神が一人ベットに横になっている。  
「ハァ・・・ん・・体がアツ・・い・・どう・・して」  
どうやらさっきキクに出された食事に媚薬が入っていたようだ。  
神の躰はしっとり汗ばみ、頬も紅潮し息も荒くなっていた。  
(どうしよう・・なんかえっちな気分・・)  
 
神はそんな自分に戸惑いながらも、恐る恐る手をパンツの中へ潜り込ませる。  
「あっ!・・・ハァ・・んっ」  
だんだんと湿っていく秘部をさらに指で撫でる。  
(やだ・・あたし・・)  
神は頭の中にレオを描く。  
「ハァ・・ハァ・・れ・・レオ・・くん!」  
 
ドンドン!!  
誰かがドアをノックした。神は慌てて布団を顔まで被る。  
「・・どうしたっ!?開けるぞ?」  
返事する間もなく入ってきたのはたまたま部屋の前を通ったレオだった。  
「どうした?うなされてたが、熱でもあるのか?」神に駆け寄る。  
「ち、違・・う」  
「ん?」  
布団をめくり顔を出させる。  
 
顔中に大粒の汗を掻き、ハァ、ハァと熱い息をあげ、頬を紅潮させながら、上目使いでこちらを見た。  
レオは思わずその色っぽさにドキッとした。  
「熱があるのか?」と顔を近付けると、神はレオの首に両手を回し、引き寄せるようにしてキスをした。  
     ! ?  
突然の事にレオは目を真ん丸くする。が、神はさらに舌を絡ませてくる。  
「ん・・ぁ、レオさん・・・あなたが好き・・」  
「神・・」  
戸惑っていたレオも、段々とそのやわらかい唇、絡み付く舌使いに溺れていく。  
・・唇が離れる。  
「こっちも・・ほしい」神はレオの股間を下から上へと撫で上げると、ズボンを下ろす。  
すでに半勃起した肉棒をぱくっと奥までくわえゆっくりと根元から先端へ、また根元へと繰り返し速度を速めていく。  
「あ・・神・・」  
亀頭を舌先でぺろぺろしながら余った部分を手でしごく。  
 
レオはイキそうになるのを理性で必死にこらえている。  
しかし、もう一人のレオは言うことを聞かずぐんぐんと成長していく。  
大きくなった肉棒は神の喉まで届き神は少し苦しそうな顔をしながらもむしゃぽりつく。  
「・・これ以上は駄目だ・・」  
「いいんです、全部出して・・」  
と言うとまるで絞り出すようにちゅーちゅーと吸い付く。  
「くっ・・」  
レオはあまりの気持ち良さにこらえきれず、神の口の中に放ってしまった。  
それを手で支えながらごくん、ごくん、と神は喉を上下させる。  
含みきれなかった白い液体が、とろりと口から溢れる。  
ハァハァ、と呼吸を整えると神が少しだけ落ち着きを取り戻し、恥ずかしさが込み上げる。  
「私、へんな薬飲んでしまったみたい・・体が熱くて・・そうしたらレオさんのことばかり考えてたの」  
レオはやはり、と思ったがそれ以上に神の自分に対する気持ちにうれしくて溜まらなかった。  
 
片思いだと思ってた…夢なのか?はっとするレオ。喜んでいいのだろうか?  
薬のせいで言っているのかもしれないのに。再び困惑する。  
「もしかして私のこと嫌いになってしまった?」様子を察した神が言う。  
「ばっ、違う!」  
「こんなところ、レオ君にだけは見られたくなかった…のに」  
涙ぐみながら悲しそうにする神を、抱きしめずにはいられなかった。  
嫌いになどなるものか。こんなにも愛しくてたまらないのに。  
夢でも薬のせいでもない、俺が想っていた人も、同じように想っていてくれたのだとレオには分かった。  
抱き締めた体は華奢で、たくましいレオが力を入れたら折れてしまいそうだった。  
この清らかで、細い体、洗ったばかりの髪の薫り。  
抱き締めているうちに、レオはこの少女を自分のものにしたい、という欲求がこみ上げる。  
 
「神……」  
レオはやさしく彼女の体をベットに倒すと、スカートをめくりパンツの上から指で割れ目をなぞる。  
「――っ」  
思わず出そうになった声を押し殺す神。  
レオは逸る気持ちを押さえパンツを下ろした後、両手で脚を開かせた。  
目の前には薄ピンクの花弁と、つんと立った肉芽・・  
「綺麗だ……」  
レオは自然に顔を埋めると神のソコをぺろっと舌で舐める。  
ビクンッ!と体を弓なりにする少女。それだけでとろり、と蜜がこぼれる。  
「い、いやぁ…!」  
恥ずかしさで閉じようとする脚を無理矢理広げ、こぼれた蜜をじゅるっと飲み込む。  
「あ…。あん、んぁぁ……」  
ぴちゃぴちゃ・・ちゅっ、ぴちゅ・・卑猥な音に神の羞恥心が煽られる。  
「あっ、はぁ、ダメ……レオく…」  
その声が頭上でするのが聞こえても、レオはさらに愛撫を続ける。  
「ひゃ!く……ああぁぁ!だ…め…ぇ」  
必死に耐える神も限界だった、レオは秘裂に舌をぐっ!と差し込む。  
「ッ!ああっ…!」  
 
敏感になっているところにレオの舌のザラつきを感じてしまった神は高い声をあげ達してしまった。  
「レ…オ…くん」  
熱い吐息を洩らしながら、とろんと潤んだ目付きでこちらを見る神に、レオの理性も外れかかる。  
「――すまない。我慢できない。」  
と言い、神の体に覆いかぶさると、セーラー服を胸の上までまくり上げ、ブラジャーを外し、舌でチロチロと右胸の突起部を舐めた。  
「きゃ…!」  
さきほど絶頂を迎えたばかりなのに感じてしまう。  
レオは舌を転がし乳首を攻めながら、左手を彼女の秘所に持っていき同時に愛撫する。  
「あんっ…ああん、れお、れおくん……イイッ…」  
セーラー服を淫らに纏い、息をハァハァさせている神を前に、少年の興奮は高ぶる。  
レオはおもむろにズボンを下げ、十分に濡れた秘部に自身をあてがい、先端からゆっくりと埋めていく。  
「あ、あ……」  
熱く濡れた肉が吸い付くようにまとわりつき、男を昂ぶらせる。  
「ふっ、んんっ、レオ君の…すごい…大きい…」  
その言葉でレオのはさらに大きくなる。  
 
神は男らしいソレに躯が歓喜し、我を忘れて最奥へと誘う。  
「神……」  
焦らすようにゆっくり進めていたレオも我慢できず、一気に奥まで突き挿れた。  
なにかを破ってしまったような感覚を先端で感じると、同時に神の躯がびくんっと跳ね上がる。  
「きゃ、ん!いた…い…ッ」  
「大丈夫か?」  
と聞くと、コクンと頷き  
「レオくん…もっと…続けて…」  
涙ぐみながらも応えようとする神が愛しすぎて、レオの理性が飛ぶ。  
深く繋がったまま巧みにその細い腰を動かし、次第にその動きを大きくさせていく。  
「れお、もっとぉ…もっと奥まで…」  
たまらず奥までぐりっと男根をねじ込む。  
「ッ――あぁ!れお、れお―ぉ!」  
何度もお互いの名前を呼び合い、欲望のまま体を絡ませる。  
「はっ、あん、あ…ん ダメ…気持ち、よすぎ…て…」  
 
接合部からはクチュクチュと卑猥な音を立て、愛液がとめどなく溢れている。  
「…っ!!や、あぁ…それい…じょ…されたら…おかしくなりそ…う…ッ!」  
「い…くっ…か、神…!」  
いくっと思ったその時、今まで以上にレオの男根を締め付ける神。  
「あっ、あああ――レオぉ―だめ、いっちゃう!んっ!あぁ―――!!」  
不自然に腰が揺れ、レオが熱を放つのと同時に、神も絶頂を迎えた。  
 
情事のあとも、二人は抱き合ったまま悪戯に手足を絡めて、情欲を煽った。  
 
―次の日の朝―  
目が覚めるともうレオは居なかった。  
昨夜のことを思い出し、急に慌てる神。  
「ど、どうしよう!プラちゃん」  
(プラちゃん……まさかっ!?)  
慌てて外に出る。と、やはりキクが晴れやかな顔をしてにっこり微笑んでいる。  
キク「おはよう!プレゼント楽しんでくれたご様子でしたね。」  
神「―――っ!!!」  
 

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