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 東京都内にある火煉のウィークリーマンション。  
そこに嵐が一人で訊ねて来ていた。  
小さなソファーに座った嵐の前には良い香りを漂わせている紅茶、  
そしてニコニコと嵐を見つめている火煉がいる。  
「ごめんなさいね。突然呼び出しちゃって」  
「いえ・・・。それより私に用事とはいったい何の・・・」  
「嵐ちゃんにちょっと聞きたいことがあったの。・・・空汰君のことで」  
「・・・なんですか?」  
空汰の名前が出たせいか少し不安げな表情で嵐は尋ねた。  
火煉はそんな嵐を見つめながらゆっくりと口を開いた。  
「・・・嵐ちゃん。空汰君とのSEXはどんな感じなの?」  
「は・・・!?」  
火煉のあまりにストレートな質問に嵐は思わず固まってしまった。  
そしてみるみるうちに顔が赤くなっていく。  
「かっ、火煉さん、な、何言って・・・」  
「私の予想なんだけど、嵐ちゃんてただ空汰君のなすがままになってるんじゃない?」  
そう言うと火煉はいたずらっぽそうな表情で嵐を見つめた。  
「かっ、火煉さんには関係ないでしょう」  
真っ赤な顔でどもりながら言うが、これでは火煉の言うとおりだといってるものだ。  
「・・・やっぱりね。でも受身ばっかりじゃだめよ」  
そう言うと火煉はスッと立ち上がった。  
そして嵐の横に立ち、嵐の顔を両手で挟み込んだ。  
「だから、私が色々おしえてあげるわ」  
 
そういうと火煉はいきなり嵐の唇を奪った。  
「んっ!?」  
思わず抵抗しようとするが、火煉の予想外に強い力でソファに  
押し付けられ動くこともままならない。  
火煉に口の中を弄られている内に、嵐は自分の体に異変が起こっているのを感じた。  
自分の下腹部が段々熱くなっていく。  
それは今まで感じたことのない熱さで、まるでそこだけ自分の体ではないような感じだ。  
(こ、これは一体・・!?)  
今まで感じたことのない感覚に戸惑っていると、嵐から唇を離した火煉が嬉しそうにな顔をした。  
「あら、もう薬効いてきたのね」  
「え・・・・?」  
困惑顔の嵐に向かって火煉はニッコリと微笑む。  
「さっきの紅茶にね催淫剤を入れておいたのよ」  
「さ、催淫剤?」  
「そ、前にお客さんからもらった即効性があって効き目の強い  
とっておきをね」  
 
「な・・・・」  
思わず呆然とする嵐。  
火煉は笑みを浮かべたまま、嵐の白い首に顔をよせる。  
火煉の赤い舌が嵐の首をゆっくりと這い回る。  
肩を抑えていた右手が動きゆっくりとスカートの中に潜り込んでいった。  
「や、やめくださ・・・・んはぁっ」  
火煉の右手がショーツ越しに嵐の敏感な所を撫で上げた。  
先ほどから熱く疼いていたそこからは、クチュッとう隠微な水音が響く。  
すでに嵐のショーツには愛液によって小さなシミができ始めていた。  
「もうこんなに・・・凄いわ」  
嵐の体を押さえてた左手が制服越しにやわやわと乳房を揉しだく。  
「ん・・ふぅっ・・・」  
体を駆け抜ける快感に嵐は思わず体をそらす。  
頭の中では何とか火煉の体を引き離さなければと思うが、催淫薬の効果か体に思うように力が入らない。  
ただ、火煉から与えられる快感の波に翻弄されるしかなかった。  
「・・・はぁっ・・・あっ」  
火煉の手が動く度に嵐の足がビクッと震える。  
 
「ふふ・・もっとよくしてあげる」  
火煉は体を起こすと、嵐の体を抱えるようにしてソファーから立ち上がらせた。  
そして、ベッドの側に連れて行くと、ゆっくりと嵐を押し倒す。  
催淫薬と快感で体中の力が抜け、フラフラになった嵐はただされるがままになっている。  
「か、火煉さんなぜこんなことを・・・」  
荒い息の中から涙目で火煉を見上げる。  
「言ったでしょ色々教えてあげるって。これから女の歓びをいっぱい感じさせてあげるわ。  
  それに・・・空汰君のためにもなるわよ」  
「・・・空汰さんの?」  
(まあ、一度嵐ちゃんにいたずらしてみたかったっていうのもあるんだけど)  
火煉は心の中でこそっと呟いた。  
「・・・・?」  
 「さ、もっと気持ちよくしてあげる」  
火煉の手が手早く嵐の制服を脱がしていく、あっという間に嵐は何も身につけていない姿にされた。  
「真っ白で綺麗な肌ね・・・お人形さんみたい」  
火煉はうっとりしたように呟くと、薄桃色の乳首に唇を寄せ、軽く甘噛みする。  
「ひぁっ」  
火煉の唇は乳首を強く吸い上げたり、嘗め回したりとあらゆる方法で嵐の乳房を責め立てている。  
あいたもう一方の乳房は火煉の右手捏ね回しており、休むことなく嵐の胸に快感を送り続けている。  
 
「やぁっ・・・あっ・・・」  
火煉の巧みな愛撫に翻弄され、ただ嵐は喘ぐしかない。  
 愛撫によって乳首は硬くしこり、ピンと天井に向かうように尖っている。  
「うふふ、こういう時の声は可愛いのね。もっと聞かせて・・」  
火煉の頭が胸から下腹部に向かってゆっくり下がっていく。  
手が太股の間に入り込み開こうと力を入れる。  
「あ、そこは・・・」  
思わず足を閉じようとするが、抵抗むなしくあっさりと足を大きく開かされてしまった。  
さらけ出された秘部からは愛蜜が溢れ、シーツを濡らしている。  
 「胸だけで随分感じちゃったのね。こんなに濡らして・・・・」  
「・・・・・」  
恥ずかしさのあまり嵐は思わず顔を反らす。  
「恥ずかしがることはないわ・・・。当然の反応だもの」  
そういうと火煉は足の間に顔を埋め、愛液を湛えた秘所へ唇を寄せた。  
「んふぁっ・・・」  
火煉の舌が執拗に嵐の秘部を攻める。  
秘唇を何度も往復し、時折膣穴に挿入して抜き差しを繰りかえす  
 
「くあっ・・・あんっ、はあっ」  
火煉の舌が動く度に、嵐の体が震え愛液が次々と溢れ出す。  
愛液が作ったシーツのシミはすでに先程の倍以上の大きさになっている。  
不意に火煉の唇がそれまで手付かずだった蕾をチュウッと強く吸った。  
「あっ、あああっ!」  
一際強い快感が走りぬけ嵐は大きく体を反らせる。  
「本当、可愛い反応・・・。さ、そろそろ私も気持ちよくさせてもらおうかしら。」  
そう言うと火煉は体を起こし、服を脱ぎ、ベッドの横へ投げ捨てた。  
何もしていないはずの火煉の秘所からはすでに愛液が溢れ、太股から滴り落ちている。  
火煉は嵐の足の間に自分の腰を滑り込ませると、嵐の秘部に自分のそれを合わせた。  
クチュッ・・・  
二人の愛液が絡み合い淫猥な音が響く。  
「あっ・・!?」  
今まで感じたことのない感覚に嵐は思わず目を見開く。  
「んっ・・いくわよ・・」  
火煉はゆっくりと腰を動かし始めた  
先ほどより高い水音が響き、混ざり合った愛液が滴り落ちる。  
「あっ、ふあっ、かっ、火煉さんっ・・」  
「んんっ・・・気持ちいいでしょ・・?」  
腰の動きがしだいに早くなっていく、部屋にリズミカルに水音が響き二人の喘ぎ声と絡み合う。  
お互いの秘唇が、蕾が擦れ合う度に快感がどんどん高まっていく。  
「あっ、はぁ、もうっ・・、はあああんっ!」  
「んっ、くぅっ、ふぅんっ・・・!」  
絡み合う二人はほぼ同時に絶頂に登りつめていった。  
 
糸が切れた人形のように二人はベッドに倒れこむ。  
嵐の全身をけだるさが襲う、しかし体の疼きはまだ、おさまることはなかった。  
秘部から愛液は留まることなくこんこんと湧き続けている。  
(どうして・・・)  
秘部から感じる熱さに思わずもじもじと太股を擦り合わせる。  
「まだ疼きが止まらないんでしょ?」  
火煉の手が嵐の細い顎に触れ、顔を上げさせた。  
「結構強い薬だから、これくらいじゃ効き目はきれないわよ」  
「そ、そんな・・・」  
「大丈夫、そろそろ彼が来るから。」  
 「彼・・・?」  
嵐が問いかけようとして身を起こす、そのときピンポーンとドアのチャイムが鳴った。  
火煉がベッドから身を起こし、インターフォンの受話器を取る。  
「あ、空汰くん?鍵開いているからそのまま入ってきて良いわよ」  
「!?」  
今一番この姿を見られたくない人物の名前に嵐は体を硬直させる。  
 
ガチャ・・・・  
 ドアが開き空汰が入ってきた、いつものラフな格好で、何か届け物があったのか手に封筒を持っている。  
「ほんならお邪魔します・・・って、え・・・・?」  
顔を上げた空汰は目の前に広がる光景が咄嗟に理解できずその場に立ち尽くした。  
裸で呆然とベッドに座り込む嵐、傍らには同じく裸で艶然とした笑みを浮かべる火煉が立っている。  
「ど、どないなってんねや、これ・・・」  
あまりに予想外の光景に思わず呟く。  
「見てのとおりよ、私が嵐ちゃんに色々いたずらしちゃったの。・・・催淫薬を飲ませてね」  
そういうと火煉はにっこりと微笑んだ。  
一方の嵐は泣きそうな顔でうつむいてる。  
「いたずらって・・・しかも催淫薬って嵐に何のませてんねん!」  
ようやく状況を理解した空汰が火煉に食ってかかる。  
しかし火煉は空汰の剣幕に怯むことなくサラリと答えた。  
「大丈夫よ、別に体に悪影響が出るものじゃないから」  
「や、そういう問題やないやろ!」  
「それに、これは空汰くん達のためを思ってのことなのよ」  
「へ?わ、わいらの・・・?」  
意外な火煉の言葉に空汰は思わず目が点になる。  
火煉はそんな空汰の背中を押すと嵐の正面に立たせた。  
「ちょ、な、何するんや。それにわいらの為って・・・」  
「そ、だから、空汰くんもちゃんと協力して頂戴」  
 
「協力て・・・」  
空汰は俯いたままの嵐を見下ろした、髪に隠れて表情は全く見えない。  
「あー、その・・嵐、大丈夫か?」  
気まずそうな表情で嵐に声をかける。  
「・・・・はい」  
嵐は消え入りそうな声で返事をするが、体を小さく震わせ続けている。  
「・・・ほんまに大丈夫か?具合悪いんちゃうか?」  
心配そうに覗き込むが、嵐は俯いたままだ。  
「心配ないわ・・・ただ薬の効き目がピークになっただけ」  
そう言うと火煉は嵐の傍に跪き、耳元に唇を寄せ囁いた。  
「・・・・欲しいんでしょ?空汰君の」  
火煉の言葉に嵐はビクッと反応する。  
「わ、私は・・・」  
「我慢しなくていいのよ、ただ・・・欲しいならそれなりの事はしなくちゃね」  
 
その言葉に操られるように嵐は顔をあげ、上気した表情で空汰を見つめた。  
「あ、嵐・・・?」  
「空汰さん・・・ごめんなさい」  
「え?」  
空汰の疑問に答えずに、嵐はかすかに震える手を空汰のGパンのジッパーへと手をのばし、ゆっくりと下ろした。  
そして空汰の男性自身を取り出し、唇を近づけていく。  
「あ、嵐!?」  
慌てた空汰は止めようと嵐の腕を掴もうとするが、火煉に阻まれてしまう。  
その隙を突くようにして、嵐の唇が空汰の先端にそっと触れた。  
「っ・・・」  
快感に思わず声を漏らす。  
嵐の舌が空汰の男性自身のあらゆる所を舐めまわしていく、ぎこちない動きだが、空汰には充分すぎる快感だった。  
「ふふ・・その調子。初めての割には上手ね・・・」  
火煉が嵐の肩を抱きながら囁いた。  
もう片方の手が嵐の股間へと滑り込み秘所を愛撫する。  
「・・・んむっ」  
愛撫に体を震わせながら嵐は空汰への奉仕を続ける。  
 
「っ・・ふうっ・・・」  
唾液に濡れた先端を咥え、強く吸い上げる。  
「くっ・・・」  
空汰の手が無意識に嵐の頭へと伸び、黒髪を撫でる。  
ある種異常な状況とはいえ、嵐が自分のものを愛撫してくれている、その事実が空汰の快感を増大させていた。  
「っ・・あかん・・・」  
絶頂の波が近づいてくるのを感じ、嵐の頭を引き離す。  
その瞬間、空汰の男性自身が精を放った。  
白濁液が嵐の顔に降り注いでいく。  
「空汰さん・・・」  
 白く汚れた顔で空汰を見上げる、その表情が空汰の理性を完全に蕩かせた。  
 
 

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