俺は救世主ワタル。  
ドアクダーとの最初の戦いから7年…。再び創界山に危機が迫り、  
高校生になった俺は神部界にやってきた。  
 
第1層界、第2層界、第3層界をもとに戻した俺たちは、あのユーキが住んでいる第4  
層界にやってきた。他の層界は前と違う呪いをかけられていたので、新たなアイ  
テムで元にもどしてきた。だが第4層界は前と一緒の極寒の世界。ファイヤードラ  
ゴンにかけられている呪いをとかなければならない。そのために氷解の鱗を氷づ  
けにされている、ファイヤードラゴンの額にはめこめば復活し、第4層界は元にも  
どる。ユーキの協力もあって鱗を手に入れ、ファイヤードラゴンの洞窟に向かった。  
 
しかし洞窟まであと少しという所でシバラク先生やヒミコ、クラマ達とはぐれて  
しまい、俺はユーキと2人きりになってしまった。  
 
「どうしよう…先生たちとはぐれちゃったし…」  
その時突然猛吹雪になった。  
 
ビュウウウウー!  
 
「ワタル!あそこに小屋が!」  
俺たちはユーキがみつけた小屋に避難した。  
「ふぅー…。ひどい目にあったぜー」  
俺はそう言うと暖炉の前に腰をおろし残っていた薪に火をつけた。小屋の中は暖  
炉とベッドとシャワー室がある、ちょっとした宿みたいな感じだ。ユーキは俺の  
横に座り、  
「吹雪…いつやむかしら?他のみんな大丈夫かしら?」  
こう言いながらゴーグルや手袋をはずす。そのうち暖炉の火もごうごうと  
燃え始め、だんだん小屋の中が暖まってきた。  
 
7年も経てばオンナはだいぶ変貌する。  
あのヒミコだってそれなりに大人っぽくなっていたし。  
この7年、何度か神部界に救世主として呼ばれたことがあった。  
その度に第4層界のユーキのもとへ会いにきていた。今回は3年ぶりの再開だった。  
背が少しのび、顔も大人っぽくなり少し色気…というかなんて  
いったらいいんだろう…。しとやかさがある。  
可愛くなったユーキの横顔をしばらくみていたら  
「ワタル?どうしたの?」  
ユーキが俺の視線に気づいて声をかけた。  
「いや〜ユーキもかわいくなったなぁって思って…あはははっ」  
俺は照れながら笑ってごまかした。ユーキはくすっとわらって  
「熱でもあるんじゃないの?」  
と、おでこに手をあてた。俺はユーキの手の温かさにドキッとした。  
そのまましばらくドキドキは続いていた。  
 
俺はユーキに対するこの7年間のことを思い出した。密かに抱いた恋心を。最初の  
出会いは、第3層界と第4層界を戻すため一緒に旅をした。ウララの神殿でみせた  
純粋さや、ドアクダー魔神と戦った時になんども助けてくれた強さ。どんどん  
惹かれていったのを覚えてる。  
第5層界にあがるときユーキと離れるのがイヤだった。  
その気持ちが蘇ってきた。  
 
「…タル?ワタル?」  
ユーキが声をかけていた。  
「どうしたの?ぼーっとして?」  
「あっ!ご…ごめん。どうした?」  
「せっかくシャワーがあるし、体も冷えたからシャワー浴びようと思って…。  
 いい?」  
「あっ!い…いいよ。き…着替えるよね?向こうむいてるね」  
「ありがとう」  
俺はユーキに背をむけた。自分の背中の後でユーキが着替えている…。  
そう考えるとドキドキしてアソコがアツく大きく膨らんできた。  
うわっっ!ヤバい!なんで?  
俺は冷静を装いつつ前にかがんで焦っていた。  
「ワタル?どうしたの?具合でも悪いの?」  
着替えてるユーキが後ろから声をかける。  
「な…なんでもないよっ!」  
おもわず振り返ってしまった。  
そこにはバスタオルで体を隠したユーキが立っていた。  
「キャッ!」  
その姿を見た俺のなかで何かがはじけた。  
俺はユーキに近づき、抱きしめた。  
「ワッ…ワタル?」  
「ユーキ…」  
俺はユーキのおでこにキスをした。そのつぎは頬。そして唇に軽くキスをした。  
ユーキはびっくりして動けないみたいだ。もう一度唇にキスをする。  
俺はユーキを抱きしめたまま。  
ユーキは俺よりも頭1つ分くらい小さい。  
俺の腕の中で  
「ワ…ワタル、なんで?なんでこんなコト?」  
「ユーキ…俺ずっと好きだった。何度か救世主としてこっちの世界に呼ばれた時も  
 ユーキの所にきていた。俺は自分の世界にどうしても帰らなきゃいけないから  
 あんまり会えない…だから一度だけでいいから…」  
「ワタル…」  
ユーキは何も言わなかった。  
俺はユーキをベッドに運んだ。  
俺は、横たわったユーキの上に覆い被さった。  
「ユーキ…いいの?」  
ユーキは何も言わずこくんっと頷いた。  
その顔がとてもいとおしく感じた。  
俺はもう一度キスをする。さっきよりもっと濃厚なディープキス。ユーキの唇を  
ひらき舌を入れる。ユーキもそれに答えているのか舌を絡ませてくる。  
「くちゅ…ちゅ…くっ…はぁん…」  
えっと…まずうなじとか耳とかをキスすればいいのかな?まず耳たぶをなめてみる。  
「…っん…」  
反応があった。次はうなじにキスをして下におりていく。バスタオルをずらすと  
ユーキの豊満な胸があらわになる。ユーキ、胸大きくなったなぁ…などと感心してる  
場合じゃない!女の子ってどこがカンジるんだろ?  
前に確か本で読んだときは…ココだっけな?胸全体を触りながら乳首を指で触ってみる。  
「…あっ…ん…」  
乳首がみるみるうち固くなった。ココはキモチいいのか。舐めてもいいって本に  
書いてあったな。俺は右の乳首を口に含んでみた。  
「…あんっ…だ…め…」  
舐めたほうがキモチよさそうだ。俺はユーキの反応がおもしろくなってきた。  
そのまま舐めながら左の乳首を指でつまんでみる。  
「…あん…んっ…んっ…」  
乳首がかたくなってなってきたら確か女の子も興奮してきてるんだよな。  
興奮してる女の子は濡れてくるんだっけ?  
 
恐る恐る下の方に手を伸ばし、ユーキの大事なトコロを触ってみる。  
くちゅ…  
「…ひゃん…あっん…」  
あっ濡れてる!でもまだユーキの反応も見てみたい。確かアソコも舐めるとキモ  
チよくなるって書いてあったな。試してみるか?  
俺は胸から脚に手を移動させた。ユーキの脚を大きく開いた。  
「いやっ、恥ずかしい…見ないで…」  
顔を紅潮させるユーキをよそに顔をアソコへ近づけ舐めてみる。  
突起したソレを丁寧に舐めると愛液が溢れ出す。  
「…あっん…あっ…あっあっ…だめっ…おかしく…なちゃいそう…」  
すごい…。女の子のカラダってこうなってるんだ。俺は指を入れてみた。  
「あっあっ…だめぇ…やさしくしてぇ…」  
ちょっと乱暴だったかな?俺はあせらずゆっくり指でかき混ぜてみた。  
中は愛液でトロトロで指にナニかがからみついてくる。  
ココに自分のを入れればいいんだよな。俺はズボンとトランクスを脱いだ。  
今まで見たこともないくらいに大きくなっていた「ソレ」をユーキの入り口にあてる。  
俺のってこんなに大きかったっけ?  
それくらい俺も興奮してるってことか?  
ユーキの中に少しずつゆっくり入れていく。  
ぎゅうぎゅうと締めつけられる感触。  
ユーキの中は温かくてなんとも言えない。  
「…った…あっあっ…あっん…あっー…!」  
ユーキが少し痛がっていた。俺は徐々に入れていった。  
俺のアソコはユーキの中に全部入った。  
これだけでイキそうだ。だが動かしたらユーキの反応がどうなるか見たかった  
俺はゆっくり腰を動かす。  
「ユーキの中、すごくキモチいい……。もっと動いても大丈夫?」  
「う…ん…だ…いじょう…ぶ…」  
少し激しく動いた。キモチ良すぎる。1人でヤルよる断然キモチいい。  
「あっん…カラダが…熱くなってきて…あたし…変なカンジ…」  
ユーキもカンジてる。俺は限界に達していた。  
「ユーキ…出してイイ?はぁ…はぁ…」  
「い…いよ…。…ワタル…私もおかしくなっちゃう…」  
「ユーキ……。うっぅ…」  
ドピュッ…ドピュッ  
中に出すのさすがにまずいと直感的に思った  
俺はユーキの中から急いでソレをだしユーキの体に  
自分の「アツイモノ」をぶちまけてしまった。  
ユーキは俺の精液だらけのカラダで恍惚とした表情をしていた。  
「ユーキ…ごめん…」  
「…いいのよ…ワタル…私もワタルのこと好きよ…  
 さっきワタルに私が思っていたこと、先に言われちゃった……」  
と、言うとユーキは眠ってしまった。  
俺はそのままユーキは寝顔をみていた。  
「ユーキ…」  
俺は軽くキスをした。  
 
なんとか、シバラク先生達と合流し、ファイヤードラゴンの額に氷解の鱗を  
はめこんで呪いをといた。そして第4層界を元に戻した。  
次は第5層界。  
またユーキと離れてしまう。  
「ユーキ・・・。また会いにくる。絶対来るからまってて。」  
ユーキは頷く。  
 
俺は第5層界に向かった。  
 
第5層界に向かう途中、クラマが俺にこう言った。  
「オトナになったなぁ〜。ワタル!」  
クラマもしかして、ユーキとヤッたこと気づいた????  
 
意味深な言葉を残して  
「先行ってるぜ〜」  
と、羽ばたいていった。  
 
<終>  

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