レン目線
ある日リンが学校を早退した。
今までそんなことなかったから、ビックリして、学校が終わったら家に急いで帰った。
また驚いた。
あの、あのリンが。
あのリンが泣いていた。
『どうしたの』
って聞いたら、
『レンにはわかんないよ』
『一生わかんない!』
って言われて、俺は何故か胸騒ぎを覚え、俺は無力だと思ったら、め目から涙か溢れてきた。
でも、リンの前で泣きたくなかったから、その部屋を飛び出して外に出て走った。
だけど、僕らは双子だ。
少しなら相手の『心』が伝わってくる。
それで、走ってたらリンが心ぱi…じゃなくてリンが、なんかまた泣いてるような気がして、渋々家に帰った。
そしたら、やっぱり泣いていて、
『レンさっきはごめんね』
『あんまハッキリは言えないけど、ね、リンね、レンとオソロイまた一個減っちゃったんだ。』
そう。
僕らは双子。
双子だけど、リンとは似ているけれど、僕らは、性別が違って生まれてきた。
だから、成長するにつれてオソロイが減ることはわかっていたけど、やはり
『ショック』だ。
そう。リンには女の子特有の「セイリ」
と言うのが始まったんだと思う。