「さーて、おしおきだべぇー」
「ドクロベー様!」
「今日の失敗は、ドロンジョ。お前一人の責任だな」
「で、でもドクロベー様…」
「あかぽんたん。いいわけはゆるさないんだべぇー。
今日のおしおきは、白くて粘々した液体を、お腹いっぱい飲んでもらうだべぇー。
トンズラー、ボヤッキー。おしおきをてつだうだべぇー」
「アラホラサッサ」
二人はドロンジョを縛り上げると、口に漏斗を突っ込んだ。
「堪忍しておくれやす、ドロンジョ様」
そう言いながらトンズラーが液体を流し込む。
「あの、ドクロベーさまの命令ですから、うらまないでくださいよ」
そう言いながら、ボヤッキーも流し込む。
ドロンジョの口の中は白くてぬめぬめした液体で満たされていく。
*
翌日の早朝、ジョギングをするドロンジョの姿があった。
「全くもう、気持ち悪いったらありゃしない。
あんなもの、お腹一杯に飲ませるなんて、ドクロベー様は何を考えてるのかしら。
あんなに練乳飲ませるなんて……」