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「あと一分」  
 目を上げると、口元をほころばせながらリクオが宣告する。  
 アスファルトの上でひざが痛くなってきたし、あごも関節の辺りから痺れてくるけど、  
懸命に首を前後に振る。頭がくらくらしてくる。  
 指を使えるんだったら間に合いそうなんだけど、リクオは許してくれない。それじゃ練  
習にならないなんていう。  
「舌使えよ」  
 でも、リクオのこれは大きくてあたしの口の中はいっぱいだから、舌を動かす余裕なん  
てない。これの下の方をちょっと撫でられるくらい。もちろん、頬張ったままじゃ無理だ  
よと訴える声も出せない。  
 リクオが前かがみになって胸に右手を伸ばしてくる。そんなことされると気が散っちゃ  
って集中できないのもお見通しなんだ。  
「ここ、少しは大きくなったか」  
 あたしがずっと気にしてることを平気でいう。男の人たちって、揉んだら大きくなるな  
んて本気で信じてるんだろうか。そんなの産まれつきなのに。  
「んっ、んっ」  
 制服の上からひどく乱暴に握り込まれる。しわにならないだろうか心配になっちゃう。  
ママさんに見つかったら大変だ。  
「あと三十秒。おまえ、乳首立ってる?」  
 イジワル。そんなのしょうがないじゃない。無視して、首を動かすことだけしか考えな  
いことにする。  
 昔、こんな田舎のおみやげを見たことがある。赤べこっていうやつ。あたしも今、リク  
オのおもちゃみたいなものなんだろうか。いけない。時間がない。  
 
「十、……五、…三、二、一、はいおしまい。…放せよ、ハル」  
 夢中になってるふりで続ける。ここでイカせられなかったら、次が待ってるんだから。  
「ほら、イカなかったんだからさ」  
 あたしが不服なのと対称的に、リクオは満足そうだ。しぶしぶ口を離す。初めてしてあ  
げた時は、あっという間にイッちゃったのに。慣れってこわい。ちょっと悔しいから、指  
で軽く弾いてやる。  
「罰な。立って。壁に手ついて」  
「えーっ!」  
 いやってわけじゃない。でも、ここはミルクホールの裏で、人目が絶対届かないところ  
じゃない。それに、声を上げちゃったら、店内のママさんにもお客さんにも気づかれちゃ  
うかも。  
「ね、ねぇ、この体勢やだ。前からして。昨日やったたつで」  
 向き合って片足あげさせられて入れられるやつ。ちょっと不安定なんだけど、抱き締め  
られて、リクオの胸に顔をうずめられるから。リクオの匂いが嗅げるから。  
「ほら、急がないと休憩時間なくなるだろ」  
 スカートを腰まで巻き上げられて、ショーツを撫でられる。  
「…へぇ、濡れてんな。べちゃべちゃ。俺のくわえてただけで感じたんだ」  
 ひどい。自分でも気づいてたけど、絶対にいわれたくなかった。好きでなるんじゃない。  
自然にそうなっちゃうのに。  
 違う。やっぱり好きだからそうなるんだ。あたし、いつからこんな女の子になっちゃっ  
たんだろう。  
「リクオ、今日ゴム持ってる?」  
「なんで?」  
「…この前、中に出したでしょ。仕事中漏れてきて、大変だったんだから」  
 スカートの丈が長いから、誰にもあの生臭い匂いに気づかれなかったと思う。でも、お  
陰で、その後はずっと内股歩きを続けるしかなかった。  
 
「持ってないけど、ちゃんと外に出してやるからさ。いいだろ」  
「ホント?」  
「疑うのかよ」  
 そういい返されると黙るしかない。冷静に考えたらちゃんと拒まなきゃダメなのに、で  
きない。リクオが好きだから? エッチが好きだから? もう腰が勝手にひくひく震えち  
ゃってる。  
「じゃ、いくぞ」  
 ショーツの底をめくられる。脱がさないんだと思う瞬間には入れられてる。  
「ひゃっ」  
 あたしのソコがリクオのアレでいっぱいになる。乾いた土にじょうろで水をかけるよう  
な充実感で。  
 二人がじかに触れてるのはそこだけだから、自然に神経がそこに集中しちゃう。アレが  
どんな形でどう動いてるのかも感じ取れちゃう。  
 硬くしてゆっくりかき回してると思ったら、尖らせてずんずん奥を突いてくる。あたし  
のカラダもココロも一つにまとめて揉みくちゃにされてるみたい。頭の中が段々真っ白に  
なってく。  
 口をつぐんでても、喉の底から声があふれ出してくる。思いっきり声を上げると気持ち  
いいのに、ここじゃできない。すごいジレンマ。  
「すげえ締めつけてるよ」  
「あっ、あ、やっ、そんなのいっちゃ、やだ」  
 でも、そうなんだ。あたしのソコも伸び縮みしながら、ワガママにはしゃいでるアレを  
包んで逃がさないようにしてるのもわかっちゃってる。ソコだけ、あたしがあたしじゃな  
くなってる。  
 
「はは、ハル、いいよ」  
「んっ、いいって、あっ、なにが?」  
「ほら、わかんない?」  
 首を後ろに向けると、リクオがあごであたしの腰を指す。思わず、顔が真っ赤になる。  
リクオはなにもしてないのに、あたし、今自分から腰を振ってるんだ。  
「や、ダメ、こんなのやだ、リクオ」  
「なにがダメなんだよ、いってみろよ」  
「あん、ん、そんな、んんっ、リクオもして、してよ」  
 なんでそんなはしたない要求をしちゃうのか、もうわからない。ただ、そのままじゃカ  
ラダもココロもくすぶったままだから。  
「しょうがねえなあ。こうか、ほら」  
 アレだけじゃない、腰まであたしのお尻に打ちつける勢いでリクオがまた動き始める。  
ものすごい衝撃が神経を駆け巡って、ソコだけじゃない、肩も腰も手も足もバカになった  
みたいにぷるぷる震える。  
「ふうっ、うんっ、そう、そう、きて」  
 これじゃ発情した猫。  
「あぁ、おれ、もうイキそうだよ」  
「あ、うん、あたしも、んっ、あたしも」  
 あたしも、リクオがイキそうな時がなんとなくわかるようになってる。アレがひくひく  
し出すようになったら、そうなんだ。  
「じゃ、外に出すよ。制服にかけてやるから」  
「え、や、やっ、ダメ、そんなのダメ」  
「ダメ? じゃ、顔」  
 どうしよう。そんなことされたら、店に戻れるわけないじゃない。  
 
「あんっ、あっ、ダメェ、んっ、飲む、飲むから、だから、あ、ああぁん」  
 けいれんでも起こしたようにリクオの動きが激しくなって、あたしは浮き上がって宙吊  
りになったような感覚に襲われる。イッちゃったんだ。  
 全身に鉛が詰められたように重くなって、その場に座り込む。でも、それはとっても満  
足な気だるさだ。  
 リクオに顔を回されて、なんとか口を大きく開く。もう我慢できないアレが飛び込んで  
くる。  
「ハル!」  
 ちょっと顔を傾けて、頬の肉で熱い液を受け止める。そうしないと、喉の奥に届いてせ  
き込んじゃうから。  
 あっという間に口の中が白く濁ってく。匂いの強いそれは、何回かに分けて飲み込まな  
いと詰まる。その時、ちゅっと口をすぼめると、出して敏感になってるから、リクオがた  
まらなそうな顔をする。この顔を見るのが好き。  
「あぁ、よかったよ」  
 あたしの頭を撫でながら、リクオがつぶやく。リクオはエッチが終わった途端、いつも  
の優しいリクオに戻ってる。リクオのココロはあたしのものじゃないけど、リクオのこん  
な一面を知ってるのはあたしだけ。  
 それは、幸せな真実なんだ。  
 

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