火憐ちゃんの口の中が気持ち良すぎて、思わず出しちゃったけど、
僕の中に残ってる、ほんの少しの吸血鬼の悪影響って大丈夫なのかな。
「火憐ちゃん!どう少しは落ち着いた?」
「…に、にい…ひゃん…」
攻撃的なつり目が、幼子のように涙に濡れ、ユラユラと揺れていた。
凛々しい顔立ちの頬は艶めかしく赤らんで、思わず抱きしめたくなるような表情。
ヤバい!ヤバい! 火憐ちゃんが可愛すぎる。ギャップ萌えって言うんですか。
落差があるほど萌えるって言うか。普段媚びない手合いが媚びると、
ここまで萌えるモノなのか。待ってて僕!落ち着けって僕。火憐ちゃんは実の妹だろう。
それにここまでしといてアレなんだが、羽川や戦場ヶ原にバレたらどうすんだよ。
羽川に白い目で見られて、軽蔑されてしまう。
戦場ヶ原もせっかく普通の女の子になったというのに、毒舌が復活したらどうすんだよ。
「発情したメスの匂いを漂わせて、彼女の前に現れるなんていい度胸してるわね、
穴を掘って埋まって死になさい」
とか。
「何じろじろ見てるのかしら。実の妹を孕ませただけじゃ飽き足らず、
私を視姦して妊娠させるつもり、このパンでウンコを作るマシン以下の存在が!」
とか、言われちゃうよ。
他にも神原や八九寺や千石に、なんて言われるか。
って。火憐ちゃん何で潤んだ涙目の女顔で睨んでるの、
嫉妬に狂ったような女の顔で睨まないで、怖いよ。
つり目が涙目で、すげえ目だ。
「…兄ちゃん。いま別の女の事考えてた…」
「……―――っっっ!?」
火憐ちゃんは物欲しそうな上目遣いで、僕のモノに舌先を伸ばしてきた。
「…ぴちゃっ…。酷いよ。五人も別の女の事考えるなんて」
何で!?僕のモノを舐めると、思考が読めちゃうんですか。何その無駄超能力。
戦場ヶ原もそうだけど女って怖いよ。
「そりゃ私にも端鳥くんがいるけど、今は兄ちゃんの事だけ考えてるんだよ。
兄ちゃんも今は…、今だけは…私の事だけ考えてよ…」
野苺のような唇が甘い声をこぼしつつ、僕のモノに舌を這い回す。
「ん、んん…むちゅ!ん…ちゅ、…にい、ひゃん…。
にい、ひゃん…れろぉ…」
」
滲む汗に後れ毛が貼りついてじっとり輝く細いうなじ。
紅くぷっくらとした野苺のような唇が縦に大きく開き、
僕のモノを根本までしっかりくわえ込み、じゅる、じゅる、とはしたない音を立て続ける。
「火憐ちゃんゴメン…」
そうだな、今は僕と火憐ちゃんの二人のゲームの時間だもんな、
兄ちゃんが不誠実だった、悪かった火憐ちゃん。
遅いかも知れないけど、ここからは真剣だ。恨むなよ火憐ちゃん。
股縄の刺激に一度は落ち着いた股間の疼きが、再び強くなってきた。
(…もう一度、もう…一回…)
脳裏に閃くのは、疼きを癒してくれた口腔内を抉る肉棒の硬さ、たくましさ、
喉奥を垂れ落ちた粘液の熱さ、緊縛された裸体に痺れるほどの肉悦が充満する。
あのめくるめく解放感をもう一度味わいたい。ねっとりとした精臭を嗅ぎたい。
ネバネバした白濁液で、喉を焦がして欲しい。
膣奥にこらえがたいむず痒さが渦巻き、火憐は肉棒をしゃぶりながらポロポロと涙をこぼした。
(…にい、ひゃん、助け、てよぉ…身体が疼くよぉ…、とまん、ないよ…お願い…助けて…)
舌がカリ首に絡みつき、エラ裏の味の濃い場所を抉るように舐めまわす。
口一杯に広がる焼きイカのような味、匂い。たくましい亀頭に突かれた喉奥が甘く痺れ、
捻れた肉茎にネチョ、ネチョとしごかれた頬粘膜が心地よく蕩けていく。
額に珠の汗が浮かび、うなじや背中が桜色に染まってしっとりと輝く。
淫らに蕩ける凛々しい顔。瞳を潤ませた媚び売りの上目遣いを見て。
「……うわ。すげえ可愛いい」
前回呑み込んだ言葉が、思わず出てしまった。
「…にい、ひゃん…やっ…」
火憐ちゃんが合わせていた視線を外して、顔をベッドに伏せてしまった。
耳まで真っ赤にして、肩をブルブルと震わせている。
アレ?なんか新鮮な反応。それにいま「やっ」って言いかけてたよな。
そっか普段「可愛い」なんて言われ慣れてないから、それだけで恥ずかしいんだな。
よしココを徹底的に責めて見るか、早く終わらせて勉強に戻らなければ。
僕はうつ伏せになった火憐ちゃんの背中に身体を乗せて。
「火憐ちゃん可愛い…」
と耳元で囁いた。
「―――っっっ」
火憐ちゃんの身体が僕の腕の身震いする。顔なんか火が出るほどに真っ赤だ。
「は、っ…は、ふっ…ぁ、あ…に、い…ひゃん…はふ…ぅぐぅっ…」
暦の手や唇や吐息に、うなじや背筋や背中をやわやわと愛撫されると、頭の芯がくらくらする。
後ろ手に緊縛された火憐ちゃんを、背後から抱き抱えると大きく脚を割り開き、
絞り出された乳房を愛撫しながら、股縄の瘤をグリグリと揉み込んでやる。
くちゅ、ぐちゅっ、と湿った音が部屋に響く。
ちゅくっ、にちゅっ…
「可愛いな、可愛いな、超可愛いな」
火憐ちゃんを腕の中に押さえ込んだまま、耳元に繰り返して言う僕。
僕の舌先が火憐ちゃんの耳をつうっと舐める。
「はあっ!ううぅぅ…、ぁ、はひぃ…に、い、ひゃん…」
耳たぶが暦に甘噛みされると、じんとする痺れが襲ってきた。
火憐ちゃんの白い喉から、甘いうめき声が込み上げてきた。
「はっ、…はっ…ぁ、ふ…。…ひあぁぁっ!!」
僕の手指に股縄の瘤を自在に掻き回されて、火憐ちゃんの腰がびくびくと震える。
呼吸は浅く、そして速い。心臓がドクドクと動いて、頭が割れるようだ。
息をする度に縄が容赦なく肌に食い込んでくる。
唇の端からは唾液が伝い垂れ、切れ切れに溢す声はもはやほとんど言葉にならない。
耳たぶやうなじに舌先が這い回る。縄に絞り出された乳房が、ゆさゆさと愛撫される。
股縄が股間に食い込み、クリトリスとオマンコと肛門を責める結び目の瘤が、
擦れて繊細な神経が刺激され下腹の奥が燃えるように熱く疼き出し、
どこがどこやらもうわからないほどに蕩けてしまっていた。
「火憐ちゃん嫌なら嫌って言うんだよ」
「は…は、ひ…きも、…ひ、いい…れふ…、に、にい…ひゃん…。も、っ、と」
舌が痺れてろれつが回らない不明瞭な声で火憐はかろうじて頷く。
「ぬうっ」
ちっ!!このドドドMが。
充血し、倍ほどにも膨れあがった乳首をつねってやると、火憐の声が詰まった。
「―――っっっ!!」
肉襞が左右に割り開かれ、ゴリィと、結び目の瘤が肉孔に押し込まれる。
「ひあぁぁっ!!にい、ひゃん…にい、ひゃん…ぃひっ…い、いい、よぉ…っ
グリ、グリ…はっ…はあっ!にい、ひゃん…い、い…」
火憐は股縄の刺激をさしたる抵抗もなく受け入れた。
むしろ自分から腰を揺らして強い刺激を求めている。
火憐に食い込む股縄は、どす黒く変色して臍の位置まで濡らしていた。
「火憐ちゃん、ちょっとキツいよ。身体の力を抜いて、大きく息をするんだ」
僕は食い込んだ股縄を、さらにきつく食い込ませた。
「はっ、…はっ…ぁ、ふ…。ひあぁぁっ!!」
めり、と縄が軋んで、火憐ちゃんの全身が硬直した。
「に…にい、ひゃん…っ!!?ひゃっ…ゃっ…ぁ、ひぎぃゃぁっ…」
「火憐ちゃん嫌ならすぐにやめられるんだよ」
僕は股縄をギリギリと食い込ませながら、僕は甘く囁いた。
「火憐ちゃん怪我はしたくないだろ?嫌なら嫌って言うんだよ」
「ぎ…ぁ、ぐぅ…っ…。き、つ…ぁ、ひぁぐぅ…っ!きひぁっ!」
本能的に身をよじって逃げようとした。途端、きつく乳首をひねりあげられて
激痛に身体が硬直する。
「火憐ちゃん。どうなの?」
「う、うぎぃ…っ…。…ぁ、かはぁ…」
みし、みしり、と股縄が割れ目を押し広げ、柔肉へと深くめり込んでくる。
股縄の生理的なおぞましさがふわふわとしたよくわからない感覚に、
そしてもどかしさに、さらに焦れったい熱に、変わっていく。
「ぐぅ…くうぅ…ぅ、ぁぅんっ!ぁ、あはぁっ…!」
「火憐ちゃん?」
「は、ひ…い、いい、れ、ふぅ…きも、ひ…い……たまん、ない…っ
も…と、もっ…と、いじ…ってぇ…っ!」
自分が何を口走っているかもわからないまま、気が遠くなった。
私は意識を失った。
私が目を覚ますとトイレに座っていた。意識を失うと同時に洩らしてしまったらしい。
股縄はほどかれていたが、腕は後ろ手に緊縛されたままだ。
兄ちゃんが私の顔を除き込んでくる。
「火憐ちゃん続ける?」
私がコクリと頷くと。鼻先に棒状の物体が差し出された。
白くヌメヌメ光る、ゴムのような質感の棒。長さは15センチくらい、
ピンポン球よりわずかに小さな珠をいくつもまっすぐ繋ぎ合わせたようなモノ。
くくっ!予想道理の返答だがこれに耐えられるかな。火憐ちゃん。
「火憐ちゃん。コレ何か知ってる?」
「何、ソレ!?」
イヤらしい淫具だとは分かる。が、私には肛門専用の淫具だとは分からなかった。
息を呑む火憐に気づいた僕はニッコリ微笑み。カチッとスイッチを入れる。
ヴヴヴヴヴヴ……
振動音を響かせて、珠の連なりが震え始めた。
「きゃぁっ…」
「こうして火憐ちゃんのウンチの穴を揉みほぐすんだ、歯ブラシで青ざめてた…――
「…い、いいよ…」「――火憐ちゃんに、耐え…ら…るもんじゃ―」
即答かよ、躊躇なしかよ。少しは考えろや!
何期待に胸を膨らませてんだよ。もう知らねえからな。
僕は火憐ちゃんにイチジク浣腸を施し排出させた。(イチジク浣腸は救急箱にあった)
便秘症でない火憐ちゃんには効果覿面だった。
ここでも火憐ちゃんは健気に限界寸前まで耐え、嫌がる様子もなかった。
ベッドに戻った火憐ちゃんに胡座を組ませ、靴下を履いた足首を重ね合わせ縄を巻きつける。
足首の縄尻を首輪の後ろのD環に通して縄を輪にする。
「火憐ちゃん。コレは本当にキツイからな、嫌だったらちゃんと言えよ」
「わかった。兄ちゃん。はじめてくれ」
すかさず僕は足首から首輪へと連なった縄をグイッと引き絞る。
メキィメキィ ボキッボキッ
「ひ……ひうぐぅ…ぐ、えぇっ…」
火憐ちゃんの身体が丸く折れ曲がり、顔の正面に肉の割れ目が来る。
窮屈な姿勢の苦しさより、目の当たりにしてしまった己の秘部の淫らな姿に、
火憐の顔が熱くなった。
真っ赤に火照ってぽってりとなった肉の割れ目、
指で探ってもなかなか見つけられなかったクリトリスが、
包皮を脱ぎ捨ててミチミチと勃起し、割れ目の頂点に膨れている。
「…うっ…くぅぅっ…」
流石の火憐ちゃんも、自分のオマンコを目の当たりにして少し恥ずかしいようだ。
僕は火憐ちゃんの、パックリ割れたお尻は天井に向けて抱え上げた。
火憐ちゃんは逆さまになり、ベッドの上で首と肩で身体を支える格好になった。
苦しさに火憐が吐息を漏らすと、乳房に淡い悦びが染み広がった。
縄に絞り出された乳房が重力に引かれ、顎に触れそうになっている。
唇を尖らせれば、張り詰めた乳肌にキスできそうだ。
プックラと勃起した乳首は火憐の視線を避けるように左右に広がっていた。
僕は鼻先でふるえる、火憐ちゃんの瑞々しいお尻を撫でてやった。
「…ひんっ…にい…ひゃん…」
股縄の瘤と浣腸にほぐされた不浄の肉穴。
火憐ちゃんの肛門括約筋は充分にほぐされ、粘膜が捲れ返って果実のように膨れていた。
僕の指先がしっとり汗ばんだ尻肌を揉み立てつつ排泄孔へ近づいてきた。
苦悶の表情を浮かべる火憐ちゃんに僕は話しかける。
「嫌ならやめるけど…」
「…ううん…嫌じゃ、ないよ…もっと…してぇ…」
愛液に濡れてぬめり光る尻穴に生暖かな吐息が吹きかかり、熱い視線が注がれる。
イヤらしく弛んだウンチの穴がジッと見つめられている。
淫らに潤んだオマンコを覗き込まれるのとは、少し違った恥ずかしさだった。
心が折れ曲がる。プライドが引き裂かれる。『阿良々木火憐』という人格が否定され、
浅ましい肉穴だけの存在に貶められていく。
火憐の尻穴にぬるる、と温かな舌が這いまわった。中まで唾液を塗りつけるつもりか。
器用にくねる舌先が、繊細な排泄粘膜が揉み込まれる。濡れた菊座に唇が押しつけられる。
「ひにゅうぅ…あ、ああ、にい、ひゃん…お尻なのに…汚いよぉ…」
初めて感じる肛悦に、火憐ちゃんは緊縛の縄を軋ませた。
ちゅば ちゅぷ ねろり ちゅぱちゅぱ
「どうして?浣腸してウォッシュレットでちゃんと洗浄して、消毒液で消毒もしたんだよ。
ちゃんとほぐさないと痔になるし。嫌ならやめるぞ」
「ひぅん、あひゃん、い、イヤじゃ…ない。イヤじゃないよ…ひゃん…」
ずぷぷ ずぷぷん
唾液をまぶした指が、火憐の尻穴に深々とねじ込まれた。
指に擦れた粘膜への刺激が八の字に繋がった括約筋を伝ってオマンコまで甘く痺れだした。
悶える火憐の肉の割れ目にアナルローターが擦り付けられる。
「ちゃんとローターも塗らしとかないとな」
火憐ちゃんの割れ目がアナルローターのシリコン珠にしごかれる。
「ふぅぅうん、あぁ、ひんゅうぅっ」
火憐ちゃんのオマンコからは、愛液がだらしなく垂れ顔の上に滴り落ちる。
「火憐ちゃんもう少し辛抱だよ。じっくりほぐさないといけないからね」
僕は捻りを加えながら指を抜き差しし始めた。
グリン クポン グリン クポン クポン グリングリン
指の速度がだんだん速くなる。
「ふぅぅう、ひぁっ…あぁあひゃん…」
揉みくちゃにされた括約筋が気持ちいい。しごかれて発した心地よい熱は、
尻肌を伝って桃尻全体に広がり、逆さになった直腸を下って腹の中まで染み渡る。
「火憐ちゃん。お尻ほぐれてきたよ」
ぬぽん!と指が引き抜かれた。揉みほぐされた尻穴は紅い粘膜を広げて捲れ返り、
小さな穴をポッカリ広げる。
(お…お尻が…お尻が閉じれない…お腹の…中に…)
腹の中に冷たい空気が流れ込んでくる。腹の中を撫でられているような、異様な感覚。
「本当は二本ぐらい指が入らないといけないんだけど、やめる?火憐ちゃん」
「…いいよ。兄ちゃん…来て…」
火憐の愛液にぬめるゴム珠の先端部が尻穴に当てられた。
ぬちょ
「火憐ちゃん力を抜くんだ」
グググッ、と圧力が高まり、括約筋がこじ開けられた。
愛液と唾液に濡れて滑りやすくなっていても、太さは変わらない。
「ふあぁぁ…入る、入りそぅ…いぃ…お尻…きちゃうよぉ…」
痺れるような肛悦が激痛に変わりかけたとき。
ぬぷん!
最初の珠が肉の関所を潜り抜け、伸びきっていた尻穴が少しだけ余裕を取り戻した。
上を向いた火憐の口から、思わずホッと安堵の吐息が漏れる。
「火憐ちゃん。まだ一つ目だよ」
「うん、いいよ…どんどん…きてぅぅ、ひうぅぅぅ…」
ぐぬぬぬぬぬ…ぽくん。ぐぬぬぬぬぬ…ぽくん。
愛液にぬめるゴム珠が、次々と押し込まれてきた。限界まで引き伸ばされ、
ほんの少し戻って、また限界まで―伸長と収縮を繰り返された括約筋が、どうしようもなく弛んでいく。
腹の中には弾力を持つ珠の感触が膨れ、膣が裏側から押し潰される。
ぶちゅ、ぶちゅちゅ…
「火憐ちゃんのケツの穴深いな。全部入りそうだよ」
アナルローターを押し込む僕は感心の声をあげた。
珠を連ねた棒は半分ほどが潜り込み、さらにまた一つ、ぬぽん、と入っていく。
「ひくぅぅん…ふううぅぅん…」
潜り込んでくるゴム珠の長さを、裏側からしごかれた膣にハッキリと感じていた。
緩く湾曲した直腸が淫具によって矯正される。
火憐は肩を支点に緊縛された裸体をくねらせる。
「そんな…おぐぅ…までぇ…ぇ…」
腸内をグイグイと突き進むアナルローターは、ついに子宮の裏側まで達した。
最後の一珠がねじ込まれ、固く閉じた結腸口がグリリッとしごかれる
「おげぇ…えごぇぇ…づめたい…づめ…たい…」
腹の中に氷の棒がねじ込まれたようだ。シリコンゴムに体温が奪われていく。
火照りを取り戻そうとするかのように、腹の筋肉が小刻みに震えだした。制御できない便意のような、異様な感覚。
太い淫具にこじ開けられた尻穴はジンジン痺れ、ゴム珠に愛撫された括約筋には心地よいモノが溜まる。
「火憐ちゃん。スイッチを入れるけど?やめる?どうする」
「ズ、ズイッチ…にい、ひゃん…いいよ…入れ、て…ズ、イッチ…入れ…てぇ…」
排泄器官に感じる淫具は、見た目よりも太かった。圧し潰された腸膜が腹の奥でギチギチと鳴っている。
こんな状態で、あの振動を加えられたら…。
(ど、どうなるの…私、どうなっちゃうの…)
僕は火憐の尻から突き出た柄に指を伸ばし、スライドの式のスイッチを、カチリ。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴン!!
火憐の腹の中に激震が炸裂した。
「ぉえごぇぇ、ふぁ、ふぁあぁぃぁあ!?」
内臓を掻き回され、突き揺すられる。冷えて強張っていた腸膜が滅茶苦茶に揉み立てられ、
括約筋が力強くマッサージされる。
「ひうぅぅぅ…ひぐぐぅぅん…げごぇぇうぇ…」
叫び声をあげた火憐は、必死に身体をくねらせ、緊縛の縄をギシギシと軋ませ悶え苦しんだ。
激しく下腹をうねらせ尻をふったが、深々と挿し込まれた淫具は少しも抜け出ていかない。
排泄の要領で息んでも、振動するゴム珠に腸粘膜が巻きつき、余計に激しく責められてしまう。
「…ず、ごぃ、おな、か…おなか…ねじれる…ごわれ…るぅ…」
火憐の真っ白な腹がうねりぬじれる。
「火憐ちゃん。もうちょっと我慢して。前の孔が開いてきてるから、
それ全部が快感に変わるまで後ちょっとだよ」
「…あぁ…にい、ひゃん…だい、で…もっ、と…つよく…だきしめてぇ…」
火憐の膣や子宮に不思議な感覚が湧き始めた。腸膜を責め立てる激震が、
薄い粘膜隔壁を伝って前の孔にビンビンと響く。突き揺すられた子宮に熱いモノが膨れ上がった。
太さに押し上げられた膣膜では細かなヒダヒダが溝を広げ、
裏側から染み込んでくる振動に揺さぶられる。
「…にい、ひゃん…すご、すぎ…ローター…かきまぜ…られる…ローター…いぐぅ…」
ヴヴヴヴヴヴヴヴ
捻れた腸膜がアナルローターに責め立てられ、直腸に刻み込まれる激震がさらに強く感じられる。
裏側から揺さぶられた子宮が沸き返り、膣膜には狂おしい疼きがわだかまって、
前の肉孔から愛液がジュワジュワと滲む。
「ひぁぐぅえぇぇ、おじり…おじりがぁぁ、いぐぅぇ…ローター…いっ…ちゃうぅ…」
溢れる吐息がはしたなく波打つ。羞ずかしいのに止められない。あれほどきつかった淫具が、
だんだん気持ちよくなってきた。
激震に揉みほぐされた排泄器官が蕩けていく。ゴム珠に揉みほぐされた括約筋に心地よい電流が渦巻き、
膣口まで弛んで、コポ、コポポ!甘酸っぱい粘液の塊が溢れ出す。
火憐の腹がビクビクとうごめき、緊縛された裸体をふるわせる。
「にい、ひゃん…アソコ、熱い…アソコ、いじって…めちゃくちゃに…掻き回して…」
ぬくちゅ!ぬちゅ!くちゅちゅ!
真っ赤に充血した肉畝が音を立てて揉み捏ねられる。
溢れ出た蜜液が割れ目から背中に伝い垂れ、胸元に溜まっていく。
グキュッ!!
「ぐひぃいっ!?」 割れ目の頂点に激感が炸裂。
硬く痼って包皮から顔を覗かせていたクリトリスを、僕の指が捻りあげたのだ。
恥骨を伝って電撃が走り抜け、緊縛された背筋が跳ねて強張った。
尻孔がギュウッと力み。震える淫具に腸膜が絡みつこうとして、激しい振動に突き放される。
「ふぁ、ふぁ……あぁうぅうっ!」
高まる肛悦がうねりとなり!?身体の中に吹き荒れた。
激震に揺さぶられた子宮が燃える。膣孔が焦れる。
緊縛された裸体をくねらせると、絞り出された乳房が自重で踊り、乳肉に淫熱が溜まり、
乳首がさらに痼り勃ち、乳頭がウズウズする。
掻き回された膣内粘膜が煮え立ってくる。勃起クリトリスを舌に押し潰されると
熱い感覚が背筋を貫き、頭の中に閃光が走り抜ける。
「にい、ひゃんぁぁぁん…イキそぅお尻で…お尻で…イッちゃう…
にい、ひゃん…イかせてぇ…ぶって…かれん、の…おしり、ぶって…」
尻孔の激震に追い立てられ、上り詰めていく火憐。
僕は手のひらをプルプルとふるえる、火憐のお尻に向かって振りかぶった。
「い、いくよ、火憐ちゃん」
ビュン! パアン!
「はひぃぃぃーっ」
火憐ちゃんの無防備に割り開かれ。紅く熟れたお尻を僕は思い切りぶ叩いた。
パアン! パアン! パアン! パアン!
パアン! パアン! パアン! パアン!
パアン! パアン! パアン! パアン!
何度も何度も何度も。
「はひ、はひ、ひうぅぅぅ、いぅうぅ…あひぃ…ひうぅぅぅ…」
火憐の尻穴から電流が全身を駆けめぐる。
打撃の檄感が肛悦の高まりに混じり、辛うじて踏み止まっていた最後の一線を超えてしまった。
ドロドロに掻き回された膣内粘膜に渦巻く電流が、背筋を貫いて脳天を突く。
捏ね潰されたクリトリスに一際強い感覚が弾け、あうぅうっ!と悦びの声が溢れ出す。
跳ね上がった尻では淫具が唸り、捻れる腸膜を激しく責めた。
激震は熱い津波となって胎内を走り抜け、意識がグゥッと押し上げられる。
「あぁぃぁあああ、イッくうぅうぅ、お尻で、お尻でイッちゃう…うぅぅ…」
ビクビクン! ギシギシ!!ギシギシ!!
緊縛された裸体が激しく痙攣し、頭に真っ白な光が炸裂。
尻や乳房がパアッと赤らみ、靴下を履いた爪先が切なく震えながら丸まる。
「ンぇああっ!にい、ひゃん…むあぁ、あぁ、はンぁぁぁ、うぅぅ―ッ!
くぁひぃひっ!?にい、ひゃん…イィッ!イく、イくイく、イィッくうぅッ!!」
――プシュウ!ブシャア!ジャパアァァ!!
鋭く絞れた膣孔からは白く濁った本気汁がブジュジュ、と泡立ちながら溢れた。
(イった…おしり、で…イッちゃった…)
――チョロ、チョロロ…プシャァァ!
火憐ちゃんの股間から、勢いよく迸る黄金水。
恍惚に染まった火憐ちゃんの顔に、ほのかに香る小水が音を立てて降り注ぐ。
背筋が捻れてしまうほど強烈な恍惚の瞬間が過ぎ去り、尿孔が弛緩してしまったのだ。
「まだだよ火憐ちゃん」
兄ちゃんの声が、遠くから聞こえる。
兄ちゃんが私の首輪と足首を連ねている縄をほどいて、私の身体をベッドに寝かせた。
私の身体に身体を乗せてなにか喋ってる。
ごめんね。兄ちゃんよく聞こえないや。
「火憐ちゃん僕が治まるまで…相手してもらうよ…っ」
私の下腹の上に兄ちゃんの肉棒が見えた。
クッキリと張り出したエラ、緩く捻れて見るからに硬そうな肉茎、
張り詰めた薄皮に浮かびピクンピクンと脈打っている血管――
兄ちゃんの下腹の肌が灼ほどに熱い―
「火憐ちゃん。いくよ…」
私は兄ちゃんとひとつになれる悦びにふるえ、コクンと頷いた。