僕が保健室に入るとすぐに声がかかる。  
「やあやあ、久しぶりだね様刻くん。すでに僕という存在は心の中から消えてしまっているのではないかと気が気でなかったよ。それでどんな用があって僕のところに訪れたんだい?  
『用がなければ会いに来ちゃいけないのか?』などというセリフをはいてくれれば嬉しい限りなのだが、確か今日は可愛い恋人さんとデートがあると記憶しているがね」  
「饒舌なのもさることながらその情報網には毎度驚かされるよ」  
僕は椅子を病院坂のベッドの脇に持ってきて座る。  
「だけど最新情報は【相手方家庭の事情によりキャンセル】だ。夕方までは暇だし君と時間を潰そうとやってきた」  
「これはこれは! 空白の時間の相手として僕を最優先で選んでくれたということかい! その思いだけで僕は三年間は様刻くんと会わなくても生きていけそうな気がするよ。寂しいから絶対に御免だけどね」  
「大げさなやつだな」  
「ははは、君は僕がどんなに君を好きか知らないからそんなことが言えるんだ。まあいい、僕は自分の気持ちを押し付ける趣味はない。それよりせっかく来てくれたのだから何をしようか? ああ、そう言えば委員長さんのおっぱいSSを熱望している人がいたね。  
様刻くんさえよければ僕でいいなら相手をしよう。おっぱいの大きさではあの彼女にはかなわないかもしれないが、テクニックや形などは負けない自信がある。今日は機嫌もいいし、たっぷりサービスをしてあげよう。ズボンを脱いでこちらに来たまえ」  
「すごく魅力的な提案だが病院坂、その前にすることがあるだろう」  
「おっとそうだった。去る者は追わないが、少しでも僕のことを好いてくれている人たちに礼を欠かしてはいけないな。僕としたことが様刻くんに会えた喜びで我を忘れてしまったようだ」  
「責任転嫁をするんじゃない…………それでは」  
「ああ」  
 
 
『>>1、スレ立てお疲れ様』  
 

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