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私はひとりぼっちのマリエル。  
今日、ロディは来てくれるのでしょうか?  
そんなことを考えていると毎日があっという間に過ぎていってしまう。  
…結局その日もロディはここの花園を訪れることなく  
私は少し寂しい思いをした。  
 
薄手の寝間着に着替えるとすぐに布団の中に入った。  
今夜は風が強い。こんな日に一人で寝るのは心細い。  
隣りにロディがいてくれたら…きっと最高なのに。  
けれどこの気持ちはきっと片思い。彼には他に想う人がいるのだから…  
 
そんなことを考えながら小屋の天井を見つめていると…  
 
ギィ…  
 
小屋の扉がゆっくりと開いた。  
こんな夜遅くに…誰でしょう?  
…もしかして!?  
 
「ロディ?ロディですかッ…!?」  
 
わずかな期待を抱えて布団から飛び出し扉のほうに近づいていくと  
…その期待は音を立てて崩れていった。  
そこに立っていたのは、いつも花園を荒らしにやってきて  
私に暴力を振るって帰るタウンロゼッタの町長さんの息子…。  
私はその場で、震えてしまった。  
 
「あ…あ…その、この時間に、何のようですか…」  
 
…聞くまでもない、この子は今日も花園を荒らしに来たに決まっている…。  
そして私を痛めつけて、涼しげな顔で帰っていくのだ。  
 
…でも今日は様子がおかしい。  
遅い時間の来訪…  
それに今日は双子のもう一人の子がいない…?  
 
「へへ、弟セスなら家で寝てるのだ」  
「そ…そうなんですか…そ、それで…」  
 
今日は何のようですか、  
ともう一度聞こうとした瞬間。  
…私の両肩はその子に強く掴まれていた。  
それは指が肉に食い込むくらい、痛いほど強く…。  
 
「痛いッ…は、放して下さいッ…」  
 
私は必死でその子の手に自分の手を添え、引き剥がそうと試みた。  
しかし子供とはいえ男の子の力にはかなわない。  
貧弱な私の力ではビクともせず何もできなかった。  
 
すると男の子の口から、予想だにしていなかった言葉が出てきて…  
 
私の思考は一瞬停止してしまったかのように思えた。  
 
「今日は僕一人だけだから、お前の事たっぷり犯してやるのだ」  
 
…犯…す?  
 
「い、いったい…何を…?」  
「前から思ってたのだ。お前は呪われたエルゥだが外見‘だけ’は良いのだ」  
「…な」  
「だから今夜、お前で楽しませてもらうのだ!」  
 
まさか…  
そんな。  
 
すでに500年を生きている私でも、  
こんなこと言われたのは産まれて初めてだった。  
…こんな、人間で言えばまだ幼い外見の私に、  
この子は…欲情しているというのでしょうか…?  
 
このくらいの男の子なら、こういうことに興味が湧いてしまう年頃なのだろうけれど…  
そんなの…私は嫌…!  
 
「い、いやぁッ…やめてぇッ!!」  
 
気付いたら私の身体は男の子の肩に担がれていた。  
命一杯ジタバタもがいても、私の力ではどうにもならない…。  
背中に痛みが走ったかと思えば、私は布団の上に放り投げられていた。  
 
「町長の息子の僕とこういうことができるのは喜ばしいことと思えッ」  
 
男の子は布団の上にいる私の上に覆い被さり、  
私の顎を手で強く固定すると…  
自分の唇を、私の唇に…強く押し付けてきた。  
空いた手で抵抗を試みた…だけれども、やっぱり無理だった。  
私は自分の力のなさを、この身体の成長の遅さを…憎らしく思ってしまった。  
 
「んッ!!んーーーーッ!!」  
 
顔を振って抵抗しようとするが、それを試みるたびに  
私の口内に暖かい舌が侵入してきて…  
それが私の思考を朦朧とさせる。  
 
助けて…ロディ…  
 
…まさか、こんなことになってしまうなんて。  
胸が張り裂けるくらいに痛い。  
 
私の、ファルガイアに緑を取り戻すという夢以外の、もう一つの夢が砕け散ったから。  
…ロディに自分を捧げる、もう一つの夢が…。  
 
それはかなわぬ夢だということは私には理解できていた。  
…でも、  
それでも、夢を持っていたかった。  
その思いがあったから、私は今日までやってこれた…。  
 
それなのに…こんな。  
こんな結果。  
あまりにも…酷すぎる…  
…私が何か、したのでしょうか…?  
 
…気付けば、私の目から大粒の涙が溢れていた。  
 
「…んぶぁッ!!」  
 
男の子の唇が離れた。  
離れたその唇には、みるみるうちに血が広がっていく。  
私はいつのまにか抵抗していた。  
その男の子の唇に噛み付いていた。  
 
…そんなことしても、この子を止める事なんかできない、  
むしろ逆上して、さらに酷い事をされるに決まっている。  
 
…ロディ…!  
 
上から振り下ろされた男の子の拳は、私の左の頬に落とされた。  
小屋の中に一際大きな音が響くと、私は頬に物凄い激痛を感じてうめき声を上げてしまう。  
まるで鉄槌を打ち落とされたかのような衝撃と  
ロディにいつか捧げようと夢見ていたファーストキスを奪われたショックで  
私は思わず両手で顔を覆った。  
 
それでも、その男の子は容赦はしてくれない。  
 
「このッ、エルゥのくせに、生意気だぞッ!!」  
 
寝間着をたくし上げられ、その下の私の幼い乳房に  
男の子は噛み付くように吸い付いた。  
私は悲鳴を上げた。  
小屋の外まで響くくらい、大きな悲鳴を。  
 
こんなに大きな声を上げたのは生まれて初めてなのに  
それでも、ここは森の真ん中。  
助けてくれる人はおろか気付いてくれる人だっているわけがない…  
 
「痛いッ!!痛い、ですッ…!!」  
 
男の子は私の胸から手を放さず、そのまま強く掴んだまま  
口から乳首を解放した。  
そこから現れた私の幼いそれは、ひどく腫れ上がっていて濡れている…痛みを感じた。  
それでも、その子の私への仕打ちは終わるわけがない。  
 
そのまま唇を胸からへそ、下腹部へ滑らせていくと  
私は強引に寝間着のズボンを脱がされた…。  
男の子の頭に両手を置き、爪を立てて抵抗した。  
それでも、男の子の口は止まらずに…  
私の下着を口で挟むと、それをそのまま下へずらした。  
 
…涙で歪んでいる視界をそのまま下のほうへずらすと  
私の未だ毛の生えぬ幼い秘所を見て、感動している男の子の顔があった。  
恥ずかしいどころではない…  
兄さんにも見られたことがないそこを…赤の他人の、  
あまつさえ私をいつもゴミのように扱う少年に見られ  
…私は死にたくなった。  
 
…次の瞬間。  
 
「…えッ…!!やぁぁぁぁッ!!ぁッ!!!」  
 
そこに少年は舌を這わせていた。  
 
私は頭を思いきり左右に振りもがいた。  
髪を縛っていた紐が千切れ、髪がベッドの端まで散らばる。  
 
その時、私は今まで感じた事のない感覚に囚われた。  
 
…私の身体の中を走る電気。  
なに、これ…  
私は自分の身体の感覚を否定した。  
 
それでも、押し寄せてくるこの感じ…  
 
…そんなはずがない!  
…ないはずなのに!  
そう思えば思うほど少年の舌の暖かさが強く伝わってきて…  
私の身体は跳ね上がった。  
 
「ぁ…ああぁッ…!!」  
 
溢れる涙は止まらず、私はどうしていいのか分からなくなった。  
…自分が分からない…  
 
男の子の唾液とは明らかに違う液が、私の秘所から溢れていた…。  
 
…私、感じている…。  
 
「へへ、どうやら気持ちよくなってきたみたいだなッ、さっきより大人しくなってッ」  
「…やぁ…ぁ…!!」  
 
布団のシーツを握り締め、その感覚に抵抗した。  
それでも、抵抗すればするほど秘所は敏感に男の子の舌を感じる…  
男の子の舌で柔らかくなっているのがわかる…。  
気付けばその舌は、私の膣内へ侵入を始めていた。  
 
迫り来る快楽の波に私は声にならぬ悲鳴を上げ  
そのままその感覚を否定するように顔を振った。  
 
その時、さらに強い刺激が私を襲った。  
 
「や…ああああぁぁぁぁッ!!」  
 
男の子の指の腹で刺激されたクリトリスと  
私の膣内を強引に撫でる舌の刺激で…  
 
…私は、イッてしまった。  
 
男の子の顔は、私のそこから漏れた愛液がかかるとニヤリ、と笑みを浮かばせる。  
 
…こんな子の、こんな犯罪行為で私は絶頂を迎えて。  
…なんていやらしい。  
私は自分を呪った…。  
こんなにも素直に反応する、自分の身体を。  
 
「…そろそろいいなッ!」  
 
男の子は自分のズボンから、大きくなった男性器を取り出し、  
ぬるぬるに濡れている私の秘所に当てた。  
 
…言葉が出ない。  
激しく息が切れているのもあるが、それよりもショックが大きくて…。  
…私はこの場で、処女喪失してしまうのだ…  
この少年相手に。  
 
初めて好きになったロディに捧げたかったのに…  
他の誰にでもない、私の大好きな彼に。  
 
もう、ロディに合わせる顔が無い…  
 
「はぁッ…はぁッ…はぁッ………ッッ!!!ッ…あああああああああッッッ!!!」  
 
…引き裂かれる痛みとそれを超える悲しみで私は絶叫した…  
 
*********  
 
「はぁッ…はぁッ…はぁッ…!」  
「へへッ…!これでもう、何回目だッ!?」  
 
私は犬のような格好で、後ろから突かれていた。  
パンパン、と小屋のなかに音が響き、ギシギシとベッドが軋む。  
 
…夜明けが近い。  
すっかり衣服は剥ぎ取られ、完全に裸になった今  
私は何度も、この男の子で絶頂を迎えていた。  
男の子は一度も私の中から性器を引き抜くことなく、  
容赦なく中で射精し、また腰を振っている。  
 
…それでもわたしは…  
こんな少年相手に、感じてしまっている自分を否定できない…。  
 
ああ、今私の中に入ってきているものが…  
ロディの…だったら…  
 
「これからッ…毎晩遊びに来てやるからなッ…!!」  
「はぁッ、あんッ…わ、わかり…ました…ッんんッ!」  
 
…思いもしない言葉が口から出た。  
 
「へへッ…こりゃあいいや」  
 
男の子は更にペースを早くすると  
既に精液で満たされている私の子宮口をこれでもかというほど強く突く。  
一突きされるたびに私の口は喘ぎ声を出し  
少年を楽しませる。  
…気付けば、私も腰を振っていた。  
 
「いくぞッ、これが最後だ、たっぷり出してやるッ!!」  
「んッ!!やぁぁッ…またッ…また、イッちゃううぅぅぅッッ!!!!」  
 
…男の子は最後の一滴まで、私の子宮に精液を注いだ。  
 
**********  
 
…昼。私は意外な人の訪問に目を覚ました。  
 
「ロ、ロディッ…!」  
 
慌てて衣服を整え、彼を出迎えた私の心は、決して癒されぬ悲しみで一杯だった。  
 
ずっと彼にそばにいてもらいたい。  
でも…今の私にそんなこと言えない…  
今日ロディが帰り、夜になればきっとまたあの男の子がやってくる…  
そしてまた私の身体は素直に反応してしまうんだ…  
 
それでも私は、秘所の痛みを堪えロディを小屋に招き入れお茶を出す。  
懸命な作り笑顔で…。  
 
 

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