グレッグは仰向けに寝転がる。  
 
「自分で入れな」  
 
12歳ともなれば、大人と変わらぬ体を持つ女もいるが、キャロルの発育は悪い方だ。  
胸もなけりゃあ、恥毛もない。だが、それはそれで、需要があるらしい。  
 
だがグレッグの趣味ではない。  
グレッグは目を閉じて、頭の中にメリーの姿を描き出す。  
 
キャロルはグレッグにまたがると、そそり立つグレッグの一物の先端を、指で開いた自分の秘所に導いた。  
そして表情をゆがめながら、ゆっくりと腰を下ろしていく。  
捨てられることを恐れる少女は、自らの体で結びつきを維持しようとしている。  
 
「さすがにきついが、初めてじゃねえってわけか」  
 
キャロルの体格では、グレッグの腰の両側に、膝をつくことさえ難しい。  
完全に腰の上に座りきった彼女の中に、グレッグの物は深く突き刺さっている。  
暖かく、そして狭いその感触は、ただそれだけで一物を刺激する。  
メリーを夢想することをやめ、グレッグはキャロルを見る。  
キャロルはただグレッグを受け入れるだけで、精一杯のようだ。  
 
「ディーンやチャックも喰ったのか?」  
 
キャロルは首を横に振る。  
 
「どうしてオレだ」  
 
「お父さんみたいだから・・・です」  
 
 気が滅入り、萎えそうになる。  
 だがキャロルは逆に、腰を動かしはじめる。  
 
「がんばります。一生懸命やります。だから、捨てないでください」  
 
 涙をにじませ、精一杯奉仕しようとするキャロルに、グレッグの内にどす黒い炎が燃え上がる。  
 そしてキャロルも、濡れ始めている。  
 
「捨てやしねえよ。だから、もう黙りな」  
 
 グレッグはキャロルが意識を失うまで、激しく腰を突き上げた。  
 

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