リベルアークでの戦いが終わり、エステルとヨシュアは一時ロレントの自宅に帰ってきた。  
小さな仕事を受けたり、釣りをしたり、デートをしたり・・・。  
そんなある日の夜。  
 
コンコン。  
「ん・・?」  
うっすらと眠りに落ちかけていたエステルだが、ドアのノックがそれを阻んだ。  
「だーれ?」  
「誰って・・僕だよ、エステル」  
「ヨシュア?どうしたの?こんな夜中に・・」  
「ちょっと野暮用。鍵、開けてくれない?」  
「う、うん」  
エステルは鏡で髪を軽くセットすると、ドアを開けた。  
「や。エステル」  
「用って?」  
「ここじゃなんだから・・・」  
ヨシュアはそう言ってエステルの横を通り過ぎると、ベッドに腰を下ろした。  
「エステル、ここ」  
ヨシュアは自分の横を指差す  
「え?」  
「こ・こ」  
「えっと・・・」  
「座らないの?」  
「う、ううん。座る・・」  
エステルはおずおずとヨシュアの隣に腰を下ろした。その刹那、ヨシュアの手がエステルの腰に回される。  
「よ、ヨシュア?」  
「好きだよ、エステル」  
「私も、ヨシュアが好き・・」  
どちらともなく唇が重なり、ヨシュアの舌がエステルの舌に絡まり、二人はしばらく濃厚な口づけを楽しんだ。  
 
口づけが離れると、ヨシュアはエステルの寝巻を脱がせてベッドに座らせた。  
「うう・・・恥ずかしー・・」  
エステルは耳まで真っ赤になって、両手で乳房と性器をヨシュアの目から遠ざけた。  
「可愛いよ、エステル」  
「むー・・よ、夜ばいなんて誰に習ったのよバカヨシュアぁ・・」  
「・・漆黒の牙として、身につけなきゃならない技術だったから・・」  
「あ・・・」  
「・・・冗談だよ。僕が今こうしてるのは男としての本能みたいなもの、かな」  
「本能?」  
「そう。・・好きな女の子と交わりたいって本能」  
「それなら私も・・かな。私もヨシュアと・・ま、交わりたい・・」  
「・・じゃ、エステル、こっち来て」  
ヨシュアはエステルを自分の膝の上に座らせると、自分たちを鏡に写らせた。  
「・・・誰かさんみたいに悪趣味ねぇ・・」  
「そう?そんなこと言うと・・・」  
「ひぁっ!?」  
ヨシュアはエステルの両乳房をわしづかみにして、円を描くように揉みはじめた。  
「ふあ・・よ、ヨシュアぁ・・!」  
たぷん、たぷんとエステルの乳房がヨシュアの手の中で様々に形を変えていく。  
「エステル、気持ちいい?」  
「うん・・・ヨシュア、下も・・触っていいよ?」  
「・・・うん」  
 
くちゅっ・・  
エステルの膣にヨシュアの指が挿入される。  
くち・くちゅ・・くちゅくちゅっ・・  
「ヨシュアぁ・・」  
「気持ちいい?エステル」  
「気持ちいい・・よぉ・・」  
「そっか」  
ヨシュアは愛撫しながら鏡で冷静にエステルを観察していた。  
小さくもなく、大きくもない、ただヨシュアの感じる美しい形をした白いエステルの乳房。その頂点はきれいなピンク色で、ぷっくりと隆起している。  
縦になったヘソとキュッと締まった腰周り。  
美しい太もものライン、愛液でぐっしょり濡れた秘部。  
ズボン越しに感じる引き締まったヒップの感触。  
「・・・っ!!」  
刹那、ヨシュアは頭が真っ白になり、びくんびくんと下半身を痙攣させた。  
「・・・あ」  
「ヨシュア?」  
汗だくで上気したエステルが、心配そうに振り向く  
「だ、大丈・・」  
「ウソ。・・射精したんでしょ?まだ、入れてもないのに・・」  
エステルはヨシュアの懐から立ち上がると、ヨシュアのズボンを脱がせ始めた。  
「・・・ほら、やっぱり」  
「・・・っ」  
「しかたないなぁ、ヨシュアは」  
エステルはそう言うと、ややしぼんだヨシュアのペニスを優しく上下にしごき始めた。  
 
「大丈夫。シェラ姉に習ったから。・・・それに棒の扱いは慣れてるから」  
「そういう問題じゃ・・・」  
「いーの。ヨシュアはどっしり構えてて」  
「・・うん」  
ヨシュアは一生懸命に自分のペニスをしごくエステルをより愛おしく思った。  
 
「・・ヨシュア、そろそろいい感じなんじゃない?」  
「そうだね。ご苦労様、エステル」  
「水臭いこと言わないの」  
「ごめん。・・エステル、上と下、どっちがいい?」  
「・・・は、始めはヨシュアが上になって欲しいかな。で、できたら次は私が上・・なんて」  
「了解」  
そう言うなり、ヨシュアはエステルを優しく押し倒すと、エステルと指を絡ませ、挿入する体勢をとる。  
「や、優しくしてね・・?」  
「努力するよ」  
ヨシュアは優しく微笑むと、ゆっくりとエステルの膣にペニスを挿入した。  
「・・ン・・!」  
「エステル、大丈夫?」  
「うん・・大丈夫」  
ヨシュアはゆっくりと愛する人の奥にペニスをうずめていく。  
 
そして・・。  
「エステル、奥まで入ったよ・・・動いていい?」  
「いいよ・・」  
エステルの笑顔を受け、ヨシュアはゆっくりと腰を振り始めた。  
「ふあ・・、ヨシュアの・・すごく・・カタイ・・よぉっ・・。奥が・・奥が擦れてるよぉ・・・」  
「エステルも・・すごく締めつけてくる・・!」  
体験したことのない快感に二人は身をよじる。  
「・ヨシュア、ヨシュアぁ・・・よひゅあぁ・・んぅ・・・」  
エステルの目はトロンとしていて、舌が回らなくなってきている。ヨシュアはそれを見て、ここぞとばかりに腰の速度を上げた。  
「ひぁ・・!よ、よひゅあ・・あああああああっ!!」  
「!!・・・うっ!!」  
エステルが果てるのとほぼ同時に、ヨシュアもまたエステルの中で果てた。  
 
「はぁ・・はぁ・・」  
ヨシュアはエステルの中からペニスを引き抜くと、エステルに覆いかぶさるようにベッドに倒れ込んだ。  
「・・重いよ、ヨシュア」  
「ごめん、エステル」  
顔を見合わせて、キスをする。  
「えへへ・・ヨシュアに処女奪われちゃった」  
「・・・もっと言い方はなかったのかな・・」  
「いいじゃない、べつに。ヨシュアが私を抱いたのは事実でしょ?」  
「うん」  
「で・・その・・どうだった?」  
「・・何が?」  
「私。抱き心地っていうか・・具合っていうか・・、とにかく、ヨシュアが気持ちよかったかってこと!私だけ気持ちよかったら悪いなーって・・・」  
「・・・」  
「な、何よその目」  
「気持ちよかったよ。エステルの胸も中も」  
「・・・!」  
エステルは恥ずかしさのあまり両手でヨシュアを突き飛ばすと、シーツを体に巻いてベッドのふちに座る。  
「エステル?」  
「・・ば、バカヨシュア!」  
「聞かれたから答えただけなのに・・相変わらず難しいね」  
ヨシュアはそう言うと、座ったままのエステルを後ろから抱きしめて、口を耳に近づける。  
「エステル、・・・・・」  
「・・!!」  
「・・返事は?」  
「わ、私も・・ヨシュアのこと・・あ、愛してる・・」  
「うん、知ってる」  
「・・・もう、バカ。・・バカ」  
「知ってる。でも許してくれないかな?もう二度と放さないから」  
「・・・もう・・・」  
そうつぶやくと、エステルは振り向いてヨシュアにキスを求める。ヨシュアはそれに応じた。  
 
「ん・・・」  
(・・・ん?何か・・入って・・くる)  
ヨシュアの口からエステルの口の中に苦い液体が注がれる。  
「ヨシュ・・ア?」  
「・・・エルモ村近辺で取れる薬草を煎じた強壮剤だよ。副作用はないから安心して?・・即効性はかなりのものだけど」  
「・・そ、そうみたいね」  
エステルは自分の体が再び暑くほてり始めるのを感じた。同時に自分の尻にヨシュアの固いペニスが当たるのも感じた。  
「ヨシュア、こんなのどこで知ったの?」  
「・・・言えない」  
「そっか。・・・あんのバカオヤジ・・・こんなのナニに使ってんだか・・」  
「・・なんでわかったの?」  
「私のヨシュア観察力をなめないでよね、大体わかるわよ」  
「参りました。ところでエステル」  
「何?」  
「次はエステルが上になる番だよね?」  
「え?」  
「さっき言ってたじゃないか。2回目は上に乗りたいって」  
「あ、あはは。あれはその・・ノリで・・」  
「ダメ。逃がさない。強壮剤飲んだから問題ないだろ?」  
「う・・・それはそうだけど・・・上より・・・ヨシュアにバックからされたいっていうか・・・」  
「エステル・・」  
「ダメ?」  
「・・・いや、いいよ」  
「やったぁ☆」  
二人の夜は続く・・・。  
 
 

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