メルト的展開な何か。カイミク 腹黒ミクさん注意。
俺の隣には、緑髪の少女が一糸纏わぬ姿で横たわっている。
昨日の自分はどうかしていた。
当てにしていた天気予報が外れ、どしゃぶりの雨の中、途方に暮れていた俺に、彼女は傘を貸してくれた。
彼女とは同じクラスだったが、いままで話したことはなかった。
最近、髪型を変えて、花の髪飾りをしたり、女の子らしい、ピンクのスカートを履いたりして、可愛くなったな、とは思っていたが、それだけだ。
彼女と並んで、駅まで歩き、礼を言って、別れようとした時、彼女はこう言ったのだ。
「君、傘持ってないいんでしょ。しばらく、あそこで雨宿りしようよ」
そう言って、彼女が指差したのは、いわゆるラブホテルだった。
ホテルに入ると、彼女ーミクーという名前らしい、は、冷えた体を温めるためか、シャワーを浴びに行った。
しばらくして、ミクがシャワールームから出てきたとき、俺は驚愕した。
彼女はバスローブ姿だったのだ。
いくらなんでも、初対面の男にバスローブ姿を晒すものだろうか?
そう、不審に思った時には、もう遅く、俺はミクにベットに押し倒され、
「ずっと、貴方のことが好きだったんですよ、カイトさん」
と、告白までされていた。
一度目は、彼女の思うまま、騎乗位で犯された。
二度目、三度目はよく覚えていないが、俺が正常位とバックでミクを責めていたように思う。
男と女というものは、一度、火がついてしまうと、とことん燃え上ってしまうものらしく、結局、最後に対面座位で達するまで、計7回ほどしてしまった。
そして一夜明けて、今、俺の隣には、幸せそうに眠る、ミクの姿がある。
おわり