「貴方の助けはいらない……確かにそう言ったはずだが。天樹真昼――それに女性の部屋にこっそり忍び込むのは感心できないな」
「起きてた?う〜ん、今はそのことで来たわけじゃないんだけどな」
「今寝ようとしていたところだ。で、それはどういう意味だ?」
「あ、ベッドに横になったままで大丈夫。説明するよ……サクラはカールおじさんに言われても、まだ僕の協力を拒もうとしているからね。このまま計画を実行すれば、失敗する確率は高くなる。一番大事なのは、チームワークだよ」
「何度も言わせるな。貴方の助けはいらない――天樹真昼、なぜ近寄る?早くこの部屋から出て行って欲しいのだが?」
「だから、チームワークを高める一番いい方法。これは効果てきめんだよ」
「なっ……いい加減にしろっ!……服に手をかけるなっ!」
「危ないなぁ、女の子が刃物なんか振り回しちゃ。……このナイフは預かっておくね」
「馬鹿にするなっ!私はっ……!」
「――女の子。サクラだって可愛い女の子だよ。自分じゃ気づいてないのかもしれないけどね。サクラは可愛いよ。とってもね」
「なっ―――!」
「ほら、乳首だってこんなに立ってる。胸もすごくドキドキしてるでしょ。心臓の鼓動がうるさいくらいだ」
「そんなことはっ――!」
「どうしたの?抵抗してもいいんだよ?サクラはとっても感じやすいんだね。可愛いよ」
「またそんなことを……天樹真昼、死にたいのか?」
「僕はサクラがそんなことをしないって分かってる。それにほら……」
「あっ――あんっ!」
「ふふ、感じるでしょ」
「ば、馬鹿なっ!そんなことはない!天樹真昼、その手を離せ」
「サクラの胸、とってもやわらくて気持ちいいよ。髪もいい匂いだ」
「あぅ……天樹真昼、その手つきをやめろ――ひゃっ!」
「う〜ん、その『天樹真昼』って言うの、そろそろやめて欲しいな。これからはパートナーなんだし、真昼でいいよ」
「誰がパートナーなどっ……!」
「もちろん。僕と、サクラ」
「そんなこと……それにこういうことはこ、恋……人になってから……する……のでは……」
「僕じゃ不満?」
「……」
「言っとくけど、僕は本気だよ。サクラのこと。本気で愛してる」
「…………」
「えっと……どうしても嫌なら――」
「真昼、そんなに見つめないで欲しい……その……恥ずかしい……から……」
「ありがとう、サクラ。じゃあ下の方も触るよ……」
「真昼……」
「ん?」
「その……優しくして……欲しい……」
「OK。ご期待に添えるよう努力致します」
「っ……!こんな時にっ――!」
「あはは。ごめんごめん。じゃあ、横になって。脱がすよ……」
「あっ――!」
「どうしたの?」
「なんでもない……ちょっと肌に空気が冷たかっただけだ……」
「うわっ、もうこんなに濡れてる。わかるかいサクラ?きみのアソコが大洪水だ。欲しいって泣いてる」
「貴方のせいだ……真昼……貴方の……」
「僕は悪い男だね。こんなに可愛い女の子を泣かせてる。お詫びに、精一杯気持ちよくしてあげるよ」
「ふぁっ――!あっ……!そこ、そこダメっ!あああっ!」
「ん、どこかな?ここかな。それともこのピンクの突起かな?」
「あっ――ふぁぁぁぁあああああ!!!」
「盛大にイッたね。僕の手もびちょびちょだよ……そんなによかった?」
「そんなことを……聞くな――――また、ひっぁあああ!イッたばかりなのに……そんなっ――急に、ぃいいい!」
「ほら、ぐちゅぐちゅ言ってる。ぐちゅぐちゅ言ってるよ。気持ちいいって言ってる」
「ひぃぃぃぁぁぁああ!ダメっ……気持ちよすぎる……真昼……ダメっ、ダメぇ!」
「手が溶けそうだよ……熱くて……」
「真昼……真昼……ああああ、またっ!またイッちゃう!いやぁぁぁぁああああああ!」
「ふう。すごい乱れっぷりだねサクラ……可愛いよ」
「言う……な……」
「ウソだね。ホントは言って欲しいんでしょ。可愛いね」
「やぁ……また……馬鹿に……する……な……」
「サクラは可愛い。可愛いよ。本当に可愛い。世界で一番可愛い」
「や……そんな……また……あ……ふぁぁぁああああああん!」
「え?もしかして言葉だけで……イッた?」
「うう……馬鹿……」
「ごめんごめん。サクラがあんまり可愛かったから……じゃあ、そろそろ……僕の方も、いいかな……もう限界みたいだ」
「これが……男性の……なのか?」
「うん。……あんまり見られると、恥ずかしいんだけど」
「すまない……初めて見たものだから。その、これは……みんなここまで大きいのだろうか?」
「そう?普通くらいだと思うけど……でも今はサクラのせいでこんなになってるんだよ」
「私のせい……。少し怖い。本当にこれが私の中に入るのだろうか?」
「最初は痛いと思う。今日のところは素股で我慢しようか?」
「素股とは?」
「こうして僕のをサクラの太ももで挟む。そしてサクラの大事な部分に擦り付けるってわけ」
「なるほど……」
「どうする?」
「真昼は、私を恋人にしてくれると言ったな。さっきは私が気持ちよくしてもらった。だから……今度は真昼にも……」
「わかった。ありがと。もし痛くて我慢できなかったら言ってね」
「承知した」
「どれ……う、キツイな……サクラ?」
「あぅ……大丈夫だ……」
「奥まで入ったよ……分かる?」
「真昼、真昼が……入ってきてる。私の中に……」
「うあ……すごい締め付けだ……いやらしく絡み付いてきてる」
「真昼……苦しいのか?」
「違うよ。気持ちいいんだ、サクラの中が。熱くて、やわらかくて、包み込んでくる。すごい……」
「うあっ……!っ――!」
「サクラ、大丈夫?」
「だい……じょうぶ……だ・……動いてもらって構わない」
「ああっ……ダメだ……腰が勝手に……くぅっ!気持ちよすぎるっ!」
「うああああああ!ひぃああああ!くぅぅぅうううう……ううっ!」
「サクラっ……!サクラっ……!」
「ま、真昼っ……!も、もっと動いて!もっと!」
「うああああ!イキそうだ!もうイキそうだ!」
「あう……う……来て……真昼!私の……中、にっ!」
「イク!あああああ、イクよっ!」
「私も……私もなんだか……。気持ちいい……初めてなのにっ……初めてなのにぃっ……!」
「出る。ああああああ出る!―――――っ!!!!!」
「私もまたっ……ひっ……ぁぁぁぁあはぁぁぁあああ!!」
「真昼……」
「ん……?」
「こうして一緒に寝ていると……本当の恋人みたいだな、と思ってな」
「何言ってるの。正真正銘、僕らは恋人同士。今日からね」
「馬鹿……。髪をそんなにいじらないでほしい。私はもう子供ではないのだから」
「あっ、ごめん。サクラがあんまり可愛かったから、つい……」
「ふふ……」
「ん……?」
「真昼……ありがとう」
「こちらこそ。これからよろしくね」
「ん……真昼」
「なに?」
「今日は一緒に寝ていいだろうか?」
「もちろん。お安い御用だよ」