水曜日、トレセンで追いきりが行われました。
厩舎の建物の前で僕は怒られてました。
テキの指示である15−15で走らなかったことに対する説教をされていました。
だけど、僕だって一応は騎手です。馬の能力がわからないわけじゃないんです。
能力の高い馬を無理に抑えて走らせるよりは、うまなりならば良いと思って走らせたのですが‥。
「うまなりだったのは、俺だってわかる。だけど馬にちゃんと15−15で走ることを覚えさせるのも
仕事なんだ。こんど出来なかったしばらく馬には乗せないからな!和馬!」
僕、緑和馬はその言葉にうなずきました。テキの言うことはもっともだったからです。
自分の考えだけで、勝手にしたことを謝りました。
「ごめんなさい。今後気をつけます…。」
「当然だ。じゃあ、今日の追いきりはこれで終わりだから、帰っていいぞ。」
「はい。」
うなだれたままそこを立ち去ろうとする僕を、テキが建物の中から呼びました。
「あ、ちょっと待て。追いきりのバイト賃。」
新人の僕には騎乗で稼げる金額だけでの生活は厳しいものがあります。
そんな新人騎手にとって、調教を手伝うことによって貰えるバイト賃は、貴重な生活源です。
僕はそれをうけとりました。
「ありがとうございます。」
「じゃあな、今週の土曜は、1鞍だけあるからな。」
「どうもありがとうございます。」
頭を下げて、僕は建物から出ました。ふうっ、とおもわずため息が出ました。
だって、1鞍しか乗れないんですから。早く乗って、うまくなりたい。
そう思っても現実はなかなかうまくいかないものです。
と、セダンが横にとまり声をかけられました。
「よ、どうした、緑?」
「久留米先輩。」
声の主は、先輩騎手の久留米麗菜さんでした。
女だてら、リーディングは全国トップ10に入っていて追う技術は男顔負け。
少々キツイ感じはするけれどその美人と言える顔からも人気騎手になっています。
その彼女が僕に声をかけている理由は…。
「今週も一鞍しかないんですよ。」
「そうかい、残念だね。…元気だしなよ、1鞍でもあるだけマシだと思いな。」
「はい…。」
そんな風に言われたって、やっぱりつらいです。すると、顔に出てしまっていたのか
麗菜さんは、大きく息を吐きました。
「しょうがないね、乗りな。」
うなずいて、ドアをあけ車に乗り込みました。麗菜さんがギアをドライブにいれると車は走り出しました。
「アタシが騎手になった頃なんて、もっと乗れなかったんだよ。」
「分かってます。でも…。」
沈黙がおりました。
10分位して、トレセン内のエアーポケットとでも言うべきところに車はとまりました。
「ほら、シてあげるから元気だしな。」
ちょっとしたことが会って、知り合った麗菜さんと僕はその後相談などをしているうちに
一応付き合うようになりました。姐御肌な麗菜さんと、僕の弱気なところがちょうどかみ合ったのでしょう。
そして、麗菜さんは僕が落ち込んだりするとシてくれるのです。
玲奈さんが僕のズボンのベルトを外し、トランクス越しに手でペニスを
包むように触ってきました。
本当は、なんの解決にもなっていないけれどその気持ちが嬉しくて・・。
「麗菜さん!」
僕は彼女にキスをしました。麗菜さんの舌が、僕の舌とからみました。
しばらく、絡み合うと玲奈さんは自分のシャツを脱ぎました。
薄い水色のブラジャーに包まれた小ぶりな胸に、僕は興奮してホックをすかさず外しました。
Cカップほどのおっぱいの上にピンクの乳首がありました。
それを舐め、吸うと麗菜さんは喘ぎました。
麗菜さんは、頬を上気させながら僕を一旦離してシートを倒しました。
麗菜さんが自分のズボンを脱ぐと、中からブラジャーと同じ色のショーツが出てきました。
それを僕が脱がせようとしていると、僕のトランクスも麗菜さんに脱がされました。
僕のペニスは完全に勃起していました。それを見ると麗菜さんは小さく微笑みました。
この状況になると、麗菜さんはいつもしごくのをやめちゃいます。
それは、濡らして早く入れなさいってことなんです。
麗菜さんの、クリトリスをいじると喘ぎがだんだん大きくなってきました。
麗菜さんの膣から、愛液がぬるぬると出ています。おっぱいを舐めながら、
僕は指を動かしました。
そのうち、麗菜さんが僕のペニスをつかみました。挿入しろっていう合図です。
とはいっても、車の、それもセダンの中です。
正常位はできないので、麗菜さんが上に乗って騎乗位です。
僕のペニスが麗菜さんの膣内に入っていきます。
とても温かくて、柔らかくて僕のペニスは堅く大きくなりました。
麗菜さんの身体が、上下します。僕も腰を動かします。結合部が音を立てます。
麗菜さんの短い髪が、首を振るたびにバサバサと動いてそれが僕を余計に興奮させます。
ああ、気持ちいい!気持ちいいです!
麗菜さんの胸を、手で揉みながら腰を動かす僕。
膣内の肉壁が僕のペニスを包んでいるのが分かります。やがて、ペニスに意識が集中してきました。
僕は普段どおり、麗菜さんをどかそうとしました。外に射精しようとしたのです。
しかし麗菜さんは逆に腕を僕の首に絡め、腰を激しく動かしました。
その摩擦が僕を頂点へと導きました。屹立したペニスの先から精子が出て、麗菜さんの膣内に
流れ込みました。しかし、それでも尚麗菜さんは、腰をゆっくり動かしました。
そう、僕の精子を出し尽くそうとしているように。麗菜さんのが動くたびに、自分の中から
精子がにじみ出るのがわかります。
そして、ようやく僕のペニスが立つ力を無くしたころ、麗菜さんは膣からペニスをぬきました。
その膣からは白い液体が、だらしなく流れました。
目が軽く充血しているあたり、麗菜さんにもやはり激しかったのでしょう。
それを麗菜さんは手につけると僕の目の前に持ってきました。そしてニヤリと笑い一言。
「もし出来ちゃったら、あんたに稼いでもらわないとね。おとうさん?」
僕は唖然としました。こんな大胆なハッパのかけ方するなんて。
・・・すごい人を彼女にしちゃったものだなぁ。