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ある天気のいい日の昼下がり。  
 
「俺が正しいッ!!!」  
「なに言ってんのよッ!アタシが正しいのよッッ!」  
 
大声で喧嘩をする二人の少年少女。  
 
「ぜーーッたいレベッカは間違ってる!!」  
「ディーンこそッ!その自信はどこから来るのよッ!!!」  
 
傍から見たらいつもの痴話喧嘩。大体5分後には普段の二人に戻っている。  
 
 
しかし、今回は違った。  
 
「今回こそは決着つけてやるからな!!」  
「望むところよ、かかってきなさいッッ!!」  
 
二人とも相当頭に血が上っているようだ。勝負に出るらしい。  
 
「じゃあ…久々にアレで勝負しよーぜ!負けたら…一日言う事聞けよッ!」  
「(一日言うこと聞けって…子どもねー)いいわッ!受けて立とうじゃない!  
言っとくけど昔っからあの勝負でアタシ、ディーンに負けたことないんだからッ」  
 
「子どもの頃の話だろ!今度こそ勝つッ!!  
 
 
…よーーし…くすぐり勝負、開始ッッ!!!!」  
 
 
そよ風の吹き抜ける中、まず先手必勝ッとレベッカがディーンを追いかける。  
 
「ふふ、絶対アタシの勝ちよ、ディーンってばすぐ降参するんだから…勝ったら何しても  
らおっかなー♪」  
彼女も十分子どもである。  
 
鼻歌を歌いながらディーンの背後を取る。素早いレベッカだからこそ為せる技だ。  
 
「わッ、レベッカいつのまに!!」  
「ふっふっふー♪」  
驚くディーンのわき腹に手を当て、思い切りくすぐる。  
 
「あはははははッッ!!ひーーーー!!」  
身を捩って笑うディーンに、早くもレベッカは勝利を確信した。  
「昔っからわき腹が弱点って知ってるんだもんねー!楽勝よッ!」  
「く、くっそ…あははははッ!!!」  
 
「ほらッディーン!降参はッ?」  
一瞬で手にした勝利に頬を緩ませながら、レベッカは尋ねた。  
「降参…は…」  
 
「どうしよっかなー、何してもらおっかな?買い出し?肩もみ?それとも・・・」  
 
「しないッッッ!!!!隙ありぃ!」  
 
「きゃ!?」  
 
ディーンはレベッカの一瞬の隙をついて、場所を入れ替わった。  
つまり、今度はディーンがレベッカの背後にまわったのだ。  
 
「ちょ、ちょっと…ッ!きゃあ!」  
 
今度は逆にレベッカの脇腹をディーンがくすぐる。  
なぜ脇腹かというと、「自分が一番くすぐったい場所だからレベッカもそうだろう」とい  
う理屈からだった。  
まあ、その理屈はあながち間違ってはいなかったようだ。  
 
「あはッ、あはは…ッ!やだ、もうッ!あは、やめてッ!」  
レベッカは涙を浮かべるほど笑い転げている。  
 
「ふふふ、あは…やんッ!だ、だめ、あはは…くすぐったいよッ」  
 
身を捩らせくすぐったがるレベッカに、ディーンはなぜだか一瞬、おかしな感覚を覚えた 。  
…レベッカの腰、やわらかいな。あれ?なんか…変な感じだ。  
 
…と、いけない。勝負の途中!  
 
「どーーだッ!降参かッ?」  
我に返ってレベッカに問うが、レベッカは首を振った。  
「い、いやよッ!アタシはディーンと違って脇腹くらいで降参しないのッ!」  
 
「な、なにをーーーッ!」  
てっきりレベッカも自分と同じで脇腹が弱点だと思っていたディーンは心底がっかりした  
が、気を取り直して他をくすぐることにした。  
 
「じゃあ脇の下ッ!!」  
ディーンは狙いを定めて勢いよく手を伸ばす。  
しかしその手は勢い余って…。  
 
「ひゃあ!!?」  
 
レベッカの胸を、鷲掴みにしていた。  
 
「ちょ、ディーン!?何するのよッ、離して…ッ!!」  
 
ディーンは思った。明らかにレベッカの反応が違う。  
 
「こ・こ・が・弱点かーーーーッ!!!」  
ディーンはここぞとばかりにレベッカの胸を一気に揉み始めた。  
 
「きゃああああッ!?ちが、違う違うッ!!ああッ!」  
頭をふるふる振りながら必死で叫ぶレベッカの声は、もはや背後のディーンに届いてはいなかった。  
 
柔らかい。でも、押し返すような弾力。  
ちょっとずつ強弱を交えて揉んでみる。ディーンはしばらく夢中でそこを弄った。  
すると、羽交い絞めにした腕の中で暴れて、離せだのいいかげんにしろだの叫んでいたレベッカの反応が変わってきた。  
 
 
「ディーン、あ、やめ…ッ!ひゃあッ…ん…ッ!離しなさい、よッ!」  
レベッカの変容に、手を休めることなくディーンが尋ねる。  
「レベッカ?どうしたんだ?どっかおかしいのか?」  
「あ…ッ、うぅんッ、なん、でもないの…ッ…でも、そこは、ダ、メ…ッ」  
 
「どうして?」  
 
レベッカは背筋に寒気を感じた。何だかいつものディーンじゃ、ない…?  
「どう、しても、ダメなの…ッ!あん…ッ!」  
 
喘ぎ喘ぎ、苦しそうに言うレベッカに、ディーンは先程のようなおかしな感覚を再度覚えた。  
…やばい、止まらなくなりそうだ、俺。  
 
「じゃあ、降参するか?負けを認めるかッ?」  
レベッカに最後のチャンスを与える。これで拒否したら…そのときはゴメン、レベッカ。  
「あ、はぁ…ッ…こう、さん…?」  
 
「そうだ。降参したら、離してやるよ」  
 
 
レベッカは考えた。  
 
この状態はまずい。でも…もし降参なんてしたら、今まで全勝してきたアタシのプライドが…。  
それに、一日言う事聞くなんて、どんなことに付き合わされるかわからない。  
ゴーレムの発掘とか、危険なところに探検とか。  
それならこれから隙を見て、体勢を立て直して巻き返すほうが楽だ。  
胸くらい、何よ。どうせディーンはくすぐってるだけのつもりなんだから。  
 
 
「し、しない…もん…ッッ!」  
 
「…ふーん」  
 
「ふぁッ!?ひあ!!」  
急にぐっと乳首を摘まれ、レベッカは強い刺激に目を見開いた。  
 
「ここがダメなのはさ、着けてないから?服の上からでも立ってるの、わかるぜ」  
 
「ッッ!!!!」  
とんでもない事を言われ、かあっとレベッカが赤面する。  
だって、動きにくいし、着替えるとき急いでたし、バレないと、思ったし…。  
 
ぐるぐると考えているうちに、ディーンの手がするり、とシャツの中に潜り込んだ。  
 
「あッ…!?」  
 
後ろから伸ばされた手を渾身の力を込めて剥がそうとしても、びくともしない。  
レベッカは、ディーンが「男」であることを実感して急に怖くなった。  
 
その間にも、ディーンの手はレベッカの胸を撫で回し、頂をこねくる。  
「は、あう…やめ、てぇ…はなして、よぉ・・・!」  
 
力が抜けていくのがわかる。しかし触られている部分は敏感に、刺激を脳に伝える。  
「ん、はぁ…ひゃあん…ッ!」  
「ここ、感じるんだろ?だからそんな声、出すんだろ」  
乳首を弄びながら、後ろからディーンが囁く。  
 
「や、ディーン…ふぁ、やめて、おねがぁい…ッ」  
涙を流して懇願すると、ディーンは意外にもあっさりと手を離した。  
しかし、レベッカの両手を片手に持つと、今度は空いた手で下半身を探り始めた。  
 
「ひゃああッ!?いや、いやああッ!!」  
レベッカの叫び声を遠くで聞きながら、それでも笑っている自分にディーンは内心底知れぬ恐怖を感じていた。  
そして、快感も。  
 
ショートパンツに手を入れ、下着の上からゆっくりと柔肉を探っていく。  
指に濡れた感触を覚えた。  
 
「なんかぐちょぐちょだ」  
「……ッい、やぁ…ッ」  
そう言った瞬間、ディーンはさらに指にぬめりを感じた。  
 
「もしかしてさ…レベッカ、言葉でも感じてるのか?」  
「!!ち、ちがう、もん…ッあ…ッ!」  
 
ずっ、とディーンはレベッカのズボンを下着ごと脱がせた。  
レベッカの泉から下へ、銀の糸が流れて落ちた。  
 
「…ほらッ、すごいぜ?やらしいな、レベッカは」  
 
「…はあ、はあ…ッ…うう…」  
 
言葉による辱めを受けて、甘い声とともに新たに液体が太股を伝う。  
くく、と喉の奥で笑ってディーンは言った。  
「舐めてやろっか?」  
 
 
「…!?いやッ…!!」  
拒否した時にはもう遅く、ディーンはレベッカの秘部に食いついていた。  
舌で激しく舐めまわし、ずずず、と音を立てて溢れる愛液を吸う。  
 
「いやあああッ!やめてぇッ!あ、あ、あぁあッ!!ディーン、ゃ、ああッ…!!」  
激しい舌技に、意識が飛びそうになる。  
「ひぁんッ!ふ、あ!お、おかしく、なっちゃうぅ…ッ!」  
ディーンが前に回ったことでいつの間にか両手は解放されていたが、今のレベッカには顔を覆うことしかできなかった。  
 
「ん、はぁ…は、はぁあ…ん」  
やがてディーンの動きが緩やかになり、レベッカにも多少の余裕が生まれた。  
「はあ、はあ…(いましか、ない…ッ)」  
 
レベッカは動いた。  
 
自分の腰を掴んでいるディーンの頭に片手を置き、意識を集中した。  
送られてくる快感に流されてはいけない。  
今しかないんだ、逃げなきゃ!  
 
せーの、と心の中で叫んでレベッカは後ろにジャンプした。  
 
 
 
しかし。  
 
 
 
「そう来ると思った」  
 
お尻を強く打って、いたた、と目を開けると、目の前にはディーンがいた。  
 
自分を組み敷く形で。  
 
「わ、ざと…隙を、つくったの…?」  
「そゆこと。さ、もう望みはないぜ?降参だなッ!」  
「………うん。降参、する…だから、もう…」  
ゴーレムの発掘でも、なんでも手伝うから、解放して。  
 
「…じゃ、続き。なんでも言うこと聞くんだよな?」  
レベッカの希望は砕かれた。残ったのは、鈍く残る快感のみ。  
 
ディーンはレベッカの愛液をすくうと、それを見せ付けた。  
「こんなになってるのにさ、素直じゃないな、レベッカは」  
そしてその指をレベッカの唇の隙間に割り込ませた。  
「うまいだろ、レベッカの。」  
 
そう言って、ディーンはレベッカの唇に舌を入れ、口内を味わった。  
 
「ぷは、はぁ、はあ…」  
息も絶え絶えのレベッカに向かって微笑む。  
「あ…ディーン…」  
ディーンの笑顔に、懐かしさを覚える。  
 
 
だいすきな、笑顔だった。  
 
 
「レベッカ、ココは好き?」  
優しい微笑みに油断していたレベッカは、急激な快感に腰を浮かせた。  
「あッ…!!!あううッ!?」  
敏感な肉芽を摘まれ、ぐりぐりと押される。  
 
「あ、あ、あああッ!!だ、だめえぇッ!!ふあ、ひぁあん!!」  
 
「そっか、大好きか。よかったよ」  
 
「ふああぁん!あッ、はぁ、ひゃあぁッ!ん、んぅうッ!!」  
 
「そうだと思ったんだ。舐めたとき、凄く感じてただろ?」  
淡々と話しながらも、指は動きをやめず、レベッカの芽をこねまわしている。  
「ああぁあッ!!ぃやあぁ…ッ!ん、く、ふあぁうッッ!!」  
 
「いい声聞かせろよなッ」  
ディーンの片手が乳首に伸び、ぴん、と先端をはじいた。  
 
「あッ……んううぅッ!!!!」  
ビクン、とレベッカの体が跳ねたことが、レベッカが絶頂を迎えたことを暗に示していた。  
 
 
「レベッカ…今、イク時…声ガマンした?」  
 
ぼうっとした頭の中で、ディーンの声が聞こえた。…怒ってる?  
「ガマンしたのか?」  
 
「…」  
「いきなり約束破ったわけか。言うこと聞くはずだろッ?」  
 
レベッカは目を伏せた。だって。そんな声、ディーンに聞かれたくなかったんだもん。  
 
「そんなにガマンが好きなんなら、今からずっとそうしてろよ。イくの禁止な」  
「え…ッ?あ!」  
そう言い終えるとディーンはレベッカの割れ目に指を入れ、激しくかき回し始めた。  
同時につん、と自己主張している肉芽をゆるゆるとこする。  
敏感なそこは、快感を即座に運んでくる。  
 
「あ、あ、はぁんッ!ディーン、いやぁあッ!そん、な…!」  
 
「嫌じゃないだろ」  
 
「やぁん、だって、あ、ふぁあ…ッ!おねが、い、ゆるしてぇ…ッ」  
 
じゅる、と音を立ててディーンがレベッカの泉を吸い、舌で割れ目をなぞる。  
舌の先端が芽を捉え、ざらつく表面でこね回し、唇で吸い上げる。  
 
「あああ、もッ、だめぇ…ッ!!ディーン、おねがい、ディーン…ッ!!」  
 
「んーーー…じゃあ…一週間俺の言うこと聞くか?」  
 
「あん、聞く、きくからぁ…ッ!もう、ひゃぁあ…ッ!」  
 
「イきたいから挿れてくれって言ってみ」  
 
「あ、ふぁあッ、イき、たい、の…ッ!!あ、あぁん…ッだから、いれ、てぇ…ッ」  
 
「素直になったな、レベッカ!…実は俺も、そろそろ、限界…ッ」  
 
 
ぐ、とレベッカの太股を掴むと、ディーンは先端をあてがい、ゆっくりと中へ押し入れた。  
「あ、ああ…ッ、いた、い…ッ!!」  
痛がるレベッカを気遣うように腰をゆるく動かすと、しばらくしてレベッカの反応は悲鳴から喘ぎに変わった。  
 
「あッ、あんッ…!なに、すご、いよ…ッ!ふぁあ!」  
 
自ら腰を動かし出す。  
 
「レベッカのインラン」  
 
「ひぁあ…ッ!ちがう、もん…ッだれのせい、よ…ッ」  
まだ憎まれ口を叩く余裕があるのかと、ディーンは動きを早めた。  
 
「あああぁッ!!すごい、おかしく、あぁんッ、なっちゃうよぉ…ッ!!!!」  
 
「ふぁ、くう…ッ」  
締め付けるレベッカに、ディーンもそろそろ限界を感じていた。  
「レベッカ、いく、ぞ…ッ!」  
 
ディーンはレベッカの乳首を甘噛みし、揺れる胸を激しく揉みしだきながら何度も突き上げた。  
「あぁんッ!ディーン、ふぁあ!ひゃあッん、も、だめぇえ…ッ」  
仰け反って、レベッカはディーンの名前を何度も呼んだ。  
 
「ふあぁあん、んッ…あ、あああああぁああぁ――ッ!!」  
「うぁ…ッ!!」  
 
 
二人の体に、感じたことのない快感がかけ巡り、絶頂を迎えた。  
 
 
 
そのあと。  
「これから一週間、毎日楽しみだなーーー」  
「なんのこと?」  
「レベッカ言ったじゃん!一週間言うこと聞くって」  
 
「え、えええええええええッッ!!!?」  
(覚えてないよーーーッ!!)  
 
「一週間がんばろうな!」  
「な、何をよッッ!!!もうッ!!」  
 
 

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