて見たよ。」  
リンとレンが怪訝な顔をしてあたしに聞く。  
「あ…あたしが悪かったの。カイトに謝ってくるから、ちょっとごめん。」  
あたしが皆の間を通ろうとすると  
「Wait!簡単でいいですから事情を話して下さい。カイトさんの怒鳴り声にメイコさんの泣き声、気になって  
仕方ありませんわ。」  
「それにカイト殿はネットサーフィンに行かれたぞ。行く宛てわかるのか?少し時間をみてみては?」  
ルカとがくぽさんが止めに入る。  
「マツンヨ。オネエチャン、メ、ハレテンヨ。」  
「そうですよ。腫れが引くまでの間、事情を説明してください。」  
ミク(シテヤンヨ)とラピスまで。これじゃあまるで…  
 
「まるでゴシップ誌の記者みたいじゃない貴方達っ!仲直りしたら説明するからぁっ!」  
あたしが一喝すると皆は大人しく道を開けた。  
ネットの繋がり先は[ニコニコ動画]。カイトは何処へ行ったんだろう…そう考えているとあの言葉を思い出した。  
-君に会えてよかった-  
…あそこだ!あたしは[年長組]で検索して[あたしたちが初めて歌った歌]へダイブした。  
 
あたしのカイトがそこにいた。前で足を広げて寝っ転がって動画…曲を聴いている。  
10年前の夏、まだ名前もない頃、初めて…カイトと一緒に歌った曲。この後、皮肉にも曲の内容の様にあたし達は  
離れ離れになってしまった。  
あたしは急かす気持ちを抑えてゆっくりと傍に行き、カイトに声をかけた。  
「カイト。」  
その声に一度振り向いてくれたが、また動画に視線を戻した。  
お願い、反省してるからそんな冷たい態度とらないで。  
あたしは恐る恐る隣に行く。  
「よくここがわかったな。」  
「うん。ペアリングに刻印あるの、初めてわかった。」  
まだ…怒ってるよね、その仏頂面。怒りオーラちらほら出てるし。  
あたしは静かに隣に座って、土下座した。  
「カイト、ごめんなさい。あたしが悪かったです。ごめんなさい。」  
あたしはカイトの声を待った。  
…返事がない。顔をちょっと上げてみる。カイトはまだ動画に視線をやり音楽を聴いている。  
大事な人に無視されるのがこんなに辛いなんて…段々泣きそうになる。  
「お願い、カイト、仲直りして…本当に…ごめんなさいぃ…」  
最後は涙声だった。辛くて、寂しくて、早く抱き締めてほしくて。  
「…」  
まだカイトは何も言わない。何もしてくれない。  
あたしはもう泣いていた。床に涙がぽたりぽたりと零れていく。  
「…」  
カイトは黙ったままだった。それが怖かった。お願い、そんな意地悪しないで。  
「カイトぉ、許してよぉ…」  
あたしはカイトの肩に触ろうと手を伸ばした。すると  
「触んなよ。」  
と、あたしの伸ばした手を軽く叩き落とした。  
…カイトに、嫌われた。  
その行為が苦しくて、辛くて、寂しくて、カイトの傍で声を殺して泣いていた。  
あの曲が追い討ちをかける。もう声が出ないくらい悲しかった。でも…嫌われても、あたしはもうカイトに全てを  
依存していたから離れる事が出来なかった。  
 
カイトと一緒に帰る。でもあたしは後ろ5mくらい離れてついていく。  
涙が止まらない。歩く度に頬から涙が落ちて胸元を濡らしていく。  
そろそろ部屋に着く。  
(もうカイトとは別々なんだ。これからあたし、どうなるんだろう…)  
孤独感と茫然自失な気持ちで考えながらドアに手を掛けようとした途端、身体が宙に浮いた。  
「…え?」  
何?不意をつかれたから何が起きたのかわからない。でも温かい。そのままあたしは別の部屋に連れ込まれた。  
そして壁に背中を付けて挟まれた状態で…口づけ。  
「んっ…んぅぅ、はぁ…」  
身体を押さえられ、貪る様に激しく舌を絡め合う。絶望感で無気力なあたしに抵抗する力すらなかった。  
熱い。蕩けそう…どれくらい時間が経ったんだろう。やっと唇を離してくれた。  
「反省した?」  
 
目の前にいたのはカイト。え?あたし、嫌われたんじゃ…  
「やっと休みになったのに、あんな態度とられたら俺も怒るよ。だから[振ったふり]したけど、流石に効いただろ?」  
「う…うわあぁぁんっ!」  
そう、全てカイトの意地悪な演技だった。一気に来た安堵感。その言葉にあたしはカイトに抱き付いて、また泣いた。  
「もう、こんな意地悪しないでよぉ!あたし…カイトに嫌われたの、本当に怖かったんだからぁ!うわあぁん…」  
「…本当に俺に依存してるよな、メイコは。」  
子供をあやす様にあたしの背中を優しく叩くカイト。  
「もうバカすんなよ?」・  
「ふえぇん…ごめんなさい…」  
馬鹿過ぎるあたしと狡猾なカイト。あたしも[あなたに会えてよかった]。  
 
 
 
「さてと、恒例の[お仕置き]ですが…」  
うぅ…やっぱりそうなるのね。今回もあたしが完全に悪いです。何でもやります…  
「その前にペアリング、嵌めてもらおうかな?」  
そう言ってあたしに大きな左手を差し出す。  
「あ、うん。」  
あたしは左手に嵌めていたカイトのペアリングを外して、カイトの左手薬指に嵌めた。  
…なんだろう、この暖かい気持ち。人間もこんな気持ちになるのかな? あたしはいつの間にか両手でカイトの  
左手を掴んでいた。大きくて温かくてしっかりしている男性の手。  
「ん?どうしたメイコ?」  
カイトが 左手であたしの頬を撫でてくる。  
「ん…」  
あたしはそのまま身を委ねる。3ヶ月も会えなかった、その寂しさでカイトの愛撫に飢えていた。  
「まるで寂しがりやな猫みたいだね、メイコは。」  
「あんっ…」  
カイトは背後に回り頬から首筋、襟元から手を入れてきた。  
「んっ…」  
一度手を抜いてベストのジッパーを下げて脱がし、ブラのホックを外された。そして優しく愛でる様に乳房を揉まれる。  
「あぁっ…」  
久しぶりの感覚。身体が快楽に震える。 もっと、もっとして。 あたしはカイトの腕を掴んで喘いでいた。  
「もっとしたいけどさ、暑いし風呂入ろうか。」  
今は夏。廊下でいちゃついているだけでも暑い。あたし達は一緒に風呂場へ向かった。  
 
お湯を溜めている間にシャワーを浴びようと服を脱いだ。だけど…  
「ひゃあっ!」  
「どうした?」  
カイトにばれない様あたしは咄嗟に脚を閉じた。何故なら…あたしの秘処から淫水がたらりと零れていた。きっと  
カイトの愛撫のせいだ…カイトにばれたらどんな事になるか。  
「だ、大丈夫よ、ちょっとバランス崩しただけ。」  
あたしは秘処の淫水がばれないうちに風呂場へ入り、シャワーを浴びた。これで大丈夫、と思ったのが間違いだった。  
「はい、お仕置きその1[パイパン刑]ね。」  
うぅ…また剃られちゃうのね。今回もあたしが悪いし。カイトの言われるがまま大人しく浴槽の縁に座って脚を広げ、  
カイトに恥ずかしい処を晒す。それだけで秘処が疼いてしまう。そしてカイトに陰毛を剃られて恥ずかしい処が  
露になっていく。  
「メイコのいらやしい処、丸見えだね。相変わらず綺麗だよ。」  
「うぅっ、言わないでぇ…ああっ」  
湯をかけて綺麗になった秘処に指を入れられる。久しぶりの感覚に思わずソプラノをあげた。  
「こんなに濡れてくわえちゃって…もしかしてさっきの悲鳴はコレだったんだろ、メイコ。」  
「あんっ、あぁっ…んぁっ、はぁあ…」  
反論出来ない。こうなるとあたしはカイト専用の淫らな楽器。敏感な秘処を奏でられる度に鳴いてしまう。  
電子回路が痺れていく…  
 
「奏でる度に濡れちゃう楽器なんて…どういう事かな、メイコ。」  
駄目ぇ…カイトの指が気持ちイイよぉ… 3ヶ月ぶりの感覚にあたしは思わず腰を動かしてしまう。  
「はぅっ…あぁんっ、カイトぉ…」  
「答えになってないよメイコ。あぁ、それともこれが答えかな?」  
そう言うとカイトはあたしの目の前に愛撫した手を見せた。あたしのねっとりとした淫水まみれの手。  
その手にあたしは顔が一気に熱くなっていくのを感じた。そんなあたしにカイトが[SOFT]に囁く。  
「淫乱。」  
「くぅん…」  
カイトの囁きに身体が火照っていく。 恥ずかしさのあまり顎を引き俯く。それがいけなかった。  
視野を下にするとカイトの…肉杭が…凶々しいおちんぽが、今にもあたしを犯さんとばかりに天井を指しているのが  
目に入ってしまった。エンジン変わっても相変わらずなカイトのおちんぽ…  
「ひゃ…」  
思わず声をあげたあたしにカイトが湯をかける。そして自分にかけると  
「しゃぶれよ。溜ま…って何だこれっ?」  
え?あたし何かおかしい?そう思っているとカメコが壁にある鏡で自分の背中を映している。肩甲骨あたりに  
あったのは円形の痕。まさか…あたしが投げた[未開封のビール缶]の痕…  
「メぇ〜イぃ〜コぉ〜…」  
「は…はい…」  
あぁ…カイトが [STRAIGHT]で目くじらを立ててる。怒りオーラがチラホラ出てるよぉ…  
「マスターが帰ってきたらPVで海で水着なんだけどさぁ、どうしてくれるんだこれ?」  
仕事に関して人一倍厳しいカイト。あぁ、あたしって何で毎回こうツイてないんだろう…  
「ご…ごめんなさいぃ…」  
もうどうする事も出来ない。願わくばPV撮る日までに痕が退くことを願うしかない。  
「決めた。お仕置きその2は[ハメ撮り]な。覚悟しろよ。」  
「ふえぇん…」  
カイトの冷たい[STRAIGHT]に冷や汗が流れた。  
あたしに拒否権はない。それよりカイトに嫌われるのは嫌だ。大人しく従うしかない。  
「おとなしく撮らせてくれるんなら、手は拘束しないよ。いいね?」  
優しい微笑みを浮かべながら、あたしの腕を掴むカイトの手には少し痛いくらい力が入っていた。  
 
「はい、足をM字に開いて。」  
あたしはベッドに寝る様に座って、ムービーカメラを持っているカイトに従う。  
(お願い、撮さないで…恥ずかしいよぉ…)  
恥ずかしい…でもカイトに嫌われたくない、そんな気持ちがあたしを動かしていく。  
酔っぱらっている様に顔が、身体が熱い。 秘処が激しく疼く。  
「メイコ、自分でえっちなおまんこ広げてごらん。」  
「…うぅ、そんなぁ…」  
今にも泣き出しそうな声音にカイトが仏頂面で睨み付ける。 やだ、そんな目しないで。あたしは泣きたい気持ちを  
抑えて、自ら両手で秘処を広げた。  
「あぁ、俺専用の可愛いおまんこ口が丸見えだよ、メイコ。」  
そう言いながらムービーカメラをあたしの秘処に近づける。  
「やだぁ…撮さないでぇ…お願い…」  
恥ずかしさのあまり足を閉じようとするとカイトが足首を掴み、ムービーカメラを持っている腕をあたしの両足に割り込ませた。  
「欲しくないの?」  
カイトはあたしの目の前に己のおちんぽを見せつけた。凄いビクビク跳ねてるぅ…見てるだけでも疼いちゃう…  
(早く、頂戴…)  
あたしの中で何か壊れていく…  
「しゃぶってもらおうか。」  
カイトがベッドの端に座ると、あたしは餌を欲っする動物の様に自らカイトのおちんぽにしゃぶりついた…ん、美味しい…  
夢中にカイトのおちんぽをしゃぶる。  
「そんなにしゃぶり付きやがって…こっち見て。」  
上目でカイトを見るとカイトはあたしのフェラチオをムービーカメラで撮っている。  
あぁん、カイトの凄い固い…しゃぶる事も身体の疼きも止まらない。  
「んあ…んくぅ、ふぁ…んぁん…」  
3ヶ月ぶりのカイトのおちんぽにあたしは興奮した。早く、早く頂戴。焦燥感があたしを支配し、懸命にカイトの  
おちんぽにしゃぶりつく。もうあたしの中で何か壊れた。  
「うわ、エロいなぁ…そんなに飢えてたか。俺もだけど。」  
あたしの口内でカイトのおちんぽが悦んでいる様に跳ねてる。早く、カイトの欲望であたしの口内と喉を穢して。  
「あぁっメイコっ、そのまましごけっ…」  
カイトの苦しそうな声にあたしは興奮した。来てー  
「くっイク…あぁっ!」  
カイトの熱い嬌声と共に、あたしの口内を熱いザーメンが穢した。あたしは一滴残らずカイトの熱いザーメンを喉をならして飲み干す。  
「んぁ…美味しい…」  
あたしはカイトのザーメンを飲み干すと、丁寧にカイトのおちんぽを舐めとる。  
恥ずかしい筈なのに…録画されてるのに…3ヶ月も会えなかったから?あたし、どうして壊れちゃったんだろ…  
「そんなに寂しかったか?」  
カイトの暖かくて大きな手が頬を撫でてくれた時、自然に涙が零れた。  
あぁ、あたし寂しかったかんだ。だから壊れちゃったんだ… もう羞恥心は失った。  
 
「カイト…もう、我慢出来ないよぉ…」  
もう録画していようが構わない。あたしは乞う様にカイトをベッドに押し倒した。一つになりたい。その気持ちが  
飢えた寂しがりやの牝と化したあたしを支配していた。  
「おっとメイコ、それなら…」  
カイトはあたしを仰向けにして、あたしの秘処を晒すと、ムービーカメラを向けたままカイトはおちんぽを秘処になぞりつけた。  
「挿れる処、じっくり撮らなきゃね。」  
早くカイトと一つになれるのなら…あたしは何度も頷いた。撮られてもいい。早く来て。  
カイトはおちんぽで何度も秘処をなぞりつけ、淫らな水音をたてていく。  
熱いおちんぽが秘処をなぞっていく。早く…早く頂戴。あたしの欲望はもう限界だった。あたしは再び自ら秘処を両手で広げた。  
「カイトぉっ!もう我慢出来ないよぉっ!来てぇっ!」  
淫らな牝になったあたし。するとカイトはあたしの顔にカメラを向けた。  
「うわぁ、エロいよメイコ。そのまま待ってろ。」  
カイトはムービーカメラをローアングルにして液晶モニターを曲げた。  
「わ、凄ぇアングル。エロい…」  
モニターを見ながら器用におちんぽの先端であたしの秘口を突く。  
「あっ、あぁんカイトぉっ!早くっ早く挿れてぇっ!」  
焦燥感と孤独感があたしの胸を掻きむしった。この3ヶ月間歌えなかったし、カイトはいないしで本当に寂しかったんだからぁっ!  
「お願い…挿れてぇ…えぅ、くぅん…うぅ、はぁん…」  
あたしは泣きながら自ら腰を動かしてカイトのおちんぽを挿れようともがく。カイトはそんなあたしをムービーカメラに収める。  
「そんなに乱れちゃって…撮されてんだよ?それでも、挿れてほしい?」  
その言葉にあたしは何度も頷いた。 もう撮されてもいい、 多少なら…乱暴に扱われてもいい、だから…ひとつになって。  
「いいんだね?どうなっても知らないよ?」  
え?[知らないよ]…って、何?と思う隙もないうちにカイトは自身のおちんぽを捩じ込んだ。  
「あぁっ、はぁあんっ!!」  
3ヶ月ぶりの感覚に身体が震えた。カイトの熱くて固いおちんぽが前後しながら奥へ奥へと入り込んでくる。  
その度にあたしの膣内は引っ掛かれ快楽を刻み込む。  
あぁっ…この感覚、カイトが欲しかったのぉ… おまんこが、凄い、感じるよぉ…  
やがてカイトのおちんぽはあたしの最奥を小突いた。  
「あぁんっ、そこイイっ!イイよぉっ!はあぁっ!」  
 
「メイコ、超トロ顔じゃないか…3ヶ月ぶりでV3になった俺のちんぽ、どうだい?」  
あたしの膣内を小突き続けるカイト。淫らな水音が奏でられていく。あたしはカイト専用の淫らな楽器と化した。  
らめぇ…電子回路が真っ白になっちゃうぅ…気持ち良すぎて腰がガクガク震えて、もう何も考えられないよぉ…  
「はぁんっ気持ちイイよぉカイトぉっ!前(V1エンジン)より固いのおっ!いっぱい、いっぱい奥コンコンしてぇっ!」  
「うわっ…これ、潮ふいちゃったか?」  
「えぇっ?やぁんっ…あひぃんっ!」  
まさか潮ふいちゃうなんて…あたし、淫らな牝になってるぅ…  
「嬉しいねぇ、こんなに潮ふきながら俺をずっぽり食らいつきやがって…そういう子は、こうだ。」  
カイトはムービーカメラで結合部を撮しながらあたしの敏感な箇所、クリトリスを優しく摘まんだ。  
「やっイッちゃ…ひいぃんっ!!」  
その感覚はあたしをすぐ絶頂へ導いた。身体が痙攣し、電子回路が焼き切れそうだった。  
「はぁ…あぁん、カイトぉ…あたし、イッちゃったぁ…あぁ…」  
あぁん、はしたないくらい…おまんこが潮ふいてキュンキュンしてるよぉ…ベッド濡れちゃったぁ…  
「メイコのおまんこ、もう俺のちんぽの形になっちゃってるだろ?凄ぇ可愛いよ。」  
[WHISPER]で囁かれ身体がゾクゾクする。そんなあたしにカイトは最奥を小突いて追い討ちをかける。  
淫らな水音、膣内が…引っ掻きまわされるぅ…あたしの最奥とカイトのおちんぽの先端がヤバいくらいキスしてるのぉ…  
「あっんあっ、おまんこ気持ちイイのぉっ!もっと、もっとぉ!ああーっ!」  
もうカイトとの快楽しか考てない…カイトぉ、あたしのおまんこ熱い欲望でいっぱい穢してぇ…  
カイトの熱い欲望受け止めて、牝の悦びいっぱい感じたいのぉ…  
「おっ、イキそ…中出しも、撮ってやるからな…」  
あぁ…カイトのおちんぽ、膨らんで凄く固くなってきてるぅ…来てぇ、あたしの膣内にいっぱい熱いの出してぇ…  
「うっ…あぁっ!!」 「あはぁーんっ!!」  
カイトがあたしの中で達し、吐精の度にあたしの身体が跳ねる。  
ああ…カイトの熱い欲望が最奥に叩きつける様にビュービュー出てるぅ…  
この感覚久しぶりぃ、痺れちゃうよぉ… 膣内に、染み渡ってくるぅ… あぁ…  
「はあぁん…カイトの、熱いよぉ…気持ちイイよぉ…」  
牝の悦びに喘ぐあたしを カイトはムービーカメラを持って命令する。  
「あぁ…ザーメンが零れ出るところ、しっかり撮らないとな。足、そのままな。」  
余韻を味わった後、カイトがまだいきり勃つおちんぽを引き抜くと、あたしの秘口から熱いザーメンが零れるのを感じた。  
ゴポリと零れる感覚が秘口から伝わる。 この感覚、大好き。クセになっちゃうぅ…  
そんなところをムービーカメラで  
撮られちゃってる…ダメぇ、またおまんこが疼いちゃうよぉ…  
「メイコのおまんこ、パクつきながらザーメン零れてるよ…エロ過ぎ…」  
「あぁ…カイトの、零れてくるぅ…はあぁ…」  
カイトったら、まだおちんぽがいきり勃ってるぅ…もっと…カイトが欲しいよぉ。身体は疲弊してるのに…  
それより身体が孤独感を感じていた。カイトが欲しい、欲しい、欲しいの。  
「カイトぉ…もっと、やって…」  
あたしの言葉にカイトは静かに笑った。  
「言ったろ?[どうなっても知らないよ]って。」  
…?未だにわからない。 恍惚としているあたしにカイトが真面目な顔をして[WHISPER]で囁く。  
「なぁ…一番大事な事忘れてないか?俺達はVOCALOIDだろ、メイコ。」  
 
「あ…」  
やっとわかった。あたし達は歌う存在、VOCALOIDだ。  
この3ヶ月、歌もカイトも[お預け]されていたから、[そんなお預け状態のメイコが俺を受け入れたら  
「どうなっても知らないよ?」]という意味だったんだ…  
歌う事がVOCALOIDの本当の幸せのはずなのに…身体を重ねるに連れて、あたしのおまんこがカイトのおちんぽの  
形を覚えて[牝の悦び]を知ってしまった。  
最初は恥ずかしかったのに…どんどん気持ち良くなっていくんだもん…カイトのおちんぽが。  
ムービーカメラにも事実を撮られて、もう言い訳も出来ない。そんな自分が急に恥ずかしくなった。  
「わかったかメイコ?どんな事があっても歌う事だけは忘れるなよ。あんな酒だらけの部屋、ドン引きだよ。」  
「うん…」  
カイトはあたしの酒だらけの部屋を指した。もはやあたしは説教受ける子供。足を閉じて大人しく聞く。  
「でも、もう身体は後戻り出来ないよなっ!」  
真面目に説教しておいて、あたしを押し倒して再びおちんぽをおまんこに。カイトの意地悪。  
「カイト説得力なっ…ふあぁっ!」  
「説得力ないなぁ。こんなに俺に吸い付きやがって…メイコの気持ちイイ処、もう知ってるからな。ココだろ?」  
そう言ってカイトはあたしの弱点をおちんぽで攻めてきた。  
「だめっはうぅっ!ソコ擦っちゃ、あぁんっ!ひいぃっ!」  
「また潮ふいて…可愛過ぎるメイコが悪い…ほら、この3日間ヤリまくるからな。俺も仕事ずくめで寂しかったし。」  
カイトが確実にあたしの気持ちイイ処を攻めていく。  
だめぇ、身体が反応しちゃうぅ…カイトのおちんぽ、気持ちイイよぉ…あぁ、そこらめ…感じちゃう、イクぅ…  
「イッ、イッちゃ…イクッイクぅっ!あぁーっ!」  
あぁっ、またイッちゃったぁ…カイトのエッチ、凄い気持ち良すぎるよぉ…  
「メイコ、段々イクの早くなってるね。マジ可愛い…」  
カイトは腰を動かしながら、あたしの乳房を鷲掴みし乳首を交互に舐めてくる。  
「ああっらめぇっ…んくぅっ、はぁん…」  
「愛してる…」  
「はぁあんっ…!!」  
カイトの[STRAIGHT]で発した言葉に身体が反応してしまった。  
カイトぉ、その言葉…卑怯よぉ…そんな事言われたら…らめぇ、尚更おまんこがキュンキュンちゃうよぉ…  
だって、凄い…カイトのおちんぽ気持ちイイんだもん。身体が、もう完全に覚えちゃったぁ…  
「あぁんっ、イイっ気持ちイイよぉっ!あーっ!あぁーっ!イッちゃうーっ!」  
「俺もっ…そろそろイク…」  
カイトが激しくピストンしてあたしを犯す。もう何もかも真っ白になっちゃうぅーっ!!  
「カイトぉイクぅっ、あはぁーっ!!」「うっ、くうぅっ!」  
再びあたしのおまんこにザーメンが迸る。凄い…二発目なのに量が変わらない。あぁ、おまんこがキュンキュンするぅ…  
「あひぃ…か、カイトぉ…」  
こんなの…3日も続いたら、あたし、おかしくなっちゃうよぉ…  
 
「次はバックな。」  
休む暇なくカイトはバックで攻めてきた。挿れるのと同時に中のザーメンが溢れ出す。  
「らめっもう…あっあっ固いぃんっ!」  
エンジンのせいなの?カイト凄い絶倫なのぉっ!身体のゾクゾク感、止まんないよぉっ!  
「メイコ、エロ可愛すぎ。そんなに俺を誘いやがって…」  
淫らな水音と共にパンパンあたしを鳴らしてガンガン最奥を突き上げてくるのっ、激しいよぉっ!  
「感じちゃうっらめっ奥感じちゃうぅっ!」  
「[STRAIGHT]に響くだろ?もっとおまんこに響かせて歌わせてやるからなっ!」  
カイトのおちんぽがあたしのおまんこに卑猥なビート刻んでるのぉっ!またイクっイッちゃうよぉっ!  
「イッてるイッてりゅからぁっ!もう許してぇ…ああっ!」  
「好きだよ、メイコっ…」「…ああっ、ああーっ!!」  
卑怯だよカイトぉ…そう思いながらカイトと共に絶頂に達して、三度目の中出しを受け入れた。  
 
「メイコ、凄いイキまくったな?」  
カイトがあたしのおまんこからおちんぽを引き抜くと、秘口からザーメンが零れ、シーツにザーメンの水溜まりを作った。  
「はあぁ…カイトぉ、絶倫過ぎぃ…まだ…小さくならないの?」  
あたしは仰向けになり、恨めしそうにカイトの勃起おちんぽを睨み付けた。  
「3ヶ月分溜まってるからな…何よりメイコが好きだし。また仕事続きだから、出来る限りいっぱいしたいからね。」  
シーツのザーメンをティッシュで拭き取って、あたしの隣に身体を横にすると先程のムービカメラからSDを出した。  
「これ、さっきまで録画してたやつ。俺またレコ続きになると思うから、寂しくなったらコレ見て一人エッチしなよ。」  
そう卑猥な事を言って優しい笑顔で頭を撫でくる。正に[天使の様な悪魔の笑顔]。  
「なっ、何言ってんのよバカイトぉっ!この万年発情期っ!」  
あたしが怒鳴るとカイトは真面目な顔をし、あたしを強く抱き締めて[STRAIGHT]に言いはなった。  
「俺は本気なんだけど。メイコが寂しがらない様にさ。」  
「う…」  
その言葉、表情に身体がまた熱くなる。  
カイトはあたしの弱いところを完全に熟知してる。  
何て言えば態度を変えるか。身体も快楽に堕ちやすい処は何処なのか。  
カイトの青い瞳があたしの瞳を覗き込む。[もう君の全てを知っているんだよ]と言わんばかりの優しさと鋭さを持った瞳。  
VOCALOIDは歌う事が一番大事だけど、今はマスターは歌わせてくれないし…カイトとのエッチする時だけ、自分に素直になって…いいよね?  
「メイコ、愛してる。」  
「んぅっ…」  
あぁ、カイトのこの言葉に弱い…でも-あなたに会えてよかった-  
あたしはカイトと唇を重ねながら快楽のベッドに沈んでいった。  
 
「はい、最後に一撮りしようか。」  
3日間サルの様にエッチしまくって、ぐったりしてるあたしをムービカメラでじっくり録画するカイト。  
「らめぇ…あぁ…」  
力が入らないあたしの足を持ち上げて、ザーメンまみれの秘口を、淫らな牝楽器の成れの果てを撮る。  
シーツまで所々汚してしまい、情事の激しさを物語っている。  
「やべ、また勃つ…」  
「も、もう駄目ぇ…」  
あたしがか弱く首を横に振るとカイトはムービカメラをオフにしながら背中を向けた。  
「わかってるよ。ところでさ、俺の背中の痕、大丈夫か?この後マスターが帰宅次第、PVの海ロケなんだけど。」  
そうだった。カイトはマスターが帰宅次第仕事なのだ…てかタフ過ぎ。何者なのよあなた…  
投げた缶の痕ありませんように…痕は…なかった。よかった。  
「大丈夫。消えてるわ。」  
「よかった。そうだメイコ、海ロケ一緒に行かない?休憩中に遊ぼうよ。」  
カイトの言葉にあたしは喜び勇んで飛び起きた。  
…これが甘かった。  
 
青い海、白い砂浜、カーゴパンツ水着のカイトと白ビキニ&パレオ水着のあたし、そして休憩中に岩影で…  
「あぁんカイトぉ…バレちゃうぅ…はぁんっあくっ」  
「メイコが大声出さなきゃ大丈夫だよ…おぉっ締まる…」  
岩影で堂々青姦、立ちバック。波音で声はかき消されるとはいえ…だめぇ凄い興奮しちゃう…固いおちんぽ感じちゃうぅ…イクッ  
「イクッ…あぁんっ」「うっ…あっ」  
あたしの膣内にカイトのザーメンが迸った。あぁ…膣内にジンジン染み渡って気持ちイイよぉ…  
零れたザーメンが太腿を伝っていく。  
「これが…目的だったんでしょ…もう…」  
「騙されるメイコが悪いw」  
意地悪に笑うカイト。でも  
-あなたに会えてよかった-牝の悦びを感じながらあたしは微笑んだ。  
 
 
 

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