やほー、リンだよーw  
今下b...ゲフンゲフン、ラッピーことラピスちゃんで、がくぽさんのスニーキングミッションさせてるところだよw  
相方レンは今晩レコ中。邪魔者はいないw  
いやー、一つしかない盗撮カメラはカイ兄の部屋に使っているから同時進行出来て便利便利wなんて素晴らしい下ぼk…  
いや、友達なんだラッピーはw  
先程ラッピーを大人組が酒呑んでいるところへ侵入させて、がくぽさんの袖に入ってもらい、まんまと部屋に潜入成功w  
がくぽさんの謎だらけだった生活を大胆且つ、こっそり見つけてこいというミッションをラッピーに(無理矢理)させているのだw  
ピピピ、ピピピ  
おw下僕、じゃなかったラッピーからメール連絡だw  
「只今がくぽさん、床に座って精神統一しているみたいに待機中。動けません。」  
がくぽ兄、そのまま寝てもいいのに…何か待っているのか?  
「了解、そのまま待機。」  
そうメールで送ると、部屋のモニターには盗撮中のカイ兄とメイ姉がギシアンする姿がっ!えええっメイ姉  
パイパンなのぉっ!?おおおっ脚御開帳の背面座位っ!結合部丸見えだよっ!カイ兄腰使い凄えぇっ!  
思わずモニターにしがみつくハァハァ  
「今、部屋にルカさんが来ました。」  
そんな下僕のメールにリンは即効でメールを返した。  
「ちょっと待ってろっ!こっちじゃカイメイで、ちょwうおおっ!メイ姉トロ顔超エロすハァハァwww」  
 
…駄目だあの人、早く何とかしないと…リンさんが盗撮に夢中なので、ここからは私ラピスがお送りします…  
(思い出してちょっと鬱…[蒼姫ラピスの冒険]参照)  
「随時メール送りますので、後よろしく。」とメールを送り、おとなしく二人の様子を見る事にしました。  
「がくぽ様、ルカの部屋に参りましょ?ウフフ。」  
え?がくぽ[様]?先程の飲み会じゃあ[がくぽ[さん]]だったのに。どういう関係なのこの二人?そして何処と無く妖艶な笑みと声…  
「…承知した、参ろうぞ。」  
がくぽさんは普通の武士言葉。 おっとルカさんが腕絡めてきたっ、上手く袖の中で避けなきゃ。  
…歩いてる。多分ルカさんの部屋に行くのだろう。でもいいなぁ、身体がある程度大きければ、腕組んだり抱き締める事も出来るから…  
最近この身体にコンプレックス感じてます。小さくなければリンさんにも捕まらなかったのに。はぁ…  
そう考えてるうちにルカさんの部屋に着いたみたいです。  
「さぁがくぽ様、楽にしてくださいませ。」ガチャリ  
ガチャリ?何この音?何か着けたの?ガチャリ…まただ。  
「…ルカ殿、これ、もう止さぬか。」  
がくぽさんの声、何か元気がない。ルカさんに嫌な事されているのかな?  
「この方が雰囲気upしますから。さあ、こちらにいらしてくださいませ。」  
…歩かされてる。そして、座った。  
「あら私ったら、慌てて手錠を着けてしまいましたわ。sorry今外しますから。」  
…ちょっと待ってよルカさん。さっきの音、手錠だったの?私はルカさんの行動に冷や汗を垂らした。でもこれはまだ序の口だったのだ。  
手錠が外され、私が潜んでいた羽織が脱がされた。私はそのまま潜伏する。下手に動いたらヤバい。  
ガチャリガチャリ…再びがくぽさんに手錠が着けられた。  
もう嫌な予感しかしない。否、これ以外なにがあるの?私はそっと袖から脱出してサイドデーブルに身を潜めた。  
「ぁん…がくぽ様、行きますわよ。」  
ルカさんはもうガーターストッキング以外服を脱いでいて、がくぽさんに跨がって臨戦体制。  
騎乗位ですかそうですか。  
「んあ…」「く…あぁっ…」  
二人の吐息を洩らす声と淫水の音。私は恥ずかしくて仕方ありません。でもこのまま戻るとリンさんがカイトさんに…  
わたしは嫌でもやるしかない存在なんです。もうこんなの嫌だよおぉ…  
 
「あっあっ…がくぽ様ぁ、気持ち…よろしうございますわ…あはんっ」  
ルカさんは騎乗位で自ら腰を動かし続けます。  
「ル、ルカ殿っ…あぁっ、気持ち…いいがっ、手錠は…よさぬかっ…はあっ」  
「Sorry.私、無理矢理ヤっている感が…ああっイイっ、イイのぉ…」  
あー…そういう事ですか。ルカさん[痴女プレイ(?)]がお好きなんですね…  
[ルカさんが[痴女プレイ]で、がくぽさん襲ってます。]  
リンさんにメールして私は二人の情事を見届ける。  
ふとルカさんが身体を曲げ、がくぽさんに覆い被さった。ピンクの長髪が広がって、まるで蜘蛛みたい。  
「うふふ…がくぽ様ぁ…」  
クチュ…チュ…  
「あっ…うあぁっ!」  
がくぽさんの熱い吐息。よく見るとルカさんはがくぽさんの乳首を舐め回しているみたい。  
「うふふ…がくぽ様、ココ弱いですわね…あぁんっ、私の肉壺の中で、Ah…凄いビクビク跳ねてますわっ…」  
ルカさんは喘ぎながらも執拗にがくぽさんの乳首を攻めています。  
「Oh…amazing…amazing!」  
もうルカさんは乱れまくりです。胸を揺らしながら、腰を激しく動かしてがくぽさんのを扱きます。  
…あれ?そういやリンさんからの返事ないなぁ?カイトさんの方に夢中になっているのかなぁ?  
…こっちの心労知らないで。  
「くっ、ルカ殿っ…ああっ!!」  
がくぽさんが弓なりになって呆気なくイキました。  
こちらは早く終わって一安心ですが。  
 
「あぁん、がくぽ様ぁ…早すぎますわ…もっとルカを楽しませてくださいませ。手錠外しますから。」  
するとルカさんは何処からか鍵を取り出してがくぽさんの手錠を外しました。  
その時です。メールが着ました。  
「そこから出て。リンの悪事を見つけたレンより。」  
え?レンさん?つまり私…解放されたの?  
私は二人に気付かれない様に洗面所へ行き、南とか窓から脱出しました。  
 
「このぉっ、馬鹿たリンがぁっ!!」  
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!…  
「む"ーっ!!む"ーっ!!」  
何とかルカさんの部屋から出た私が目にしたもの…  
それは、猿轡&両手拘束でメイコさんに尻を直に叩かれているリンさん。横に[シテヤンヨ]ミクさん。(以下[シテヤンヨ])  
それに背を向けて話しているカイトさんとレンさん。もうリンさんのお尻はメイコさんに叩かれ、ニホンザル  
みたいに真っ赤で痛々しいです。  
「あ…あのぉ…」  
申し訳なさそうにやってきた私をシテヤンヨさんが見つけ、こちらにやって来ました。  
「ラピス、モウダイジョウブヤンヨ」  
そう言ってチャームポイントである脚線美ある足を伸ばしました。  
私はシテヤンヨさんの足に登り頭に到達すると、シテヤンヨさんはカイトさんとレンさんの所に連れて行きました。  
「ラピスさん、馬鹿リンのせいでごめんな。」  
レンさんの話だと、レンさんがレコを終わらせて部屋に戻ると、リンさんが何かに夢中になっているのに気付き  
[怪しい]と思い、ゆっくり背後へ。リンさんはレンさんに気づかずカイトさんとメイコさんの情事を観察中。  
「っ!!何やってんだ馬鹿たリンっ!!」  
レンさんは一喝し、リンさんの携帯を奪うとそのままカイトさんの部屋にダッシュしてカイトさんに事情を  
説明したとの事です。  
その時部屋に入り、盗撮カメラを発見。ぶちギレたメイコさんはリンさんを拘束。尻を叩きながらリンさんを  
自白させて私の事をゲロさせたそうです。  
それって私がカイトさんに潜入捜査した事も?私は背筋が凍りました。  
([蒼姫ラピスの冒険]参照)  
 
まず…カイトさんに謝らなきゃ。  
私は[嫌われるかもしれない]という覚悟を決めて、カイトさんに謝りました。  
「カイトさん、ごめんなさいっ!すみませんでしたっ!」  
するとカイトさんはシテヤンヨさんの頭の上で謝る私に手を差しのべました。  
私はカイトさんの手に乗ると少し腕を上げて距離を縮めました。  
「これからは潜入捜査なんてしない事。いいね?」  
カイトさんの優しくて強いテナーが胸に刺さります。  
「はい。すみませんでした。」  
私が返事すると、カイトさんは私を優しくシテヤンヨさんの頭の上に置きました。  
あと、レンさんにお礼を言わなきゃ。  
「レンさん、お陰で助かりました。ありがとうございました。」  
するとレンさんは驚いた顔で  
「おっ、おう。こっちこそ本当にごめんな。馬鹿たリンのせいで。」  
そう言うとレンさんは急に顔を赤くしました。照れているのかな?  
(…レンさんも、いいな。)  
私の次のターゲットが決まりました。  
 
翌日から、私は鏡音さんの部屋の屋根の上に自分の部屋を置かせてもらってます。  
ここならいつでもレンさんに直ぐ会えるから。  
(レンさんなら私を[女性として]見てくれるかな?)  
私は今、次の恋に心を弾ませています。  
 
 

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