飛影→幽助 >>313  
 
幽助→桑原「へぇ、雪菜ちゃんって、意外と…」  
   雪菜「か、和真さん!?」  
幽助→桑原「へーきへーき。いいからしっかり脚開けって。」  
 
桑原→蔵馬「ほぁぁぁ。綺麗な顔してんなぁ。これなら女食いほうだ…  
      馬鹿野郎!俺の馬鹿野郎!!いくら蔵馬に憑依したとはいえ、  
      俺は雪菜さん命!!……蔵馬ってどんくらいのサイズなんだろ?」  
 
蔵馬→飛影「ふぅうん。なるほど。躯ってそんな表情するんだ。」  
   躯 「!?飛影、貴様、何、を」  
蔵馬→飛影「いえいえ、こっちの話で…だ…。どうだ?躯。目隠しも、  
      なかなかいいだろう?」  
    躯「はぁっ…ん!飛影、何か、上手……!!」  
 
みたいな?  
 
   
 
「へーきへーき。いいからしっかり脚開けって。」  
桑原の肉体と声を持つ幽助が雪菜を強制的に押し倒し、脚を無理やり開けようと  
太腿と太腿の間を強く左右に押し込んだ。  
「…あっ……和真さん……」  
恥ずかしそうに右手を口元に当て、頬を赤らめ瞳を潤ませる雪菜。  
いつもは優しく、相手の事を労わり過ぎる程、私を気に留めてくれる行為を、  
何故か今日は少しぶっきらぼうで、粗野な感じがする姿に驚きをなす。  
「……和真、さん?」  
彼の名前を呼ぶのと同時に、唇を重ねられる。  
「んん……」  
あ…舌が…!?……桑原の舌が雪菜の舌と絡ませていた。  
ねっとりと張り付くように舌を弄ばれる。  
「…ぁっ……ん、…ちゅ、ちゅる……」  
優しい口付けに安堵し、桑原和真である事を再確認する。  
(そうよね…気のせい、ですよね…)  
雪菜は甘んじるようについに和真の背中に手を回した。  
(おっ、乗り気じゃん……)  
桑原の中に入る幽助は、雪菜の態度に内心ニヤリと眼つきを光らす。  
着物は既に剥ぎ取られ雪菜の全てをいつでも触れるようになっている状態だった。  
(まずは胸を拝んでみようじゃないか…♪)  
少し妙な手つきになりつつも、感づかれないように幽助は雪菜の左右の胸の膨らみに触れる。  
「あっ……」  
丁度良いくらいの大きさで恐らく着物で隠されていたのだろうと、思っていたよりも大きな膨らみ二つに感涙し、息を潜めた。  
揉み応えのある胸を大きく揺さぶり、先端を濡れた舌で押し込むように上下に舐める。  
「んんぅっ……和真、さ…ん…」  
か細く反応し、繭を潜め、背中を少し宙に浮かす雪菜。  
 
 
一方その頃、蔵馬になった桑原は、我先にと現実に引き戻され、  
今まで雪菜が側に居た事を思い出した。  
そういえば、押し倒そうとしていたんだよな?と、納得しつつも。  
 
「…と、いうことはっ!雪菜さんが誰か別の人と同じ部屋でっ、しかも二人きりっっ!!  
そんな事をさせるわけにはいかんっっ!!男、桑原、只今行きまぁっっっっす!!!!」  
 
かなり慌てて自宅に帰る蔵馬、こと桑原。  
後もう少しで家に着く。それまで雪菜の身が無事だと祈りつつ。  
焦る妙な危機感は、現実と化している事も知らずに。  
 
 
桑原である幽助は、そろそろ我慢出来ないと、固まりつつあったジーンズのファスナーの先に  
対して身震いをした。熱くそそり立つモノがそこに収納されてあるからだ。  
「……雪菜、入れるぜ…」  
彼も焦っている所為か、普段桑原が言わなさそうな事を言ってしまっている事に気付かない。  
「……和真…さん」  
幸い、雪菜もまだ気付いていないようだ。  
そろりとジーンズから開放し、桑原こと幽助は、雪菜のそこを入れようと、秘密の蜜壷の中に  
桑原の綺麗にされた硬く熱いモノを押し込めるように……  
 
「ゆっ、ゆきなすわぁぁぁぁぁんんんっ」  
 
一瞬、桑原の叫ぶような声が雪菜の耳を掠めた。  
「え?和真さん…?」  
雪菜は驚く。  
今ここにこうして桑原が居るのに、何故彼の耳鳴りのようなものが聞こえるのか不思議に思えた。  
それが疑問から抜けられず先程までの桑原和真との違いを深く考えてみた。  
すると、どこか、何かが違うような気がして堪らない事が言葉として漏れる。  
「和真、さん。……あなたは誰なのですか?」  
その台詞に桑原の身体の中に入る幽助がビクッと身体を強張らせた。  
感づかれたのかを気にし始め、今までのガツガツとした姿勢が一瞬で縮まる。  
「……き、気のせいじゃねぇのか?」  
額に少し汗ばむ気がする。  
 
 
そこで蔵馬になった桑原が、桑原自身の自宅の前に立ち塞がった。  
「雪菜さんっっ、今、俺が助けますっっ!!」  
拳を握り締めチャイムを連打する蔵馬。  
 
ピンポンピンポンピンポンッ!!!  
 
ビビビクゥゥゥ!!  
と、衝撃が走る桑原の中に居た幽助。  
急に背筋に電流が行き渡るような感覚に陥り、意識を失いそうになった。  
その瞬間、桑原の中に幽助の存在は消え、桑原和真自身としての意識を取り戻した。  
 
「…ハッ!?……俺は、いったい……」  
最初はぼんやりとした視界の中を、次第に見定められるようになり、  
目の前に雪菜が裸で横たわって自分が覆い被さっている事に気がついた。  
「雪菜…さん!?」  
桑原は硬直した。既に真っ裸になっている雪菜の姿を見て困惑してしまう。  
いったい誰がこんな事を…、と複雑な思いでいっぱいだった。  
も、もしかしたら、蔵馬が!???  
普段からは有り得ない想像をしてしまう自分に、自分の首を絞めていた。  
「和真…さん?」  
雪菜は桑原の仕草を不思議に思い、いつの間にか普段の彼の顔に戻っている事に気がつき  
再び安堵の溜息と共に、安心感からくるのか、雪菜は桑原を誘う。  
「和真、さん。そろそろ、中に、入れてください…」  
顔を赤くしながらも懇願する雪菜を見て、桑原は先程までの事情をあっさりと忘れ去り、  
雪菜の全てを愛するように中へと入れる準備をした。  
「雪菜さん、入れますよ……」  
真剣な顔をして、桑原は雪菜の顔を見つめる。  
そして、お互いが同意を示すように顔を俯き、桑原のモノは雪菜の中へと入り込んでいく。  
 
(……くっ、雪菜さん……相変らず、気持ち良いです……)  
 
嬉しそうに心の中でそう呟く桑原だった。  
だが、玄関前には蔵馬が立っている事も忘れて。  
 

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