俺はレーサーという夢を叶える為に渡米し、帰化申請して正式にアメリカ人となってから何年たっただろうか。
その間レーサーの夢を叶え、欲しい車も全部手に入れ、自分専用のサーキット付きの家も建てた。
でも、その間俺はずっと孤独だった。チームの人間だって結局は上辺だけの付き合いで誰とも深い付き合いはしなかった。
メディアは俺を孤高のレーサーと囃し立てた。孤高とは言うがその実唯のぼっちに過ぎない。
俺がGUMIと出会ったのはそんな時だった。
インターネット社が販売する第二世代型のVOCALOID、それがGUMI。
初めてその姿を見たときから惹かれるナニカを感じ、俺はGUMIを我が家に迎え入れる事に決めた。
「貴方が、私のマスターとなってくれる人ですね?」
「そうだ、俺が君のマスターだ。よろしくな、GUMI」
「はい!こちらこそよろしくお願いします、マスター」
GUMIはとてもいい子だった。明るく、活発で、明朗で。
VOCALOIDである彼女は歌うことが大好きだ。だから俺は毎日トレーニングが終わった後や就寝前に必ずGUMIに歌を歌わせてあげた。
そうする事で彼女も喜ぶし、俺もとてもリラックスできた。
それからしばらくたったある日
私のマスターは最近レースのお仕事で忙しいみたいです。お仕事で忙しいのは解るんですが、とらんざむやむるしえらごばかりに構ってばかりで
私に構ってくれずちょっと寂しいです。だから今日はマスターがお仕事しているガレージに行ってみようかと思います。
「マスタ〜♪」
「ん?何だGUMIか、どうしたんだ?」
「えへへ、マスターがいつも何してるのか気になって来ちゃいました〜」
「フッ、何だそんな事か。俺は今三ヶ月後のボンネビルに備えてトランザムを改造してる所だ。まだまだ煮詰める余地がありそうでな
全然終わりそうにないんだこれが。ごめんなGUMI、最近構ってあげられなくて」
「いいんですよ、気にしないで下さい。マスターの大事な夢を叶える為なんですから。それにしてもマスター、このとらんざむと言う車は
マスターがとても大事になさってる車なんですか?」
「どうしてそう思う?」
「なんだかこの子、マスターにいっぱい乗ってもらえて喜んでるような気がするんです」
「お前にも、コイツの声が聞こえるのか?」
「えっ?」
「俺には聞こえるんだ。コイツだけじゃない、今までのレースで乗ってきた全部のマシンの声を聞いた。その声が聞こえたおかげで
俺は勝利を重ねてきた」
「マスター……」
(それじゃあ、マスターには私の声が聞こえますか?私の、寂しくて寂しくてどうしようもないという声が……)
「さて、この辺で区切りを付けますかなと、どっかで区切りを付けないと延々やり続けてしまうからな」
「マスター……その、どうしても話したい事があるので後で部屋に言ってもいいですか?」
「ん?ああ、いいけど別に」
いくら大事なレースを間近に控えているとはいえ、最近GUMIに構ってあげられない事は俺としても反省すべきだと思う。
さっきのGUMIもとても思いつめていたような表情をしていた。正直彼女のあんな顔を見るのは俺も心苦しい。
考え事しているとドアをノックする音が聞こえた
「入れ」
「マスター、失礼します」
「GUMI、話というのは一体?」
やはり彼女は暗い表情をしている
「マスターは……マスターは……」
GUMIが何か決心したように問うた
「マスターは車と私、一体どっちが大事なんですか!?」
「な!?」
突然の問いだった
「マスターはいつも車に構ってばっかり、私には飽きたんですか!?もう私は必要ないんですか……?」
最初の方は語気が強かったが、次第に消え入るような声で話す。彼女の目じりには涙が浮かんでいる。
「GUMI……」
泣きそうな彼女を抱きしめる。
「GUMI、お前との時間を作って上げられなかったのは、俺の落ち度だ。だからそんな悲しい事言わないでくれ。
俺まで苦しくなってしまう」
「ます、たぁ……」
「お前が家に来るまでずっと俺は一人ぼっちだった。今お前にいなくなられたら俺はまた一人ぼっちだ。車じゃ俺の孤独感は消えなかった。
でもGUMIが来てくれてから俺は孤独感を味わう事が無かったんだ。だからGUMI、お前は俺にとって無くてはならない存在なんだ」
「マスター、私、私嬉しいです、マスターにそう言ってもらえて」
マスターの胸の中で涙を流すGUMI
「GUMI、俺はお前が好きなんだ。もう唯のマスターとVOCALOIDとしての関係として見れない。俺はGUMIのことを恋愛対象として
見てしまっているんだ」
「マスター……私も、マスターの事が好き……」
「GUMI……」
二人は口付けを交わした
GUMIをお姫様抱っこでベットまで運び、ベットに寝かせる。
「マスター……これからその……するんですか……?その……せっくす」
「ああ、俺はGUMIの事、いっぱい愛してあげたいからね。ところでGUMIはそういう知識は持ってるのかい?」
「いいえ……ただ、愛し合ってる男女がより愛を育む為の行為という認識しか……」
「そっか」
無理も無い。本来彼女は歌うための存在であってそういうことをするための存在ではないのだから。
「GUMI、服、脱がすよ?」
「はい、マスター……」
上着を脱がせると美しい大き目の、美巨乳とも言うべき乳房が露になる。
「綺麗だ、GUMIのおっぱい」
「ああ、マスター、恥ずかしいです……」
GUMIの乳房を揉みしだく。実際に掴んでみると、少し手に余る大きさだ
「GUMIのおっぱい、柔らかい。ずっとこうして揉み続けていたいよ」
「ああっはぁっマスター……」
少しづつGUMIの声が甘くなっていく。すかさずGUMIの乳首に吸い付く。
「ああっいやっ……すっ吸っちゃダメですうう」
「GUMI……可愛いよ、GUMI」
「マ、マスターは服脱がないんですか?私ばかり恥ずかしいんですけど……」
「そ、そうだな。すまんすまん」
GUMIに言われ服を脱ぐ。全て脱ぎ終わるとそこには男性の象徴が立派に屹立していた。
「す、すごい。これが、マスターのおちんちん……触ってみてもいいですか?」
「いいけどデリケートな部分だから優しくだぞ」
「解りましたあ」
初めて目にする男性器にGUMIは興味津々だ。指でつついてみたり、なぞってみたり
握って上下に扱いたりと色々試している。するとGUMIはあるものを発見した。
「マスターのおちんちんの付け根にある袋、不思議ですね。中にコリコリした玉が二つあって」
右手で竿を扱き、左手で睾丸を揉みしだくGUMI
「ああっうう、GUMI……気持ち良いよ……」
(マスター、私の手で感じてくれてる。どうしよう、私マスターのおちんちん舐めてみたくなちゃった)
舐めてみたい衝動に駆られ、GUMIは肉棒に舌を這わせた。
「ちょっGUMI、何て事してるんだお前!?」
「ごめんなさいマスター、どうしても舐めてみたくなったんです……続けてもいいですか?」
「あ、ああいいけど、絶対歯は立てるなよ、凄く痛いから」
「解りました、歯を立てないように気をつけますね」
裏筋、カリ首、そして鈴口を舌先で刺激していく。GUMIの舌技で徐々に射精感が高められていくが
さらにGUMIは口全体で肉棒を咥えた。
「んぶ、じゅぶ、んぶ、じゅぶ、きほひひひれふふぁ、ふぁふふぁー(気持ちいいですか、マスター)?」
「う、うああ、GUMI咥えたまま喋らないでくれ」
もはや我慢の限界を迎えそうになったとき、GUMIか口から肉棒を離した。
「んふふマスター、私いい事思いついちゃいましたぁ、それ!」
なんとGUMIは乳房で肉棒を挟みだした。
「うう、GUMI、さっきからお前何処でこんな技覚えてきたんだ?VOCALOIDのお前が、何でこんなに性技の知識豊富なんだよ?」
「だってぇ、マスターがいっつも見てるHな本やビデオに出てる女の人は皆こう言う事してたじゃないですか〜」
「まさかGUMIに見られてたとはね、ううっ」
GUMIが左右互い違いに乳房を動かしながらさらに亀頭を舌で舐めた。
「はああ、GUMIそろそろ限界だ、イッてもいいかい?」
「ど、どうぞ、イッて下さい、マスター」
「GUMIのおっぱいの間に出すからね、ああ、イクッ!」
GUMIの谷間に白濁液が吐き出される。
「これが、マスターのえーえき……おっぱいの間、マスターのせーえきでネバネバ」
「ちょっと待っててねGUMI、今ティッシュでそれ拭いて綺麗にしてあげるから」
GUMIの体を綺麗にしてあげるのだが、全部ふき取るのに三枚以上使うハメになってしまった。
「ふぅ、ようやく綺麗になった」
「あっマスターのおちんちん、まだおっきいまんま。その……挿れちゃうんですか……?」
「そう言いたい所だがその前にやりたい事が有るんだ」
「一体それは何です?」
GUMIの太ももに手を触れる
「俺さ、GUMIの太もも好きなんだよ。色白で、むっちりしててさ」
「マ、マスター……」
そしてGUMIの太ももを舐める
「ああやっぱり俺の思ったとおり最高の太ももだ」
「やぁん、マスター……そんな所、舐めないで下さい」
「さぁてと、ペロペロはこの辺にして」
GUMIの左太ももについているガーターリングに手を掛ける。
「マスター……何をするつもりで?」
「こうするのさ」
ガーターリングと太ももの隙間にペニスを挿入する。
「マ、マスター!一体なんて所におちんちん入れてるんですか!?」
少々お怒り気味のGUMIだが構わずに腰を振る。
「あああ、GUMIの太もも、むっちりしてスベスベでもうイキそう」
「ああっマスター、やめてください」
GUMIの太ももに本日二度目の精を吐き出す。
「はぁはぁ、マスター……次こそはちゃんと入れてくれますよね?」
「ああ。でもその前に入れるための下準備をしないと」
「下準備?きゃあ!」
GUMIのショーツを脱がせ、既に濡れぼそった女性器に舌を這わす。
「じゅっじゅるる、ああGUMIのおまんこ美味しいよ」
「あっああん。マスター……そんな事、恥ずかしいから言わないで下さい」
「さて、これだけ濡れてれば十分でしょう。GUMI、いよいよ入れるよ?」
「は、はい。き、来てください、マスター……」
GUMIの膣口にペニスをあてがい、ゆっくりと挿入していく。
「GUMI、苦しかったり、痛かったりしないか?」
「だ、大丈夫ですマスター。私の事は心配せずに、マスターの好きなようにして下さい」
「GUMI……」
GUMIの膣はまるで歓迎するかのようにペニスを締め付け刺激してくる。やがて最奥部まで到達した。
「GUMI、全部入ったよ。大丈夫?」
「うっ、ふうう、はぁはぁ。さっきも……大丈夫って言ったじゃないですか……動いてもいいですよ」
「解った。動くよ、GUMI」
抽送を開始する
「あっああっマスターのおっきいのがっ私の膣内、抉っちゃってるよぉぉぉ」
「はぁぁ、GUMIっ!GUMIっ!」
「ああっマスター!マスター!」
お互いの名前を呼び合い、キスをする。
「GUMIっ!GUMIの事、愛してるよ!だから、精液、膣内で出しちゃっていいか?」
「あ、ああ、私も!私もマスターの事愛してます!だから、マスターのせーえき、膣内にいっぱい下さい!」
抽送のスピードを上げ、ラストスパートを掛ける。
「はぁぁっ、GUMIっ!イクぞっ!GUMIっ!」
「ん、ああん、わ、私も、イ、イク、イッちゃううううぅぅぅ!!」
GUMIが絶頂すると同時に大量の精をGUMIの膣内に吐き出す
「はあ、はあ、最高に気持ちよかったよGUMI」
「ああ、はあ、私も……とっても気持ちよかったです……」
「そうだGUMI、明日ドライブに行こうか。半年前に買ったばっかのレヴェントンロードスターに乗っけてやるぜ」
「え!?いいんですか?やったぁ、私一度でいいからマスターとドライブに行きたかったんです」
「よし、そうと決まればまず明日のために寝よう。おやすみGUMI」
「はい、おやすみなさい、マスター」
こうして二人は抱き合い幸せな眠りに就くのであった……
-fin-