ルカとKAITOで小ネタ
「ただいまルカさん」
「お帰りなさいKAITOさん。包丁にしますか?鉈にしますか?それともハ・サ・ミ?」
「一番いいアイスを頼む」
「アイスピックですね分かりました」
「うん、『ピック』はいらないから。それとヤンデレってそういうものじゃないから」
「さて文献によれば、次は瞳のハイライトを消して獲物を握り締めつつ標的の背後に立つのが作法ですね」
「スルーかぁ。あ、ガリガリ君あった」
「ところで瞳のハイライトを消すにはどうすれば良いのでしょうか」
「光が入らないようにすればいいんじゃないかな」
「こうですか」<=・= =・=>
「眼鏡が必要な人みたいだね」
「難しいじゃないですか」
「僕に苦情を言われても」
「ふむ。他の行動パターンとして、周囲の女性に対し攻撃を始めるなどありますね」
「ウチには僕とルカさんしかいないね」
「…仕事相手とか」
「僕らを呼び出すのはマスターだけで、マスターは男だね」
「……」
「……」
「(´・ω・`)」
「そんな顔されても」
「今までのはお遊びです。ヤンデレの本丸と言えば拉致・監禁、拘束。そして心身の支配です」
「そうだね。ご飯できたから先に食べよう」
「いただきます」
「ご馳走様でした。では、拉致用の道具を」
「その前にデザート食べない?お茶入れようか」
「いただきます」
「うっかりとまったりしてたら、こんな時間じゃないですか」
「お腹一杯になったら忘れるかと思いました」
「食べ物で誤魔化すなんてずるいです。許しません」
「そもそも、どうしてそんなにヤンデレたいの?」
「たまには私が…いえ、理由などありません。黙って監禁されなさい」
「ふむ。じゃあルカさんの部屋に行こうか」
「殊勝な心がけです」
「…KAITOさん」
「はい」
「どうしてマフラーを外してるんですか?」
「ルカさんの手首を縛るためだよ」
「…KAITOさん」
「はい」
「どうして私はベットに押し倒されてるんでしょうか?」
「デザートが物足りなかったから、別のものを食べようかと思って」
「……」
「ルカさん」
「…何ですか」
「好きだよ」
「……卑怯です」
「性分です」