愛妻のふわふわでやわやわでおっきなオッパイ。  
手のひらでこねくりまわし、ほおずりし、ピンと突き出した乳首を唇と舌で愛撫する。  
ファリドゥーンの、癒しの時間だ。  
 
オッパイにはまってから、オッパイ大量に集めた。  
メイドとして雇い入れ、働かせながら、気に入った者を妾に昇格させた。  
子どももたくさんできた。これでRYGS家も安泰だ。  
 
けれどやはり、正妻ルシルのオッパイが最高だ。  
この色形、そして大きさと感触、乳凛の大きさと、乳首の立ち具合。  
そしてなにより、それをこねくりまわした時にあげる、ルシルのあえぎ声。  
背をのけぞらせ、目をうるませ、やがて目で訴えかけてくる。  
恥ずかしがって口に出来ない言葉を口にするまで、オッパイでじらし続ける。  
 
今日、アヴリルがルシルをヴォルスングに抱かせろと言い出した時には、多いに焦った。  
ヴォルスングを抱けと言われた時には、ひどく困った。  
ファリドゥーンの目には、女体化してもチャックは男だ。  
だいたいあってなきがごとき貧乳ではないか。  
屈辱とかそういう問題以前に、机に欲情しろとか、椅子で一発抜けと言われるに等しい。  
そのチャックの口で無理矢理立たせて、ヴォルスングのケツに突っ込む。  
かつて立派な男として認め、それゆえ男の誇りを奪ったチャックと、  
今でも愛敬するが、人格を失いアヴリルのペットとなりはてたヴォルスング。  
あのクソビッチ。絶対わかってやっている。こっちの忠誠を試してやがる。  
だが逆らえば、殺されるか自我を抜かれて手駒にされるか、どっちかだ。  
それに私は軍人だ。上役の命令は絶対だ。前向きに対処した。  
「それはガチホモで耽美ではない」と文句を言われたが、ともかくルシルのことは許された。  
 
アヴリルは「多くの命を奪ったヴォルスングは、その穴埋めをしなければなりません」と言われた。  
多くの子をなして償いとせよ、という粋な計らいかと、その時一瞬感心した。  
が、ディーンはゲラゲラ笑うので、不思議に思っていたら、ルシルが小声で説明してくれた。  
アレでアレを埋めろという、下ネタジョークだった。  
 
ああオッパイ、オッパイ。やはりオッパイがなければ、はじまらない。  
護りきったこのオッパイは、私だけのものだ。  
このオッパイのためならば、集めた他のオッパイなど、二束三文でくれてやる。  
いやヴォルスング様のためならば、そしてヴォルスング様のお子のためなら、喜んで献上する。  
ヴォルスング様も、きっとオッパイに癒されるに違いない。  
ルシルほどではないとはいえ、私のコレクションは、最上のオッパイなのだから。  
 
「あなた・・・」  
ルシルが目で訴えかけてくる。  
いつもなら、さらにじらす所だが、いつまたアヴリルが妙なことを言い出すかわからない。  
一番いいのは、私が確実に孕ませておくことだ。  
私のそれも張り詰めて、先走りで濡れている。  
 
指でまさぐれば、オッパイをいじりまわされたルシルも、濡れきっている。  
 
アヴリルは、男女の交合に興味はないと、さっさとディーンを連れて帰っていった。  
が、私とルシルは、ヴォルスング様と妾たちの交合を、最後まで見守ることになったのだ。  
千人切りとばかりに、次々女たちを落としていくヴォルスング様。  
その絶大な精力は、尽きることがないようだった。  
もう少しオッパイを楽しまれればいいのにと、思わないではない。  
だが、喉が渇ききった者が水を求めるように、ヴォルスング様は種付けなされた。  
アヴリル様は、どちらかというとディーンが好みだし、足コキしかしないという噂だ。  
あの様子だと、ディーンとヴォルスング様にやらせ、見てたりしたのかもしれない。  
 
以前から女っケがなく、私との関係を揶揄されることもあったヴォルスング様。  
そのヴォルスング様が、これほどまでに精力絶倫である様を見て、私は感激しています。  
ただ女を犯すだけでなく、一人一人よがり狂わせ、落としていらっしゃる。  
きっと満足なされて余裕が出れば、オッパイのよさにも目覚められるでしょう。  
妾はすべて、ヴォルスング様に献上いたします。  
 
そしてその光景を目に焼き付けた私とルシルは、互いを求めたのだ。  
だが、私のペニスは今日、チャックの口に含まれたのだ。  
チャックは私だとはわからないだろう。  
ルシルも私がチャックをそのような目に合わせたとは、知りもしない。  
だが敬愛するヴォルスング様のケツに突っ込んだことは、ちゃんと話した。  
「ヴォルスング様相手に立ったことが罪ならば、  
 ヴォルスング様の営みを見て濡れたあたしも同罪です」  
そしてルシルは石けんと柔らかな手で、私のペニスを洗ってくれた。  
形ばかりの女との、愛のないマネごとで、私は自分が再起不能になったように思っていた。  
だが私は勃起した。  
その張り詰めたペニスを、その胸に挟み、キレイになったと口に含んでくれた。  
ルシルの舌で裏筋を愛撫され、私はいった。  
 
ベッドにうつり、あらためてオッパイを楽しむ。  
そしてルシルが目で訴えかけてきたとき、濡れた花びらの中に、突き立てた。  
中は熱く柔らかい。そして絡みついてくる。  
ああいつかこの穴を通って、私の分身が生まれ出るのだ。  
我が子も、ルシルのオッパイにしゃぶりつくのだ。  
 
私はその日を夢見て、何度もいった。  
 

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