「まったくもう、なんで私がこんな事…」
レベッカは文句を言いながら、ディーンが溜め込んだ洗い物を洗っていた。
ガチャリ。
「ただいま〜…って、お、レベッカ皿洗ってくれてんの?サンキュー」
「お帰り、ディーン。今日は早かったね?」
「まあな、俺の仕事が減るのは世界が平和だって事だからなッ!」
「そうかもね。…あ、そうだ、アヴリルは?」
「アヴリルならヴォルスングに誘われて飯食いに行ったよ」
「そっか…じゃあ今日はディーンのご飯…私が作ってあげるね?」
「え〜?レベッカ料理出来んの?」
「出来るわよ!失礼しちゃうわねッ!私だって一応女のコなんだから」
「うーん…じゃあレベッカの晩メシいただくぜッ!…ちょっとおっかないけどなッ…」
「ん?なんか言った?」
「な、何も」
「そっか。じゃあディーン、リクエストある?」
「もちろん焼きソバだぜッ!」
「…聞いた私が馬鹿だったわ…」
「ふぃ〜、食った食った〜!!」
「ちょっと食べ過ぎだけどね」
「仕方ないじゃんッ!レベッカの焼きソバが思ってたよりずっと美味かったからさぁ」
「あ…ありがと…」
「……」
「…ディーン?」
「なぁレベッカ…レベッカってさ、男と付き合った事あんの?」
「な、何よ急に…。わ、私はないわよ?っていうか…」
「っていうか?」
「…わ、私ね、好きな人がいるの」
「それ、前も言ってたよな?レベッカさえ良ければ教えてくれてもいいぜッ!」
「…ディーン」
「何だよ?レベッカ」
「私が好きなのは…ディーン。ディーンの事が好きなの」
「…え?」
「…ディーンは、私の事…好き?」
「ちょ、ちょっと待てよレベッカ!…好きってどういうのかわかってる?」
「ディーンよりはわかってると思うよ?」
そう言うと、レベッカはゆっくりとディーンに抱きつく。
「レ、レベッカ…。(こ、この柔らかいのなんだろ?それに…すっげーいいニオイ…)」
「ディーン…今日は泊まってってもいい?」
「と、泊まるって…ベッドは一つしかないぜッ!?」
「…泊まるの、ダメじゃないんだ?」
「あ…」
「ディーン…」
レベッカはディーンの眼前で唇を突き出し目を瞑る。
「レベッカ…」
ディーンは本能がさせるままにレベッカの唇を奪う。
「…ディーン…」
「俺、キスなんてしたよ…」
「私も…。…私ね、ディーンとキスするの、夢にまで見てたんだから…」
「レベッカ…。レベッカって…よく見たらすげー可愛いんだな…」
「そうよ?知らなかったんだ?…ディーンのニブチン」
「なんだよ、生意気な口だなッ!」
ディーンは無理やりレベッカの唇を奪う。
「…ディーン…ベッド行こ?」
「…う、うん」
ディーンとレベッカはベッドに座り、何度もキスをした。
「…なんだか、体が暑くなってきたよ…。…ディーン、私の服、脱がせて?」
「あ、ああ…」
ディーンはぎこちない手つきでレベッカの服を一枚、また一枚と脱がせていく。
そして、淡いブルーのブラとショーツだけを纏ったレベッカをディーンは自分のベッドに押し倒した。
「ディーン…私だけこんなの…恥ずかしいよ。ディーンも脱いで?」
「いや、俺は別に暑くないから…」
「そうじゃなくて!…ディーンも裸にならないと…出来ないじゃない」
「そ、そうなんかッ?…全部脱がないとダメなのか?」
「うん。ディーンの全部を…私に見せて?」
「わ、わかった」
ディーンはレベッカが見守る中、全裸になった。
「…ディーンの体…思ってたより逞しいね…」
「レベッカ、俺の裸なんか想像してたのか?」
「悪い?…ディーンだってアヴリルの裸想像した事あるでしょ?」
「ね、ねーよッ!」
「嘘、男の人は好きな女の人の裸想像するんでしょ?」
「しないし、した事もないし、これから先する事もないッ!」
「…私のなら、想像してもいいんだよ?」
「想像はしないッ!俺は実践派だッ!!」
ディーンはレベッカの上に覆い被さる。
「ディ、ディーン…なんか固いのがフトモモに当たってるよぉ…」
「それはディヴァインウェポンッ!未来に種を撒くための、俺がジョニー・アップルシードたる証ッ!」
「男なら誰だってついてるでしょーがッ!」
「いいからッ!レベッカに俺のディヴァインウェポンを装填させてくれッ!」
ディーンはそう猛りながらレベッカのショーツを剥いだ。
「もお、ワケ分かんないよぉッ!!」
ディーンはレベッカを抱き起こすと、ブラジャーをはぎ取り、背後に回った。
「ディ、ディーン?」
「レベッカ、痛いかもしんないけど勘弁な?」
ディーンは背後からディヴァインウェポンをレベッカの中に挿入した。同時にレベッカのたわわな乳房を揉み始める。
「あっ…やっ…ディーン、ダメッ…」
「やっぱキツいかッ!?でもレベッカの胸、最高に柔らかいぜッ!」
「ディーンッ!ディーン、奥にどんどん…ッ!」
「うはっ!レベッカ、ぐいぐい締め付けてくんのなッ?…負けないからなッ!」
「ふぁあ!ディーン、ダメぇ!おかひくなっちゃうよぉッ…!」
「俺もッ…!ディヴァインウェポンが爆発しそうだッ!」
「ディーン、すごいよぉッ!でもッ!負けられないッ!」
「うぉぉッ!レベッカぁぁッ!!」
「あぁぁぁッ!!」
ディーンはレベッカの中にリンゴの種を蒔いた。