嵐三太夫は篠原広美に惚れていた。  
しかし、彼の目の前にいるのはレディース広美(表向きはそっくりさん、  
実は篠原広美のもう一つの姿)だ。レディース広美は三太夫に色目を使っている。  
「私をリーディングジョッキーにし・て。お・ね・が・い(^_-)ウフッ」  
「私はそんなにオマエのことが嫌いじゃないんだ。この後ウチにくるかい?」  
「家に行って何するの?(^_^)ウフフフフフ」  
「オマエ顔は同じだから・・・・こうするのさ!」  
三太夫はレディース広美をむりやり押し倒した。  
「いや〜ん!」  
「へへへ。なぁいいだろ?」  
(自主規制につき中略)  
 
三太夫がレディース広美を犯し終え、冷たく言い放った。  
「これで終わりだ。さっさと帰りな。」  
「終わったら すぐ帰れなんて冷たいのね。他の女が来るのね(--)」  
「フン、もう要済みだ!」  
レディース広美は冷たい目で三太夫を見つめる。  
「レディースなんて捨てられて当然だろーよ」  
「私だって 好きでレディースやっていんじゃないわよ。  
私にも、いろんな過去があるのよ。」  
「じゃあ何でやってるんだ?」  
「それは言えないわ。」  
レディース広美のかたくなな態度を感じてか、三太夫は感情を180度翻す。  
「ご、ごめんよ。レディース広美。俺達は愛し合っているだろ?」  
「あんたに犯されてしまったのに・・・・無理やりに・・・・(T_T)」  
「ち、ちがうって。二人の愛のかたちじゃないか・・・・あたふた」  
 
と、そのとき、ヤンキー佳子(レディース広美の不良仲間)が泣いている  
レディース広美を見つける。  
「広美ぃ、こんなところでどうして泣いているんだい?」  
「あ、ヤンキー先輩!この人に・・・・犯されてしまったの(;_;)(;_;)(;_;)」  
「アタイのダチに手出すとはふてえ奴だな。のしちまおうぜ!」  
「ちょっと待て! 俺をどうするつもりだ!」  
三太夫は、いきなりのヤンキー佳子の登場にうろたえる。  
「決まってるだろ!コンクリート詰めさ。東京湾でおねんねしな。」  
「そうしましょうね。」  
「・・・・やりたいならやれよ。俺は確かにヒドイ人間かもしれんしな・・・・  
でも、これだけは覚えていてくれ。お前を愛した男がいたことを・・・・」  
もはや三太夫は開き直るしかない。  
「さあ好きにしな!」  
しかし、レディース広美はヤンキー佳子を止めようとする。  
「止めましょうよ、ヤンキー佳子先輩。」  
「ちょっと脅して見せただけさ。アタイの気が変わらんうちにさっさと帰りな。」  
「ふ、俺は逃げるつもりはないぜ。煮るなり焼くなり好きにしろ!  
 俺はそれだけのことをしたのかもしれん。」  
ここに来てなおも男気を見せようとする三太夫であった。  
「さぁ、広美! お前がやれよ」  
「あんたなんか やっつける価値もないわ。」  
「広美・・・・(許して(;_;)許して(;_;)許して(;_;))  
俺はやっぱりお前だけを愛していたのかな・・・・ポツリ」  
 
三太夫は後悔と愛の狭間で揺れ動いていた。だが、急に鳴ったサイレンの音が三太夫を我に返らせる。とある警官が3人を追ってこようとする。  
「ここの2人か!レディース広美とヤンキー佳子だな。署に連行する!」  
「なんで、私が連行されるのよ!このポリ公!」  
「おまえらを捕まえればボーナスがもらえるからな。」  
「広美は関係ないんだ! 俺だけ連れてってくれ!  
さぁ早く帰れ、広美・・・・」  
「三太夫さん・・・ありがとう・・・」  
三太夫はレディース広美に別れを告げ警官に殴りかかる。  
「やめろぉ!!! ポコッ(殴る)  
さぁこれで公務執行妨害だろ? 早く俺を連れていけよ。」  
「おまえみたいな雑魚はいらん。広美と佳子を引き渡せ!」  
「ここから先へ行きたいなら俺を殺していけよ・・・・」  
三太夫はレディース広美・ヤンキー佳子の盾となってかばおうとする。  
しかし、レディース広美は三太夫のそばを離れようとしない。  
「広美、早く逃げろよ!あいつに犯されたんだろ、広美?そんなヤツ放っておけよ!」  
「でも、三太夫さんが・・・・」  
「とっとと消えろ!広美!」  
「三太夫さんを置いては行けないわ・・・・・」  
「愛してるぜ、広美・・・・・・」  
三太夫は、レディース広美を振り切って、警官に向かって突進する。  
警官は、なおもレディース広美らを狙おうとするが、三太夫の飛び蹴りをくらってしまう。  
三太夫はダイナマイトがいっぱいに詰まったジャケットの中身を警官に見せる。  
「ふふふ。見ろよ俺のジャケットの中を・・・・あー、タバコが吸いてぇなぁ・・・・」  
 
三太夫はタバコに火を付けたとき、警官のピストルから出た弾丸は、三太夫の体を貫いていた。  
「ぐぉっ!・・・・これで終わりかよ? 俺はこんなもんじゃ死なねえぞ! 死ねやてめーら!!!!!」  
しかし、タバコの火がダイナマイトに引火し、三太夫は自らの体を爆風の中へと消し去った。  
「キャーーーーーー!!!」  
「広美ぃ!しっかりしろ〜!!」  
「イヤーーーーー!!!三太夫さ〜〜〜ん!!(T_T)」  
泣き崩れるレディース広美に、ゴーストと化した三太夫は語り掛けてきた。  
「(もう俺は死んだのか・・・・)さぁ、これからは俺がお前を守ってやるよ。広美。」  
 
 

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