僕たちは病気に犯されている。  
 僕は「兄」という病気。  
 火憐ちゃんは「妹」という病気。  
 火憐ちゃんの性欲を満たすためのルール。  
 一つ目は、火憐ちゃんが言うことに、少しでも逆らったらそこで終了。  
 二つ目は、火憐ちゃんが一言でも『イヤ』って言えばこれも終了。  
 厳然たる取り決めだ。  
 
 まだ薄暗い明け方、無遠慮に僕の部屋のドアが開かれる。  
 ノックぐらいしろと、僕は思わず声を荒げる。  
 「これはすまない阿良々木先輩」「兄ちゃんごめん」  
 と火憐と神原がそろって頭を下げた。  
 「今日はし、してくれる日だもんな、兄ちゃん。ま、待ちきれなくてさ、ちゃ、ちゃんと安全日選んだからさ、  
え、遠慮は無用だぞ」  
 安全日の報告なんてしてんじゃねええ!!  
 「それではルールの確認だが、一つ目は、火憐ちゃんが言うことに、少しでも逆らったらそこで終了。二つ目は、  
火憐ちゃんが一言でも『イヤ』って言えばこれも終了だったな。エムの安全性を保つうえでは、上々の取り決めだぞ  
阿良々木先輩」  
 神原が火憐ちゃんを見る。  
 「まだまだ緊張しているな火憐ちゃん。そうだな阿良々木先輩、ここは一つ火憐ちゃんにキスをしてやってはくれまいか」  
 神原が火憐ちゃんの背中をそっと押してやる。  
 「いいよ、火憐ちゃん」  
 火憐ちゃんの手を引きベッドに座らせると、その可憐な唇をそっと塞いだ。  
 「む、くうぅ…うんっ」  
 固く閉じた歯の、外側の歯列をなぞられた途端、火憐ちゃんの肩が跳ねあがった。  
 ぞくぞくとした身震いとともに力が抜けいく。舌をぬるりと潜り込ませ、口腔粘膜を掻き回していく。  
 「んぢゅるっ…んうぅうんっ…ぢゅ、ぢゅるんぶっ…ぢゅるぅう…んぢゅっ…んぐっぅうう…ぢゅぶっ…」  
 身体を硬くしていたのは最初だけだった。火憐ちゃんをベッドに押し倒すと、全身が小刻みに震え、ギュッと握った  
拳からも力が抜けていく。  
 口腔粘膜を執拗に掻き回される快感にゾクゾクと背筋が震えている。熱く甘い吐息が唇と唇の間から漏れ、ねっとりとした  
喘ぎとともに唾液音が響く。  
 「んふぅっ…」  
 唇が離れると即座に神原が火憐ちゃんに駆け寄った。  
 「うんうん、いい感じに力が抜けているな」  
 神原は火憐ちゃんの腰に手をまわし抱き寄せ、戦闘服であるジャージをいそいそと脱がし始める。  
 ファスナーを引き下ろし上着を脱がすと、ズボンの結び目をほどくと、よじりたてる身体からズボンを脚から引き下ろして、  
シャツを首から抜くと、あとはひな色のブラジャーにショーツと白い靴下だけだ。  
 「こんなものは火憐ちゃんには似合わない、素ッ裸が一番だ」  
 神原はうれしそうに笑いながら、火憐ちゃんの身体からブラジャーをむしり取り、ショーツを引き摺り下ろす。  
 見るからに生意気そうな小さなおっぱいが、ブルンと形よくふるえてあらわになり、成熟をはじめたお尻は白く剥き卵みたいで、  
しゃぶりつきたくなるほどの見事さだ。  
 神原はまぶしいものでも見るように眼を細め、舌なめずりしてベッドに横たわる火憐ちゃんの柔肌に手を這わせた。  
おっぱいは小ぶりで形よく、指先がはじかれるほどの張りだ。タプタプと揉み込んでいると、ポッチリとしたピンクの  
乳首が勃起してきた。  
 そして中学生とは思えぬなめらかな腹部と引き締まった細腰。きめの細かい柔肌。  
 「阿良々木先輩と交わったことにより、女性ホルモンが出まくりだな」  
 対照的に成熟をはじめ、盛り上がった尻から太腿にかけては、官能美にあふれる肉づきが、ムンムンと匂う。  
 「ひゃん…神原、先生…」  
 肌を這う神原の手に甘い吐息を漏らす火憐ちゃん。  
 片脚をくの字に折って腰をよじる。  
 神原は火憐ちゃんの茂みにも触れる。ほんの少しばかり恥丘を覆い柔らかくもつれ合って光を放っている繊毛を、指先で  
掻き回すようにまさぐる。  
 「あ、あぁぁんん…」  
 火憐ちゃんはそれだけでも気も狂わんばかりにのけぞり、腰を振りたてた。  
 「さ、火憐ちゃん。脚を開いてアソコを見せて」  
 神原は火憐ちゃんの身悶えを楽しみながら、膝のあたりにからまったショーツをつま先から抜き取り、足首をつかんで  
開かせにかかった。  
 
 「ふ、ふぅぅぅ…」  
 六つの眼に女性器を晒す羞恥に涙目になり、顔を赤らめる火憐ちゃん。  
 「恥ずかしがることはないぞ火憐ちゃん。私もすでに緊縛完了済みだ!」  
 神原が自らのジャージのファスナーを下げると、麻縄に緊縛された乳房がこぼれ落ちた。  
 
 変態だーっ!!!!  矢吹○太郎 画 暦  
   
 神原の胸元を見て安心したのか、火憐ちゃんの凛々しい顔が羞恥にゆがみにながら、身体から力が抜け落ちた。  
 「嫌なら拒絶すればいいぞ、火憐ちゃん」  
 神原はニヤニヤと笑うと、火憐ちゃんの左右の足首をそれぞれつかんで持ち上げ、膝を小ぶりなおっぱいに押しつ  
けるようにして、外側へ残酷に割り開かせた。  
 女としてもっとも隠したいところが、浅ましいまでにパックリと開き切っている。茂みは恥丘をわずかに生えるだけ、  
そこから縦に割れた肉が恥孔を妖しくのぞかせていた。  
 「きれいなピンクのオマンコだな」  
 「…は、恥ずかしい…」  
 身体が二つ折にされて、くぐもった声をあげる火憐ちゃん。  
 「奥までのぞかせてもらうぞ、火憐ちゃん」  
 神原は指先でつまむようにして、陰唇の合わせ目を押し開いた。  
 くひっ…と火憐はのけぞって、ビクッビクッと腰をふるわせた。  
 「お兄ちゃんに見られて、もう、うれし泣きか火憐ちゃん」  
 からかいつつ、舌なめずりしてのぞき込んでいる。  
 「何度も阿良々木先輩のモノを受け入れたなんてウソみたいな、初々しい肉の色と形だな。幾重にも折り込まれて  
敏感そうな肉襞が、指先に吸いついてくる。それが指に触れるたびに、おびえるようにヒクヒクと蠢くのが、男心を  
蕩けさせるのだな」  
 神原は見事なまでの肉の構造を確かめるように、ゆるゆるとまさぐる。  
 「これが火憐ちゃんのクリトリス」  
 神原はわざと言いながら、美肉の割れ目の頂点の女心に触った。包皮をクィと剥き上げて、肉芽をあらわにする。  
 「ひゃっ…ひゃん…」  
 「これをツンと尖らせて、ピクピクさせるのがたまらないんだ」  
 火憐ちゃんは狂おしく腰を振りたてた。  
 神原は何故かそれ以上はいじろうとはせず、更に指をすべらせた。  
 「これが火憐ちゃんのおしっこの出る孔」  
 神原は尿道口を指先で確かめるように揉み込んだ。  
 「そしてこれが火憐ちゃんの膣口、なかはどうかな」  
 と、指を一本ゆっくりと埋め込む。  
 「肉襞が指にしっとりと粘つく。しかも熱くて指一本が限界の狭さ。襞の多い見事な膣だ」  
 神原はまさぐりつつ、うれしそうに笑った。  
 神原はしばし火憐ちゃんの恥肉を念入りにまさぐり、身体に異常はないか調べた。  
 「体調に異常はないな。痛いところは」  
 「あ、ありません」  
 うんうんと神原はうなずくと、持ってきたバックから紅い首輪をを取り出すと、火憐ちゃんに手渡した。  
 「着けて」  
 「はい…」  
 火憐ちゃんは特に怯えた様子もなく、その細首に首輪を巻きつけた。  
 「う、ぅん…」  
 火憐ちゃんが穴の位置を決めたところで神原がその手を止める。  
 「もう一つ穴を縮めてみようか」  
 いつもよりもう一段階、首輪の穴を縮められ、喉のところで錠前をパチンと嵌められる。  
 「んっ…」  
 すると火憐ちゃんの肌にブワッと汗が噴いた。  
 耐えられないほどではなさそうだが、実際かなり苦しそうだ。  
 「今度この大きさで一つ穴の首輪を作ってやろうな。何故一つ穴かわかるか」  
 「……」  
 神原は火憐ちゃんの細首を目線で犯す。  
 「この首にしか使わない。専用の首輪だからさ」  
 神原の腕の中で、火憐ちゃんがゾクゾクと身震いして跳ねた。  
 神原はバックから縄の束を取り出した。  
 「私が手入れした珠玉の縄だ。肌触りは抜群。痛くも痒くもないぞ」  
 神原は縄の束を僕と火憐ちゃんに手渡すと、火憐ちゃんの頬に近づけ、スリスリと頬ずらせた。  
 
 「どうだ」  
 「まるで、シルクみたいな肌触りです」  
 満足げに神原がうなずくと火憐ちゃんに後ろから近づく。  
 「後ろに手を回して火憐ちゃん」  
 「はい」  
 手首が素早く背中にねじ上がられ。蛇のように縄が手首に巻きつく。小ぶりな火憐ちゃんのおっぱいの  
上下にも、縄はキリキリと食い込んだ。  
 「緊縛はメリハリが大事だ。肉体に危険を及ぼすところはやさしく。そしてそうでないところは…。  
厳しく!!」  
 「んぐぅっ」  
 美しく盛り上がったおっぱいの上下に、紅い縄を二重、三重にかけられていくと、火憐ちゃんはむしろ  
その感触に被虐性の快感を覚えるかのように、頬をうっとりと上気させている。  
 「これからだぞ。肩から胸縄へと新たに縄を通し、より両腕を上にひねり上げる!」  
 「うっ!」  
 「さらにその縄で、胸縄を固定!」  
 脇腹の左右にも抜け止めの閂縄がほどこされる。  
 「んんっ」  
 「腰にも縄を巻いていく、これで両腕を四方から完全に固定できる」  
 「ん…っ!」  
 「最後に胸から腰に降ろした縄を左右に開く。これが亀甲縛りだ。亀の甲羅のように六角だから亀甲。  
それに対して四角形のものを菱縄と―――」  
  ガクガクと火憐ちゃんの膝がゆれ、ドサリとベッドに倒れ込んでしまった。  
 「おや、どうした。もしかしてイッしまったか。やっぱり火憐ちゃんは、素ッ裸に紅い縄というのが  
よく似合う、そそられるぞ。お兄ちゃんがちゃんと欲情するようにきっちりと仕上げてやるからな」  
 欲情してんのはお前だろうが!  
 背後からまといつく神原は、縄を上下に食い込ませている未だ成熟し切っていない火憐ちゃんのおっぱいを  
両手で押さえ込み、ゆっくりと揉み上げる。  
 「ああ、あん…神原、先生…」  
 緊縛された白磁の裸体が神原の愛撫に悶えるが、ぴったりと絡みついた神原は、薄紅色の可憐な乳頭を、  
親指と人さし指でつまみ上げて、コリコリと揉み上げるのだ。  
 神原は欲情を剥き出しにした笑いをこぼして、何度も舌なめずりした。  
 そして、おもむろにズボンを脱ぐとそこには股縄をほどこされた下腹があらわになった。  
 股縄を中央にえぐる程深く食い込ませている漆黒の艶っぽい恥毛を指先で淫靡になぞり始める。  
 ていうかボーボーですね。神原さん。  
 「火憐ちゃんにもしてやるからな」  
 滑らかな腹部の縦に割れた可愛い臍の窪みを中心にして、腰に結びつけたずいき縄を 亀甲型にがっちりと  
縛り、神原はニヤニヤと笑いながら、縄に結び目をつくっている。  
 「ずいき縄だ。説明は不要だな。こいつが火憐ちゃんをいい気持ちにしてくれるのだ」  
 神原は大小の縄の結び目をつくり口に含み唾液を染みこませる。  
 「ずいき縄濡れれば一層よろこばせる」  
 「………」  
 唇がワナワナと震えているが、柔順な態度を示している火憐ちゃんを満足げに見つめてから、縄を股間に  
通すべく身をかがませる。  
 結び目の瘤のある縄がぺたん座りの火憐ちゃんの乳色の太腿の間へくぐらせようとすると、ためらわず、  
火憐ちゃんはわずかに尻を持ち上げて神原に協力した。  
 「ひゃ…」  
 太腿の付け根の生えそろっていない茂みに覆われた丘の部分に、樹皮で作った白っぽい縄が真一文字に  
グッと食い込むと、火憐ちゃんの凛々しく端正な頬に赤みが射した。  
 うつ伏せにされ、美尻の谷間に縄が食い込み、きつく絞り上げられる。  
 「ふぅううっ…」  
 「これで私と同じになったな。すぐにたまらない痒みが襲ってきて気持ちよくなってくるからな」  
 もう火憐ちゃんは太腿をきつくすり合わせることも、腰をよじることも出来なくなったようだ。  
 背筋からツンと脳に衝き上がってくるおぞましい感覚に、ずり上がって逃れようとしている。  
 縄目が股間に食い込み、肉の合わせ目を割ってくるだけではなかった。結び目の瘤が恥穴と肛門に  
食い込んで、咥え込まされる形になっている。  
 火憐ちゃんは息も満足につけなくなって、ブルブルと腰を痙攣させている。  
 神原は絞り上げた縄尻を手首のところで縛ると、左脚を尻に敷いて右脚を肩に担ぎ上げて股縄を点検するように、  
ニヤニヤとのぞき込む。  
 「うんうん、しっかりとオマンコと尻の穴に食い込んでいるな。これはいいながめだ」  
 
 火憐ちゃんはもう、動くことすら出来ない。少しでも動くと、股縄がいっそうきつく食い込んで  
きて、引き裂かれそうになるのだろう。  
 神原は火憐ちゃんの身体を引き起こして、立ち上がらせた。  
 そのとたん、股縄が更に引き絞られて、火憐ちゃんはひぃと仰け反った。膝がガクガクとして、とても  
一人では立っていられず、身体を僕の腕にあずけた。  
 「に、兄ちゃん…だ、抱きしめてぇぇ…」  
 火憐ちゃんはキリキリと唇を噛み、次には口をパクパクさせて喉を絞って、呻いた。  
 僕は緊縛された火憐ちゃんをギュッと抱きしめてやる。  
 「やっぱり火憐ちゃんの身体には、股縄がよく似合うな。気持ちがよすぎて一人では立っていることも  
出来ないのか、火憐ちゃん」  
 神原はからかいながら、股縄をキリキリと食い込ませた火憐ちゃんの下腹や尻を撫で回している。  
 縄に絞り込まれた小ぶりなおっぱい、背中に高くたくしあげられて縛られた手首、細くくびれた腰に  
巻きついている縄、そしてきつく縄目を食い込ませる下腹と美尻。すべてがまばゆいばかりの美しさ  
だった。  
「これで準備は出来上がったな、それじゃ行こうか」  
 神原は火憐ちゃんに浴衣を羽織らせた。  
 
 行くってどこへ!!!    永○ 豪 画 暦  
 
 「今日は私の家の秘密のアジトで可愛がってあげる約束だったろ。阿良々木先輩と火憐ちゃんも承知して  
いたはずだが。火憐ちゃんはイヤか?無茶苦茶気持ちいいぞ」  
 火憐ちゃんはいくら逃げようと思っても、後ろ手に緊縛されて股間にきつく食い込んだ縄にあらがうことも  
出来ない。  
 しかし決めるのは火憐ちゃんだ。すべての決定権は火憐ちゃんにある。   
 「ふふふ、股縄で外を歩くのもいいものだぞ、火憐ちゃん。途中までは自転車だが、近くまできたらゆっくりと  
歩こうな」  
 火憐ちゃんは唇をワナワナとふるわせて、おびえた美貌を僕に向けて。  
 コクリとうなずいた。  
 火憐ちゃんは玄関に向かって歩いていく。  
 神原が火憐ちゃんに靴を履かせている間に僕はママチャリを用意する。  
 神原はニヤニヤと笑って、火憐ちゃんの肩を抱くようにして歩かせ、ママチャリの荷台にまたがらせた。  
 「あ、あひゃ、ん…」  
 荷台に尻をの載せた拍子に股縄がきつく食い込んだようだ。うなだれるように僕に体重をあずける。  
 緊縛され股縄をかけられた裸身は肩に浴衣を羽織らされ、申し訳程度に帯がゆるくまいてあるだけで、縄に  
絞り込まれた小ぶりなおっぱいや縦に縄の食い込んだ下腹が、今にもチラチラとのぞきそうだ。  
 早朝とはいえ、人目についたらとおもうと、僕は気が気ではなかった。  
 「火憐ちゃん安心しろ私が後ろについているからな」  
 「は、はい…」  
 火憐ちゃんのおっぱいを後ろからゆさゆさと揉みながら、火憐ちゃんと神原は見つめ合っていた。  
 二人で世界つくってんじゃねええぇぇ!!!  
 僕たち四人は神原邸に向かって出発した。  
 
 五分ほど自転車を走らせたところで正面から自転車の影が見えた。  
 薄暗い早朝、わざと浴衣の前を開いて緊縛された火憐ちゃんの肩からおっぱい縄の食い込む下腹と生足を  
さらし、自身もストーリトキングに勤しんでいた神原に注意をほどこす。  
 神原は素早く前を合わせて、裾を直した。実に手慣れたものである。  
 「あ、阿良々木先輩に神原先輩、おはようございます」  
 あらわれたのは僕の後輩。女子高生の押野扇ちゃんだった。  
 「おはよう扇ちゃん」「おはよう扇くん」  
 荷台の後ろの火憐ちゃんのただならぬ気配に気づいたのか肩越しにのぞきながら。  
 「朝早くから、妹さんの調教ですか精が出ますね」  
 僕のうしろの火憐ちゃんは息を殺して、おっぱいを僕に押しつけながら肩をブルブルとふるわせている。  
 そう火憐ちゃんは耐えている。決して拒んではいない。  
 「ははは、そんなワケあるかよ。神原の家で遊ぶだけだよ。遊び遊び、なんなら一緒に遊ぶか」  
 「あははは、私にそんな特殊な性癖はありませんから遠慮しますよ。それじゃ夏休み明けにあらためて」  
 「おおっ、じゃあまたな」  
 「扇ちゃんまたな」  
 神原は首を傾げて。  
 「阿良々木先輩。いまは夏休み中だよな」  
 「そうだけど、それがどうした」  
 
 「あの子は女の子なんだよな」  
 「そうだけど、それがどうした」  
 「いやなんでもない」  
 
 神原邸にあと少しのところで神原が僕を止めた。  
 「ここからは歩きだ」  
 浴衣を汗塗れにして息も絶え絶えな火憐ちゃんを神原は担ぎ上げる。  
 「ふふふ、ここから先は誰の目にも届かない死角だから安心しろ」  
 確かにここは背の高い白壁が続く細い路地で、神原の家までは完全に死角になっている。  
 神原は火憐ちゃんの浴衣の前をはだけさせて縄に絞り込まれたおっぱいをさらすどころか、その肩までも  
剥き上げ、裾を大きく割り開き生足をさらした。  
 縄に絞り込まれたおっぱいや縦に縄の食い込んだ下腹が完全に露出している。  
 荷台の上でもやられていたが、いまは前後に視界を隠すものはなにもない。  
 「あ…、ああッ…」  
 あまりの事に火憐ちゃんは言葉も出ないようだ。  
 
 「さあ、あと少しだゆっくりと歩いて行こうな」  
 脚を前に進ませるたびに、股間に縄がキリキリと食い込んで、結び目の瘤も粘膜と肛門を責めさいなんでいる。  
 繊細な神経が炎に炙られるように、ジリジリと灼けている。  
 「しっかりと歩くのだ火憐ちゃん。到着しないとしてもらえないぞ」  
 神原先生ががピタリと寄り添って歩いてくれている。  
 「ぁああぁ、ひゃ…」  
 でも、膝がガクガクしてその場にしゃがみ込みそうになった。  
 「しょうがないな火憐ちゃんは」  
 そういうと兄ちゃんが臍下の股縄をひっぱりグィと引き起こされた。  
 膝から踵が伸びるどころではない、腰を前に突きだして、背筋までがシャンと伸びてしまった   
 「ひゃ、ひゃぁぁん…」  
 肉芽が潰され股間から全身に快楽電流駆け巡り、乳首が勃起したおっぱいがブルブルとふるえた。  
 緊縛された裸体をさらしながら、唇をかみしめて脚を進ませた。  
 神原先生の邸宅までまでは五、六分なのだが、今のあたしには果てしなく遠く思える。  
 あたしをおびえさせるのは、それだけではない股間に食い込み、粘膜と肛門をさいなむ結び目の瘤が、歩くたびに  
こすれて、繊細な神経を刺激する。  
 何度か受けた股間縛りに、慣れたようにおもっていたが、それはとんだ勘違いだった。  
 それはずいき縄の掻痒効果の効き目がジワジワと膨れあがることもあって、股間に妖しい感覚を生み始めていた。  
おっぱいの乳首も上を向くほど立っている。  
 (あ、あ…こんな事って…あ、あたしのからだ、変だよ…)  
 緊縛された裸身をよじり、背中高く縛り上げられている両手首の先の指で宙をつかんだ。と、その時、アソコにジワッと  
広がる掻痒感を覚えた。  
 下腹の芯が熱く疼き出し喘ぎ声が出るのを、おそろしいもののように感じた。  
 ずいきの縦縄は、あたしの全身から脂汗を搾り出していった。  
 いくらこらえようとしても、熱い疼きに、幼い柔肉が蕩かされていく。こんな目にあっているといのに、自分の  
身体の成りゆきが信じらない。  
 初めのうちは縄が肌に喰いこむ刺激しか感じなかったのが、食い込み感が痺れに変わった頃に女陰の内部が熱を帯びてきて  
腹の奥で何かが蠢きはじめるのを感じた。  
 股間を縦真一文字に割った縄があたしにに新たな刺激を繰り出していた。  
 女陰に潜り込んだずいき縄の瘤が、花肉の襞から涌き出てくる女の蜜液を吸収して、その成分を溶かし出しはじめていた。  
 腰を動かすと縄のコブが膣口と肛門にググッと喰いこみ、そこから掻痒感が腰全体に広がっていく。ビショ濡れになった  
内股を繰り返しこすり合わせても痒みは少しも治まらない。  
 「ふっ…ふうぅぅ…あっ、あぁぁ…っ」  
 縄を軋ませながら腰をモジモジさせて尻を振り、喘ぎ声すら漏らし始めたあたしに神原先生が心配そうに寄り添ってくる。  
 「気持ちいいんだろう、火憐ちゃん」   
 神原先生は兄ちゃんに聞こえないような声で囁いた。  
 心を見透かされたようでドキリとした。もう顔を上げられなかった。  
 なぜならあたしの顔は、微笑んでいるのだから。  
 
 ようやく神原邸の門内に入った。  
 「よく頑張ったな火憐ちゃんえらいぞ」    
 火憐ちゃんはもう一人では立ってもいられない。僕の腕に抱かれて大きく息をついている。ひとまず他人の  
眼のない所へ行き着き、ドッと緊張がほぐれたようだ。  
 「これからが本番だぞ」  
 
 と、神原が火憐ちゃんの前髪を整えた。  
 神原に従い。僕と火憐ちゃんは地下に向かう通路を歩いていく。   
 しばらくすると、ひときわ禍々しい扉があらわれた。  
 「開けてみてくれ」  
 「ああっ」  
 酷くいやな予感を感じながら僕は扉を押した。  
 音もなく扉は開き、それはあらわれた。  
 薄い蝋燭の灯火に照らし出された室内には、檻や木馬に拘束具の着いたベッド。床には餌皿やオマル。  
壁一面に鞭や、ガラス製の器具、男根を模した張り型、革製の拘束具が並べられ、天井の太い梁には滑車や  
吊り具、縄にチェーン等がぶら下がり、部屋の隅やベッドのそばにはカメラが据え付けてある。  
 中世の拷問部屋をおもわせるような…。女を…そうするような部屋がそこにはあった。  
 「こ、これは…」  
 あまりに衝撃的な光景が眼前に広がっていた。  
 「私もこの部屋を使う機会が訪れようとは夢にも思わなかった。阿良々木先輩のマニアックな趣味を  
満足させることができ、火憐ちゃんの変態性欲も満足させることができる!どうだろう阿良々木先輩」  
 僕はおもわず神原と握手をしていた。  
 そして、僕と神原は後ろ手に緊縛され、内股を膝まで濡らしている火憐ちゃんを見る。  
 「そ、そこなら、兄ちゃんいっぱいしてくれるんだろ…。だったら遠慮は無用だ」  
 考えるまでもなかった答えが返ってきた。  
 「火憐ちゃん汗、気持ち悪いだろ」  
 僕は火憐ちゃんの身体から帯をほどき、汗塗れの浴衣を剥ぎ取る。  
 火憐ちゃんの裸体は汗でびっしょり。肌に食い込んだ縄まで湿って。首輪を巻いた喉からおっぱい、  
腹部にかけてハアハアと大きく喘いでいる。  
 そして僕たち四人を呑み込むと、扉は音もなく閉じた。   
 
 薄暗い神原先生の秘密のアジト。  
 ベッドに腰を落とした全裸の兄ちゃん。  
 その前に後ろ手に緊縛された素ッ裸を膝を揃えて、あたしは股間に顔を埋めて唇をゆっくりと開いた。  
生臭い臭いを放つ肉棒におそるおそる舌を伸ばす。  
 これから、目の前にある大きなおちんちんを舐める。  
 その期待に身体がゾクゾク震えた。  
 「ん、じゅっ……ぺろ」  
 舌先が亀頭の先端に触れた。ぬるぬるした先走り汁が、舌にまとわりつく。  
 「ぺろ…れろ」  
 気付かないうちに、口には唾液がいっぱい溜まっていた。そして味わうように、眼を閉じて舐め続ける。  
 「そんなに遠慮しなくていいよ火憐ちゃん。満足するまでしてあげるから」  
 頭をやさしく撫でられる。  
 「は…はい…んちゅっ…んっ。ふぅぅ…れろれろ、ぴちゃ…ぴちゃ、ぺちゃ…」  
 言われて、さっきよりも大胆になりながら舐め始める。  
 唾液を垂れさせながら、汗臭いおちんちんを舐める。  
 「れろれろ、ぴちゃっ…ぺろ、ぺろっ…はぁ、はぅ…ん、ぴちゃ、ぴちゃ…ぴちゃ」  
 生臭い味。亀頭のカリを舌で愛撫する。舌や歯に付いた汚れは、唾液と一緒にゴクンと飲み込む。  
 「ほら、もっと口全体を使って、しっかりと咥えて」  
 神原先生に励まされる。  
 「うぅぅっ、ぴちゃっ…は…はむっ…こ、こうです…か…?はむ…ぺろぺろっ、れろっ……」  
 しょっぱい先走り汁をジュルジュルとすすって、割れた先端に舌を這わせる。  
 口を開きながら、亀頭全体を咥え込もうとする。  
 (お、おお、きいっ…)  
 しかし、大きすぎてなかなか口に入らない。  
 ぐぼっ!!  
 「ふぐっ!!??」  
 勢いがあまり舌を滑って、肉棒が口腔内に押し込まれた。  
 「ふぐっ!ふうぅ、ふうぅぅ…むぐぅ!んっ、んむうぅっ……むぐぐっ…」  
 喉の奥まで入れられても、まだおちんちんは最後まで入りきっていない。  
 (あぁ、熱い…太い…か、硬い…おお、きいぃ…)  
 口の中のおちんちんに、自分からしゃぶりついている。  
 口の中でドクンドクンと脈打つおちんちんの動きが面白くて、上アゴと舌で挟んで逃がさないようにして  
グリグリする。  
 「んむむっ!ふっ、うっ、んうぅぅっ…ちゅぱっ、あっ!あうっ、んっ、ちゅるっ、ちゅるるっ!!」  
 亀頭がさらに喉奥を目指して侵入していく。  
 
 チンポの大きさで喉が膨らんでいるのが自分でもわかる。が、首に巻かれた首輪はいつもよりも一回り  
きついのだ、喉がチンポで締まる。  
 異物を吐き出そうとする喉がビクビクと痙攣を繰り返す。  
 咥えたままのモノが、全部口の中に入った。  
 焼けた棍棒で、喉奥を貫かれたかと思った。  
 (でも…でも、気持ちいいよぉっ…)  
 心のなかで絶叫する。  
 「んんっ、ぐぶっ、じゅぶっ、ちゅっ、ぢゅるるるっ!!」  
 涙が溢れた。  
 舌は勝手に動いて、兄ちゃんのモノをしゃぶり続けている。  
 「もう出そうだ。そのいやらしい口の中いっぱいに出すからね」  
 「うっ…ううっ、ちゅるっ、うむむぅっ……」  
 ぶるぶると口腔内で震える肉茎に動揺するが、それはすぐに期待へと変わる。  
 「んぐうぅぅっ!!??」  
 (に、兄ちゃんの…)  
 考えただけで腹が熱くなる。  
 「火憐ちゃん。すごく感じてるな…」  
 内股を濡らす愛液を見て、神原先生が声をあげる。  
 「いくよ、火憐ちゃん。全部飲むんだ」  
 どぷどぷっ! どぷっ!! どぷどぷどぷっ!!  
 「ーーーーーんむううぅぅぅっっ!!!!」  
 ドロリとした粘つく精液を、喉の奥に強引に叩きつけられた。  
 喉奥目掛けてぶちまけられた大量の精液は、あたしの意思を無視して喉から下へ落ちようとしていく。  
 「ごほっ…!んむむっ!?う、んあぁぁっ!あっ……ごく、ごくんっ!!」  
 あたしは、べとべとした精液を出されて、ごくごくと喉を鳴らして飲んでしまった。  
 (…せ、えきの、臭い…ひさしぶり…へ、へへっ…ま、まだッ…出て、く…るぅ…)  
 噛まないように気をつけながら、しっかりと唇で肉棒を押さえつけて舐めすする。  
 「んっ…ちゅっ、ぴちゃっ…」  
 急速に萎んだ肉棒があたしの舌先からはなれていく。  
  舌と亀頭の間には、いやらしい糸が引かれている。  
 精液だ。  
 唾液と混じった精液の糸が、あたしの舌から亀頭の間に、ねっとりと糸を引いているのだ。  
 「あ…はぁ、はぁっ…はぁ…お、おなか…熱…」  
 腹から腰が異様に、熱い。   
 (あはぁぁぁ…ん、き、気持ち…よかった…精液、美味しい…)  
 腹奥がジンジンしてくる。子宮がドクンドクンと脈打ってる。  
 神原先生がハンディカメラで撮っている、兄ちゃんが門外不出を条件に撮影を許可していた。  
後でオナニーに使用するそうだ。  
 あたしも見たい、なあっ…  
 きっと、すごい、いやらしい…かお、してる…  
   
 太い梁から垂れ下がる縄が、あたしに結ばれる。  
 「ほどけて落ちると大変なことになるからな、私にまかせておけば大丈夫」  
 ぼんやりと意識が浮上する。悪の女幹部のような黒い革製の派手な衣装をまとい、顔をいかがわしい  
蝶のアイマスクで隠し、首には獣の毛をあしらった首輪を巻いているのは神原先生だ。  
 あたしは柔らかなベッドにうつ伏せに寝かされている。  
 「力を抜いて楽にしていろ」  
 神原先生が梁から垂れ下がった縄を、左右の膝上と足首に巻きつけている。  
 開脚状態に固定された脚が、グッと力を込めて縄に引かれると両脚が上に反り返り、足裏が手首の届く  
ところまでくる。  
 「ひうっ…あうぅぅ」  
 ベッドの上であたしは開脚海老反りに固定された。  
 縄を固定しながら神原先生が股間を覗いている。  
 「開き切った火憐ちゃんの股間に、ずいき縄がきつく食い込んでいるな。結び目の瘤、肉の割れ目と  
肛門にしっかりと食い込んで、汗や蜜を吸って濡れ光っているぞ」  
 神原先生は、あたしの内腿を撫で、股間にそって指を這わせてくる。縄の瘤に指を押しつけ、ゆるゆると  
揉み込むようにゆさぶってくる。  
 「あ、ああぁぁ…んッ…」  
 あたしは喘ぎ声をあげて腰を振るわせ、反り返った両脚をうねらせた。  
 いやがっているのではない、腰からくる甘い痺れにじっとしていられないのである。  
 
 「それじゃ股縄を外すぞ」  
 手首の縄がほどかれると股間がフッと軽くなった。  
 「ああ…あ、む…」  
 「む、ずいぶん深く食い込んでいるな」  
 尻丘の谷間に食い込んだ縄がはずされ、あたしも肛門になかば埋もれた結び目の瘤がゆっくりと引き出される。  
 肛門の粘膜から瘤が引き剥がされる感覚が、あたしの声を上擦らせた。  
 「あぁ、はぁんっ…」  
 更に肉の割れ目に食い込んだ縄目をゆっくりとはずされる。  
 「まるで柔肉の中から引き剥がすというのがぴったりの表現だな」  
 「あ、あぅっ…」  
 「火憐ちゃんもう少し我慢してくれ。深く食い込んでいるので、細心の注意が必要なのだ」  
 「ひ、うぅぅ…はいぃぃ…」  
   
 「見てみろ阿良々木先輩!!」  
 ずいき縄と瘤がはずれると、紅くただれた肉襞があらわになり、しとどに濡れ光ってジュクジュクと愛液を  
溢れさせている。  
 ずいき縄とその掻痒作用の刺激で、火憐ちゃんの肉の花園は生々しく咲き開き、熱くたぎっていた。  
 割れ目の頂点の肉芽も包皮を?いてツンと紅く充血して尖り、ヒクヒクと蠢いている。  
 そして愛液のしたたりは肛門まで濡らして、ふっくらと蕩けきっていた。  
 
 「可愛らしいおっぱいだ」  
 乳首を指で強く挟まれる。  
 「あ、あん…」  
 ビクビクッと身体が跳ねた。   
 「か、神原先生…」  
 挟まれてクニクニとこねられる乳首が熱い。  
 「肌色に近い乳輪が膨らんで、乳首が勃起しているな…いやらしい中学生だ」  
 乳首のてっぺんの窪みに爪を立てられ、コリコリと根元を強くしごかれる。  
 「あううぅぅっ…んうぅっ!乳首…いい、れす…」  
 電気が走るような甘い快感に、ビクンビクンと身体が痙攣する。  
 もがいていた手足から力が抜けていく。  
 その時、全身を縛る紅い縄が肌に強く食い込んだ。  
 天井から垂れてあたしに結ばれている縄が上に引っ張られる。  
 「くっ…くひぃ〜〜っひうぅぅっ……!?」   
 突然のことに驚いて、抵抗すらできなかった。  
 「そおれ!」  
 兄ちゃんの声が耳に響いた。  
 グッ………ミシミシミシッ!!  
 「あ、ぐうううぅぃう…!!??」  
 ガクンッ!と全身が揺さぶられて、一気に宙吊りにされた!  
 「阿良々木先輩いいタイミングだったぞ」  
 「…あ、あぁぁ…は、あぁぁ……」   
 ブランブランと身体が揺れている。不安定な姿勢で縄が固定される。  
 「い…うぅぅ…あ、うぅぅ…」  
 下のベッドが取り払われて、床を見下ろす体勢にされて、恐怖で鳥肌が立つ。  
 打撲や切り傷とは質の違う痛みと恐怖に、歯の根が噛み合わない。  
 「どうだ火憐ちゃん、これは駿河問いといってな、江戸時代に行われていた拷問縛りの一つなんだ」  
 神原先生に両頬を持たれて顔を引き起こされる。  
 「あっ…くうぅぅぅっ…すゅ〜、する、が…」  
 「そうだ私の名前と一緒だ。本当は背中に重りをのせてコマのように身体を回すのだ。すると体中から  
血を吹き出して、しまいには背骨が折れてしまうんだ。ま、そこまではしないから安心しろ。背骨に負荷をかけ  
すぎないように二本吊りで負荷を分散しているしな。もちろん、ただ楽に吊すための縛りではないがな、  
たとえばこの腰に食い込んだ縄。背骨にかかるはずの加重を一手に引き受けていて、腹をぎゅうっと絞り  
上げているおかげで肋骨が浮き出ている。おっぱいも上下の縄にきつく挟まれて、小ぶりおっぱいがだらしなく  
垂れ下がって、乳を搾り取られるメス牛みたいだ縛られ吊されたままの濡れ濡れマンコにお兄ちゃんチンポを  
ズボズボと突っ込まれて!抵抗もできず。ただ乱暴に犯される。どうだ、この無様さ!!どうだ、気持ちよさそうだろ」  
 「あ、うぅぅっ…」  
 顔を向けられた先に兄ちゃんが見えた。全裸でカメラを構えてる。  
 (み、見られてる…?撮られて、る…)  
 
 「見えるか阿良々木先輩!この恍惚の表情が!!緊縛されて宙吊りにされながら涎を垂らさんばかりのこの顔、  
乳首をコリコリに勃起させて、クリトリスは今にも破裂しそうだ。つまり火憐ちゃんは感じているんだ!肉体に  
食い込む縄に自由を奪われる緊縛感に、このような恥辱の責めを受ける感覚に感じる者をなんて言うか知っているか  
火憐ちゃん!!!」  
 神原先生と見つめ合い、思わず息を飲む。  
 『変態って言うんだぞ!!』  
 「へ…ん…」  
 その言葉を聞いて、全身がガクガクと震えて、総身が泡立ち背筋がゾクゾクする戦慄が全身を駆け巡った。  
 フワーッと全身の力が抜ける脱力感。  
 あたしは言葉でイッてしまった。  
 力の抜けきった身体に、縄が容赦なく襲いかかる。ギシギシと軋みを上げ、絞り上げてくる。  
 「おぁあ…っああぁっぁ…」  
 喉を見せて仰け反り、開脚された爪先が手首をこえて、首の後ろにまで迫って来た。  
 「さーて、準備はできたな」  
 割開かれた股間に神原先生が移動してくる。  
 「いやらしいピンク色をしているな」  
 「んんんっ?」  
 柔らかい襞を指で摘まれる。  
 クチュッ  
 内側の敏感な襞が、引っ張られる。  
 「……くうぅうんっ!」  
 頭の芯が痺れるようだ。  
 鼻がかった甘い声がもれる。  
 「あうっ…ふぅっ、ンッ……はぁ、あぅぅ…」  
 「そんなイイ声で鳴くんだな、火憐ちゃんは」  
 ズッと差し込まれた二本の指がクッとひねられ、肉孔を割り開くと、身体がビクビクと痙攣してあたしの  
アソコから愛液がしたたり落ちるのを感じた。  
 「あ゛… あ゛あ゛ぁ゛……ぁ゛ぁ゛……」  
 掠れた悲鳴が、喉を振るわせる。  
 「ドプドプッ!っと、一気に汁が出てきた。指がビショビショだ」  
 熱いくらいの視線を大事なところに感じて、羞恥と快感で涙が溢れる。  
 羞しいのに、熱い愛液が奥からとどめなく漏れ出てくる。  
 「どおれ。中はどうなってるかな?」  
 「ひんっ!?」  
 指がひくつく入り口に当てられた。  
 喉が反り返って、ゾクゾクッ!身体がわなないた。  
 「ふうぅぅぅっ……!!」  
 人差し指と中指に押さえられた肉畝がゆっくりと左右に開かれる。プリッと飛び出す粘膜襞、一気に  
濃くなる芳醇な牝香。蜜まみれの肉ビラは薄闇の中にヌメヌメと輝き、紅く潤んだその姿はまるで作りたての  
苺ジャムのよう。  
 ゆっくりと指が中に吸い込まれていく。  
 大きく息を吐き出す。感じる充足感に、腹の奥が熱くなってくる。  
 「あ…はぁぁ、んっ…んんぅぅっ…」  
 ヌチュ…ヌチュブ!  
 細長い指先が愛液まみれの膣粘膜を掻き分けて、喘ぐ中心に近づいてくる。  
「く、あ、うぅっ…」  
 肉孔から膣奥に走り抜ける悦びの波。  
 ズブズブと指の根元どころか手の甲まで割れ目に沿って挿入される、指先が奥まで到達しようとしていた。  
 おっぱいがますます熱くなり、その頂点では赤々と輝く乳暈が縁を立てて盛り上がって、乳首がミチチ、  
メキキ、と軋み始めた。喘ぐ唇は野苺のようにプクッと膨れている。  
 「すっげ、火憐ちゃんの凛々しい顔が茹だったよう紅く染まって恍惚に弛みきってる」  
 「阿良々木先輩、しっかりと撮っておいてくれよ。子宮口だ!」  
 子宮口に触れた指が、入り口を指先でカリカリ引っ掻いた。  
 「あっ、そ…ソコ…そこっ、くちゅっくちゅってされるとっ……!!」  
 頭が真っ白になる。  
 さらに強く、指が突き入れられる。  
 「はっ…アアッッ!!ああぁぁぁぁ!!」  
 子宮口を指でほじられる!  
 「はっ………ひうぅうううぅぅぅぅうっっ!!!」   
 ビクビクッ!と大きく身体が痙攣した。  
 
 トボトボと、何かの塊のような熱い体液が子宮口からニュルリと出てきた。  
 激しい絶頂に達して、荒縄がギシギシと揺れる。   
 「あ…はぁぁ、はあぁぁっ……」  
 全身にびっしょりと汗をかいていた。子宮が熱くなって、ズクンズクンと疼いている。  
 身体が震える。  
 もっと強い快楽が欲しい。指じゃ足りない…もっと太い何かが欲しくて、身体が震えている。  
 「中学生で子宮汁まで、とんでもない逸材だな。緊縛されれば肉の苦しみと喜びによがり悶える牝。  
だが、決してそれだけの変態に堕ちては駄目だぞ火憐ちゃん!正義の味方たるを忘れず毅然とありつづけろ  
気高い精神を持った牝になるのだ!分かちがたく結びついて離れぬもの、泥中の宝石のごとく、高貴なる牝に  
なるのだ!火憐ちゃん!!」  
 「はぅぅ、んうぅぅ…ふぅ、はあぁぁ…」  
 ズブズブ  
 「あんんんうぅぅっ!!」  
 埋まっていた指が、やさしく引き抜かれた。それだけで、またイッてしまった。  
 吊された身体が前後に揺れ、肌触りのよい縄が身体に食い込んでいるが。  
 そこに痛みはない。すでに快感に取って代わられている。  
 あたしには分かっていた。自分の身体が、とても、とても、いやらしくなっているのを。  
 肉棒を臍まで反り返らせた兄ちゃんが、こっちにきた。  
 このままの体勢で、自分がどういう扱いを受けるのかを想像した。  
 そして、その想像だけで。  
 (ま、またっ…子宮が、熱く…なっちゃうぅぅっ!!)  
 腰ががしりと掴まれて。   
 「ひゃっ!?」  
 愛液でグチャグチャに濡れた割れ目に、太い竿が擦りつけられた。  
 「あっ…あっ、うっ…んっ、んんんんんっ!!」  
 まだ生えそろっていない恥丘や、小さなクリトリスを苛めるように、太い竿が何度も  
その存在を擦り付けてくる。  
 グチュッ、ズッ、ズッ、ズズッ、ズチュウッ!  
 挿入はされていない。  
 肉棒の快楽を知るあたしの身体は、それだけの刺激で充分に感じてしまう。  
 腹の底が熱い。子宮がズクンズクンと疼く。  
 「はっ、ひゃうぅぅううぅぅっっ!!!」   
 ヌルヌルしたクリトリスにカリを引っ掛けられて、変な声が出てしまった。  
 喉からでるのは甘い喘ぎだ。挿れて欲しくてたまらない。  
 割れ目から、グチュグチュと熱い愛液が漏れた。  
 ジュブジュブッ、グチュッ!  
 クリトリスに引っ掛かったままのカリを急に動かされて、背筋に電流が走った。  
 股間をグチャグチャに擦られる中途半端な刺激に、気が狂いそうになる。  
 もう肉体は限界にきていた。  
 「このままの体勢で、いくよ火憐ちゃん!」   
 その言葉が嬉しくて、腰が震える。  
 「お願、い…しま…すっ…。挿れてっ…はっ…はあっ…おちんちん…挿れ、てください…」  
 あたしのアソコに逞しい肉棒の先端があてがわれる。  
 ズヌッ……ズズズッ  
 「ひぅうぅ!」  
 待ち望んだ感触がそこにある。  
 (く、くる…今から、入れられちゃう…あ、あたしのなかに…入って来ちゃうっ…)  
 そう考えている間にも、あてがわれた先端が、割れ目を押し開いて入ってくる。  
 グググッ!と、肉孔が押し開かされる。   
 「あっ……」  
 (アソコがっ…気持ちいいよぉぉ!!)  
 ニュル!ズプンッ!  
 「ーーーーーーあぁあぁああぁぁぁっっ」  
 「はふっ、んっ、んうぅっ…あっ…は、入って、くるっ!太いのぉ、入ってきてっ…  
るうぅっっ!!」  
 そのおちんちんに圧力が加えられ、少しずつ、少しづつ、あたしの中に捻り込まれていく。  
 ズッ…ズズッ、ズッ…ズブッ、ズッ…ズチュッ!  
 「あ…あぁっ、んはっ…あぅ、くっ…んっ!」  
 巨大なモノが押し込まれていく快感に頭が真っ白になる。  
 震えるような気持ちよさが、激しく擦られて肉孔から這い上がってくる。  
 
 「くっ、割れ目がひくついて、僕のモノに絡みついてくる」  
 灼けそうに熱くて硬い肉の塊が、奥底目掛けてズヌッと挿入された。  
 「ひぎっ!?いっ…あ、あうっ…うっ…んぐうぅうぅぅぅっ!!!」  
 ズブズブッ グチュッ ヌルッ ジュブジュブッ!!  
 「はっ、はひっ…うっ、んああぁぁっ…はっ…い、いいッ、の…熱くて、身体がっ…はっ、  
あんんぅっ!!」  
 一番太いところで、おちんちんが止まってしまった。 縄の締め付けをきつくするように、  
縛られた身体が大きく仰け反る。  
 ガクンガクンと全身が大きく痙攣する。  
 兄ちゃんが足を一歩前に進める。  
 「あっ…」  
 ズルンッとおちんちんが滑った感じがして…。  
 ズブズブッ…ズブブブブウゥゥゥッ!!  
 「ひっ…ひゃあああああぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」  
 太くて大きなおちんちんが、一気に根元まで押し込まれた!  
 「あっ、んあぁぁっ!!はっ、はぁっ…お、おっきぃの…熱いのおぉぉっ!!  
 腹底を貫かれるような激しい挿入に、待ち望んでいた身体が悲鳴をあげて喜ぶ。  
 グリグリと擦り上げられるたびに、頭の奥で何かが爆発する。  
 「いいぃっ…気持ち、いいっ…あ、ひゃっ!そ…そこっ…そこ、イッちゃうううううぅぅっっ!!」  
 子宮の入り口をゴリゴリと擦られて、また頭が真っ白になる。  
 そのたびに、全身がビクンビクンと痙攣する。  
 肌に食い込む縄の感触すら、快楽にしか感じられない。  
 「す、すごっ…あっ、はあ、はぁっ…お腹、うっ…んふうぅうぅぅぅっっっ!!」  
 大きく口を開いて、快感のままに声をあげる。  
 吊されたまま、後ろから腰を激しく打ち付けられる。  
 理性なんて、もうどこにも残っていなかった。   
 内臓がめくれ上がるような感覚に、気が狂いそうになる。  
 吊られた裸体はガクガクと揺さぶら続け、肉孔は捻り込まれては引き抜かれる肉棒に必死にしがみ  
ついている。  
 (こんなのっ……気持ち良すぎだよぅっ!!)  
 子宮口を抉るような勢いで、ズボズボと強烈なピストン運動を繰り返えされる。  
 「くっ…出る。出す、よ!」  
 「出してっ…!!い、いっぱい…あっ、はっ!んあっ、あふっ…ふうっ…うっ、あ…あたしの、中っ、  
にぃ…!!熱い、ドロドロの精液…全部っ、出しってええええぇぇぇぇっっっ!!!!」  
 ドプドプッ ドプッ ドプドプドプウゥゥゥッ!!!  
 ケダモノの咆吼のようだった。  
 「ふっ…んんんんうぅぅぅっっ!!!」  
 あたしの中いっぱいに、ドロドロした熱いヨーグルトの塊のような精液が注ぎ込まれた。  
 (あっ、熱いいいぃぃぃぃっっっ!!!)  
 内臓を焼かれそうな熱さに、頭がクラクラする。  
 焼けるようなその熱さを感じつつ、子宮が膨らむのを感じる。  
 (ふっ、んうぅ…あ、ああぁぁ…子宮があぁ…ドクンドクンって精液…飲み込んでるぅ…)  
 全身をヒクヒクと緊張させる。   
 腹かくる絶頂感に、全身がバラバラになってしまいそうだ。  
 「んんっ…んっ、んうぅぅぅっ……!!!」  
 ボトッ…ボトボトッ…  
 入りきらずに結合部から溢れ出て、粘つき白濁した液体がクリを濡らしながら、恥丘を汚して、地面に落ちる。  
 身体は爪先が後頭部の髪を、撫でそうなほど仰け反ってる。  
 (……兄ちゃん…)  
 快楽に、身体は歓喜し、ぼやける意識の中。あたし、は…  
 (兄ちゃん…)  
 ただ、その人の事だけを、思っていた。  
 「か、神原先生…」  
 「どうした火憐ちゃん?」  
 「お願いが…ありましゅ…」  
 「うん」  
 「兄ちゃんと…繋がってるところ…見た、い…」  
 その言葉を聞いて。  
 なにエロい事思いついたちゃった見たいな顔してんだ!!と兄ちゃんが怒鳴っていた。  
 
 柔らかなベッドの上に降ろされたあたしの両脚は左右に開かれ、膝を肩に押しつけるようにして、外側に  
割開かれる。  
 尻を真上に突き上げて、股間を見せびらかすような格好。  
 「俗に言うマングリ返しの姿勢だな」  
 首の下を通した縄で左右の膝を結ばれ、身体が伸ばせなくなった。  
 「う、く、うぅっ…」  
 足首もベッドの柵に括りつけられて、身動きがとれなくなった。  
 胸を伸ばせず、縄に縊り出されたおっぱいが唇に触れそうだ。  
 「見ろ阿良々木先輩!薄闇に白く輝く伸びやかな太腿、ほどよく引き締まった美尻、紅く腫れ上がった肉畝の  
先には、己の勃起乳首の淫らおっぱいを間近に見て、羞恥に呻く美少女の顔!!しかも妹!!!どうだ火憐ちゃん  
繋がりを鑑賞するには最高のポーズだろう!!!!」  
 「しかし火憐ちゃんも限界に近いみたいだし、これが最後だぞ。しかしどうやるんだよこれ」  
 「またまたご冗談を、尻にまたがって、顔を見下しながら上から突きを落とすようにするに決まっているではないか?  
言わせるな阿良々木先輩恥ずかしい」  
 「うん僕はお前をぶん殴っても罪に問われない気がするんだが」  
 「うんそうか?ではグーで頼む。奥歯が折れるほどの全力で、できれば馬乗りで」  
 「いや、あとで火憐ちゃんに全殺しにされるからいい」  
 兄ちゃんがベッドに上がってきた。  
 恥ずかしい姿勢に緊縛されたあたしを見下ろしている。  
 「できるだけやさしくするけどイヤならイヤって言うんだぞ」  
 兄ちゃんがあたしの尻の上に跨がってくる。  
 先端が膣口にぴったりと合わさった。  
 「あっ…あ、あうぅぅっ…」  
 この大きさ、この形がもたらしてくれる快感は、身体に染み付いている。何度も受け入れ、口ですら  
その大きさを知っているはずなのに、自身の小さな肉孔との対比が信じられない、大きすぎる。  
  大きく開かされた股間を見る。  
 (アソコ、から…んぁっ!あんな、に…エッチなお汁が…子宮がドキドキしてる)  
 熱い塊を入り口に感じて、期待にドロリとした熱い液体が子宮の奥から分泌されて、外へと溢れる。  
 自分の愛液で身体が濡らされる。  
 上気したおっぱいはほのかに色つき、ピンク色になっている。  
 乳首はぷっくらと張り出し、触って欲しそうにツヤツヤしてる。  
 ググッと膣口に圧力がかかった。  
 膣内に入ってくる瞬間の、あの圧迫感と快感を想像しただけでゾクゾク身体が震える。  
 (うっ…やだ、想像してるだけっ、なのに)  
 子宮がクーンと甘く痛む。  
 「…っっっ!!!!」  
 ズヌッ ズニュウゥゥッ!!  
 ドロッとした半透明なヨーグルト状の愛液が、チーズのような強い匂いを放ちながら溢れてきた。  
 ブルブルッと腰がゆれた。  
 「あっ…はあぁぁんっ…」  
 柔らかい肉襞が潰れていく。背筋が震えて甘い声が漏れる。  
 肥大し紅く色づいた乳首は、美味しそうにプリプリと震えている。  
 グググッと兄ちゃんの腰が落とされると、あたしの身体はさらに丸く折りたたまれる。  
 「ああああぁあああぁああぁぁあっっ!!!」  
 グボォンッ!!!!  
 妙な音を立てて、肉棒はその巨大な姿をあたしの中へと隠した。  
 一気に子宮を擦られて、まともな声が出ない。  
 今の衝撃に全身から汗が噴き出した。  
 「ほら、入ったよ」  
 「うっ…はぁっ!はぁっ、はぁっ…あっ、はあぁ…」  
 瞳孔が開いたり、閉じたりして、上手く焦点が合わない。  
 しかし、挿入の余韻を味わっていたのは、ほんの数瞬の事だった。  
 ググッと肉棒が引き抜かれようとしていた。  
 「んくうぅぅぅぅっっっ…!!!」  
 無造作に引き抜かれた肉棒のカリ首を引き止めようと、あたしの意思とは無関係に膣粘膜がきつく  
締め上げる。  
 何度も繰り返されてきた行為で、肉棒に絡みつくあたしのアソコは柔らかくなっていた。  
 膣の一部である、鮮やかなピンク色をした内臓が肉棒に絡みつき引き摺り出され、ビクビクと  
脈打っている。  
 信じられないモノを見て、驚きに瞳を見開く。  
 
 裏返ったピンク色の膣壁にはブツブツした突起がびっちりと並び、何かを欲しがるように濡れながら  
蠢いている。  
 (なんて…い、イヤらしい…っ、の…)  
 ビクンビクンとわずかに脈動して、それはあたしの鼓動の動きと重なる。  
 そのピンク色をした肉襞を巻き込んで、肉棒が奥へと押し込められていく。  
 「あひぃぃぃぃっ!!!」  
 目の前が真っ白になって、押し戻された肉壁がビクビク痙攣する。  
 「くっ、ヌルヌルしてすべる」  
 兄ちゃんは腰を捻って押し込み、肉襞を絡みつかせる。  
 「あっ、んあぁっ、かっ…ひぃぃぃぃ…」  
 ザラザラした膣の裏側の感触を、生えそろっていない恥丘に感じた。  
 ズブ ズブズブズブッ!!  
 じゅくんっ…!  
 「んんんっ…!」  
 子宮の奥に、今までとは違う感触を感じ始めていた。  
 じゅくっ くちゅ、くぷっ…  
 (あ…ふあぁぁ。何か、じわじわって…し、してくるぅぅ…)  
 耐え難い腹底の脈動に身体を揺らす。  
 縛られた両腕を解いておっぱいを揉んで乳首を捏ね回したい。肉棒に指を沿わせて  
勃起した肉芽を掻き回したい。  
 おもった瞬間口が勝手に動いていた。  
 「か、神原先生…」  
 「どうした火憐ちゃん?ちゃんと撮っているぞ」  
 ハンディカメラは顔から股間にレンズ向けられてる。  
 「お、おっぱいが、クリがせつ、ないです…」  
 「わかった」  
 カメラを手渡し、神原先生があたしのせつない部分を的確に愛撫してくれる。  
 自分の奥からまたいやらしい愛液が溢れてくるのを感じる。  
 「兄ちゃん…あたしの奥、掻き回してっ…はっ、ひはあぁぁんッ…」  
 兄ちゃんが全体重を掛けて、肉棒を突っ込んでくる。  
 ベッドと柔らかなベッドに挟まれているあたしの身体が激しくバウンドしている。  
 「んっ!はあぁぁっ!!」  
 仰け反るほど気持ちがいい。  
 グボッ ジュボッ! グボッ ゴボッ!!  
 「あああああああああぁぁぁぁぁぁっっっん!!!!!」  
 亀頭が激しい勢いで、ゴリンッ!と子宮口へと押し込まれた。  
 「ひいいいぃぃぃっ、いいっ!!!」  
 全身が痙攣して、身体が腹から弾けるような絶頂を迎える。  
 ゴリュゴリュッ、グリッ!ズボッ、ズブズブッ、ズニュウッ!!  
 「いいっ、いいのッ…あっ、んあああぁぁぁっっ!!!」  
 揺れ動く自分のおっぱいや挿入を間近に見ながら興奮する。  
 指先や爪先まで細かく痙攣して、身体中が心地よい快楽に浸かっている。  
 そこに、さらに大きな絶頂の波が押し寄せて身体をさらおうとする。  
 「んううううぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!」  
 これ以上の絶頂は耐えられないと思うのに、子宮内を抉る肉棒は少しもあたしを休ませて  
くれない。  
 激しく、腰を上下左右に、あるいは何度も回転させるように動き続ける。  
 膣粘膜をカリ首にグチャグチャに掻き回されて、揺さぶられた腰がガクガクと大きく震える。  
 「んああああっっ!!イイッ、ソコッ…そこ、なの、子宮っ、擦って欲しかったのおおぉぉ!!!」  
 受け止めきれないほどの大きな絶頂が連続で襲ってこられて、腕や内股が小刻みな痙攣を繰り返す。  
 「たっ…たまんないぃぃっ!!!こんなのっ…こんなの、知らなっ…うあああぁぁっ!!」  
 身体が揺れるのに合わせて、目の前のおっぱいがやさしく愛撫されてる。  
 「あふっ、ふぅ、んうぅぅっ…おっ、おっぱい、気持ちいいっ…」  
 目の前の挿入部がビチャンッ、ベチャンッ!イヤらしい水音を立てる。  
 「あああんっ!!もっと、もっと奥っ!!あっ、はあぁっ!!そうぅっ、そこなのっ!!」  
 (く…くる。はぁ、ひいっ、は…あぁ…んふぅ…もうすぐ、きちゃう…)  
 その瞬間を思って、身体がゾクゾク震える。  
 「き、きてっ…早く。うっ、ふうぅっ、んっ!はあぁぁ…」  
 兄ちゃんの亀頭が完全に抜けてしまう、ギリギリのところで止まって。  
 「早く、きてええぇぇ…」  
 
 あたしの懇願に応えて、兄ちゃんの身体が全体重を込めて股間に落とされた。  
 グボッ、ゴボッ…ズボボッ、グボオォォッッ!!  
 「はっ、あっ、ああぁっ、あっ、あっ…あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛…」  
 ズンッ!と鈍器で子宮を押し潰されたと思った。  
 ドクンッ…!  
 「――――――――っ!!!!!」   
 言葉もなかった。  
 ドクドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクンッ、ドククンッ!!!  
 熱い塊のような兄ちゃんの精液が子宮や膣壁を激しく叩く。  
 「…あ、ひゃ、ん…はぁ、う…んぐぅ、くうぅっ…」  
 ようやく収まってきた射精に、大きく息を吸った。  
 ズルッ ズズッ ズヌッ グプッ ズボオォォッ!  
 「あああぁぁぁ…ぁ、ひいぃぃ、いいぃぃ…」  
 あたしの中から兄ちゃんの巨根が引き抜かれていく。  
 ドロッ…ドロ…デロデロ……  
 「ふうぅぅ…ふうぅぅぅ…はあぁぁ、はひっ、ひうぅぅぅ………」  
 大きく開いたままの膣口から、精液が垂れ出てくる。  
 (せ、いえ、きぃ…)  
 鼻孔に充満する精臭に、頭の芯が痺れた。もっとよく嗅ごうとして鼻を突きだし息を吸い込む。  
 (いい、におい…)  
 ――チョロ、チョロロ…プシャァァ…!  
 丸まった身体から最後の力が抜け落ちて、クタクタと崩れ落ちたとき、オシッコが漏れ始めた。  
強烈な恍惚の瞬間が過ぎ去り、尿孔が弛緩してしまったのだ。  
 神原先生の声が、遠くから聞こえるが、絶頂の余韻に浸かったあたしにはもう、なにも感じない。  
 「さあキレイキレイしような」  
 神原先生に温かな濡れタオルで顔を拭かれて、前髪を整えられる。  
 
 脚を拘束されていた縄を緩められていたとき。  
 「火憐ちゃんの介抱は私がするから、お兄ちゃんと神原さんは休んでていいよ」  
 青い首輪を巻かれカメラを構えていた月火ちゃんが名乗りをあげた。  
 「うん、そうかではお願いするとしようか、阿良々木先輩、湯殿の用意ができている。背中を流させてくれ」  
 それ以上のことは絶対にするなよあと水着着ろよと、兄ちゃんがつぶやくと、二人は部屋を後にした。  
 部屋の中にはあたしと月火ちゃんの二人きり。  
 「うふふ…火憐ちゃん、あーん」  
 「あーん」  
 ガボッと口に異物が噛まされて首の後ろで留め具をパチンとはめられ、ほどけかかっていた脚の縄目も厳重に  
縛り直される。  
 「…?。うぐぅ…」  
 くぐもったあたしの声が室内に響くと、陶然とした月火ちゃんの声が重なる。  
 「ああ…火憐ちゃん。思った通り紅いボールギャグがよく似合うわ…素敵…」  
 あたしのお尻に馬乗りになって顔を両手で挟んで、じっとりとなめ回すように眺める月火ちゃん。  
 「ふっ、うぐっ…ふぅうぅっぅ…」  
 「なんでって顔だね火憐ちゃん。だってまだ満足してなかったでしょう」  
 胸がドキッとした。  
 「うふふ…私、分かってるんだから…」  
 月火ちゃんがあたしのお尻に腰をかけたまま、浴衣の裾を左右に開く。  
 あたしが混乱していることを敏感に察して、むしろ嗜虐的な月火ちゃんは嬉しそうに、裾を持ち上げて下腹部を  
晒した。ショーツは着けておらず、その細い可愛らしさとはかけ離れた兇悪な物体が反り返っていた。  
 弾けんばかりに怒張した赤黒い男性器。  
 眼前に迫る先走り汁を垂らす亀頭、クッキリと張り出したエラ、緩く捻れて見るからに硬そうな肉茎、張り詰めた  
薄皮に浮かびピクンピクンと脈打っている血管。  
 「ふっふぐっ!!ふぅぐぅ!!んぐぅ!」  
 笑顔を浮かべ、加虐の感情をまぶした瞳であたしを見下ろしながら、うっとりとあたしに言葉をかける。  
 「火憐ちゃんがあんまり可愛い声で鳴くからさぁ〜っ、勃起ガマンするの超大変だったんだよ。お兄ちゃんも  
神原さんも生温いんだから、火憐ちゃんがあんなんで満足するはずないんだよ、ねえぇ〜っ。まだお尻の穴だって  
あるのに、オモチャ使って乳首やクリを苛めるとか。私は違うよ、火憐ちゃんが満足するまでしてあげるからね。  
ここにあるもの、みんな使ってあげるね」  
 月火ちゃん兇悪な微笑みを浮かべて、あたしを見下している。  
 
 おわり  
 

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