「阿良々木君。いい事を教えてあげる」
「な……なんだい?」
「身体の傷は自然治癒や吸血鬼の力で治るわ」
「……そう、だな……」
「でも、心の傷は治らない」
「その通りだよ!」
「貴方に一生私の物であるという刻印をつけてあげる……誰にも見えないけれど」
「意味が無いっ!?」