−なあ、MMDって、知ってるか?
『ああ、知ってるよ、あの伝説のフリーソフトだろ?』
−そうそう、その、ソフトのバージョン8.39って、知ってるか?
『いや、知らない、それが、何か?』
−じゃあ、それのバグの件も知らないって事だよな?
『ああ』
−どうやら、でっかいバグがあって、一週間程度しか公開されずに、削除された伝説のソフトなんだが…
と、はじまった
その内容は、恐るべき内容であった
そのバージョンで、ある時間にある操作をすると、なんとMMDの世界に入れるらしいのだと
そして、それを正面するかのように、主に十代後半から三十代の男性が先月のある一週間で100人ほど行方不明になっているのだと…
そういえば、俺もMMDに手を出したのは、その頃だった
友達と馬鹿話しをしていたが、頭の中では、今俺のもっているバージョンを確認したくてしょうがなかった
普段なら、日が暮れるまで話しているのだが、今日は早めに切り上げ、そそくさと、家に帰る
そして、パソコンを立ち上げると、やはり、俺のMMDは例のバージョン8.39であった
俺は、夜中の三時を待って、禁断のモデルをダウンロードしてみた
すると、パソコンの画面が四回ほど眩しく光り、俺は意識を失ってしまった…
次に目覚めた時には、二人の女の子が、俺を覗きこんでいた
その視線に気付いた瞬間、俺の心臓が爆発するかのように、勢いよく鼓動を高めた
そう、覗き込んでいたのは、俺がひそかに恋をしていた、初音ミクと鏡音リンであった
今までは、オタクとかって、思われるのは嫌だったので、ミクやリンの話しなどおくびにもださなかったが、内心では、その話しが聞こえる度に、耳をでかくして、聞いていたのであった
そんな、いわば俺にとっての、アイドルとでも言うべきミクとリンが心配そうに俺の事を覗きこんでいたのであった
そして、俺が目を覚ましたのに気付いたミクは
『大丈夫ですか〜』と、少し変なイントネーションで話し掛けてきた
俺は大丈夫だと、そして、ここはどこだ?と尋ねた
すると、リンはニコニコ笑いながら、ゲキド街だよ!と、屈託の無い笑顔で答えた
そして、俺は、しばらくの間、ゲキド街でのバカンスを楽しむ事に決めたのである
ミクとリンは俺を当然のように、家に迎えてくれた
家には、ボカロが勢揃いだった
メーチャン、カイト、ミクさん三姉妹、リンレン、ハクさんにネル
かなりの大家族である
そして、夕方になると、ハクさんとメーチャンの宴会がはじまる
おれも、嫌いじゃ無いので、あわせて飲む
カイトの裸踊りやら、昭和のカラオケやらで盛り上がる
夜中、トイレに起きた俺は、飲み過ぎて痛くなりつつある頭を押さえて、トイレに向かう
無造作にトイレのドアをあけると
『きゃっ!見ないで!』と、少し変なイントネーションで、言われた
言われて、俺は、痛い頭から一瞬で酒気が抜けた気がした
そして、同様に頭痛も全て消え去った
憧れのミクが、トイレで座っていたのであった
俺は、この瞬間に、頭から自重回路が飛び出したきがする
そして、本能の赴くままに、ミクのトイレを見てしまった
両手で、ミクの膝を左右に広げる
そして、さっきまで、ミクのしていたおしっこの香ののこる、秘密の場所に顔を近づけ、ついつい、舌を伸ばして、味わってしまった
すこし、薄い味付けの塩水に、甘味が入ったような、なんとも言えない味がした
いや、味というより、その状況に酔っていたのかもしれなかった
そして、その間中、力無く、ミクは『だめです、やめてください、ああ、そんなところ、汚いですから、やめてください』と、少し変なイントネーションで、拒否的な言葉をはいていたのだが、身体の方は抵抗しなかった
俺はチャンスと思い
ミクを抱き上げ、二階のミクの部屋に連れていく
そして、ミクのベッドにミクをおろした
となりの小さなベッドではちびみくとぷちみくが、寝相悪く折り重なるような形で寝ていた
俺はすでに荒くなった呼吸で、ミクに『なあ、いいだろ?ちょっとだけだからさあ…』と、頼み込むようにつぶやき、ミクの服を一枚、また一枚とはいでいくのであった
そして、ついに、ミクの上半身の衣服を全て脱がした
ミクは、俺から目を逸らせながら、顔を赤らめ、両手で、その小さな胸を隠している
しかし、今の俺には、ミクの気持ちを気遣うよりも、まだ見たことのない、ミクの小さな胸の(多分)小さな突起が気になって仕方なかった
抵抗するミクの両腕を俺の両手が掴み
『本邦初公開!ミクのおっぱいだ!』
と、一人おっぱい祭で盛り上がり
一気に、ミクの両腕を左右に広げた
そして、俺はそれを見て、愕然とした
胸の先っぽには、黒くて四角いシールみたいなモノが貼ってあり
そのシールみたいなモノには『視聴できません』と書いてあったのだ!
俺は今更…と、おもいながら、そのシールみたいなモノを剥がそうとすると
『それを剥がすと、運営に削除されちゃうよ』
と、ミクが小さな声で、やはり、変なイントネーションで俺に囁いた
しかし、今の俺の勢いを止めることは出来なかった!
そして、勢いよく、シールみたいなモノを剥がすと
一瞬だけ、ミクの可愛くも小さく、限りなく肌色に近い薄ピンク色の乳首が見えたのだが…
♪ぽっぺぽっぺ〜
聞き慣れた曲の後に
『どうせ時報女です…』
そして、それが、俺の聞いた最期の音であった
その後、俺の姿をみたものは、誰もいない…
BADEND
そんなわけで、貴方に、例のバージョン8.39を譲ることにした
しかし、譲るとなると、中身を確認したくなるのは、人の性(さが)
そんなわけで、俺のパソコンで、起動してみた
ついでに、時間も例の時間に、例のダウンロードをしてみた
すると、どうだろう
パソコンの画面が、激しく点滅して、俺は半分痙攣しながら、意識を失ったのであった
そして、意識を取り戻した時に、初音ミクが、俺の顔を覗きこんでいた
(どっかで、見たパターンだと、言わないで)
そして、流れるように、ボカロファミリーの家に連れていかれて、宴会して、夜中に、暗がりのトイレでミクのまんこをなめていた
これは、フラグか?
無意識のうちにミクをベッドに連れていったあたりで、ふと我に返った
すまん、>>45、UBS、渡せないかもしれない…
そして、削除疑惑のシーンに行き着く
俺は、自分の自我を振り絞り、ミクの胸についているシールを取らないように、気をつける
ミクの胸は視聴出来なかったが、味わう事は出来た
やたらに小さな乳首、こりこりとした食感
それを味わうたびに、熱い吐息が聞こえてくる
少し変なイントネーションが気になるが、さらに、ミクの胸を攻めて
ついでに、ミクの最後の砦である、パンツ(あえて、パンティと記載しない)を脱がせた
やはり、ミクのまんこのあたりに、黒い『視聴できません』のシールがあったが、気にせず、シールの上から、ミクのまんこを舐めしゃぶる
ミクの安定しない高音が不協和音をかなでる
ミクの不協和音が終わる頃には、ミクは完全に息が上がっていた
俺は頃合いだと、思い、自分のズボンとパンツを一気におろす
するとどうだろう?
俺のチンポにもやはり『視聴できません』のモザイクみたいなやつが…
うーむ、どうやって、俺はトイレを済ませれば良いのかな?
等と、今はどうでも良い考えに支配されていた
『ねえ、これで、おわっちゃうの?』と、ミクの相変わらず変なイントネーションで、俺に語りかける
俺は、このまんま、挿入までやってしまったら、削除されちゃうのかな?と、目に見えない運営を遠めに見ながら、躊躇って居たのである
終わり!?