アヴリルの白い肌はさらさらときめ細やく、そして内側は燃えるように熱い。  
 その胸は、見た目よりも弾力があり、掌の中で心地よく弾む。  
 小ぶりの尻は、丸くそして白い。  
「いいのか? 俺で。てっきりディーンが好きなんだと思ってたぜ?」  
 アヴリルは、普段とは異なる妖艶な笑みを浮かべる。  
「アヴリルの心はディーンのもの。  
 ですがわたくしリリティアの身体は、わたくしのもの。  
 どうしようと、わたくしの勝手です。  
 グレッグがディーンを息子のように思うならば……」  
 そう行ってアヴリル、いやリリティアは、グレッグの息子を口にふくむ。  
 たっぷりとねぶられたそれは、はち切れそうなほど固くなる。  
「……わたくしリリティアのことを、妻と思いなさい」  
「メリーとは、タイプが違うがな」  
「ここは、正直です」  
 そしてリリティアは、ゆっくりとグレッグの上に、腰を下ろした。  
 
 後日、アヴリルと過去のリリティアの意識が入れ替わった後、グレッグはその言葉の意味に気づく。  
 過去からやってきた彼女は、自分の身が妊娠していることに気づいたのだ。  
 

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