トイレが終わり、不良たちは旧校舎から用務員室への途を戻る。彼らに引き連れられる形となったつばさの顔は  
蒼白で追い詰められた表情をしていた。  
 不良たちの前でうんちをさせられたこと、醜態を晒されたこと、その様をビデオ撮影されたこと、このいずれもが  
つばさを絶望に追いやるに十分であったが、今の彼女の表情はその絶望に打ちのめされたものではなかった。  
 無論、つばさがこれらの行為を全く痛痒に感じなかったわけではなかった。むしろ財閥令嬢として、学園で困って  
いる生徒たちを助けようとする誇り高き彼女にとってこれまでの凌辱は癒すことのできない傷痕をその心に刻み  
こんでいたが、彼女の表情はその凌辱による苦痛、苦悩の類のものではない。その表情はほんの少し前の用務員室から  
旧校舎に向かう途上でのもの、襲い来る便意を堪えていた時のものであった。  
「・・・あ、あの」  
「どうしたの、つばさちゃん?」  
「あの・・・あの・・・・・・トイレに・・・トイレに行かせてください」  
「なんだ!?さっき出したばっかりじゃん!!」  
「おまえは便所虫かぁ?どんだけ糞垂れれば気が済むんだ!!」  
「お願いします・・・漏れそうなんです・・・・・・」  
「そんなこと言ってぇ〜本当はクソして気持ちよがりたいんだろ!!」  
「ちっ、違います!!」  
「き、気持ちいいぃぃぃ!」  
「気持ちいいよぉぉぉ!気持ちいいのよぉぉぉぉぉぉ!!!」  
「違います・・・本当に・・・本当に漏れそうなんです・・・・・・」  
「ははははは、底なしだな〜つばさは!!」  
 鳳つばさが今、どういう状態なのか。それを知るにはつばさ排便直後にまで遡らなければならない。  
 
 
「『き・・・気持ちいい・・・・・・』」  
「言ってる、言ってる!」  
「本当に言ってやがる!」  
「あはっ!変態だぁ〜」  
「・・・降ろして・・・ください・・・・・・お願い」  
 つばさは大便失禁後も依然として大の字にされたまま解放されることはなかった。不良たちは撮影したつばさ失禁の  
シーンを何度も繰り返し再生して堪能し、当のつばさを放置していた。  
「(・・・うっ・・・お尻が・・・・・・気持ち悪い)」  
 不良たちに無視された形となっているつばさは、四肢を拘束されている痛みと大便失禁の羞恥、そして肛門周辺に  
付着したままの下痢便の不快感に苦しみ苛まされていた。もっとも、無視されているということはもっと酷い責め苦に  
合わされないという意味ではまだ救いになっていたのかもしれなかった。  
「尻振って、つばさちゃん!誘ってるの?」  
「え・・・こっ、これは・・・・・・」  
 肛門周辺の下痢便の不快感を我慢するのに、身体をくねらせていたつばさはその行為を見咎められた。  
「あははっ・・・糞垂れただけじゃ物足りないか」  
「生粋の変態だな」  
「見てみろよ、つばさちゃんがウンコ出す瞬間のスローモーション」  
「いっ・・・いやっ!」  
 他人の前で大便を失禁、いやウンチを洩らす瞬間を見られたばかりか撮影された傷心のつばさを嬲る言葉責めを行う  
不良たち。彼らが目の前にいる美少女の肉体を辱める行動に移るのは必然であった。  
「あっ・・・あぁ・・・・・・何を・・・」  
「うわ〜ウンチが付いてるよ」  
 不良たちはつばさの尻肉を掴むと左右に広げ、自らの排泄物に汚れた肛門を大きく露わにした。  
 
「うわっ、くせぇぇぇ!!」  
「あ〜あ、下痢便まみれだぜ・・・」  
「これは映像にして残しておく必要があるな」  
「つばさの糞まみれおいどってか!」  
 不良たちの言葉につばさはただ唇を噛んで耐えることしかできなかった。  
「まっ、このままにしておくわけにもいかないな」  
「だなっ!」  
「拭いてやろうか、お漏らしつばさのおケツを」  
 お尻を拭くために不良たちが白い布を取り出す。しかし、つばさはこれに反応した。  
「なっ、何を・・・」  
「何って・・・うんちまみれのケツを拭くんだよ」  
「くっさいウンチを拭いてやるんだから感謝しろよ!」  
「そっ、それで拭かないでください!」  
 つばさは不良たちに抗議する、それは不良たちが取り出したのハンカチではなく、つばさの穿いていたパンツで  
あったからだ。  
「拭かないでって・・・つばさちゃんの家ってうんこしたらお尻を拭かないの?」  
「拭きます!」  
「じゃあ問題ないじゃん」  
「だよな〜」  
「それで拭かないでください」  
「え〜なんで〜これしか拭くものないよ」  
「うんうん」  
「それは・・・それは・・・」  
「じゃあ、何で拭くんだよ」  
「やっぱ、つばさちゃんの家では糞した後にケツ拭かないんだ〜」  
「わっ、きたねぇ〜」  
「それは・・・私のパ、パンツです。それで拭かないでください!」  
「鳳家はどうか知らないか日本の一般家庭じゃ糞した後はお尻を拭くんだよ」  
「日本の衛生事情を教育してやろう!」  
「教育してやろう!」  
「いやっ!やめてください!お願い、やめ・・・あっ、あぁぁぁぁぁ!!!」  
 つばさの哀願虚しく、不良たちはつばさのパンツでそのお尻を拭き始める。そして瞬く間につばさのパンツは  
彼女のウンチにより茶色く染まる。  
「酷い・・・酷過ぎます・・・・・・」  
「おいおい、ケツ拭いてやったんだから感謝しろよ」  
「あ〜あ、糞まみれ」  
「もう拭けねぇぞ」  
「どうするよ」  
 つばさのパンツはすっかりウンチの色に染まったが、つばさのお尻にはまだウンチが付いていた。  
「おい、もしかして鳳の家って・・・」  
 不良の一人がコソコソ話を始めるとお尻を拭かれたつばさを放置して全員が顔を寄せ合って何やら相談をし始め、  
しばらくすると一人が外に出て行って脚立を持ち帰ってきた。そしてつばさの足元で脚立を組むと不良がその上に  
昇って行く。  
「な、何を・・・」  
「ウォシュレット。つばさちゃんの家はこれだろ」  
 脚立の上に立った不良はファスナーから自分のちんちんを出すと、つばさの股間に照準を合わせた。  
 
「なっ、何をするんですか!やめてください!!」  
「ウォシュレット〜」  
 一人の不良がつばさの股間に向けて、小便をかける。不良の小便はつばさの股間に命中し、うっすらと生えている  
陰毛に当たり、その毛を湿らしていく。その小便はじょろじょろと続き、つばさの股間をたっぷりと濡らした後に、  
ようやく止まる。  
「ふぅ〜すっきりした」  
「なんで、なんでこんな酷いことを・・・・・・うっ」  
 小便後の振りきったちんぽから出た小便の水滴がつばさの顔に当たる。  
「じゃあ、次は俺ね」  
「いやぁぁぁ・・・あぁぁっ・・・・・・」  
 二人目の不良がつばさの股間に放尿を開始する。  
「お〜ら、お〜ら、そ〜ら」  
「やっ、やめて・・・お願い、やめて・・・・・・」  
 二人目はわざと狙いを外して、つばさの股間だけでなく、お腹や太ももまで小便をひっかける。終わるころには  
丸出しとなったつばさの下半身は小便まみれになっていた。  
「じゃあ、次は俺だ」  
「ちょっと待って!」  
「何だよ、止める気か」  
「いや、違う!ほら、よく見てみろよ」  
「何だ?」  
「ここ、つばさのうんちが」  
「あ〜取れてねぇや!」  
 確かに不良のいう通り、つばさの股間や太ももに不良たちの小便が滴り落ちてはいるものの肝心のつばさの肛門の  
周囲の大便は取れてはいなかった。  
「これじゃ、意味ねぇな」  
「だな!」  
「俺にいい考えがある」  
 不良たちは鳩首し、何やら相談をし始めると二人ほど何かを持ってくるために部屋から走り出て行った。  
「じゃあ、俺たちはここで」  
 残った不良たちはバケツの中に放尿を開始する。自分の股間におしっこを掛けられなくなったつばさはほっと人心地を  
ついたが、それが救いではないことをまもなく知ることとなる。  
 
 

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