雪菜は桑原家のリビングのソファでうたた寝をしてしまった。  
ベランダからの風が少し強い日で、雪菜のスカートをふんわり中途半端にめくりあげている。  
すらっと伸びた両足が膝上あたりまでめくりあがり、下着が見えそうで見えない微妙な感じで  
学校から帰宅したばかりの桑原をハアハアさせていた。  
「雪菜さん、オレはいったいどうすればいいのでしょう・・・」  
 
1:掛け物を掛けてさしあげる。  
2:優しく声をかけて起こしてみる。  
3:知らないふりして自室へもどって勉強する。  
4:知らないふりして出かける。  
 
「正解は多分1と3のコンボだ。しかし今!オレの本能は別の解答を求めている!!  
(5:寝てるのを幸いにスカートをめくってみる。)」  
ああ、誰か、このオレの行動を止めさせてください。  
こんなことしていいはずはないんだけどと思いつつも、桑原は雪菜の足元にそっと跪いた。  
「ううう・・・雪菜さん、ちょっとだけ・・・、ちょっとだけですからね・・・」  
桑原の人差し指と親指が、そっと雪菜のスカートのすそをつまみあげる。  
それをつつつ・・・と上にずらすと今まで一度として見たことのない、雪菜の白い大腿があらわになった。  
キレイでしみや傷ひとつないすらっとした細い足。  
やわらかそうなその太腿は温かいのか冷たいのか・・・。  
一瞬、その足にそっと触れてみたい衝動にかられるが、そこは起こしてはならないと自制する。  
もう少し、もう少しで雪菜さんのぱんつが見れる・・・白、水色、ピンク、ストライプ、水玉、花柄・・・。  
ああ、白だったら、イイ!!  
桑原の頭の中をさまざまな色や柄が交錯していたその時。  
どぐしゃっっ!!  
桑原の頭が何かに蹴倒され床に沈んだ。  
「和、そこまでだよ」  
静流は弟の頭を足でぐりぐり踏みつけながら、雪菜のスカートを盛大にまくりあげた。  
「んー?」  
その手をおろし、ぽんぽんと雪菜を起こすようにたたく。  
「う・・・ん・・・静流・・・さん・・・?」  
雪菜は身体を起こすと目をこすりながらあたりを見回した。  
「雪菜ちゃん、昼寝するときはなんか掛けて寝ないとだめだよ。  
それと、パンツはかないと風邪ひくよ」  
「あ、すみません。私、長く着物の生活でしたのでつい・・・」  
雪菜はそそくさと立ち上がると床の桑原に目を留め  
「あ、おかえりなさい」と声をかけ自室へ戻っていった。  
その後、姉に散々どつかれた桑原は自室に戻り、雪菜のノーパン寝姿を想像してマs(ry  
 

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