注意事項  
・亜種注意。  
MEIKOの亜種の、MEITO・咲音メイコがでます。  
・鏡音レン×咲音メイコのCP  
・MEITO×MEIKO要素あり  
・エロあり  
・咲音はおバカさん  
・バカップル  
・萌えない  
 
 
ー独自設定ー  
PC内を家としてます。同じマスターのボカロでもPCが別なら家も別です。  
科学の限界をこえてるため、PCから出て実体化もできます。  
 
 
 
もう、出会って約2年、付き合って半年。  
キスにも慣れてきた、だから、大人のデートをしたい。  
そして、伝えたいことがあるんだ…  
 
 
「メト兄のアドバイスを参考にしたんだ、大丈夫だよ…な」  
 
 
メト兄とはマスターの別PCで、メイ姉と暮らしているMEITOのこと。  
強くて男前で優しくてフェミニスト。  
俺の目標の男性像!メイ姉とメト兄は恋人同士だし、相談にこれ以上の適役はいないだろう。  
 
 
どんなアドバイスを貰ったかというと  
 
 
〜〜〜回想〜〜〜  
 
俺は咲音さんが収録に行ってる時間を狙って、男の相談をすべくメト兄を呼び出した。  
「レンがわざわざ呼び出すのは珍しいな?相談ってなんだ?」  
 
「メト兄ごめん。本当は俺から行きたかったんだけど…」  
 
「いいよ。女には聞かれたく無い話なんだろ?」  
 
 
わざわざ尊敬する憧れの先輩の方から来てもらったのは、メト兄の家にはメイ姉がいるから。  
女の子には言い辛い事だから…。  
ていうか、言ったらセクハラっていうか…。  
 
「あの…初めての…時とか、どうすれば…いいか…とか…痛いっていうし…」  
 
「あー…、かなり直球だな」  
 
「あ、いや、咲音さんの実の兄に聞くような事じゃないって分かってるんです!!  
…でも、他に相談できる人いなくて…」  
 
 
勿論、メト兄は咲音さんの兄。  
この相談をするのを躊躇わなかった訳じゃない。  
 
 
 
だけど…  
 
 
「相談出来る人、メト兄しかいなくて…。メト兄は女心を分かってるし…」  
 
「別に怒ってるわけじゃねぇって。つーか、煽てても何もでねーぞ」  
 
「いや、メト兄は俺の憧れの男性だし!男前で、優しくて、紳士で、ワイルドで、フェミニスt「だあぁぁ!!分かったから!恥ずかしいからヤメロ!!」  
 
 
メト兄が照れ隠しに俺の髪をガシガシとやや乱暴に撫でた。  
 
 
「レンがこういう相談するのが意外だな〜ってさ。お前って結構、真面目じゃん?」  
「そうかな?」  
 
「まぁ、妹を任せてる身としては安心だけどな」  
 
 
真面目…なのか??  
リンにもよく言われるけど、別に普通だと思う。  
でも、メト兄が安心って言ってるし悪い事じゃ無いんだよな。  
 
 
「で、本題に戻るけどさ」  
 
「う、うん」  
 
「ようするにセックs「うぁぁぁ!!/////」…お前、その事について聞きたいんじゃねーの?」  
 
「そ、そうだけど…そうなんだけど…そんなハッキリ言われると恥ずかしい…///」  
 
うっわ…俺、超カッコ悪いし。  
でも、ヤッパリ恥ずかしいものは恥ずかしいんだよっっ  
 
 
「純だなぁ〜、お前になら咲音を嫁にやっても平気だな!」  
 
 
笑ってワシャワシャとまた髪を撫でられる。  
つか、よよ嫁って!?あーっ俺、今、絶対に顔真っ赤だ!  
 
 
「とりあえず、行為自体は知ってるわけな?」  
 
「あ、う、うん。一応。本とかで。」  
 
「…どうやって買ったんだ?一応未成年だろ」  
 
「…ダメ元で店員サンに欲しい本とDVD伝えたらニヤニヤしながら持ってきてくれた。」  
 
 
ベットの下に隠してある本とDVDをだした。  
タイトルは  
‘女の子を幸せにする愛し方’  
‘女性が教えるエクスタシー’  
‘愛ある正しいsex’という物である。  
 
ほら、やっぱり好きな女の子に不安な思いさせたくないし  
専門家とか女性の意見で一応勉強しとかないと  
 
 
「…」  
 
「店員サンに『そんなに愛してんなら大丈夫だ。頑張れよ』って言われた」  
 
「…あー、うん。俺、必要なくね?」  
 
「いやいや!!本やDVDとリアルは違うから」  
 
「確かにそうだけど」  
 
 
そのあと暫く考えたあと、メト兄は俺にアドバイスをくれた  
 
 
「相手が痛そうにしてると、つい‘大丈夫?’って聞いちまうけどさ」  
 
「うん」  
 
「あんまり聞きすぎるなよ?」  
 
「え??何で??」  
 
「あ゛ー…なんかさ、1・2回位なら良いけど、あんまり言われ過ぎると‘大丈夫’って言わないとって気がして無理しちまうからさ」  
 
 
確かに。そのとうりかも…。  
咲音さんって意外と強がりだし。  
でも、それだと咲音さんが痛そうにしたら、俺はどうすればいいんだ??  
 
「そういうときは言葉よりも、落ち着くまで頭撫でたり優しくキスしたり…その方が安心する」  
 
「そうなの?」  
 
 
「まぁ、俺はメーコとしか経験ないけど、俺と咲音はメーコの亜種だし根の部分はかなり似てるから、信じていい意見だと思うぜ?」  
 
 
 
〜〜〜〜〜〜  
 
 
そのあと、メト兄はオススメのホテルを教えてくれた。  
それ程かしこまった雰囲気ではなく、それでいてオシャレで落ち着いた雰囲気のレストランもあるらしい  
予約もメト兄がとってくれた。本当にありがたい。  
 
 
そして運命の当日。  
 
 
今、咲音さんとメト兄オススメのレストランにいる。咲音さんは大はしゃぎだ。  
 
 
「凄い凄い!!なんか大人になった気分ね!!夜景も綺麗!!」  
 
「そうだね。あ、咲音さんも綺麗だよ?いつも以上にキラキラしてる」  
 
「えへへ、ありがとう。今日は特別だから、PV撮影の時メイクさんに貰ったラメ入りのパウダー付けたの!」  
 
 
それでいつも存在じたいがキラキラ輝いてる咲音さんが更に輝いてたのか。  
夜景を見て微笑む姿も綺麗だ。  
ミニ丈のふわふわ赤ワンピも似合ってしさ。  
そんな事を考えてたら咲音さんに伝わったのかニコニコしながら教えてくれた  
 
 
「このワンピね、リンちゃんのプレゼントなの!ふわふわで赤くて可愛いよね!!」  
 
「うん。可愛いね//」  
 
 
そっか、リンからのプレゼントだったのか…  
俺が恋人同士で祝いたいって頼みこんだら  
‘仕方ないな〜、じゃ、絶対に最高の誕生日にしなさいよ’  
って言ってたけど、リンも咲音さん大好きだし誕生日パーティーとかしたかっただろうな。  
あとで、もう一回、リンにお礼言おう。  
 
 
「リンちゃんが今日は今までで一番、女の子として幸せな誕生日になるよって言ってたの…分かった気がする」  
 
「え…?」  
 
「だって、世界で一番好きな人と初めて、恋人としてすごす誕生日だもん///」  
 
「っ!!/////」  
 
 
何か…咲音さんの誕生日なのに俺がプレゼント貰ったみたいだ!!  
可愛い過ぎる!!照れる!!  
 
 
 
 
それから、なんとなく、なにを話せばいいか迷って2人で顔を真っ赤にして黙っていたらタイミング良く料理が運ばれて来た  
 
 
「わぁ!美味しい!!」  
 
「うん。凄いうまい!!」  
 
 
料理は流石はメト兄のオススメだけあって超美味しい。  
美味しい料理を食べてるうちにまた、会話が弾みだし色々な話しをしながら食べてるうちに、すぐ完食してしまった。  
 
 
「凄く美味しかったね。連れてきてくれて、ありがとうレン君」  
 
「喜んでくれて嬉しいよ!…あ、あのさ…この後…」  
 
「うん?この後?」  
 
 
あぁ、声が震える。  
 
 
「…ホテルに部屋とってあるんだ、…い、嫌じゃ無かったらさ…泊まらない?」  
 
 
「ふぇ…///」  
 
 
咲音さんは真っ赤になり固まった。  
 
 
実は、この言葉の意味事態を理解出来ないんじゃないかって心配してたけど、ちゃんと分かってくれたみたいだ。  
 
 
「咲音さん…「いい…よ////」…え?」  
 
 
微かに聞こえた言葉は幻聴なのかとも思ったが、違う。  
 
 
「レン君となら…いいの///」  
 
「…本当に?無理してない?」  
 
「無理なんてしてない。…レン君大好き///」  
 
 
思わず、ぎゅっと抱きしめた。可愛いし愛おしいし嬉しいし、  
あー、俺は世界一幸せな男だな。絶対そうだ。  
 
 
 
そしてホテルの部屋に入った。  
メト兄に言われたとうりに‘MEITOさんの親戚の鏡音です’って言ったらけっこう良いホテルなのにあっさり案内された。  
 
メト兄とメイ姉はかなり常連らしく、ボカロの体が成長しないのも知ってるらしい。  
 
…いや、14歳+起動年数2年だからどちらにせよ未成年だけど…。  
その辺はメト兄が誤魔化してくれたみたいだ。  
 
 
「すごーい!ベッド大きーい!!」  
 
「すげー、このベッド超ふかふかだ!」  
 
「見て見て!あわ風呂!」  
 
「マジで!?早く入りてぇ!」  
 
「うん!」  
 
 
一緒に入るのはまだ俺達にはハードルが高かったので、  
お風呂を別々に入りバスローブを着て出てきた。  
 
 
「なんかレン君にバスローブって変な感じだね」  
 
「それは咲音さんもでしょ」  
 
「ふふ、そうかも」  
 
 
あまり似合ってないその格好に2人で笑い合っていると、そのまま目があった…  
 
 
そのまま見つめ合い…どちらともなく、自然とキスをした。  
そのまま、咲音さんの唇を少し舐めると、ビクッと震えてから遠慮がちに小さく唇を開けてくれた。  
 
 
「んっ……」  
 
 
小さく零れる吐息と舌を絡める水音だけが耳に響く。  
 
やはり、咲音さんの唇は甘く感じる…依存性のある甘さに溺れそうなっていると咲音さんが俺の肩を叩いた  
 
 
「ん…レンく、ん……くりゅしぃ…よぉ…//」  
 
「あ……ごめん、つい」  
 
随分と長い間キスをしていた、咲音さんは目を潤ませ、肩で息をしている。  
 
 
 
「俺、夢中になっちゃってて…」  
 
 
深いキスは初めてなのに、いきなり長くしてしまった…。  
大丈夫かなと心配してたら、咲音さんが甘く溶けるような声音で爆弾を落としてきた  
 
「…なんか、さっきのちゅーすると…頭がポーとする」  
 
「え?」  
 
「…私…さっきのちゅー…もっと、したい…みたい…////」  
 
 
あまりの衝撃にグラリと目眩がしそうになる。  
何でこんなに一々可愛いのかな…。  
理性とかがガラガラと崩れていく  
 
 
「たくさん、してあげる」  
 
「ん…ッ…」  
 
 
たくさんのキスの合間にバスローブの紐を解く…その下は、想像したとうり、純粋な咲音さんに似合う真っ白な下着だった。  
 
 
「ん…そんな…見ちゃ、やぁ…///」  
 
「何で?凄く可愛いよ//」  
 
「むぅ…レン君、ばっかりズルイわ//」  
 
「そうかな?じゃ」  
 
「ふぇ?」  
 
 
頬を膨らましながら羞恥の気持ちから文句をいう咲音さん。  
 
 
その様子も可愛いけど…  
このままふてくされたままなのも寂しいから  
俺もバスローブの紐を解き、下着姿になった。  
 
…自分からズルイと言ったくせ咲音さんは林檎の様に真っ赤になる  
 
 
「ななな、何でいきなりレン君も脱ぐの!?」  
 
「咲音さんがズルイって言ったんでしょ?」  
 
「ぁうっ///」  
 
「それに、どっちにしろ…そのうち俺も脱がないと………出来ないし///」  
 
 
「ぁ…ぅん…そ、だよね///」  
 
 
やはり、少し不安そうだ。  
こういうトキ、‘大丈夫?’って聞いてしまいそうになるけど、メト兄の言葉を思い出して我慢。  
…それに、咲音さんが明らかに緊張してるの分かってるのに俺がそう聞くのって‘大丈夫だよ’って咲音さんに俺が言ってもらいたいだけじゃん。  
何か責任なすりつけるみたいで、卑怯な気する  
…俺に出来ることは、そんな薄っぺらい言葉を言う事じゃなくて  
精一杯、優しくして愛すことだと思う  
 
 
「俺、初めてで下手かもだけど…できるだけ、優しくする。咲音さんのこと…あ、愛してる///」  
 
「うん//」  
 
 
カッコ悪い言葉なのに咲音さんは嬉しそうに微笑んでくれた。  
 
そのまま、再度キスして、柔らかな体に手を這わす。  
するとクスクス笑いながら体をよじった  
 
「ん…ふふ…くすぐったい」  
 
「そう?」  
 
「うん」  
 
「じゃ、コッチは?」  
 
「ふにゃ!?」  
 
「わぁ、本当にマシュマロみたいだ」  
 
 
ふにふにとマシュマロのように柔らかくて、それでいてぷるんとした弾力は、今までの妄想や夢ではえられなかったものだ  
 
 
「んっ…は、あ…なんか、恥ずかしいし…変な感じ…///」  
 
 
「嫌?」  
 
「や、じゃない…ん、あひっ///」  
 
 
揉むみしだくより、優しく撫でるように触れた方が反応が良いみたいだ。  
少し浮いた背中に手を回して、手間取りながらもなんとかブラを外す。  
豊かな胸にある、桃色をした控えめな乳首はすでに自己主張をしていた  
 
 
「きれい…」  
 
「あんま…見ないでよ…///」  
 
「咲音さん、可愛い。」  
 
 
チュッと頬に小さなキスを落としてから、胸への愛撫を再開した。  
 
撫でるように優しく慈しむように触れる  
 
 
「ふあ…んっあ、レン君…なんか…変な…の///」  
 
「どう、変なの?」  
 
「あの、ぁ…ん…分かん…ない…////」  
 
「そっか」  
 
 
咲音さんが何を伝えたいか、大体分かった。  
 
さっきから咲音さんはモジモジと小さく腰を動かしてるから  
 
 
「ココ?」  
 
「ひぅ!?///」  
 
「わぁ…こんなに、濡れるんだ」  
 
 
触れて、その濡れ方に少しの驚きと感動を感じた。  
下着の上から撫でただけでクチュリと音がする。  
暫くそのまま撫でた後、下着を脱がすと、愛液が薄ら銀糸をひいた…  
 
 
「あぅ…何、コレ…わた、し…もら…しちゃったの?//」  
 
 
不安そうな声。行為自体は知ってても、細かい事はあまり知らないみたいだ  
 
 
「違うよ。これは、気持いいと出るんだ」  
 
「そう、なの?」  
 
「うん。そうだよ」  
 
 
本当は他にも色々とあると思うけど、気持ち良いからって事で今は合ってると思う、俺がそう思っていたい  
 
 
「もっと、触られ…たい///」  
 
「うん、俺も…もっと触れたい」  
 
クチュ…  
ゆっくり、指を一本だけ入れてみる  
 
「ひぁん////」  
 
「痛くない?」  
 
「あ、あぅ…痛く…はない…ぁ/////」  
 
 
その言葉に安心して少し指を動かす。  
すると咲音さんが甘く鳴き、狭い中がさらに締まる。  
時間をかけてゆっくりととかしていった  
 
 
十分に濡れてはいるけど…やっぱり痛いかな…  
 
 
「いれる、よ?」  
 
「う、ん//」  
 
 
先端をあてがい、少しずつ押し進めると次第に咲音さんが苦しそうな声を上げる。  
男の俺じゃ分からない痛みだ、  
中から裂かれるよう…と本に書いてあったが想像しただけで痛い  
 
 
「咲音さん…っ」  
 
「あ、ぁ、っうッ、いた…いっ…痛、い」  
 
 
ボロボロと零れる涙を舐めとり、キスをして、少しずつ押し広げるように進める、時間はかかったが、なんとか全部入った。  
 
「あ、あ、っ」  
 
痛みに耐える声に罪悪感を感じる。でも、それと同時に好きな人と繋がれた事へ言葉で表せない幸福を感じた…  
 
「咲音さん、痛いよね。おさまるまで、動かないから休んで」  
「あぅ、ひぅ…レン君…ん」  
 
そのまま、ゆっくりと優しく抱きしめ  
 
優しくキスをし、柔らかい髪をを撫でる。  
すると、咲音さんも俺の背中に手を回ししがみ付いてくれた。  
髪に、額に、目元に、頬に、唇に、たくさんキスをして、あやすように背中や頭を撫でていると体の強張りが解けていくのが分かる  
 
 
「咲音さん、痛いよね。ごめん。でも、俺…今すごく幸せだ」  
 
「レン君…」  
 
「咲音さんのことが好きで、好きで、大好きで…なんだか、愛おしいって感情が溢れそう…」  
 
「私も…私も…凄く、レン君が愛おしい///」  
 
 
互いに唇を重ねて深く絡め合いったまま、腰を動かした。  
中は凄く狭くて咲音さんは苦しそう…女の子にとって、初めては痛みへの我慢だけって場合も多いらしいけど、少しでも気持ち良くなって欲しい。  
 
 
そう思い、咲音さんが感じてくれた触れ方で胸を撫で、キスにも精一杯の愛を込める  
 
 
「ふ、んん…はぁ…あ、ぁん///」  
 
 
少しずつ声に甘みが混ざってきたのは、俺の錯覚じゃないと思いたい。  
 
クリを撫で、一緒に膣中の上の方を刺激するとギュッと締まった  
 
 
「ふあぁああっ!んんっ…」  
 
「ぅあ…ぅ…咲音さ、ん」  
 
 
その締めつけに耐えきれそうにない…でも余裕が無いの咲音さんも同じみたいだ  
 
 
「あ、んっ…あひぅッ…変になっちゃ…壊れちゃ…う…あぁ」  
 
「大丈夫、だよ。一緒にイこうッ…」  
 
 
手を繋ぎ求めるようにお互いの名前を呼びまくった…  
 
 
 
そのまま2人で同時(多分)にイって。  
今はベッドに寝そべっている  
 
 
「まだ、痛む?」  
 
「平気、よ」  
 
「嘘は…ダメ。正直に言ってよ」  
 
「…まだズキズキしてる」  
 
 
少し迷いながら遠慮がちに言う咲音さんを抱き締める。  
やっぱり、無理させてしまったかな…そう思っていたら、咲音さんが「でも!」と強く言い言葉を繋げた  
 
 
「とても幸せだったし、嬉しかったわ」  
 
「…え?」  
 
「触れる指先も、声も…全部にレン君の優しさがあった。私はレン君に…愛されてるんだって凄く、感じられたの///」  
 
 
ふわりと微笑むその笑顔は本当に幸せそうで、あたたかい。  
 
結局は俺の方が励まされてしまったみたい…  
 
 
「咲音さんの誕生日なのに、俺ばっかりプレゼント貰ってるな」  
 
「え?私、レン君に何もあげてないよ??」  
 
「あー…うん」  
 
 
咲音さんに間接的な表現は通じない。  
理解力たりないと言うか…天然はいつもの事だからスルーしよう。  
 
俺はベッド脇に置いといた自分の鞄の中から、小さな赤いケースを出し咲音さんに差し出した  
 
 
「咲音さん。改めてHappyBirthday」  
 
「コレ、くれるの?」「うん。開けてみて?」  
 
 
中身は指輪。ピンク色の小さい石が埋め込まれている。  
 
 
「これって//」  
 
「手、貸して。つけてあげる」  
 
 
もちろん、指輪は咲音さんの薬指にピッタリのサイズにした  
 
「まだ、ちゃんとしたヤツじゃ無いけど…これから先もずっと咲音さんを愛するから。  
 
その証、受け取って下さい」  
 
 
真っ直ぐ目を見て伝えた言葉に咲音さんは涙ぐみながら「はい!///」言いと微笑んでくれた。  
 
 
俺はまだ、大人デートも、格好良くエスコートできて無いと思うし、  
 
ガキだけどこの思いは世界一だから。  
 
 
俺の心がもっと成長して良い男になったら  
本物のちゃんとした指輪を贈るから待っててね。  
 
 
happy birthday 咲音さん。  
 
 
 
 

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