「ん…あぁ、ダメ…」
メイコは既に、随分と興奮しているようだった。
後ろから抱き締め、左手を胸に、右手を下腹部に回している。
付け根から滴る蜜は、あるものは白い太股をなぞり、或いは床に澱んでいた。
いま正にメイコの秘芯を弄んでいた指を、プックリと充血したヒダに沿わせて滑らせる。
「あ、ああ…!」
にちゃり、と温かい蜜が指に絡み付く。
「気持ちいい?メイコ?」
「うん…ねぇ…カイトの、ちょうだい」
「駄目。まず俺が味わうの」
指でメイコの入口をまんべんに、粘着質な指使いで撫でまわす。でも、中には、いれない。
指に絡み付いた液を口に運び、丹念に舌の上で転がすと…最上級の味がした。モリイゾウ、である。燗は人肌、旨し酒。
「ちょっ、メイコ!お前一人であの酒飲んだな!」
「…はてさて、なんのことやらわけわかめ」
「わかめで済むか磯野さん!お前飲んだ酒が愛液になるから全然隠せてねぇんだよ!酷い!飲みたかったのに!」
「飲みゃ良いじゃん、ほらほら」
「わぁ、性なる泉からモリイゾウがこんこんと…ってうるさいわ!お前ってやつぁ…だから駄目なんだよ!駄目駄目ダメイコ!」
「あ゙あ゙?今なんつったよ、バカイト」
「ひぃ!?なんという逆ギレっっ!やめろ!マイクスタンドを下に置け!それをナニするのだけはっ…あっ!あああああああああrrrr010100101010」