注意)時間軸、対人関係を可能な限り無視してください、この先はご都合です。
「いつものことだけど…はぁ……真昼、今度は何作ってるの」
「ん?あぁ…ちょっとね、ノイズメーカーをね」
「はぁ?今までのじゃだめなの?」
「駄目じゃないんだけどね…効果が切れた後に、すぐに動かれるのも面倒だからね」
月夜は顔をしかめながら
「確かにね…魔法士にとっては大きな隙だけど、私達にとってはね…」
溜息をつきながら
「で…何か対策考えたんでしょ?」
真昼はにっこり笑いながら
「もちろん、まぁ仮定だけどIブレインと思考を鈍らせれば、時間を稼げるとは思うよ」
「それって今までと同じじゃない……」
「Iブレインに負荷をかけるときに感じるのが苦痛だった場合はね…でも快楽だったら?」
無言で真昼にパンチをかまし溜息をついて
「…スケベ、って言うか何考えてるのよ!」
「痛た…でもよく考えてみて」
真昼はなだめる様に説明を続ける
「Iブレインが復帰した時、思考が快楽でおぼれていた場合」
「…っそんな女性限定な……」
顔を真っ赤にして反論する月夜の言葉の途中で
「別に女性限定でもないよ、男だって効果はあると思うよ」
「ただ…個人差はあると思うんだ、そこで相談があるんだけど」
「ちょ…ちょっとまさか誰かで実験するんじゃ?」
「ご名答、で、誰がいいかな?」
立体映像ディスプレイに表示された数人の魔法士
フィア
ファンメイ
セラ
クレア
サクラ
錬
祐一
ディー
エド
ヘイズ
イル
(他に居たっけ?)
「ねえ…無理多くない?」
「参考だからあまり深く考えないでいいよ」
「でもさ、たとえばフィアで実験すると弥生や錬にね…」
「う〜ん…じゃあ錬で実験するから攻めで手伝ってもらう?」
「……」