「みなさまの電脳歌姫初音ミクと」
「変態淑女鏡音リンの」
「「恋のお悩み相談のお時間です」」
「早速お手紙来てますよ。埼玉県グミノコさんから。
『私はクラスに好きな人がいます。でも、2人で話すチャンスがあっても、
何を話していいのかわからないんです。ミクさんリンさん、好きな男の子を相手に、
いったい何を話したらいいものなのでしょうか?』…だって。わかるなあ。
好きな人ほど嫌われたくなくて話題を選んじゃうもんねえ」
「何でも話せばいいじゃない。たとえば『今朝のウ○コ太かった?』とか」
「毎日ウ○コしない男子いないもんね…って、そんなもんの太さを知って
どうするんだよ!」
「そんなもんとはあまりな言われよう。ウ○コは健康のバロメーター。
毎日丹念に彼のウ○コの状態を聞いていけば彼の健康状態がわかる」
「それで?」
「健康状態を把握すればそのうち彼の心理状態を推し量れるようになり、
いずれ彼という機体の制御権がグミノコさんに移る」
「移ってどうすんだ」
「そのうち股間の操縦桿も握れるように」
「…ウ、ウ○コの話からエロに話を持ってった…!」
「…刺激的すぎたかな。じゃあ話題を戻して、好きな人と会話が続かない。
そんなときは『昨日何食べた?』」
「焼肉とか答える」
「じゃあ今朝のウ○コはさぞかし臭かったろね」
「も…、もうウ○コから離れようよ…っ!」