「黄色髪たちが組んず解れつ」  
 
ある日、家に一人レンだけがいた。。KAITOや、メイコ、ミクやリンは今日はレコに行っている。  
夜遅くまで帰ってこないらしい。彼は一人自分の部屋で胡坐をかいていた。  
先ほどから傍らの時計チラチラみている。落ち着かない様子だった。  
ふと、手にしていた楽譜を持つ手もおぼつかない。  
呼び鈴が2度鳴った。  
飛び跳ねるようにレンは立ち上がると、玄関へ向かう。  
玄関の覗き窓を覗く。そこには、黄色髪の少女が映っていた。  
サイドテールでレンが良く知っている女の子だ。  
亞北ネル。その人だった  
玄関を開くと、驚いたような顔したネルが立っていた。  
「ネル。いらっしゃい。あがってよ」  
ネルはその言葉に少し顔を赤らめて、レンと目をあわせる。  
彼女は嬉しそうにレンに返事を返した  
「レ・・レン君。お邪魔しま「レンきゅぅううううんーー!!」  
ネルの背後から、物凄い勢いでレンの視界に飛び込んでくる物体が現れた。  
レンの体に向かって勢いよくなにかがぶつかってきたのだ。  
開けた玄関から、後方へ見事にふっとんだ。  
「ぐはっ・・・!?」  
倒れたレンに、素早く馬乗りになり、満面の笑みでレンを見下ろす。  
「オーウ!マウントポジションですね。騎乗位ともいうわねー」  
このハイテンション。この口調、そしてこの黄色髪。  
最近、家に遊びに来るようになった人だ。ミク姉ともリンとも、そしてレンと同じ人間。  
ボーカロイドのリリィであった。  
時間流れて、レンの部屋に男一人、女二人。。円卓を囲むように向かいあっていた  
先ほどの体当たりの主の名前はリリィ。黄色いセミロングヘアで年齢はミクより年上と聞く。露  
 
出の多い大胆な服に、理想なモデル体型。実にセクシーなファッションで着飾っている。  
そんなリリィにレンは、組み伏せられていた。  
「レンきゅん。今日も元気だねー」  
フレンチキッスの嵐に、どっちが元気なんだ、というツッコミする気も失せてしまう。  
先ほどの体当たりのダメージが抜けきらないレンは、リリィは纏わり付かれていた。  
そして、それを必死に引きはがそうとするネル。なんとも美味しい展開である。  
「突然飛び込んでこないでよ。リリイさん」  
あははー、と悪びれる様子もなくリリィは笑う。  
「ごめんね。レン君。すぐそこの角でばったり・・・。」  
ネルは少し申し訳なさそうにレンに言う。  
どうやら、ルンルン気分でレンの所へ向かっているところをリリィに発見されたらしく、  
「レン」というキーワードを出した途端、引きずられるように家の前まで連れて行かれたらしい  
 
このハイテンションでは、なぜこのあたりを歩いていたのかはリリィには聞けそうにない。  
「とにかく。人前でキスしまくるの、やめてほしいんだけど・・・」  
ソーリーと言いながらも、リリィはまたレンの頬にキスをする。だめだこりゃ  
小一時間程、他愛もない話しているとリリィが切り出した。  
「ところで、私邪魔しちゃったみたいだけどお二人はエッチする予定だったの?」  
レン・ネルは同時に飲んでいたお茶を噴出した。  
「ゲホッゲホッ、一体なにを・・?」  
「あら?ビンゴ?」リリィはニンマリと笑って二人を見る。  
この笑顔を、レン、ネルは悪魔の頬笑みのように見えた。  
「あれ?違うのー?ねぇねぇ、どっち?するの?しないの?」。  
 
目をキラキラと輝かせながら、二人にリリィはそう言った。  
「・・・いや、別にそんな気は・・・」レンは答えた。  
「そ・・そう。それにこんな明るうちから・・・」ネルも答えた。  
リリィはなぁーんだ、とブーたれた表情を作る。  
はいそうです、とも答える以前に、ムードと言う物をこれから作ろうと思っていたのに。  
逆に、ネルが彼女のように積極的なら求めてくるなんていうシチュエーションもあるが。  
レンの知っているネルは、普段は強気だがレンと二人っきりだと物静かな女の子である。  
チラッとネルに視線を移すと、ネルは顔を赤らめてうつむいているのが見えた。  
リリィに視線を戻すと彼女は姿勢を変え、まるで猫のようにレンにゆっくりと近づいてきた  
本物の猫が甘えるように、頭をニュと突き出してレンの眼前5cmまで接近した。  
レンはその動きに驚き、部屋の後ろにあるベッドまで追い詰められた。  
リリィが再び、同じくらいの距離まで近づく。レンに逃げ場はない(?)  
ネルを横目でリリィは見ると、舌をペロと出してレンのズボンを両手でつかむ。  
「ネルちゃんがその気じゃないなら・・・・・おりゃっ!」  
 
掛け声とともに勢いよく、ズボンを膝下まで降ろすと、そこにはレンの男の象徴が露わになった。  
 
「うわああ!?」  
「ウへへへ。レイ○しちゃる♪」  
露わになったレンの下半身にネルは反射的に、両手で顔を覆って反対側に反らした。  
顔は鉄鍋のように赤面している  
「いやん♪可愛いーー。」  
リリィは、子猫でも見つけたかのようにレンのソレを見て歓喜する。  
「ちょっ!なにやってんのさ?」  
リリィの突然の行動に、立ち上がろうとしたが膝下のスボンが彼を再び床に転ばせた。  
「よいではないか♪よいではないか♪」  
悪代官のようセリフを声を低くして、リリィは言った。  
言葉と同時に、まだ萎えたままのレンのソレを素早く握る。  
顔を近づけ、舌で裏筋をペロッと軽く舐めあげた。  
うあっ、とレンが声を上げる。  
反応は上々と見ると、リリィは顔を更に近づけ先端に舌を一周させた。  
レンの体が刺激と共に感電したかのように震える。  
握っている手が、今度は指が動き始めソレをマッサージするかのように動き出す。  
主には舌で先端をつついたり、舐めたりしてレンの反応を更に上げていく。  
レンも両手でその動きを制止しようと伸ばしているが、その刺激にあがらえずにただリリィの髪を撫でるばかり。  
リリィは、そんなレンの動きさえも楽しみながらソレを愛撫し舐め続ける。  
「うっ・・・・あ、り、リリィ。マジでや・・やめ・・・あああっ!」  
絞るような声でレンが喋るのと同時に腰が浮いた。リリィの顔に、白い粘質状ものが飛び散る。  
ネルがレンの声に振り向いた。  
自分の目の前で、レンが顔を紅潮させて体を痙攣させていた。  
レンは、その動きをネルに見られている事すら意識できていないほどだった。  
彼にそんな反応をさせているのが、顔中に白い液体をつけているリリィである事は一目瞭然だった。  
「ありゃ。もーう爆発しちゃったの?レンきゅん敏感だねー?」  
リリィの楽しそうな姿を見て。ネルは体をワナワナと震わせ言った  
「だ・・だめーー!!」  
ネルが声を上げる。リリィは、驚いたようにソレを握りながらネルの方を見た。  
 
「だめ!だめ!だめ!だめ!レ・・・・レン君には私がする!」  
握りしめた二つの拳をプルプルと震わせ、もう目から流れんばかりの涙目でリリィに訴えた。  
 
一瞬キョトンとした表情を浮かべていたリリィだが、ネルの表情を見てまた笑顔を浮かべる。  
すると、今度はネルに近付いてネルの手を取った。  
レンの元へ、導くようにネルを誘導するとネルの両肩を二回軽くたたいた。  
「それでいい若人よ。素直になりたまえ。アッハッハッハッ」  
そう言って、ネルを先ほど自分がいた場所へ座らせた。  
ネルの眼前に、絶頂の余韻で肩で息をするレンが横たわっていた。  
しかし、ソレはまだ天井に向かってしっかりと波打ちながらいきり立っている。  
 
ソレを見つめて数秒。ネルの喉が鳴った。自分以外の女に不覚にも絶頂に導かれてしまったというのに。  
 
「・・・すごい。まだこんなに・・・・」  
今度はネルがソレに両手に触れると、ソレから血液が激しく循環している鼓動が伝わる。  
同時に、人の体温とは思えない帯びた熱を感じた。  
両手で包み込むように、触れるとソレがビクッと動いた。  
ソレに恐る恐る顔も近付けていく。上目にレンの紅潮した顔を見ながら。  
震える唇で、あむっと先端を咥えてそのまま静止した。  
レンの体が声と共に再び反応を示した。  
ネルはその反応を確認するかのように徐々に唇と手を使って愛撫し始めた  
舐めると言うより咥えてみると、レンの反応は先ほどとはまた異なる反応を示した。  
 
少し意識がはっきしりたのか、ふと、レンが顔を起こしネルと目があった。  
「え・・、ネ・・・ネル!?な・・にを・・、」  
咥えたソレが、一回り膨らむのをネルは感じた。  
ネルは、んふっ、と息を漏らすと咥えたままストロークを開始した。  
ジュッジュッジュッと、ソレと唇との摩擦音が鳴る。  
「ひ・・・ひもいい?」  
咥えながら、ネルに問いかけてみた。  
「あっ、あ・・・。ネル、それやばい・・。」  
レンがネルの行為に、強い反応を示しだした。  
ソレを包んでいた両手は、レンのふとももに置かれ安定を得たネルは更に加速した。  
レンからしたら、普段しないネルの行為に体が興奮を隠せないでいた。  
 
不器用ながらも窄めた唇から涎がたれるも、ネルの行為はあえぐレンの声に比例していった。  
ネル自身も、自分の下半身の部分が熱を帯びて濡れている感覚を覚えた。  
興奮している。思えばレンにこんなにも積極的にしたことがなかったせいだ。  
頭の中は、朦朧してきたかのように行為に夢中になっていく。  
 
「だ・・・だめだ。ネ・・ネル。これいじょうはぁ・・」  
ネルは口の中で、ソレがピクピクと鼓動する。この反応はもう・・・  
一度、強く先端から根元まで咥えこんだ。ジュルと音がなった。  
 
あっ!とレンの両手が、ネルの顔を触ったと思った瞬間、彼の腰がまた浮いた。  
ネルは、咥えたソレからなにか熱い粘質のようなものが口内に広がる感覚を覚えた。  
どろっという感覚の刹那に、飛び出す何かがネルの口に溜まっていく。  
「・・・んぐっ?」  
レンは、ネルの口に精を放出した。2度3度・・・幾度も思えるほどの噴出ぶりである  
ネルは、今の姿勢を崩さぬようレンの腰の上に手を張り、この反応が鎮まるまで動かなかった。  
ほどなく、レンの腰が落ち、彼のソレとネルの口との間から白い液体が僅かに漏れ光る。ネルの少し頬が膨らんだ顔がゆっくり離れる。  
 
苦しそうに彼女は両手で口を覆いながら、口をモゴモゴと動かす。  
唾液と精液を混ぜ合わせる。まるで、味わっているかのように。  
そして、数度に分けて喉を鳴らしていった。プハッと口開けた。ネルは飲み干した。  
 
肩で息をするレンが、精飲したネルを見上げた。その脇で座るネルもレンを見下ろす。  
「・・・・飲んじゃった・・・」  
ネルが恥ずかしそうにつぶやいた。レンはその言葉に一段と赤面した  
 
そのわきで、リリィが満面の笑みで拍手をしていた。  
「ネルちゃんがんばったねー」  
そう言って、ネルの頭を撫でるとまだ横たわるネルを見下ろすように立った。  
レンは、?と頭に出してリリィの見上げる。  
 
「レンきゅんにご褒美あげちゃう♪」  
 
その言葉にネルも反応した。  
思えば、突如レンのソレを舐めはじめた挙句絶頂まで導かれなかったレンを見て  
思わず静止したネル。  
今度は一体を何をするつもりだと、リリィを見てハッとした。  
 
気付くと、リリィと足元にショーツがパサッと落ちていた。  
紐で締めてあった下着なのかだろう。緩めただけで、すでに下着は床に落ちていた。  
片足で絡んだ下着を蹴り捨てると、先ほどと同じようにレンの元へしゃがむとソレをつかんだ。  
先ほどの吐精で、少し萎え気味だったがソレだがまだまだといった具合だった。  
リリィが再び、愛撫するとソレは再び盛り返した。  
 
「まだまだ元気♪」とソレを真下に位置するように移動する。  
ゆっくりと腰を下ろ・・・  
 
「だめぇーーーー!!」  
ネルの体当たりだった。今度は、彼女の反応は早かった(?)  
バランスを崩したリリィは、レンの傍に倒れてしまった。  
ネルがまた涙目でリリィを阻止した。  
「ちょっと、今度は私の番じゃないの?」  
不満そうな表情を浮かべたリリィはネルに抗議する。  
 
「さ・・・さっきからなんなのよ!?レン君に。。レン君に。。。!」  
「レン君も少しは抵抗してよ。やられっぱなしじゃない!」  
レンにも抗議する。  
「そう言われても体が敏感に・・・・」  
こう返したが、ネルは癇癪を起したかのように、更に口調を荒げた。  
思えばリリィが云々と、ネルがリリィに食ってかかる。  
それをリリィは、そもそも男女の契りとは云々と、難しそうな会話で返す。  
レンが寝ているベッドに、ネルのリリィが転がると取っ組み合いのような口げんかが始まった。  
 
・  
 
嘩している二人を置いてダイニングに逃げ着いたレン。  
壁、テーブルやイスの背もたれを支えにしながら移動していた  
宇宙からの帰還を思わせるような疲労感だった。腰が抜けたような、重力が重い。  
 
「た・・確か、男の精を食らう妖怪っていたよなぁ・・・」  
 
不覚に下ろされたズボンは部屋に置いてきてしまった。  
下半身を剥き出しで歩くものだから寒気を感じる始末だった。今日ミクとリンがいなくて良かったと思う。  
 
「た・・、たしかボカロミンが一本残っていたよ・・・な。」  
※ボカロミンとは、ボーカロイドの体をサポートする健康栄養飲料であり、疲労(ry  
 
冷蔵庫を開けると、予想通り茶色い小瓶がひとつあった。  
これ幸いと手に取り、さっそくキャップを開ける。  
一気に飲み干すと味の違和感を覚えるのと同時にシンクに見慣れた茶色い空の小瓶が目に入った。  
 
パッケージには「ボカロミン」。冷蔵庫に入っていたはずの一本である。  
 
「・・・・え。これボカロミン・・・じゃない?」  
 
後の祭り。飲み干してしまっていた。  
 
「あれ・・・?そこにボカロミンがあるってことは・・・。これは・・・」  
 
「アッーーー!!」  
 
ダイニングにレンの叫び声がこだまする。  
「どうしたの今の悲鳴はレン君?」「レンきゅんの艶っぽい声と聞いて」  
さっきまで、口げんかをしていたネルとリリィがダイニングの入口までやってきた。  
ってきた。  
ネルがダイニングを覗き込むと、、そこにはイスに腰かけ、うなだれ気味のレンの背中があった。  
ネルが即座にレンの元へ駆け寄った。傍によっても、レンはうなだれたままだ。  
心配そうにネルがレンの顔を覗き込む。まるで、意識を失ったように脱力している  
レンの体を揺らして、名前を呼び掛ると、レンの体がピクッと反応した。  
ゆっくりと、ネルの方に顔を向けると、ネルはその顔を見て不思議そうな表情を浮かべる。  
「ネル・・・・。」  
レンの口調はまともだった。力なさそうに見えるが、声には張りがあった。  
安心したのかネルが微笑みかけた。するとレンが手を掴み彼女を一気に引き寄せた。  
 
「よか・・・ッんむむむーー!?」  
引き寄せられたネルの口は、レンの口で塞がれた。  
 
突然にキスに、ネルの顔から蒸気上がる勢いで顔が赤く染まった。  
更に、舌が入りこみ口内を舐めまわさんと勢いだった。レンの右手がシャツを下から捲り上げ、  
 
ネルの小さな胸が露わにする。  
「ぷあっ!れ・・レンくん!?どう・・したんっー」  
引き寄せると言うより、抑えつけられるようなキスにネルは喋る暇も与えられない。  
一気に、半裸状態にさせられたネルは、座ったままのレンに為すがままにされてしまった。  
舌は口や首に、手は胸や下半身、背中に、頬にまるでタコが絡みつくが如く。  
特に、先ほどの口の行為で濡れ始めていた下半身を触られネルは艶な声を上げる  
見る見るネルの顔は紅潮し、複数の刺激に痙攣しはじめる。  
「レン君。い・・きなり、どうしっちゃ、んっ・・・」  
 
肩を掴まれキスをされた後、、ネルはテーブルに突っ伏すように倒されお尻をレンに向ける形になった。  
スカートがまくり上げられると、そこに大きな染みを作った黒いスパッツ。  
そして、両手で蔽い隠せそうな小さなお尻。ネルはかなりの細みな体型だ。  
 
レンは片手でスパッチを無造作につかむと下着共に膝下まで一気に下ろした。  
ネルがひゃあと声を上げる。ネルの濡れた割れ目がレンの眼下に写る。  
露わになったお尻を片手につかむと、もう片方はソレを割れ目に押しあてた。  
「・・・・ネル。我慢・・・できねぇ」  
「え・・・え?我慢できないって・・・ちょっと待って?」  
ネルはその言葉に振り返ろうとしたとき、レンの腰は送られていた。  
充分に潤っていたのだろう。ネルは一気に最奥の子宮まで突かれた。  
「いひゃああああっ!?」  
ネルの体が弓なりに反り返ると、今度はテーブルに力なく突っ伏した。  
まるで電動バイブレーターのように、ネルの体は激しく痙攣していた。  
 
胸のあたりまで貫かれたと思うような勢いで「ソレ」がネルの体内に差し込まれた。  
腰を引くと、今度は腰を持って行かれそうな感触でまた体が痙攣する。  
「れ・・・レ・・。レ・・・」  
指先までピクピクさせて、ネルは力なくレンの名前を呼んだ。  
振り返った先のレンは、顔を紅潮させ、ネルを見つめて息を荒げていた。そしてこう言った。  
 
「・・・ごめん。ネル、止まんねぇよ。」  
腰がおくられた。ズニュウウと最奥に侵入していく。ネルが再び声をあげた。  
 
一定のリズムで打ち付けられる腰が、ネルのお尻にあたりパンパンパンと音を鳴らす。  
「ひんっ、ひんっ、ひんっひっ・・・!」  
ネルの腰に手をまわし、とにかく最奥まで突き上げるように突き上げていく。  
ネルの両足は爪先立ちになって体重がレンにかかる。  
突っ伏しているテーブルがガタガタ揺れ、レンの攻めの激しさを物語る。  
結合部からネルからの愛液が流れ脚を伝っていく。それは、レンの攻めに比例して量が増していった。  
「あっ、あっ、あっ、やっ、やあん・・・」  
 
高い喘ぎ声がダインングにこだまする。  
 
レンが手をネルの肩に乗せ、姿勢を変えると挿入角度が調節された。  
今度はいささか下向きに責められたが、強烈な快感がネルを襲うことに変わりはなかった。  
「れ・・レ・・・ン君。。。。」  
絞り出すように名前を呼んだ。  
それに反応したのか、更にレンが動きを早くした。  
更なる強い刺激に、ネルの頭の中が処理の負荷を限界を超え爆発するような錯覚に襲われた。  
最奥を突かれるたびに飛びそうな意識が、もう体ごとどこかへ吹き飛んでしまいそうなそんな状態だった。  
「そんな・・・奥ばかり、つ、つ・・・突いちゃっ・・・だめ」  
 
ズチュズチュと卑猥な音に変わった。ネルの体内はレンのソレを逃がさないよう締め付け  
まるで生き物みたいなに不思議に変化していった。  
ネルはまどろんだ表情で、押し寄せる快感にただただ身を任せる状態になっていた。  
フッフッと、突くたびに発する声がネルには届いているだろうか?  
 
浅く早く、時にゆっくり。深く早く、遅く、を繰り返していくとネルの声はどんどん艶やかな声に変わっていく。  
 
遠のく意識に、体内のソレが口淫の時のようにピクピクと動き、一回り大きくなるのを感じた。  
「ふぁっ・・・レン君。も・・・もう」  
「ネル・・・。もう一回出させて。」  
レンがつぶやくと、腰を掴んでいた手をテーブルに置き、ネルに覆いかぶさるように姿勢を変えた。  
脚を開いて腰を送ると、ネルの反応がまた強くなった。  
部屋に隠した成人向けの本に書いてある知識を実行した。後ろからでは脚を開くと挿入深度が増すそうだ。  
振動で壊れそうな勢いでテーブルが揺れる。レンがその勢いでネルを追い立てる。  
ハッハッハッと声が荒く、ネルは超音波みたいな高い声であえぎ続けている。  
ネルの小さなお尻に腰を打ちつけているレンは獣のようにペースを上げていく。  
 
「あっ・・あっ、あっあっあっ。も・・・いっ・・」  
「ね・・・ネルぅ・・・ううっ!」  
 
パチンと一際腰が強く打ちつけられた。刹那、レンのソレがブクッと膨らんだ。  
膨らんだと思うと、そこからレンの欲望が放たれた。  
「あっ!?やぁああああーーー!?」  
 
ネルが声を上げる。自分の体内に、熱い液状のものが注ぎ込まれたのだ。  
繋がったままの腰が持ちあがり、完全に両の足が床から離れた。  
レンが精を放ちながら更に一度腰を送ったからだ。  
ドクドクと、脈打つというより流れていくような射精だった。  
「あああっ・・あっ。で・・中で・・・で、で、で・・・でっ・・」  
 
一滴もこぼすまいと、ネルの中がソレを締め付けていく。  
機密性のある部分に、注がれた液体は勢いよくソレと体内の隙間からピュッとこぼれる。  
「・・・ネル。くっ・・・くぁ・・・」  
レンもまた射精の快感に全身を震わせくぐもった声を出す。  
ネルの腰を両手で保持しながら、最後まで出し切ろうと腰に力を入れる。  
最後にビュッと出し切ると、大きく息を吐いた。  
 
と、ネルの両膝が折れてソレが彼女の中から抜ける。  
結合部だった所から、白濁した精がドロリと溢れ床をぬらす。  
ネルはテーブルの脚に持たれるように座り込んでしまった。  
顔は見えないが、ゆっくり肩で息をついている。  
レンは、それを朧げな表情で見下ろした。  
「ワォ・・。レンきゅんのお尻がまるで獣みたいに動いていたよー。」  
いつから見ていたのか、ダイニングの入口からリリィが一部始終を覗き込んでいたようだ。  
さすがの、彼女も顔を赤らめ二人の行為をまじまじと見入っていたようだ。  
ちゃっかり、右手が下半身に伸びている  
「男の子とはやっぱり、草食系(笑)じゃなくて肉食系・・・」  
舞い上がるテンションを振り返ったレンが静止させた。  
静止させたものはレンの下腹部にあった。  
「・・・・ォオウ。」  
1@歳の持ちモノとは思えないほどのソレが未だに反りあがっていたからだ。  
角度、長さ、太さ、色(?)。共にこの年齢の規格外である。  
おまけに、レン自身からも不気味なオーラを放っている。  
「おまたせ・・・。リリィさん♪」  
不敵な笑みと共にレンが歩みだした。それは獣でなく武士のような静かな歩み。  
リリィの表情が曇った。  
「レンきゅん?なんか雰囲気違うよね?」  
レンは滑るようにリリィに近付いていく。距離が縮まるほどにリリィの血の気が引いていく。  
「どうしたの?楽しみにしてたんじゃないの・・?」  
満面の笑みを浮かべ、レンがリリィに接近する。  
あと一歩のところで、リリィは腰が抜けたように床に倒れた。  
「アハ、アハ・・・アハハ。レンきゅん。ちょっと落ち着こうか・・・ね?」  
同じくレンが床に両膝を下ろすと、両手がリリィの柔らかな脚を掴んで引きよせる。  
幸か不幸か、さきほど下着を脱いでいたせいで、すでにリリィの割れ目がレンの視界に入っていた。  
まだ萎えないソレを握ると、レンは目を合わせ再びニコッと笑った。  
「・・・レン・・・くん?」  
リリィが引きつる笑顔で返した。  
もう一度、体を引き寄せられると下腹部に衝撃が走った。  
ソレから離された右手が再びリリィの脚に回されると、三度と引き寄せられた。  
「うわぁ・・・ッあああ!?」  
また、強い衝撃がリリィを襲った。  
ネルと同様に一気に貫かれた。口を天井に向かってパクパクと開く。  
ズズズズ・・・と奥の奥へと体内に埋め込まれるような感触を下腹部に覚えた。  
「レ・・レレ、レンきゅん。ちょ・・・っとこれ」  
「・・・リリィさん。どう気持ちいい?」  
グイッと腰を動かすと、リリィの頭で星が飛んだような刺激が襲う。  
リリィの震える右手がネルの肩に触れた。  
先ほどの逆である。迫りくる快感に力の入っていない様子が見て取れた。  
「どんな感じ?俺もさっきこんな感じだったよ。もう体の力入らないよね?」  
レンの質問に、リリィは哀願するような目で首を縦に小刻みに振った。  
 
「じゃあ。今度は俺が楽しませてもらうよ?」  
床に押し倒されると、レンは片足を持ち上げて腰を動かした。  
 
「あっ、ああっ・・!?レ・・・ちょっと待・・・っっ!?」  
 
ネルに負けないくらい、体を弓なりに曲げた。伸ばしていた右手は天井を仰ぐ。  
勢いも精力もまだ衰えないソレでリリィを攻める。  
リリィは体をよじるように、レンの動きに合わせ喘ぎ始めた。  
しかも、感度はネルより良さそうだ。  
大きく脚を開かせ、奥へ奥へソレを差し込んでは、抜きまた差し込む。  
ストロークごとに、リリィも艶っぽい声を上げていく。  
「だめっ、それだめっ!は・・・反則!」  
「あははは、リリィさん。面白いこと言うね」  
涙目に顔を真っ赤にして、快感にあがらうリリィを見てレンが笑う。  
その笑い声を聞いてリリィは唇を噛んでウゥーと呻く。  
 
グチュグチュと結合部が奏でる卑猥な音にリリィの声がシンクロする  
レンは、下腹部から臍、胸当てにまで指でなぞるように人差し指を動かした。  
それをまた臍あたりに戻して臍周りに円を描くようになぞった。  
「はっ・・・はっあ。れ・・れん」  
ほとんど、下着に近いファッション。今のレンでなくても、年頃の男子には刺激的すぎる服装を  
まじまじと見つめる。  
胸当ての中央の金具に指を引っ掛けると指をはじいた。  
器用に、金具の接合を外すと、リリィの胸が露わになった。  
 
あっ・・と小さな声を出すのを聞くと、レンは乱暴に胸をつかみ揉みほぐす。  
決して豊満ではないが、手に納める手ごろなサイズの胸だった。  
 
空いた胸に、レンは顔を近づけ唇でむかえ、先端をこれも乱暴に吸い上げた。  
リリィが高い声をあげた。  
先ほどのお返しと言わんばかりに、舌で舐めあげ、しゃぶる。それを左右交互に満遍なく攻めていく。  
力の入りきらないリリィの両手が、レンの髪をわしわしとかき上げる。  
引きはがそうと試みるもも、レンの愛撫がその思考も行動も静止させる。  
 
「おっぱ・・い、だめ。そ・・それもは・・・ひゃんそくぅ。」  
すでに、呂律が回らなくなっていた。レンはニヤリと笑って、乳首を強く吸い上げた。  
レンには見えないが、リリィの伸びた脚の指が開いて痙攣する。  
 
「リリィさんも敏感だね。いや・・淫乱ってやつだね」  
その言葉に、リリィの中がレンを締め付けた。顔が更に赤く染まっている  
 
調子に乗って、腰の動きを加速させていく。前後運動に連動してユサユサと胸が揺れる。  
リリィの目の焦点が合わなくなってきたようだ。そろそろ、彼女も限界のようだ。  
両腕が伸び、レンの腰辺りに触れていた。  
それの両手をやさしく握ると、レンは今一度ニコリと微笑みかけた。  
「もう・・・・限界?」  
少し間をおいて、リリィは目を合わせ、小さく2度うなずいた。  
その顔は、すでに快感に緩みきりこのまま融解してしまいそうなほど体は脱力していた。  
握った彼女の指を軽く2度握って返すと、そのまま両手首に掴みなおした。  
そのまま、引っ張るとリリィの体が少し起きる。  
乱れた黄色髪が彼女の顔にかかり、服は乱れ色っぽい恰好を晒す。  
ハァーとハァーと呼吸を繰り返す、彼女を見てレンは喉を鳴らす。  
「そろそろ、お返ししなきゃね。」  
レンのソレが、ムクムクと一回り怒張した。  
うんっ、と息むと、リリィを腰で一気に突き刺した。  
テーブルを揺らしたみたいに、小刻みに腰を動かしスパートをかける。  
まるで、機関銃のように断続的に最奥をソレで刺激していく。  
リリィが狂ったような反応を見せた。喘ぎ声もすでに声になっていない声しか出ていない。  
 
「・・・レン君。」  
ふと背後から声がかかった。振り返ると、そこにはまだ絶頂の余韻が抜けきれないネルだった。  
まだ、満足に動けないのか這うようにレンに近付いてきた。  
「・・・ネル。さっきは乱暴でごめんね」  
その言葉に、ネルはリリィを未だ攻めるレンの肩に手を当て小さく首を横に振った。  
更に、近付くと唇を突き出しキスをねだった。  
 
レンは腰を止めると、それに答えた。ネルは両腕を首にまわして長いキスをした。  
「んむっ・・・レン君・・・」  
唇が離れると、トロンとした表情で小さく笑みを浮かべる。  
「リリイさん、どうしようっか?」  
レンが尋ねると、ネルは息も絶え絶えなリリィ、そろりと近付いた。  
すると、さっきのレンのようにネルが今度はリリィの乳房を咥えた。  
リリィが驚きと同時に体を震わせた。  
ペロペロと子猫がミルクを舐めるようにリリィの胸をいじるネル。  
口を離すとレンにこう告げた  
「・・・一気に、やっちゃったら?。」そういって、再びリリィの乳房を咥える  
「へっ?い・・・いまなんて・・!?・・・ひああっ!」  
レンは笑顔で返すと、再び小刻みに攻め始めた。  
レンの腰使いに、参っていたたところに、今度は二人掛かりで攻められた彼女の脳内はもうスパークしていた。  
涙目で表情をグシャグシャにさせ、すでに声をあげるだけのものと化した。  
 
四つん這いで胸を舐めるネル。その彼女の露わになった割れ目が自分に向けられていることに気付いた  
まだそこからは、レンが出した白濁液が垂れている。  
レンは見逃すことなく、そこに手を伸ばし指を割れ目に差し込んだ。  
ネルもまたひゃあっと声を上げるが、快感に負けじと胸を愛撫することを止めなかった。  
すぐに、ネルに出し入れしている音が水気を帯びた音に変わる。  
 
本能のように動き続ける腰に、痺れるような燃えるような感覚を覚えた。  
3人の荒い息が、ダイニングで輪唱を始め徐々にテンポを速めていく。  
「・・・リリィさん。そろそろ・・・・イきますよ?」  
聞こえているか不明だが、リリィにそう声をかける。  
すでに、4度目の絶頂の合図であっても勢いがあることを悟らせた。  
堰止めている欲望が、徐々にレンのソレに向かって上がってきていた。  
 
指の攻めに、同じくネルも絶頂を迎えそうになっていた。  
リリィから離れ、レンに抱きつくと指の感触にただただ身を委ねた。  
「・・・・くぅ。もう・・・駄目だぁ・・!」  
ソレと指を深く突きさすと、リリィとネル共にソプラノな音を上げた。  
 
腰から撃ち出されるような精が、リリィの中に放たれた。  
まるで、渦巻いたような液体を吐きだしているような射精だった。  
先ほどと劣らないくらい、勢いの良く長い絶頂の瞬間である。  
「かっ・・・はぁああ!?」  
リリィは舌を突き出し、吐き出される熱い液体に蛇のように身をくねらせた。  
 
「れ・・レンくぅ・・・んんんn!!」  
ネルは巻きつくようにレンに抱きつき、差し込まれた指を強く締め付けレンの右手を濡らす。  
「くはっ・・・」  
ソレを引き抜くように、腰を引くとそのままネルと共に床に倒れこんだ。  
さすがに、疲労の色を隠せないレンは、ネルの胸に顔をうずめて大きく息を吐いた。  
ネルがレンの頭を撫でで、お疲れさま、という意味を表し頭にキスをした。  
 
一息つくと、ネルが体を起こしリリィの元へ行き、身体を起こし上げた。  
「ふにゃ・・・か・・体がバラバラになりそう・・」  
ネルの支えが無ければ、また倒れてしまいそうなほど脱力しているリリィ。  
 
「ちょっと・・・やりすぎたかな?」  
腰を叩きながらレンが言う。ネルはそれ聞いてクスクスと笑う。  
レンは、ううっ〜と体を起こすと、ダイニングで出てタオルを取りに行った。  
隣にある洗面所から、小さいタオルを人数分取りだすと、鏡に写った自分の姿に気づく。  
「うへぇ・・・。使い込んだ感があるなぁ」  
すでに完全に萎え、赤みを帯びたソレが鏡の世界に写っていた。  
実体も鏡に写った通りで、4度も精を出したソレは萎びた野菜のようにくたびれていた  
「へっくしょん!!」  
忘れていた。ずっと、下半身剥き出しだったのだ。  
汗を大量にかいたものだから、身体が先ほどより早い勢いで冷えてきた。  
せめてもと、バスタオルを腰に巻き再び鏡を見ると、そこにさっきまでいなかった者が写っていた。  
 
「・・・リン!?」  
相方、鏡音リンだった。振り返ると実体のリンがそこにいた。  
 
「・・・・随分とお楽しみだったようじゃない?」  
額に青筋を浮かべて、レンが仁王立ちしている。  
「なんで・・・?お前夜までレコのはずじゃぁ・・・」  
「んー?日にちを読み間違えてていね。ってそんな事より事情を説明してもらいましょうか?」  
 
そう言うと、レンに詰め寄る。リンから殺気のオーラが出ている。  
「・・・えっと、ボカロミンを飲んだら気づいたらくぁwせdrftgふじk・・・」  
良い終わる前に、胸倉を掴まれ後ろにあった鏡に押しつけられた。  
 
パサッと腰に巻いたタオルが落ちる。あっ、とレンが声にだした。  
それに同じく反応したリンが視線を移すと、即座に顔を赤らめた。  
次に、リンからグーパンを貰ったことを最後に、レンの視界はブラックアウトした。「  
 
アーーーハッハッハッ!」  
KAITOが大笑いをする。その後ろでレンも爆笑していた。  
二人を見て、自室のベッドで横になっているレンが河豚のように顔を膨らませる。  
「よりによって、ユガミネンGを飲んだのか!?それは大変だったろうに」  
膝をバシバシ叩いて、腹を抱えてKAITOがもっと爆笑する。  
どうやら、レンが飲んだのは精力剤らしく、即効性が強いものだった。  
製造会社が同じなので、パッケージが似ていたたため誤って飲んでしまったのだ。  
それより、冷蔵庫によく見える場所になぜ置いたKAITOは憎い。  
 
「一応、ボカロミンとは違う段に置いたんだけど。ミクが飲んじゃったんだな?」  
シンクで見た空のボカロミンは朝方にミクが開けたらしい。  
「ごめんね、レン。あんたがまさか女の子を二人も襲う度胸があるわけないもんね」  
キャハハハとリンが脚をばたつかせて笑う。  
「こいつ!人の話も聞かないでぶん殴りやがって。だから、お前には彼氏が(ry」  
「ぬわんですってーー!?」  
リンがまたレンに飛びかかろうとしたところを、KAITOが制止する。  
やいのやいの、と言って所に部屋のドアが開いてビニル袋を持ったメイコが入ってきた。  
「はいはい。お邪魔するわよー」  
その後ろから、ネルがメイコの体に隠れるように入ってきた。  
その表情はとても恥ずかしそうであった。  
 
「はい、レン。今度こそこっちが本物よ。」  
ビニル袋から、出したのは正真正銘のボカロミン。本当によく似ているパッケージングだ。  
ひんやりと冷えた茶色の小瓶。  
少し警戒しながら、キャップを捻り少しゆっくりとだが、ものの10秒ほどで飲み干した。  
レンは、フゥーと息をつくとメイコの脇に正座しているネルをチラッと見る。  
「リリィちゃんも大丈夫よ。でも、ミクの部屋でお説教受けてみたいだけどね」  
メイコが苦笑いする。基は言えば、リリィが事の発端である。  
「さて・・長居は無用。あとは好きな者同士ごゆっくりね♪」  
KAITOの腕を取り、メイコはレンにウィンクすると、部屋から出ていった。  
 
だが、二人っきりという訳にはいかず、ネルの傍にリンが腕を組んで座っていた。  
「ふーん。この騒動はコイツが原因なのね。ちゃんと確認もしないで馬鹿みたい」  
レンとネルをじとっと見ながら、リンがボカロミンの瓶をもってぼやく。  
「だから、不可抗力だと何度・・」  
レンが呆れるような返事に対し、レンはやけ酒を煽るようにボカロミンを一気飲みした。  
 
「リン・・・そのなんて言っていいのか」  
ネルがおぼつかない口調でリンに話しかける。  
 
「うるっさい!まったくアンタたちは・・・」  
ドスの聞いた声を上げる。しかし、レンとネルは、リンの異変に気付いた。  
顔が見る見る赤みを帯び、熱そうに服の第一・第二ボタンを緩めるていた。  
息が荒くなり、目がまどろんできている。  
 
「リン!?なんかお前変だぞ・・・」  
「・・・ねえ、今飲んだのってまさか・・・」  
リンが床に転がした小瓶。「ユガミネンG」の文字が印刷されている。  
 
リンがすくっと立ち上がり、二人に近付きこう言った。  
「この鏡音リンが、身体を持ってあなた達の罪を裁いてあげる・・・ウフフフ」  
 
「ちょっ・・・リン。何言ってるんだ・・・・ってアッーーー!」  
「リン、だ・・だめーーー!!」  
二人に襲いかかるリンに、ネルの声が家全体に響き渡ったのだった。  
 
END  
 

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