「あ、アトラス様・・・」
皇帝との最終決戦を明日に控え、中々寝付かれずにいたフローラの寝室を訪れたアトラスは、きっとランドーあたりに酒を強要されたのだろう、珍しく酔っている様子だった。
「お休みにならないと、お体に障りますわ・・・」
心配そうに自分を見つめる少女を、アトラスはふいに抱き締めた。
「フローラ・・・!」
「きゃっ・・・ア、アトラス様!?」
密かに想いを寄せる少年の、突然の抱擁に、フローラはただ頬を紅潮させるしか無かった。
「フローラ・・・」
「ん・・・」
唇が重なる。
夢にまで見た愛する人との初めての口づけ・・・
(アトラス様、、、震えてる?)
戸惑いながらもおずおずと愛しい人の背に腕を回すと、少年の躯の微かな振動が、体温と共に伝わって来た。
決戦に赴く事の恐怖か、人々の期待を一身に背負う事への不安なのか、、、
フローラの胸に、愛おしさが込み上げて来た。
「アトラス様・・・私を、もっと強く、抱き締めていて下さい・・・」
少年の震えを止めようとするかのように、背中に回した手に力を入れて囁く。
「フローラ・・・!」
狂おしい程に唇を求め合いながらベッドに倒れ込む二人。
着衣の上から、少女の形の良い小振りな胸をそっとまさぐる。
「あっ・・・んんっ・・・はぁっ!?」
固くシコった乳首を弾かれ、思わず声を上げるフローラ。
「フローラ、可愛いよ・・・」
一枚一枚丁寧に衣服を脱がせながら、真っ赤になって消え入りそうなフローラに、さらなる愛撫を加える。
「あぁ・・・恥ずかしいです・・・ん、アトラス様ぁ」
雪のように真っ白な肌にキスの雨を降らせながら、下着の上から少女の大切な部分に触れた。
「やん・・・そこは、だ、駄目ですぅ・・・ひゃんっ!」
縦の割れ目に沿って優しい愛撫を続ける内に、じっとりと湿りを帯び、下着に染みが浮かぶ。
「フローラ、こんなになってるよ・・・そんなに気持ち良いのかい?」
意地悪な質問に、耳まで真っ赤になって俯くフローラ。
「そ、それは・・・ごめんなさい・・・」
今にも泣きそうな声で許しを請う少女が、どうしようもなく愛おしく、アトラスの心の奥底に眠る願望に火を点けた。
スライム虐めならぬ、フローラ虐めが始まった。
綺麗な薄紅色の乳首を舌で転がすようにねぶる。
「はぁ・・・んっ・・・あん・・・」
しっとりと濡れる割れ目をなぞりながら、フローラの最も敏感な部分を重点的に責め立てる。
「あっ!?駄目ですぅ・・・そんな所・・・」
少女の無垢な反応は、未だ性の欲望に目覚めたばかりの少年の衝動を駆り立てるばかりであった。
「フローラ、こんなトコ勃起させて・・・コリコリされると気持ち良いのかい?」
真っ赤になって悶えるフローラの顔を覗き込みながら、意地悪な質問を投げ掛けるアトラス。
「そ、そんな事・・・無い・・・ですぅ」
感じてしまった自分自身を恥じ入るように俯くフローラ。
「フローラばかり気持ち良くなってズルイな・・・僕のも気持ち良くしてくれる?」
言いながらイキり立った一物をフローラの顔前に突き付ける。
(あぁ、、、これがアトラス様の・・・)
生まれて始めて目の前で見つめる男性器にフローラは言葉を無くす。
(大きい・・・それに、こんなに脈打って・・・逞しい・・・)
躊躇いながらも愛しい人の巨大なペニスを両の手で包み込み、口づけする。
「あぁ、気持ち良いよ、フローラ・・・」
一生懸命に男性器を頬張る愛する少女の姿に、アトラスは狂おしい愛情を感じていた。
「ありがとう、フローラ。すごく気持ち良いよ・・・」
「ア、アトラス様・・・フローラの事、アトラス様ので、愛して下さい・・・」
耳まで真っ赤になって哀願するフローラ。
「わかった。入れるよ?フローラ・・・」
そそり立つ一物の先端をフローラの、何者も踏み入れた事の無い聖域に宛い、一気に貫いた。
「あっ、あっ、ああ……んぁぁぁぁ、ああっ!!」
腰を落とし、狭い入り口を割るようにして侵入していく。
(痛い・・・でも・・・これが、アトラス様の・・・)
(フローラの中・・・熱い・・・うわ・・・)
「くぅっ」
アトラスは、気を抜けばペニスから一気に精液が噴出しそうになるのを自制する。
フローラの膣内の粘膜に絡みとられ、強い締め付けに否応無く高められていく。
「はぁ…ああぁ……」
ゆっくりと奥まで腰を進めて沈め込むと、フローラは陶酔するような声を漏らした。
少女が微かに身をよじるたびに、快感と嗜虐心がアトラスの中で膨れ上がってくる。
「んぁぁっ・・・あっ、んああああっ・・・」
口からは深く長い吐息が漏れ、切なげに眉が動く。
自分以外の誰もが見ることのない少女の悩ましい表情。
その全てを網膜に焼き付けるかのように、顔だけを見つめながら一つになった部分をゆっくりと動かし始める。
「あっ、はああっ! ん、んっ、ああああっ!!」
熱くぬめる膣の感触に、より強い快感を引き出される。
とめどなく熱い。
「ぁぁっ……ん……んぁぁぁっ……」
腰を揺らす程度の動きでも、フローラは過剰とも思えるぐらいに身体を跳ね
させて反応する。
(こんな・・・凄・・・もう駄目ぇ・・・)
「…ぁっ!」
ビクッと体を震わせて、フローラの体が脱力する。
暫く、フローラの身体は痙攣したままだった。
美しいエメラルドグリーンの髪を梳くように撫でると、潤んだ瞳でアトラスを見つめ、口を開いた。
「ご、ごめんなさい…私…」
アトラスは何も言わずに少女の顔を覗き込む。
「アトラス様に、愛していただけるのが…幸せすぎて…気持ち良くなって…私…」
羞恥からか、快感のせいか、大きな瞳に涙を浮かべてアトラスに訴えかける。
「ごめんね、フローラ…今度はもっと優しくするから…」
「は、はぃ…すみませ…はぁあっ! は、ああっ、あああっ、んんっ!!」
アトラスが少し動かしただけで、フローラは再び絶頂に押し上げられる。
「アトラス様ぁ…ご、御免なさ…ぁぁぁっ!」
止めとばかりに深く、突き入れると同時に、
「んっ、んっ、うううっ! ……はぁぁぁぁぁぁぁぁあああ――――っっ!!」
フローラの身体が、でひときわ大きく弾んだ。
「はぁ……あっ! あああぁー……っ、ああっ、あー…っ!」
そして立て続けに二度、跳ねた。
「…ん…っ!」
跳ね上がったフローラの身体を再び押さえつけると、休むどころかさらに激しく出し入れを続けた。
SEXの喜びを知ったばかりの少年は最早止められなかった。グチュグチュと音を立ててペニスが膣壁にぶつかり、擦られる。
「ぁ…ぅ、や……ぁ……ぁ、ぁぁ、ああっ!」
幾度も幾度も絶頂に押し上げられ、フローラは声にならない喘ぎをあげるばかりだった。
目の前で揺れ続ける乳房を顔で押さえつけるようにして、舌を弄って探り当てた乳首を唇に含んで吸う。
フローラが首を激しく左右に振ることで美しい髪が乱れ、アトラスの肌にベッタリと貼り付く。
「ひ、ひぐっ……はぁぁっ」
「ああああっ! アト…ラス様ぁ…ああっ ああああああっっっっっ!」
大声で喘ぎ続けるフローラの口に舌をねじ込むようにして、声を塞ぐ。
少女の全てを犯したい。
身体も口も心も全て侵食し、蹂躙したい―アトラスの心をそんな獣欲が支配していた。
いつしか屈強な戦士であるアトラスが力を込めて双胸を揉みしだいてしまっているのに、フローラの口から甘い声が途絶えることがない。
「ぃぁああああっ、あああっ! あ、あ、あ……」
腰に回した腕を強く引き付けるとフローラの細い身体が持ち上がり、腰が弓のように反り返る。
腰の動きが早くなる。
射精することしかもうアトラスの頭の中からは無くなっている。
「くっ、ぅっ、んんっ!」
前後左右と出鱈目に腰を動かすアトラスと、
「あ、はぁぁ…っ! ぁあああんんっ!」
震え、喘ぎ、髪を振り乱すフローラ。
「ア、アトラス様ぁ…んぁ、んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っっっ!!」
一際奥深く突き入れた瞬間、絶叫と共に弓なりに身体が反れて締め付けられる。
「…う…」
破裂寸前のアトラスののペニスが擦りたてられて絶頂を迎えた。
「フローラ…あ…っ!」
少年の全てを吐き出すように、精子が濁流となって少女の膣内へ注ぎ込まれていく。
それと同時に膣の奥底から急激にペニスが締め付けられる。
「あ……っっっ!! んっ、っっっっ!! んはぁっ!」
何度も何度も噴射し続け、その度に腰が震える。
背中から脳にまで痺れるような刺激が突き抜けていく。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
お互いを抱きしめ合ったまま倒れこむ。
どれ位時間が経っただろう・・・フローラが口を開いた。
「お腹のなかが、あったかいです……」
呟いたフローラの顔を見て、お互いに照れくさそうに笑いあった。
「……アトラス様」
フローラの指が、愛する王子のの頬を優しくなぞる。
泣きそうで、切なそうだった顔が、満ち足りた表情に変わっている。
「フローラ……レス!・・・さ、もう一回しよ!」
「えぇ!?そんな・・・あぁ〜・・・」