「ルカさん、お店広げて何してるの?」
「某所でDivaモジュールの話題を見かけたので、久しぶりに着てみようかと」
「気分が変わっていいかもね」
「さて、どれにしましょうか」
「はいこれ」
「ネコサイバーは自分で着て下さい」
「ハードロックにしました」
「格好良いね」
「ふふふ、当然です。元々私は cool&sexy キャラ。イメージ通りと言えましょう」
「そうだね。じゃあ、おやつに作ったこのホットでスイートなケーキは似つかわしくないから、僕が食べておくね」
「」
「ウソウソ」
「これならば文句ないでしょう。さあ、大人しくpancakeを渡しなさい」
「仰せのままに、お嬢様」
「まあ、たまには可愛い系もいいです。ギャップを上手く使うのも魅力の内です」
「ルカさんはいつも可愛いよ」
「……」
「いひゃいよ」
「たまには違うことを言えないんですか」
「ひれいで、はわひひでふ」
「……」
「いひゃい、いひゃい」
「腹ごしらえも済んだ事ですし、さて次は」
「ルカさん、水着は?」
「自分で着たら如何ですか?」
「(´;ω;`)」
「elegant&sexy な和風もいいですね」
「裾丈が実にけしからん」
「KAITOさんも見てばかりいないで、何か着てみては?」
「見てるだけで楽しいから遠慮します」
「ああ。そう言えば、ご自分で用意してましたね」
「話を聞いて?」
「何でしたら着付けて差し上げますわ」
「お断りします」
「ふふふ、良いではないか良いではないか」
「あーれー」
「おほほほ。cuteでしてよ」
「何と言うセクハラ。こんな辱めを受けては、もうお婿に行けない…シクシク」
「もう行ってるんですから、関係ないじゃありませんか」
「……」
「…重いです」
「僕は暖かいです」
「私は抱きぐるみじゃありません」
「猫は寒がりなんですよ。責任もって暖めて下さい」
「…仕方のない猫です」
「にゃあ」