コンコンと二回ノックされて、返事もしていないのに勝手にドアが勢いよく開いた。
「カイト兄ー!いるー?!」
またあの悪ガキ二人かっ。
最初いきなりドアをあけたもんだから、せめてノックくらいしろと注意した結果なのか、以降しっかりノックをするようになったものの返事を待つと言うことができないのか、毎回こんな感じで双子は僕の部屋を訪ねる。
今回も注意しようと喉まで出かかったが…やめた。
これもおきまりパターンで、二人の顔を見るとどうしても叱れなくなってしまう。
「どうしたの?」
少々呆れた仕草を見せながらも優しく声をかける。
「ねぇっ何か気付かない?」
とリン。言われた初めて二人をよく観察してみる。
レンが頬を赤らめてリンの後ろでモジモジしている。
仏頂面のレンにしては珍しい。
リンをよく見る。とくに変わった様子は…
「ごめん、わからないなぁ」
頭をかいて困った風な仕草をみせる。
「もうっ!わかんない?服よ服!レンのなの!」
…とするとレンの服は…
「そうよ!アタシのよ!」
それでレンは恥ずかしそうにしてたのか。
どうやらレンにはキツいようだ。
「ずっとネクタイの袖があるのきてみたかったんだぁ〜!」リンはにぱっと笑って僕をみた。続けて
「ねぇっ、お腹すいちゃった!アイスちょうだいっ!」
と僕のベッドの頭にあるミニ冷凍庫を指さす。
はいはいとバニラのアイスを取り出すと二人に渡した。
そのままベッドの上に仰向けに寝そべった。
目を瞑っていると光が遮断されたので目をあける。
リンの顔が目の前にあった。
「えっ!ええ…?」
「アイス。バニラじゃなくてオレンジがいい。」
「あ、ああ…」
ビックリした。心臓に悪い。
どうやらリンは僕に跨がっているようだ。
のそのそと冷凍庫に移動していく。
あ、おへそが見える。
何気なく上をみると予想外なものがみえた。
リンのおっぱいだ。
レンの服のせいで丸見えである。
まだまだ未成熟とはいえぷっくりと膨らむ二つの山。
先端にはピンクの突起が…ってノーブラかよ!
年頃の女の子がこんなんでいいのか?!
海綿体に血が集まってくる。