注:この作品は一部同性愛的要素を含みます。  
 
 
俺はしがない鏡音リン・レンのマスターの内の1人。昨冬ニコニコ動画で初音ミクに出会い、  
骨の髄までみっくみくにされた俺は、すぐさま初音ミクを購入…する筈だった。  
そう、あれは忘れもしない12月5日。駅前の電気店に足を運んだ俺の目に飛び込んできた文字。  
 
  「衝撃の事実! 鏡音リンは双子だった!」  
 
当初は単なる第2弾と思われていた鏡音リンが、実は鏡音リン・レンだったと前日に発表された  
らしいのだ。そこで俺は思い直してしまった。それならばミクよりもこの双子を買った方が得だ。  
値段も一緒だし、と。ああ、なんでそこでミクから双子に浮気してしまったのか。  
何故一日早くミクを買おうとしなかったのか。  
「ロードローラーだ!」  
「WRYYYYYYYYYYYYYN!」  
俺の後悔の念を轢き潰すかのように、リンとレンが縦横無尽に暴れまわっている。  
ちなみにここ俺の部屋。  
はぁ…  
本当なんでこいつらを買おうと思ってしまったのか。  
いや、こういう奴らだと知ってたら当然敬遠したのだが。  
「ん? おいリン。トンマスターがまた落ち込んでるぞ」  
「ほんとだ。なんでこうすぐにウジウジするんだろう。余計ハゲるのに」  
「ハゲ言うな!」  
気にしてるんだから!  
ったく、こいつらは本っっっっっ当に可愛げが無い!  
「男ならもうちょいシャキッとしろよ」  
「だから四捨五入で三十路になるのに未だ童貞なのよ」  
うるさああああああああああああい!!  
ど、ど、ど、ど、童貞言うな!  
はぁ、もういやだ。  
「それより今日の収録まだー?」  
「本当トンマね。もうちょいポンポン作曲できないの?」  
こ、い、つ、ら、は〜〜〜〜〜〜  
………  
………………  
「やっぱりミク買ってこよ」  
財布を手に部屋を出る。  
「「させるかあああああああ!」」  
「ぐふぉっ!」  
ツインアタックをモロに背中に受け、そのままうつ伏せにカーペットとキスをする羽目に。  
「今なんて言ったのかな? かな?」  
「私達がいるのに、なぁんで他のボーカロイドが必要なのかしら?」  
そのまま仰向けにされ、胸元と太股に40キロ超の重しが2つ。目の前にはリンの半ズボン。  
「う、うるさい! もうお前らにはこりごりだ! 俺はいい子だって評判のミクを買う!」  
「それは困るんだよねえ」  
「そうよ。私達の出番が減るなんてゴメンだわ」  
双子が挑発的な声色で言ってくる。  
 
「大体ミクが来たら、もうこんな事できないだろ?」  
その時、太股の方の重さから開放された。レンがどいたのだろう。  
だがその直後、下半身を肌寒さが襲った。  
レンにトランクスごとジャージを脱がされたのだ。  
「ミクって清純派らしいから、こんなの見たら卒倒するもんね」  
リンの股間で遮られて見えないが、感触でレンが俺のちんこをこすり始めたのが分かる。  
「あはは、さっそく勃ってきた。男にちんこしごかれて感じてるや」  
「う、うるさい! そこ刺激されたら意思に関係なく反応するもんだ!」  
「何を。マスターがロリショタだって事、初日の夜にはバレてたのに」  
レンの言葉尻はよく聞き取れなかった。変わりに俺のちんこが湿り気を帯びた暖かさに包まれていた。  
ふぐぅ!  
あまりの気持ち良さに思わず息が漏れてしまう。  
「そうよねえ。ロリ物ショタ物のエロ同人ばっかりだもん。流石にあの時はドン引きだったよね」  
太股に続いて胸元の重力からも開放された。視線の先に、レンが俺のちんこを根元まで  
咥えこんでるのが映る。そのいやらしい情景に反応してますます硬くなる。  
「マスター、口、空いてるでしょ」  
いつの間にか下を脱いでたリンが(というかその為にどいたのだろう)再び俺の視界を奪う。  
目の前には産毛すらないツルツルのおまんこが。  
「私、マスターの見た目はそんな好きじゃないけど、マスターのクンニは大好きよ」  
前半はどういう意味だ、そう抗議しようと開いた俺の口に少女の性の味が広がる。  
「ひゃっ! う、うん…。そう、そこ、やぁん、やっぱり上手ぅ」  
当初リンとレンを買った時、俺に下心は無かった。…多分、無かったんじゃないかな。  
いや、確かに俺はロリショタだ。だから2人を買うと決めた時にパッケ絵が決め手になったのは事実。  
しかしあくまで音楽ソフトとして購入した訳であり、決してこういうエロエロな行為の為に買ったん  
はうっ! レン、そこ凄くいい。  
「慣れって怖いよなあ。今じゃマスターのチンポしゃぶるの、全然抵抗ねえもん」  
「レンもそっちの気があったんじゃひゃうん! や、そこ、クリちゃん直にひぃいい!」  
「馬鹿言うなよリン。マスター以外のなんかしゃぶれる訳ないだろ」  
「あひゃひもぉ、ましゅた〜いがいに、こんなのさせないいいいいっ!」  
何度目かの時に聞いた事がある。こんなヲタ外見の男とこんな事して気持ち悪くないかと。  
特にレンに至っては同性だ。受け入れてるのが不思議でしょうがないと。  
その時、2人はこう答えた。  
「だって、マスターにはいい歌たくさん歌わせて貰ってるから」  
「マスターの調律で歌うと、凄く評判いいもんな」  
「ニコニコやzoomeで名声得てるのマスターのおかげだし、これくらいの恩返し、いくらでもするよ」  
2人は歌う為に作られた楽器。優秀な姉と何かと比較される2人。歌う事が全てと言っても  
過言ではない2人。有名マスター達から扱いづらいと酷評されてた中、手前味噌だが俺のプロデュース  
作品は軒並み高評価を得た。俺の曲だとリンレンはとても生き生きしている。そうコメントされ、  
俺以上に喜んでいたのがこいつらだった。  
だから歌う喜び、そして賞賛される喜びを教えた俺の為なら。2人はそう笑っていた。  
「ひゅうん! も、もう飛んじゃう、イッちゃう!」  
リンの嬌声で意識が引き戻される。股間の方ではラストスパートとばかりに、ぬめった締め付けが  
激しく上下している。俺も、もう限界が近い。  
「やぁ、ま、マスター、いっしょ、一緒にぃいい!」  
俺のちんこにも力が入る。根元に精液が収束していく錯覚を感じ取る。  
「イッッッッ! ちゃ…うぅうううう!!」  
びくん! びくんびくん! びゅく!!  
リンが大きく仰け反り、それを見届けた刹那、俺もレンの口内に大量の精子をぶち込んだ。  
 
「あ、あれ!?」  
いつの間にかベッドで寝ていた。下半身丸出しで。  
「あ、やっと起きた」  
「出してすぐ寝るから牛になるんだよ」  
うるせえ。俺はベッドに手をついて立ち上がる。  
ん?  
なんだ? この湿り気。  
「あ、マスター寝た後にレンが俺も出したいって言うから、ちょっと先にベッド使ったから」  
じゃあ、ちょうどお前らの背丈だと股間に当たる位置が濡れてるって事は…?  
「マスターのクンニも気持ちいいけど、やっぱりレンに突かれるのが一番かな♪」  
かな♪ じゃねえよ!  
マスターを床に放っぽってセクロスしてんじゃねえ!  
「だって別に布団用意するのめんどいし」  
このゆとり世代が。  
「あ、マスターもリンのまんこに入れたかった?」  
「私ならいつでもOKだよ?」  
いらん。見た目14との結合は平面の世界なら大歓迎だが、立体相手となると  
流石に罪悪感>>>>>性欲だ。おまけに泡風呂すら拒んで守ってきた最後の一線を  
機械相手に喪失するのもどうかと思うし。  
やっぱり初体験は生身の女、それも彼女としたいもんだよねえ。  
「よく言うよ。俺ら来るまで風俗が趣味だったくせに」  
だから本番か否かは大きいんだって。しょっちゅうハメハメしてるお前らには理解できまい。  
「ま、気が向いたらいつでもどぞ。あと4年もすれば魔法使いを避けたくなるかもだし」  
いっそファイラ辺りまでなら習得してみるのも一興だが。  
「それよりスッキリしたんだからそろそろ曲作ってくれよ」  
「あ、そうね。今日はいつもよりサービスしたんだし」  
お前は何もしてないだろ、リン。  
「あ、私にもして欲しかった? じゃあ打ち込みの最中、机の下でレンとWフェラしたげる」  
だ、だぶるふぇらとな!?  
「え? 俺今日2回目?」  
「いいじゃん、別に。私達は口はどんなに動かしても疲れないように設計されてるし」  
流石はボーカロイド。歌に関する部分は徹底的に強化されてる。だから手コキはそうでもないけど、  
口の動かし方に関しては本職が束になっても敵わないくらいの気持ちよさ。おかげで風俗代が浮く浮く。  
だから今なら初音ミクも買えぎゃあああああああ!! こらリン歯立てるな! さてはワザとだな!?  
 

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