深夜の住宅街。飲み会から帰る途中の>>735。
「ひろってください」そう書かれたダンボールを覗き込んでしまった。
中にいた青い髪の猫耳と目が合ってしまった。普通のペットならまだしも、こんなでっかいの飼えないのに。
どうみてもオスの成猫だ。どうしよう。悩む背中を押すように、猫耳は首をかしげ「にゃ」と呟く。
酔いの力もあり、「よーし、任せろー」という気分になってしまい、箱から引き上げるが、
バランスを崩しふらふらしたところを体を猫耳に支えてもらう。
ちょっといいにおいがするのが気に食わない。クソが。
自宅のドアまで来たけど、酔ってて鍵をうまく取り出せない。
「マスター、鍵は?」
「ん、、」
猫耳は鍵を取り出そうとズボンのポケットに手を入れる。
妙にくすぐったい。そして恥ずかしい。
何で恥ずかしいん?酒のせいか?いやちょっと待てこいつ俺のことをマスターって。
まあいいや、これは夢だから寝よう。
>>735はネクタイをしゅっと外し、スーツを脱ぎ散らかしてベッドにダイブする。
「ますたー」優男の声が聞こえる。これは夢なんだ。
「ねえ、ますたー」思わず目をあけてしまうと、先ほどの青い髪の猫耳が覗き込んでいる。
寝たふりを決め込むが、猫耳は>>735のTシャツの太ももをなではじめた
「・・・これは夢だ、これは夢だ」そう呟く>>735に「いい夢見せてあげますからね、マスター」ささやく猫耳。
指がボクサーの上から突起を甘く刺激する。本当にごめんなさい。