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瓦礫が散乱する廃墟のような場所に封真はたたずんでいた。  
目の前には大きな十字架がある。その中央には…  
「小鳥っ!」  
細い無数のケーブルで縛りつけられた小鳥の姿があった。  
傍らには神威がいて、その背には…黒い翼が生えている。  
と、神威が小鳥に口付けをした。  
少しずつ角度を変えながら巧みに小鳥の口内を蹂躙していく神威。  
「…ん…ぅ……う…んっ…」  
吐息と共に、ぴちゃぴちゃと舌が、唾液が絡み合う音がした。  
次第に小鳥の頬が桜色に染まっていく。  
不意に、薄く目を開けた小鳥と、封真の視線が重なった。  
「……っは…お兄ぃ…ちゃん…」  
やっとのことで神威の唇から解放された小鳥が、回らない舌で呼んだ。  
神威も、じっと封真を見つめている。無機質で無表情な顔はまるで人形のようだ。  
「…神威?」  
不安げに封真がつぶやいた瞬間、神威の顔に生気が宿る。  
ふっ…と嘲るように笑った神威は、ゆっくりと舌なめずりをした。  
 
「やっ…は……ぁん…ん、ぁっ…」  
…もうどれくらいこうしているのだろう。  
封真の目の前で、小鳥は神威に嬲られ続けている。  
引き裂かれた白いブラウスからのぞく、わずかに膨らんだ胸。  
その先端は、神威に舐められ、吸われ、こねくり回されてピンと張り、よけい敏感になっていた。  
神威が面白そうにそれをつつくと、恥じらいを含んだ甘い溜め息が漏れる。  
封真は、黙ってそれを見ていた。  
否、凍りついたように体が動かず、声を出すことさえできないのだ。  
目をそむけることも、耳を塞ぐことも出来ず、ただただ阿呆のようにそれを見ているしかない。  
そうと分かっているのか、神威はわざと封真に見せつけるように小鳥の体を弄んでいる。  
小鳥を後ろから抱きしめるようにして、首から鎖骨、そして胸から腰へと指を這わせる。  
「…ふ…ぅん……あぁっ!」  
耳朶を軽く噛めば、耐えきれなくなったかのように高い声があがった。  
更に下に伸びた神威の右手が、スカートの上から小鳥の右の太腿をやわやわと撫でる。  
くすぐったいのか、小鳥はふふっと笑って身をよじろうとした。  
 
封真はあることに気付いた。  
小鳥の全身を拘束している無数のケーブル。しかし、脚を拘束しているものはいやに少ない。  
そして、小鳥の太腿の上で動く神威の右手。  
その動きに合わせて、次第に小鳥のスカートがたくし上げられている。  
――まさか…っ!?  
ひきつった封真の顔を見て、神威が笑った。  
と同時に、神威の右手がスカートの奥…小鳥の脚の間に消える。  
「ぁあああんっ!」  
びくん、と小鳥の体がはねた。神威の指先が、小鳥の最も敏感な突起に触れたのだ。  
さらに神威は指を奥へと進ませる。  
ちゅぷ、ぬちゅ  
「は、ぁ…あぁっ!…」  
どうやら、すでに小鳥のそこはかなり濡れているようだ。  
「…イヤぁ……そんな、とこ…触っちゃ…」  
頬を朱に染めて小鳥が抗議すると、神威は小鳥の耳元で何か囁いた。  
「――――――――――」  
少し離れている封真には聞き取れない。  
しばしの沈黙の後、小鳥が首を左右に振る。  
「…イヤじゃ………ない…」  
真っ赤な顔でうつむきながら、最後は消え入りそうな声で…だが確かに小鳥はそう言った。  
 
くちゅくちゅと音をたてて、神威の指が小鳥の中で蠢く。  
その度に、小鳥の高い嬌声があがった。  
空いている神威の左手は、胸の先端を弄ることを忘れない。  
「あッ…イイ……神威ちゃんっ、あ…」  
始めは声を押し殺していた小鳥が、恥ずかしげもなく声を上げている。  
あまりに淫らなその姿は、いつもの清楚で儚げな様子とはかけ離れていて、まるで別人のようだ。  
と、小鳥のつま先に妙な力が入った。  
「……や、なに…く、るっ…」  
呼吸がいちだんと荒くなり、体が小刻みに震え出す。  
「ぅあ…っぁ、あ……あっ!」  
絶頂を迎えようとしたその瞬間、神威は小鳥の中から指を引き抜いた。  
指の間でテラテラと光り、糸を引く小鳥の愛液。  
神威は、封真にこれみよがしに見せつけるかのように、ゆっくり、ゆっくりとそれを舐めた。  
「…なんで、ぇ…やめちゃ、やだぁ…」  
至福の時を目前に快楽をせき止められた小鳥は、涙まじりの目で懇願する。  
「もっと……シて…」  
 
小鳥の前に回った神威は、ロングスカートの前の裾を小鳥のウエスト部分に挟み込んだ。  
こうすると白い太腿は露になるが、その奥はわずかに見えない。  
すでに小鳥の秘部からは大量の蜜が溢れだし、内腿を濡らしている。  
神威は小鳥の下着を取り去ると、そのまま小鳥の中心に顔をうずめ、べろりと舐めあげた。  
「ふ、ぁっ、あぁあああああっ!!」  
ひときわ高い声を上げて、小鳥の体がビクビクと痙攣した。  
鳶色の瞳がゆらゆらとさまよい、薄く開いた口からは涎がだらしなく垂れている。  
やっと与えられた至上の快楽。小鳥はしばし、それに酔っていた。  
しかし次の瞬間  
くにゅ  
「ひあぁあっ!」  
痛みと快感が体を駆け抜け、飛びかけた意識を無理に引き戻される。  
神威が小鳥の核を少し強くついばんだのだ。  
じゅぷ…ちゅぷ、じゅる…  
卑猥な水音がする。  
神威の舌が小鳥の中に侵入を始めた。  
「ひ…あっ…ぃやっ……おかしく、なっちゃ…は、ああっ!」  
神威の唾液と小鳥の愛液が交じり合い、溢れ出す。  
それがいくつものすじになって白い脚をつたっていくのが封真にも見えた。  
 
「く…あ、あっ!…そこ……いっ…」  
長い髪を振り乱してよがり、快楽に溺れる小鳥。  
黒い羽根を羽ばたかせて小鳥をもてあそぶ神威。  
それはまさに、天使が悪魔に汚されて堕天していくさまを見ているようだった。  
「あぁっ!…も…かむ、いちゃん………ほしい…ほしいのぉ…っ!」  
息も絶え絶えに小鳥が言った。  
それに応えて神威はベルトを緩める…が、不意に動きを止め、肩越しに封真の方を見た。  
勝ち誇ったように冷たく笑うその顔は、まさに悪魔。  
封真は全身の血がわきあがるのを感じた。  
――こんなの……嫌だっ!!  
そう思った瞬間、封真の体は糸が切れたように自由になった。走りだし、懸命に手を伸ばす。  
「やめろォ!神威ーっ!!」  
力の限り叫んだ。  
しかし、その声が合図だったかのように、神威は一気に己の猛りきった肉棒を小鳥に突き刺した。  
「ああああああああっ!!」  
小鳥の悲鳴が響く。  
二人が繋がった部分から真っ赤な血があふれ、血の池が広がっていく。  
「神威ーーーッ!!!」  
 
突然、目の前が真っ暗になった。神威の姿も、小鳥の姿もない。  
「はぁ、はぁ、はぁ…」  
気が抜けた封真は、崩れるように座りこんだ。  
これが己の創り出した夢であることは封真自身よくわかっていた。だが、それでも嫌だった。  
――嫌って、何が?  
ふと自分自身に問うた。  
こんな夢を創り出した自分の愚かしさか?夢の中とはいえ淫乱な“女”の小鳥か?それとも…  
――神威ニ小鳥ヲ奪ワレタクナイ  
声がした。あたりを見まわしても誰もいない。  
「誰かいるのか!?どこから声が…」  
――俺ダッテ小鳥ガ欲シイ  
「!!」  
そう、声がしたのは自分の頭(なか)からだった。  
――デモ、小鳥ガ…ミンナガ必要トシテイルノハ『神威』ダケ  
「やめろ…」  
――俺ハ『神威』ノ『添エ星』  
真っ黒な“それ”に侵食され、支配される恐怖に封真は身を震わせた。  
――必要ナノハ『神威』ダケ。ダカラ…  
「やめてくれ…っ!」  
――『封真』ハ……イラナイ  
「うわあああああっ!!」  
 
 
夢の底から戻ってきた封真が、ゆっくりと目を開ける。  
「神威…俺はお前の…」  
その瞳に、いつもの優しさはない。あるのは混沌だけだった。  
 
(続く)  
 
 
 

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