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蒼姫ラピスの冒険
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皆さんどうも初めまして、蒼姫ラピスですぅ…
今、私の目の前にはリンさんがニマニマしながら私を握りしめ、舐める様に見てます。
…自分がやった行動にとても後悔しています。
実は私、カイトさんを一目惚れしていました。とても優しくて、大きな手はとても暖かくて、優しい笑顔で。
でもカイトさんにはメイコさんがいます。いつも二人は寄り添っています。メイコさんが羨ましいです。
カイトさん、ちょっとでもいいから[女性として]私に振り向いてくれないかな…私は色々案を考えました。
結果…[虎穴に入らずんば虎児を得ず]な訳でカイトさんの部屋に潜入捜査して、カイトさんの好みを探す事にしました。
…これがいけなかったのです。
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『よーし、KAITOお疲れ―。』
「マスター、調律ありがとうございました。お疲れ様です。」
カイトさんがレコ終わってそのまま自分の部屋へ向かいます。部屋(フォルダ)は外からの場合、本人でなければ開きません。
それにはまずはカイトさんのマフラーにしがみ付いて一緒に部屋に入らないといけません。
(よぉし、頑張れ私。たぁっ!)
私はアイコンの陰から飛び降り、何とかマフラーの裾にしがみつきました。するとその時カイトさんの動きが止まりました。
「ん?何だ?」
(まずい、バレたかも…)
冷や冷やしている私を余所にカイトさんが左右を見ると
『よし、ミク来いやー。』
「ウタッテヤンヨ、ウタッテヤンヨ」
マスターに呼ばれた[シテヤンヨ]ミクさん([初音ミクの暴走→進化]参照)が、カイトさんの横を突っ走ってデスクトップへと
行きました。するとカイトさんは何事もなかったと判断し、そのまま部屋へ入りました(何事もない、じゃないけど)。
(よしっ!侵入成功!)
カイトさんのマフラーから滑る様に落ちた私はまず、ドアがない洗面所へ身を潜めて様子を見ていると、
すぐにカイトさんが部屋から出ていきました。
(カイトさんどこへ行くんだろう…でもこれで部屋に入れるっ!)
初めて入る憧れの…カイトさんの部屋…もうドキドキが止まりません。でも潜入捜査を成功させなきゃ。私は
台所を抜け、透かしガラスが嵌め込んである運命の扉を開きました。
「これがカイトさんの部屋…」
カイトさんのイメージカラー、青が映(は)えるモノトーンで統一されて、整頓されている綺麗な部屋でした。
ベッドの向かいには机&パソコン。その横には本棚&クローゼット、必要な物だけがある部屋…殺風景だけど機能的。
そして心なしか部屋にはバニラの匂い。カイトさんが纏っている優しい匂い…そんな時
ガチャ
カイトさんもう帰ってきた!このままじゃあ潜入捜査失敗だよぉ。ベッドの下は引き出しだし、机には届かない。
何処かないかな…あ、机の下の引き出しなら死角になっていいじゃない?私は早速引き出しに入った。
「うう、歌えたと思ったのにまた一ヶ月歌えない…」
「新入りが来たから仕方ないだろ。でもメイコは半年も待っていたんだからきっと大丈夫だよ。
この声はメイコさんとカイトさんの声…連れてきたんだ。心なしか私の胸がズキズキと痛みます。
「それに俺はいつでもメイコの見方だ。いつでも傍にいるよ。」
そう言ってカイトさんはメイコさんと一緒にベッドに座り、メイコさんの肩を抱き寄せました。
あぁ羨ましいなぁ…小さい私には絶対出来ない。[小さい=可愛い]だけど、出来ない事の方が多いのだ。
「それに俺がまたメイコを歌わせてあげるからさ。」
「カイ…ああんっ!!」
メイコさんの嬌声に私はカイトさん達を見てみると、カイトさんたらメイコさんの胸を鷲掴みっ!何やってるんですか
カイトさんっ!!私は顔面が熱くなるのを感じながら二人の様子を眺めていた。
「あっんぅ…ひゃうっ」
「ほら…もう乳首がこんなになっちゃって…」
そういいながらカイトさんはメイコさんをベッドへ押し倒しました。これってもしかして…
「こうなっちゃうとメイコは弱いよね。気持ち良くて力出ない?」
「んぅ…は…んぅ…」
チュ、クチュっと二人が水音が鳴る。口づけしてるんだ。その水音に私は涙を我慢する事が出来なかった。
二人とも、私が怖いくらいに愛し合っているんだ。この恋はどう足掻いても実らない事を知りました。
なんで潜入捜査しちゃったんだろう…あとは二人の行為を耳を塞いで我慢するしかありません。
でも聞こえちゃう。見たくないのに好奇心に負けてしまう。哀しいくらい二人は淫らなデュエットを奏でていきます。
カイトさんはメイコさんの顎を押さえて執拗に舌を絡めています。時折メイコさんは身体を震わせてました。
「んっ…んん…」
「期待してたんだろ?メイコ。」
カイトさんがメイコさんのショーツをスカートごと脱がしてメイコさんの下半身を露出させると、メイコさんの両足を
持って身体を割り込ませた。そして
「ほら、奏でてやるから…見せてごらん。」
「だめぇああっ!!やっ…んくぅん、あ、ふぁあ…」
カイトさんはあの大きくて武骨な指をメイコさんの秘処に潜り込ませると、メイコさんの身体が大きく跳ねました。
水音が鳴る度にメイコさんは身体を激しくくねらせます。それを楽しそうに眺めるカイトさん…まるでお気に入りの楽器を
演奏する様に…。
「こんなに濡らして、だんだんエッチな顔になっていくね…可愛いよメイコ。」
そう言ってカイトさんはメイコさんの秘処に顔をつけました。それって…っ!気付いた私はもう電脳回路がパンク寸前です。
「はぁんっ!違ぅああっ、んくぅ…だめぇっ」
メイコさんが高いソプラノで淫らに歌っています。奏でているのはカイトさんの舌。メイコさんの秘処を執拗に舐めて
時折チュッチュッと中を吸って…私は[本性を晒け出したカイトさん]から目を反らす事が出来ませんでした。
「だめって、メイコのツルツルおまんこがこんなに悦んでるよ。美味しい…」
「カイトぉっ、言わはぁん、ひいぃふあぁ…あんっ…」
カイトさんが刺激を与える度に、身体をピクピクさせて可愛いソプラノをあげるメイコさん。
もう普段から見ているカイトさんとメイコさんではありません。カイトさんに全てを支配されて、メイコさんはそれを
悦んでいる様に見えました。
「もっとしたいけどさ…俺も限界。」
そう言って舌舐めずりをしたカイトさんは服を脱ぎだしました。うわぁ…やっぱり引き締まってるなぁ。私の鼓動は別の
ドキドキになりました。そして下着ごとズボンを下ろした瞬間、私は危うく声を出しそうになりました。
カイトさんの性器…私の身長より大きい!私の頭一つ大きいよ絶対っ!それが思いっきり天井指してんだもん!うわぁうわぁ…
カイトさんは性器をメイコさんの秘処になぞりつけます。するとメイコさんは自ら足を、秘口を指で開きました。
「カイトぉ…早く、早く頂戴…おまんこが寂しいの、ウズウズするぅ…」
「あぁ、たっぷり可愛がってやるよ。」
なぞりつけているカイトさんの性器がゆっくりとメイコさんの中に入ってきました。
「ああっ!カイトのっ固いのぉ!一杯奥苛めてぇ!」
メイコさんはカイトさんに抱きしめて淫らに腰を揺らしてます。すると
「メイコ、今晩はメイコが襲ってほしいなぁ。」
「え?」
それを言ったカイトさんはメイコさんを抱きしめベッドの中で転がりました。
「ほら、身体を起こして自由に腰を振ってごらん。」
「うう…」
メイコさんの表情に羞恥心が現れます。それを見たカイトさんは
「久しぶりなのに?幻滅だなぁメイコ。」
そんな言葉が覚悟を決めさせたのか、メイコさんはカイトさんの上で性器をハメて腰を動かしだしました。
メイコさんが腰を動かす度に、淫らな水音が部屋に溢れます。
「あっ、ああっんっ!ふにゃあ…あっ、ああん、奥、当たって…固いのぉっ!」
次第にメイコさんの腰の動きが早くなって行きました。
「そう、どうだい?俺を支配している気分は?」
「最高っ!最高なのぉっ!もっと激しくぅ!ふあぁぁんっ!突き上げてぇっ!」
その顔は恍惚感に呆けた顔。それを見上げているカイトさんはご満悦という表情でした。
[日本語ボカロのアダムとイブ]と言われた二人、やっぱり声だけではなく身体の愛称もいいんだろうなぁ…
そんな妄想が頭に浮かびます。なんか次第と辛くなってきました。でも二人が部屋を出ない限り、私は部屋から出る事が不可能です。
「あんっ、あああっおかしくなっちゃうぅ…腰が止まんなくなっちゃうぅ…!」
メイコさんはそういいながら上半身をカイトさんに重ねました。
「!!!」
私はもう口を押さえて声を出さない様にするのが精いっぱいでした。なぜなら結合部が調度私の目の前にあったのです。
メイコさんが腰を動かすと淫水が溢れだし、引き抜くとカイトさんの筋骨隆々の男根がメイコさんの淫水まみれで丸見えなのです。
「はぁ、はぁぁ…イイ、気持ちイイのぉ…きてぇ…」
もう呂律が回らないメイコさんに対してカイトさんが
「それじゃあ…いつもの体位でね。」
と再びメイコさんを下にしました。その間もしっかりとカイトさんの男根がメイコさんの中に入ってます。
その間もグチョグチョと淫水が溢れてます。
「あっ、ああんっふあぁ…おまんこ溶けちゃうぅ…」
「激しくやって溶かしてやるよ…」
そう言ってカイトさんはメイコさんを抱きしめて、これでもかという程激しく腰を突き上げました。
「あぁんっカイト来てっ来てっ!来るっ!来るのぉ!ふああぁぁーっ!」
「メイコ…愛してる…くっああっ…!!」
快楽に身体を痙攣させるメイコさんの中に、カイトさんは欲望を迸らせました。そして暫く二人はお互いの興奮状態が収まるまで
抱きしめあったままでした。
「カイト、ごめんね。ありがとう…」
「何でメイコが謝らなきゃあいけないんだよ。ちょっと疲れたな、少し寝ようか。」
「…うん、おやすみカイト…」
「おやすみメイコ…」
二人はまた濃厚なキスを交わし抱き合って、ベッドで横になるとすぐに心地良い寝息が聞こえてきました。
やっとこれで外に出れる…泣くにも嗚咽さえ出せない私は忍び足でドアに向かい、そっとドアを閉めました。すると背後から
「ラッピーみっけw」
その声と同時に私の身体は握られて持ちあがりました。そして目の前にはリンさん。
「ずっるいなぁ、カイ兄のマフラーに捕まって、そのまま部屋に入ってスニ―キングミッションなんてさーw」
うそ…最初からばれていたんだ。どうなっちゃうんだろ私…リンさんは自室へ私を持っていく。
「カイ兄には内緒にしてあげるからぁ、リンの為にスニ―キングミッションよろしくねーw」
まるで「最高の玩具を手に入れたぞ」という表情のリンさん…ニマニマ顔が怖いです。
こうして私の[リンさんの為のスニ―キングミッション計画]が始まりました。こんな私をHELP ME!
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