「はっはっはっ!これもスキンシップってやつだよガーゴイル君!」
今度はパパがガーゴイルを風呂に入れていた。
ガーゴイルがやめろと言うのは双葉のように舐めて洗おうとすることではなく、
パパが自分のたくましい胸筋に洗剤を塗りたくり、全身を使って丹念に磨いているのだ
「やめるのだパパ殿!何をしている」
「これかい?胸を擦り付けているんだよ」「胸を?我に胸を擦り付けるのだ」
「この前ままにやってもらったらこれが思いのほか気持ちよくってね!和己は桃ちゃんとよろしくやってるだろうが、ガーゴイル君はしてくれる相手がいないだろう?だから私がしてあげるんだよ!」
「それはパイズリと言うやつか?我はもとより皮膚の触感がない。だからどんなテクニシャンでも我をイカせることはできぬぞ。」
「そうかい?まあ気にするな!私が好きでやってるだけだ」
「む、むう・・・」
吉永家の夜は更ける。
風呂場で石像に胸板を激しくぶつける男がいる。
数日後
「やめろ、ヒッシャム!」