隣町の変態をハントする途中、巨乳ハンターもも子は弟子のあんずとはぐれてしまった。  
 
「おーい、あんず? どこだァ!?」  
 
 万が一、まだ未熟なあんずが変態の手に掛かりでもしたら……  
弟子思いでもあるもも子は、焦って細い路地から路地へ、あんずのスリムな姿を探し回った。  
そのせいで、自分の後に潜む気配に気付くのが遅れてしまった。  
 
――!!  
 
 飛び退くより一瞬早く、不気味な白い手が、もも子の豊満なバストをブラの上から鷲掴みにしてきた。  
 
「くっ!」  
 
 振り向きざまムチをお見舞いしてやろうとしたその刹那――  
 
──ビビビィッ!  
「はうっ!」  
 
 電撃がもも子の胸を直撃した。  
鋭い刺激が白熱した濁流となって脳髄へ流れ込んだ後、まだ乳房全体がジンジンと甘く痺れている。  
 
――な、何だ、今のは……  
 
 突然のショックで思わず反撃の手が止まった。  
すかさず、闇の手がもも子の豊かな乳を揉み始めた。  
 
──むにゅ、もにゅっ…もにっ、むにっ……  
「や、止めろッ! う…うぅんッ…」  
 
 予想外に巧みなテクニックだった。  
リズミカルでテンポ良く、強すぎず弱すぎない。  
女体の扱い方を心得た、手馴れた揉み加減である。  
張りのあるもも子の巨乳を芯から揉み解していく。  
やがて、先の電撃で揺り起こされたもも子の身体の奥の性感がざわめき始めた。  
 
「このォ…いい加減にし、あうッ!」  
 
 肘鉄を喰らわせるつもりが、空振りに終わってしまった。  
指がいきなり両乳首をきゅっと摘んできたのだ。  
そのまま乳首に貼り付いていた指は、さらにくりくりっと摘んで何度もひねり、ねじる。  
その度にもも子の下半身に甘い電流がぴりりと伝わった。  
 
――くっ……こ、こんなことがッ!  
 
 ブラの上から乳首を摘まれているだけなのに、なぜか下半身が動かず抵抗できなかった。  
もも子自身の奥から何かがじゅんっと湧き出てくるのを自覚した。  
 
――ま、まさか…そんな筈がないッ!  
 
 もも子は、自分が性的に敏感な質であることを幾多の過酷なトレーニングで克服してきた、と信じていた。  
それがたったこれだけの攻撃でいとも容易に崩されるとは認めたくなかった。  
とそこへ、今度は乳首に集中して先の電撃が叩き込まれた。  
 
──ズビビビィッ!  
「きゃうッ!」  
 
 今回ははっきり快感と分かる激流が、美乳で増幅されたあげく、脳髄に加えて下半身にもどどっと流れ込んだ。  
 
──じゅん……じわぁぁ……  
――! い、いけない、このままではッ…!  
 
 身体の奥が潤い始めていることをはっきりと自覚した。  
もも子は自分を叱咤した。  
 
――しっかりしろもも子! お前は巨乳ハンターなのよ!  
「……はぅん、くぅッ…!」  
 
 再び乳が揉まれ始めた。  
無論、胸は痺れるほど気持ちよい。  
女の感じるツボを完璧に押さえた的確な揉み方である。  
しかも今度は揉まれる度に快感がダイレクトに下半身に伝わってくる。  
甘い刺激が魔の手から次々と送り込まれ、もも子の腰を少しずつ砕いていく。  
反撃など思いもつかない。  
 
「っくぅ……んうぅ……あぅッ……」  
 
 いつの間にか、もも子の顔は上気し、息が荒くなっている。  
抵抗するどころか、もう立っているだけで精一杯の状態だ。  
この指先が生み出す快感の波紋が、乳房から身体いっぱいに次々に広がっていく。  
今やもも子は変態に甘んじて胸を揉まれ、快感を享受しているだけの、普通の女と成り下がっていた。  
 
      ☆  
 
 不意に、変態の手がもも子の胸から離れた。  
たまらずもも子はその場にくずおれた。  
 
「はあッ、はあッ、はぁ……」  
 
 肩で息をするもも子。  
 と、隣町の変態はもも子の両足首を掴み上げると左右に大きく開いた。  
そして両脚を抱え込んできた。  
 
「ううッ、な、何をするッ!」  
「クックックッ……」  
 
 くぐもった笑い声を立てると、変態が左足をゆっくりもも子の秘所にあてがってきた。  
わざとズリッズリッと位置を微調整し、土踏まずの所が一番微妙な箇所に当たるようにした。  
そして妖しい刺激を加え始めた。  
 
「う、うああぁ……」  
 
 もも子はたまらず呻いた。  
先ほど胸への屈辱的な愛撫で点けられた身体の芯の火が、どんどん燃え盛っていく。  
女にしか分からない痺れが下半身から背を伝って脳に送り込まれてくる。  
人に言えないトコロがどうしようもなく疼いてたまらない。  
このままでは獲物をハントすることなど思いも寄らない。  
 
 だが、股間に加えられるリズミカルなバイブレーションは、確実にもも子の腰の奥を溶かしていく。  
 
恥ずかしい蜜が後から後から湧き出てくるのが自分でも分かる。  
 
――し、しっかりしろ、もも子! 私はハンターなのよ! こ、こんな変態に負けては……  
 
      ☆  
 
 ここで振動が急に強く速くなった。  
 
「はうんッ! や、止めろぉッ!」  
 
 だが、変態の足の動きはますます加速していく。  
時に不意に一切の動きを止めたかと思うと、突然再開して電撃を叩き込み、嬌声をあげさせたりする。  
足さばきは悪魔のように完璧で、もも子が責めに慣れる隙をまるで与えなかった。  
 
「うぁ、あ、あ、あ、……やぁんッ! あう、う、ぅ……」  
 
 いけないとは分かっていても、どうしても振動に合わせて喘ぎ声が漏れてしまう。  
悔しいが泣きたくなるほど気持ちいい。  
快感を堪えようとして爪先をきゅうっと丸めたりする。  
だが、ズンズンと律動が続けて送り込まれるうちに、自然と抵抗が緩んでしまう。  
もも子は今自分の中がどんなことになっているのか、想像するのも恐ろしかった。  
 
      ☆  
 
 ここで変態の足の動きが止まった。  
だが、辱めはこれからが本番であった。  
親指がもも子の股間をまさぐっていたかと思うと、布地の裾をかい潜り、もも子の秘所に直接触れてきたのだ。  
じらすように、また羞恥心を煽るように、草むらをじわじわとかき分け、潤んだ秘裂にゆっくりめり込ませていく。  
 
「うぁッ!」  
「クックックッ……まるで洪水だな」  
「う、うるさいッ!……はうン!」  
 
 隣町の変態が、もも子に埋めた親指をむにむにっと動かしてきた。  
指が動く度にぴちょ、ぴちゃっという水音がする。  
布越しとは違い、直接敏感な箇所を刺激されるのだからたまらない。  
しかも、よりによって足の親指によって感じさせられる屈辱感も、かえってもも子の性感を嵩ぶらせていく。  
 
――ああ、お、親指なんかで感じてしまうなんて……く、口惜しいッ……あぅうン!  
 
 もも子の愛液で親指の動きはますますスムーズなものとなった。  
おそらくは真っ赤に膨れ上がっているはずのそれを憎い指が掠める度に、ぴくんと腰が跳ねてしまう。  
 
「んぅ…イヤだ、止めろぉ……くぅぅ…あぁん!」  
 
 淫靡な水音がはっきりと二人の耳に届く。  
だが、それを恥ずかしいと思う余裕はもも子にはない。  
変態の親指に翻弄されながら、もも子の奥に絶頂の予兆が芽生えていた。  
 
 今、もも子は顔を真っ赤にし、髪を振り乱しているばかりである。  
喘ぎ声を抑えることが全く出来ない。  
手には愛用のムチが握られているのに、まったく振るえないままだ。  
下腹部に送り込まれる刺激が全身に熱い快感の奔流を送り出し、抵抗しようとする力を削ぎ落としていく。  
 
「いやぁ……止め…やぁ……止めろォ…!」  
 
 先に生じた絶頂の芽生えがどんどん体の中で大きくなっていく。  
下腹部の疼きが濃く強くなる。  
荒々しい波が指から生じ、全身を駆け巡る。  
脳髄が痺れ、目の前が真っ白になっていく。  
 
「うあぁ……ダメ、止め…はうう…ッ……!?」  
 
      ☆  
 
 突然親指が引き抜かれた。  
高みに達する寸前で放り出されたもも子は、一瞬呆然とした。  
 
 と、ここで変態が踵をもも子の恥部に無造作に押し当て、激烈な振動を叩き込んできた。  
 
「きゃああああああぁぁぁぁッ!」  
 
 達しかけたところにきつい刺激を与えられのでは、ひとたまりもなかった。  
獲物であるはずの隣町の変態の技に屈し、もも子は獲物の目の前で惨めにイってしまった。  
 
      ☆  
 
 不気味な姿をした隣町の変態が、もも子の前に立ちはだかっている。  
もも子は変態の技によって屈辱の絶頂を極めさせられ、獲物の前で立てないまま無惨な姿を晒している。  
もも子は敗北の一歩手前まで追い詰められているのだった。  
 
「くそ……変態め!!」  
「クックックッ……その程度か、もも子よ」  
 
 マントに身を包んだ変態は、マスクの奥でもも子を嘲笑した。  
 
――くそッ……このままでは…このままではいけないッ!  
 
 このままこの獲物を無傷で逃がしたのでは、新たな被害者が出るばかりだ。  
それに自分には巨乳ハンターとしての意地がある。  
もも子は、激烈な絶頂の余韻でまだふらつく全身をやっとの思いで立て直し、なんとか武器のムチを手に立ち上がった。  
 
「しかし…獲物を前に諦めるワケにはいかない…私はッ ハンターなんだから!!!」  
 
 もも子は最後の力を振り絞り、憎むべき獲物に跳びかかっていった。  
 
「今宵 桃色巨乳が悪を狩る!!」  
 
 巨乳ハンターもも子は、決め台詞とともに華麗に宙を舞った。  
ムチが音を立ててしなった。  
彼女が果敢に悪に立ち向かう美しい姿を、夜空に輝く月が煌々と照らし出していた。  
 
 だが、まさに必殺の一撃が獲物にヒットするかと思われたその瞬間――――  
 
──バチーンッ   
「きゃああああッ」  
 
 またも変態の手による電撃が炸裂し、もも子を弾き飛ばした。  
もも子はたまらず地面に這い蹲った。  
 
――なぜ……!? なぜハントできないの?  
 
 ようやく痺れる手で体を起こしかけ、四つん這いになったもも子の前に、隣町の変態が立ち塞がった。  
 
「かかったな 巨乳ハンターもも子! いや……」  
──バッ  
 
 これまで誰も素顔を見たことのなかった獲物がいきなりサングラスを取り、もも子に銃口を向けてきた。  
その正体は意外な人物だった。  
 
      ☆  
 
「もも子師匠!」   
「あんず…!」  
 
 有り得ないはずの人物の顔を目のあたりにして、もも子は衝撃を受けた。  
まさか自分が手塩にかけて育ててきた弟子のあんずが、若い女性ばかりを手込めにしてきた変態だったとは――!  
 
――でも、女の身でどうやって!?  
 
 だが、考えが纏まる前に、あんずがもも子の口に銃口を突っ込んできた。  
そして無造作に引き金を引いた。  
 
──ドピュウウウッ!  
「!!」  
 
 もも子は思わず目をつぶった。  
だが、発射されたのは銃弾ではなく、液体だった。  
勢いよく喉の奥に当たったそれは、もも子の胃へ流れ落ちていった。  
 
「心配しないで、師匠。これ、水鉄砲だから。――もっとも」  
 
 あんずが、にたりと微笑んだ。  
もも子の弟子だったときには決して見せなかった邪悪な笑みだ。  
 
「もっとも、中身は強力な媚薬だけど」  
「び、媚薬!?」  
「そう。心配しないで。これまで試したコには効き目があったから。みーんな喜んでヒイヒイ言ってたわよ」  
「黙れ! あんず、お前という奴は……くぁッ!」  
 
 突然、もも子の身体の奥で何かが弾けた。  
全身がかあぁっと熱く火照ってきた。  
同時に乳や秘所が強烈に疼いてきた。  
 
「ふふッ……効いてきたみたいね」  
「う、うああぁぁ……」  
 
 もうまともに口を利くことすらできなかった。  
目の前にあんずがいなければ、今すぐ自分の胸を揉みしだき、アソコを指でぐちゃぐちゃにかき混ぜたかった。  
 
 四つん這いになったまま煩悶しているもも子の腰を、あんずは軽く蹴った。  
 
「あぅン!」  
 
 もも子は無様に転がり、だらしなく横たわった。  
もはやハンターの威厳などどこにもない。  
ただ全身を火照らせ、快感を求めて悶え狂うメスがいるだけであった。  
 
「うふふッ…」  
 
 あんずはもも子の痴態を目にし、満足した笑みを浮かべた。  
その下腹部には、いつの間にか黒光りするディルドゥが生えていた。  
これこそが多くの若い女性の貞操を奪い、絶望のどん底に叩き込んできた代物だった。  
そして先の媚薬と共に使うことで、犠牲者を変態的な快楽の餌食にしてきたのだった。  
 
      ☆  
 
「もも子師匠……いや、もも子! ずっと…ずっとそのハレンチな巨乳が疎ましかった」  
 
 あんずがもも子の脚の間に入り込んだ。  
そして桜色に染まっている充実した太腿に手を掛けると、がばっと押し開き、  
ディルドゥの先をもも子の秘部へ布越しにぐいぐいと押しつけた。  
もも子はたまらず喘いだ。  
 
「あうぅん……あぁ……」  
「でも、それも今日でおしまい。さ、覚悟はいいかい?」  
 
 あんずの目が爛々と光った。  
疑似男根の頭が布をかき分け、直接もも子の入り口に当てられた。  
もも子は全く抵抗できず、時折弱々しく首を左右に振って喘ぐばかりである。  
 
 巨乳ハンターもも子の運命は、まさに風前の灯火である。  
ああ、これまで幾多の獲物をハントし、その名声を欲しいままにしてきた巨乳ハンターもも子も、  
ついにこのまま変態の餌食にされてしまうのであろうか。  
 
「今宵 桃色巨乳を悪が狩る!! もも子、覚悟ォ!!」  
「う……うあああぁぁ……や、止め……て…」  
 
 ディルドゥが徐々にぬかるんだもも子自身へ埋められていく。  
もも子の巨乳にあんずの魔手が伸びた――――  
 
 
 
 

 
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 \ノ   ノ           J  
 
 
 
――おわり――  
 

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