仮物語―カリモノガタリ―  
 あにいもうとペール  
 
 阿良々木火憐。  
 僕の実の妹でファイヤーシスターズの実戦担当。  
 ちっちゃい方の妹月火ちゃんと、火と火が重なり『炎』。  
 因みに僕は、不吉な奴に『水』と言われた事がある。  
 『水』と『炎』合わせて『淡』。英語読みならPaleぺール。  
 ここまで長い付き合いになるとは思わなかったので、題名つけてませんでした。  
今更ながらのタイトルアップで、申し訳ない。  
 人間そっくりな僕と偽物な妹達との仮初めの淡い物語。いま暫くのお付き合いを。  
 
 
 「はぁはぁ」と荒くなった呼吸に合わせて火憐ちゃんの尻が上下する。 真っ赤に濡れそぼり、パックリと開ききった肉の割れ目からピンクの柔肉が覗き見えた。  
「ん、ぎぃい…、にい、ひゃん、もっろ、もっろ、ほしひよぉ…」  
 直腸粘膜に射精された事により、肉体はより激しく発情しているようだった。  
 
 
 兄ちゃんが私の顔を覗き込んでいる。  
「ぁあっああっ…にい、ひゃん…ま、前、前に…してぇ…」  
 私はおしめを替えてもらう赤ん坊のような、無防備で恥ずかしいポーズで懇願した。  
引き締まった細腰が前後左右に、複雑な曲線を描いて揺れる。  
「…うごい、ちゃう…にい、ひゃん…!腰が、勝手に、動いちゃう、よぉ…  
うぅぅ…うぐぅっ、じ、じんじん…するよぉ、ま、えがぁ、じんじん、するよぉ…」  
 腹の芯まで蕩けきった肉欲は、腰を狂ったように振るぐらいでは治まらない。  
ぴく、びくん、と断続的に身体が跳ね、爪先がキュウッと丸まってシーツを引っ掻く。  
「ま、前で、い、いきたい、よぉ…兄ちゃん、にい、ひゃん…ので!」  
 強く頭を振り、後ろ手に緊縛された裸体をよじって、涙まじりの声で懸命に訴える。  
「お、おねが、い…お願いぃ、します。助けて、にい、ひゃん…もう、もう…っ!  
が、がまん…できない、よぉ…い、いかせてぇ…っ」  
 膨れ上がるばかりの肉欲に押し潰され、舌がもつれる。  
半開きになったままの口元からこぼれた唾液が顎へと伝い落ちた。  
「ちょ、だ…い、にい、ひゃんの、熱くて、おっきな…の、で…思いっきり、  
いっぱい、かき…回してぇ…っ!」  
 兄ちゃんに向けて迫り出した肉の割れ目に視線を遮るモノは何もない、  
両脚を左右に大きく割り開き、羞恥の桜色に染まった柔肉が艶めかしく歪んでいる。  
健気に勃起したクリトリスはもちろん、甘酸っぱい蜜を滴らせて  
真っ赤に充血した肉畝の中まで丸見えだ。  
 
 仰向いた胸では、縄に絞り出され火照った乳房がプルプルと震えていた。  
普段より一回り以上大きく膨らみ、乳肉の芯まで蕩けきった乳房は  
静脈が浮き上がるほどに張り詰めている。  
 ズキン、ズキン、ズキン、と疼く勃起クリトリスに共鳴し乳首もこらえがたく拍動する。  
子宮の疼きに乱れ打つ鼓動、上擦る吐息。喉の奥から媚び声が込み上げて半狂乱で叫ぶ。  
「なん、で…して、くれない、のぉ…にい、ひゃん…の、ほしい、  
ほしいよぉっ!もう、もうがまん、できないよぉ…っ!」  
 私は緊縛された裸体を揺らし、ポロポロと涙をこぼした。  
 
 
 火憐ちゃんの凛々しい顔が朱に染まって、快楽に身を委ねてる姿は  
本当にドキドキしてしまう。  
 正義のヒロインが悪の組織に捕まって、いろんな事をされちゃうような背徳感だ。  
 (く、ダメ…ダメだぁっ!)  
 必死に抗っているのに、ふわっと鼻腔をくすぐる甘酸っぱい匂い。  
 ズクンッ!ズクンズクンズクン!  
 火憐ちゃんのいやらしい牝香に、肉棒がこらえがたく疼き始めた。  
亀頭が怒張し、カリ首がムズムズする。むくれた亀頭に我慢汁の滴が膨れ、  
なにかに擦りつけたくて堪らない。  
「か、火憐ちゃん…」  
 四つん這いで妹へ近づく。折り重なって擦れ合う伸びやかな脛。  
ほんのり桜色に染まったスマートな脚線美。  
妖精を思わせる優美な脚に、僕の鼓動が激しくなる。  
頭がカアッと熱くなり、股間には痛いほどの欲求が蓄積する。  
 ―したい――この牝の子宮に、熱い欲望をぶちまけたい―――。  
 (ち、違うっ!まて…火憐ちゃんは…妹で…)  
 自らの手が、妹の瑞々しい内股をさらに割り開く。  
「に、にい、ひゃん…っ。こ、こよみぃ…っ!」  
 鼻にかかった甘え声をあげて、火憐ちゃんが裸体をくねらせた。  
か弱い抵抗のふりに、僕の獣欲が否応なしに掻き立てられる。  
伸びやかな脚がもがくたび、淡く朱色に火照った艶めかしい太腿の狭間に  
紅く熟した肉の割れ目が見え隠れし、ふわふわと漂う牝香が濃くなった。  
 僕の肉棒が疼く。燃えるように熱くなる亀頭。捻れた肉茎に充満する血液。  
筒先にこらえがたい焦れったさが膨れ上がる。  
「か、かれ、ん…っ!」  
 叫んだ途端、僕の頭の芯が煮え爆た。込み上げてくる狂おしい愛おしさ。  
 妹を抱きしめたい。ギュッウッと強く抱き締めて、ひとつなりたい。  
互いの一番深い場所で、しっかりと繋がりたい――。  
 
 (火憐、ちゃん…が、悪い、んだ。こんな、いやらしい匂いを、プンプンさせて…。  
ダメ…だ。火憐、ちゃんのせいに、するな、僕は、僕の意思で、火憐を抱く…)  
 腹を決めた僕は、火憐の割れ目を左右に割り開く。  
肉孔がぬちゅぱ、と湿った音を立て、目の前に紅くヌラヌラ光る淫華が咲きこぼれる。  
 (こ、こんな真っ赤にして…火憐、ちゃん…)  
 妹の割れ目は、とてもいやらしかった。肉厚の膣孔粘膜はねっとりとした蜜に濡れ、  
浴びせられる視線に羞じらうようにヒクン、ヒクンと蠢いている。  
漂う淫香は柑橘系。マーマレードジャムのような香気に惹きつけられ、  
僕は火憐の裸体を押さえつけて前へ進んだ。  
「うぅっ!?こ、こよみぃ…」  
「か、かれん!」  
 僕は悶え狂う妹に覆い被さった、膨れ上がる焦れったさに急き立てられて  
腰を擦りつけるように動かした。ギチギチと軋んでいた亀頭のが――ぐちょっ!  
「「くぁひっ!」」  
 熱くぬめる肉孔に亀頭が触れた瞬間、兄妹は声を合わせて仰け反った。  
 
 
 (あ、あぁっ、にい、ひゃん…き、気持ち、イィイっ!)  
 弾けんばかりに強張った亀頭を、私のトロトロした粘膜が包み込む。  
熱い感覚が子宮に溢れ、背筋を駆け抜けて脳天を貫いた。  
 頭の中が真っ白になる。羞恥も理性も全て吹き飛び、肉悦だけに支配される。  
「うぅ、ぎぃいぅ…、も、っと、おくまでぇ…っ」  
 私の割れ目は兄の剛直を歓迎して、喘ぐように震える淫唇が亀頭を包み込む。  
腰をくねらせて、膣孔粘膜が熱い塊をいやらしく舐める。  
「ンぅ、く…うぅぅ…」  
 悦びに打たれてグイッと腰が動くと、クサビ型の先端に抵抗を感じた。  
 処女膜だ。これだけは、これだけは兄ちゃんの力で――。  
「に、にい…っ。こよみ!きてぇ!」  
「かれん!いくよ!!」  
兄ちゃんは私の下腹に腰を一気に叩きつけた。  
ブチブチブチ! ブツッ! ゴリッ!ズクン!  
熱い愛液にふやけて蕩けきった私の処女膜は、苦もなく一気につらぬかれた、  
緊縛された裸体は仰け反り絶息せんばかりに喉を絞り、腰を中心に全身をブルブルと振るわせた。  
両脚が突っ張り、靴下に包まれた爪先がよじれ反り返った。  
「く、ひ、うぅうぅ!?いぃいっ!?」  
 私達はひとつになった。  
 
 
 僕の下で眉を歪め、掠れた声を張り上げる火憐ちゃん。  
「辛かったら、嫌だったら、すぐに言うんだよ」  
「ひぃんっ!ぃひっ…い、いい、のぉ…っ!こ、こよみ、の…」  
 その辛そうな表情に、僕の肉欲がさらに掻き立てられた。  
 
 腰をゆっくり動かし、かけがえのない妹の大切な肉孔に肉棒を沈めていく。  
ぬちゅ、ぐちゅちゅ、と卑猥な音を立てながら愛蜜のぬめりに乗って潜り込んでいく。  
「ふぅ!うぅうっ!?ふ、ふと、いィィイッ!」  
「火憐ちゃん!も、もう少し、もう少しで…」  
 狭い膣洞をゆっくりと抉じ開けていく亀頭が、小さな唇のようなモノに  
プチュプチュと吸い立てられ始めた。膣襞だ。  
 ちりめんのように細かな粘膜襞は溝という溝に熱い粘液を留め、熱い肉棒を心待ちにしていた。  
僕のモノが触れた途端、待ちわびたように妖しく波打ち、弾けんばかりに  
張り詰めた淫肉にヌチャッと絡みついていやらしく舐め回す。  
「くうぅうぁっ!か、火憐、ちゃんのがぁっ!か、絡み、つく…」  
 ぬぶちゅちゅちゅッ!!  
 蠢くヒダヒダを磨り潰し、ゆっくり根元まで潜り込む肉棒。  
圧縮された空気が出口を求め、肉茎と膣洞の間を逆流した。  
 ぶじゅっ!ぶじゅじゅっ!  
 肉棒の太さに伸びきった膣口から細かく泡立った愛液が伝い落ちる。  
プチプチと弾ける小さな泡が、肉棒のつけ根に気持ちいい。  
「ひぅうっ!お、奥、奥にィィイッ!」  
 亀頭の先端が子宮口をグリグリと撫で回すと、下になった火憐ちゃんが  
バネ仕掛けのように反り返った。  
「ん…あ、ぎ、あぁあぁぁ…」  
 肌が触れ合い、高鳴る鼓動を感じ合う。燃える身体。腹底を抉る熱い肉棒に、  
牝の本能が掻き立てられ火憐ちゃんは耐えきれずに、僕の肩に噛みついてきた。  
「あう、ぎぃいィィイッ!にい、ひゃん…!こ、…こよみぃいぃ…!!」  
「うん。いいよ火憐ちゃん。落ち着いてゆっくり感じて…」  
 僕は腰を止めて、火憐ちゃんの頭を撫でながら、乳房をゆっくり愛撫してやると、  
火憐ちゃんはくひぃん、と甘い吐息を漏らした。  
愉悦に顔を歪める妹を愛おしく見つめながら、ゆっくりと愛撫を続ける。  
「ふうぁっ!?こ、よおぉ、みぃ、ぃいぃ!!」  
 ねちょ、ぴちゃ、ぷちょ…と舌を耳たぶに這わせ舐め上げ、縄に絞り出された  
乳房をゆっくりと揺さぶるように愛撫すると、愛蜜まみれの膣洞が鋭く捻れ、  
僕のペニスをギュチギュチと締め上げ、仰向けの火憐ちゃんの裸体がやらしくくねる。  
 (あは…火憐ちゃんも…悦んで、る…)  
 僕はもっともっと火憐ちゃんを悦ばせたくなった。  
 
 (に、にい、ちゃんの、おちん、ち、んぅ…!)  
 下腹を圧迫されるような肉棒が心地よい。ゆっくりとした抽送に酔ってしまう。  
 悦びは胸にもあった。緊縛の縄に絞り出された乳房が、力強く揉み込まれているのだ。  
 
 火照った乳肉に冷たい指先が食い込み、柔肉が胸の中央に寄せられ  
揉み合い捏ねられる。  
「ん、ひぅうっ!?ひ、く、うぅ…いい、おっぱい、ぃいぃよぉっ!」  
 愛撫された乳肉が燃える。繊細な乳肌が蕩けていく。刻み込まれる肉悦。  
胸全体に心地よさが募り、上向いた乳首がミチチ、メキキ、とさらに勃起する。  
「う、うぎぃっ!?あぁ、ああっ!ち、乳首があぁっ」  
「火憐ちゃん…。う、動くよ」  
 兄ちゃんの腰が、ゆっくりと動き出した。  
「奥、奥を、擦ってる。子宮に、当たっ、てるぅうっ!」  
 くじゅぽくじゅぽと膣孔が抉られ、肉茎が膣洞を撫で亀頭が子宮を突き揺する。  
「にい、ひゃん…の、抉ってる。私の、なか…、抉って…」  
 私の膣洞は肉棒を締め上げ、腰をくねらせ肉棒をしごき立てる。  
 熱い肉棒の突き込みはさらに激しさをまし、兄ちゃんは狂ったように腰を突きまくる。  
「にい、ひゃん!にい、ひゃん!にい、ひゃん…」  
 込み上げてくる嬉しさを表現するかのように、緊縛された裸体が打ち振るえる。  
 乳房がギュウッと引っ張られのも気持ちいい。悦ぶ私を見て兄ちゃんは  
いやらしい舌遣いを強め、音が立つほどの吸引を繰り返した。  
 股間に重なった腰が、互いに合わせて機械仕掛けのように動き合う。  
熱い肉棒が私の肉孔を荒々しく愛撫する。  
 (あぁ、あっ!ア、アソコ、が…と、蕩けて、いくぅうぅ…っ!)  
 肉棒を絡める粘膜が、潤みと弾力を増したのを感じる。  
肉エラが捲り返したヒダヒダに新たな蜜液が滲み出し、緩い捻れに揉み込まれた  
平滑筋がしゃぶる動きを開始する。  
「ふぅ、ン、ン、…んふ、ぅうぅんっ!?」  
 乳房がさらに引っ張られ、左右の乳首が同時に潰された。  
 (ひゃん!?で、電気、がぁぁっ!)  
 潰された乳首に快感が弾け、乳腺を逆流して乳肉全体にビンビンと響いた。  
熱を帯びる二つの乳房は、さらに力強く愛撫される。  
 肉洞を抉り返しながらリズミカルに前後する肉棒も、熱い愛液に膨れた膣襞が  
プチュプチュとしゃぶり、ギュウギュウと絞り立てている。  
尿道を伝った悦びの波が子宮へと流れ込み、腹底に淫らな炎が燃え上がる。  
「ん、ひぅうっ!?ぅうぅ…、うぎぃっ!?ひくぅうっ!?」  
「火憐ちゃん!火憐ちゃん!火憐ちゃん…」  
 兄ちゃんはさらに腰の動きを速めた。私の腰も見えない力に突き動か  
されているように、身体が勝手に動く。  
 
 熱い亀頭が子宮口を突きまくって悦びを刻み込み、捻れ蠢く膣孔が  
じゅちゅ!じゅちゅ!としゃぶり絞る。  
 (ひゃうぅっ!?あ、ああっ!?お、オチ、ンチ、ン…にい、ちゃんの…  
お、オチ、ンチ、ン…があぁあっ!)  
 肉棒の根元がカアッと熱くなった。膣内粘膜を圧し広げ肉茎が怒張する。  
 クワッと膨れる亀頭、張り出すエラ。  
「く、くるの!?」  
 膣襞をグチュグチュに磨り潰された肉洞が予感を感じ収縮し、  
熱いモノを溜めた肉茎をギュチュゥゥ!!と締め上げる。  
「か、火憐ちゃん!?で、出る!!」  
 ビュククッ!ビュパ!ビチャッビチャッ!  
 私の子宮にふりかかる煮えたぎった溶岩。  
 (あ、ああっ――熱い…ィィイッ…)  
 淫らに弛んだ私の身体に、いつもの気怠い充足感が満ちる。  
「ふ、ああっ…」  
 柔肌にいくつものキスマークが残る。クリトリスは弾けんばかりに膨れ、  
元の大きさを忘れてしまったかのように紅く艶々輝きながらピクンピクン、  
と蠢き。靴下に包まれた爪先が何かを掴むようにキュウ、キュウ、と丸まる。  
後ろ手に緊縛された腕の先では、桜色に染まった指先が絶頂の余韻を表すように  
小さく、細かく、震えている。  
「…まだだ、よ…っ、火憐ちゃん!」  
 仰向いた顔が兄ちゃんに覗き込まれた。  
 ムクク メチチ ギッチチチッ  
 私の膣内で萎んでいた肉棒が勃起し膣襞を圧し広げる。  
 うねった私の腹から玉の汗がいくつもすべり落ちた。  
 兄ちゃんの肉棒が私の中でムクムクと勃起をはじめた。  
「僕のが治まるまで…相手してもらうよ…っ」  
「…う…うん…オチンポ…ぬ…抜かないで…にい、ちゃん…  
にい、ちゃんの…治まる、まで…して…」  
 兄ちゃんは腰を強く私に叩きつけ、隆々たる赤黒い肉棒を肉孔に突き入れ  
激しく責め立てた。  
 くぼぼっ ぐちゅぐちっ ぐぽんぐぽっ  
「す、すご…またくるぅぅ…きちゃぅぅ…おきぃの…くるぅぅ…」  
子宮から背筋を駆け抜ける快楽の津波に、舌がもつれる。呂律が回らない。  
口からうわずったよがり声が出てしまう。  
「火憐ちゃん!火憐ちゃん!火憐ちゃん!」  
 兄ちゃんは緩急をつけて腰を叩きつけ肉孔への挿入を繰り返す。  
「あぁ、あぎぃ、あぁあつぅうぅ、ぃいぃィイィっ!」  
浅ましくはしたないよがり声が止められない。  
緊縛された裸体をくねらせ、腰の奥からくる快楽の嵐に私は悶え狂う。  
 
「あんっ…にい、ひゃん…ひぃん…にい、ひゃん…あぁぁ…」  
 ぐちゃん びたん グリグリ ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅん  
 膣内で愛液と精液が混じり合い掻き回される。  
 膣壁が肉棒をギュウギュウと締め付ける。  
 子宮口のが亀頭にグリグリと突きゆすられる。  
 兄ちゃんの肉棒は力強いピストン運動を繰り返し、子宮口をゴツゴツと犯し続ける。  
「あぃぅぇぇ…おぁ…おぁあぇぇ…あぁうぅぅ…」  
あられもない声をあげ、私はビクビクと狂ったように腰を振った。  
(いぃ、いくぅ、またイっちゃう)  
 悶え狂う私に覆い被さった兄ちゃんは、更に激しく腰をふるう。  
 ぐじゅぽ ぐじゅぽ ぐじゅぽ  
 卑猥な音を立てて肉ビラが捲れ返る。  
 肉孔の奥では繊細な肉襞が亀頭のエラに磨り潰され、掘り返される。  
ズンズンと突きまくられた子宮口に炸裂した激感は子宮で熱い波に変換され、  
弓なりに反り返った背筋を何度も何度も駆け抜ける。  
「にい、ひゃん!?にい、ひゃん!?にい、ひゃん!?」  
 イヤイヤするように黒髪を振り乱す私の喉から、上擦った喘ぎ声溢れ出た。  
鼻にかかった、聞いている者まで恥ずかしくなるような甘え声。  
「ふぁぁああぁぁ、ひゃうあ、ああぁぁうううっ」  
 背筋を貫く快感から逃れようとするように、緊縛された裸体が妖しくくねる。  
だが、もがけばもがくほど淫悦は強くなった。  
 胸の上で跳ね踊る乳房は自らの重みで捻れ、乳肉の芯まで揉み捏ねられる。  
ピンピンに勃起した乳首は空気に擦れただけでも電気が走り、  
乳頭の疼きが耐えられないほど強くなる。  
 剛直の肉棒に貫かれた股間は激しい突き込みに逆らうように持ち上がり、  
肉棒を余計に深々と受け容れてしまう。  
クリトリスに発した鋭い感覚はグチョグチョに掻き回される膣粘膜を遡り、  
亀頭に叩かれて煮えたぎった子宮へと流れ込んでさらに増幅される。  
「ふぁぁひ、はひぁん、はひぃぃぃっ…」  
 次々に押し寄せる快楽に意識が揉まれる。全身が熱い。頭が煮える。  
意識が遥かな高みにグイグイと押し上げられていく。  
「ぁぁあっ、イくうぅ、イくううぅっ、イっちゃう、うぅうぅうぅん」  
 最大級の熱い快感が全身を駆け抜け。膣襞がギュウギュウと収縮し肉棒を締め付ける。  
「火憐ちゃん!火憐ちゃん!火憐ちゃん!」  
 ドピュッ!ドピュッドピュッドピュッ!ビチャッ!ビチャッビチャッ!ゴポッ!  
 子宮が灼熱の白濁液に叩かれた。  
「ひうぅぅぃぃぃーっ!うぇうぅ…ぃ…あづうぅぅ…」  
 

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