秋。  
夏の暑さが消え、冬もそう遠くないことを知らせる季節。  
僕は早めの衣替えをすませていた。  
それはもちろん僕が寒がりという意味ではなく、首の傷を隠すのに好都合だからだ。  
とは言っても僕たちの住む場所は寒くなるのも早い。街中でもちらほらと厚着し始めている人の姿も見える。  
「ん…………?」  
そんな学校からの帰宅途中、見覚えのある制服を見かけた。  
僕の通っていた中学校の女子制服。  
ていうか。  
「千石じゃん」  
何かを探すようにきょろきょろしていた千石に僕はおーい、と声をかける。  
振り向いた千石は探し物を見つけたかのような笑顔になり、こちらに駆け寄ってきた。  
「暦お兄ちゃん、今帰り?」  
「おう。千石もか? せっかくだから途中まで一緒に帰るか」  
「う、うん!」  
僕と千石は並んで歩き出した。  
今日の千石はよく喋り、僕はそれに相槌を打つ。  
時には突っ込みを入れ、そのたびに千石はころころと笑った。  
話がひと段落したところで僕は千石を眺めながら言う。  
「そういえば千石はまだ夏服なんだな。寒くないのか?」  
僕は特別変なことを言ったつもりはなく、むしろ世間話としてはかなり無難で普通だろう。  
しかし千石は突然押し黙ってしまった。  
ぎゅっと唇を噛んでうつむいたその様子に僕は戸惑う。  
何か言おうと口を開きかけた時、いきなり千石は僕の手を握ってきた。  
「…………ね、暦お兄ちゃん……あの神社に、行こ」  
 
* * *  
 
わけのわからぬまま僕は千石に手を引かれ、僕たちが再会するきっかけとなった場所、例の相変わらず人気のない神社に到着する。  
その間千石はずっと黙ったままで僕としてはどういう反応をしていいのかわからない。  
建物の脇まで来るとようやく千石は口を開いた。  
「あ、あのね、暦お兄ちゃん」  
「ん?」  
「ま、前に言ってくれたよね、撫子の制服姿が可愛いって」  
「あー、うん」  
別に制服姿に限らず千石は可愛いと思うのだが、特に何も言わず先を促す。  
千石は僕の手を握る力を少し強めながら続ける。  
「そ、それでね、明日から衣替えするからこの夏服はクリーニングに出しちゃうの」  
いまいち話が見えない。  
何が言いたいのだろう?  
「だから、その……これ、汚しちゃってもいいよ。着替えも持ってきてるし」  
!?  
ひ、ひょっとして!?  
「……しよ、暦お兄ちゃん」  
「…………もしかしてさっき街では僕を探していたの?」  
「う、うん」  
思わず僕は俯きっぱなしの千石を抱き締めた。  
 
千石はおずおずと僕の背中に手を回す。  
「千石、本当にいいの?」  
「……うん」  
「ひどいことしちゃうかもよ?」  
「暦お兄ちゃんなら、いいよ」  
「恥ずかしいことをさせちゃうかも」  
「暦お兄ちゃんの言うことなら……」  
あーもう!  
可愛いなあ千石は!  
僕は一瞬だけ思い切り抱きしめ、身体を離して後ろに下がる。  
「……暦お兄ちゃん?」  
「千石、スカート捲ってみせて」  
僕の言葉を聞くと千石は一瞬呆け、すぐに顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。  
指が何かをしようとしてやめる。そんな動きを幾度となく繰り返し、やがて決心したようにスカートの裾を掴んだ。  
相当恥ずかしいのだろう、表情は前髪に隠れてよく見えないが、唇をぎゅっと強く噛んでいる。  
その様子とゆっくりと上がっていくスカートの裾から見える白い太ももに僕は興奮を抑えきれない。  
千石の前にしゃがみこんでしまい、思わず千石は手を止める。  
「こ、暦お兄ちゃん?」  
「千石、手を止めないで。早く捲って」  
「う、うん」  
やがて僕の目の前に薄いブルーの下着が晒された。  
派手ではないがわずかにレースがあしらわれており、千石にとてもよく似合っている。  
スカートの中に入れられた上着の裾がひらひらと揺れるのがまたそそられる。  
「こ、暦お兄ちゃん……撫子、恥ずかしいよぅ」  
「可愛いよ、千石」  
そう言って顔を上げると、正面からは前髪で隠れていた目が合った。  
すぐにさっとそらされたが、時々チラチラとこちらを伺う様子が微笑ましい。  
僕は千石の視線を感じながら顔をより近付け、股間部に鼻を押し当てて思いっきり息を吸う。  
肺が、身体の中が千石の、女の子の匂いで満たされていく。  
充分に堪能し、身体を離すと千石の両脚がガクガクと震えているのに気付いた。  
僕は立ち上がって千石の頭を軽く撫でる。  
千石はホッとした表情を浮かべて手を下ろそうとしたが、僕はそれを押し止めた。  
「……え?」  
「しばらくそのままでいるんだ千石」  
何か反論がある前に僕は千石の唇を自分ので塞ぐ。  
頭の後ろに手を添えてぐいぐいと押し付け、背中にも手を回して身体を密着させた。  
この状態だとスカートを捲らせてる意味など全くないのだがそこはそれ、そういうシチュエーションだと想像するだけでも興奮する。  
唇を舌でなぞると千石も僅かに口を開けて舌を突き出してきたので、僕はその舌に吸い付く。  
互いの舌が絡み合いながら互いの口内に行き来し、唾液を啜り合う。  
 
僕は千石の口内や舌を舐め回し、吸い、甘噛みし、犯し尽くした。  
唾液の糸を引きながら口を離すと、千石が大きく肩で息をしながら僕にもたれかかってくる。  
「こ、暦お兄ちゃん……もう、撫子、立ってられない」  
やっとのことで立っている感じで、その様子はまるで生まれたての子鹿を連想させた。  
それでもスカートを捲った手を離さないのは大したものだったが。  
僕は千石を支えてやりながら移動し、本殿の縁側に座らせてやる。  
その時に気付いたが、先ほどのキスのせいか千石の下着に染みが出来ていた。  
「千石、替えの下着は持ってきてる?」  
「え、うん、一応」  
「そっか、よかった、だって」  
僕は何気ない動作で千石の下着に指を這わせ、ぐっと力を込めて押し当てる。  
ぐちゅっ、と下着越しに溢れてきた蜜が僕の指に絡まるのがわかった。  
「もうこんなに濡らしちゃってるもんね」  
その指を千石の目の前にかざすと、千石はさっと顔を逸らしてしまう。  
僕はふふ、と笑って頬にキスをし、耳たぶを加える。  
「ん……っ」  
千石が眉根を寄せ、声を漏らす。  
僕は再び千石の下半身に手を持って行き、下着の上からぐちゅぐちゅと性器を擦る。  
「ひ、ん、う、うんっ」  
唇をぎゅっと結んでこらえる千石に僕は囁く。  
「千石すごい濡れてるよ、気持ちいいの?」  
「うん……うんっ……気持ちいいっ」  
「下着越しじゃなくて直接してあげようか?」  
「うん、お……お願いします、暦お兄ちゃん」  
僕は下着の脇をずらし、中指を蜜壷の中に突っ込んだ。  
千石の身体が跳ねるが、僕は気に止めず親指で陰核を探り当てて軽く刺激する。  
「あっ! あっ! 暦お兄ちゃん! 気持ちいいよぅ!」  
「まったく、千石はエッチだなあ。こんな山の中でそんな声出して」  
「い、言わないで、暦お兄ちゃん!」  
「自分で制服のスカート捲り上げていじってもらって、まだ中学生なのに」  
「や、やぁ、いやぁっ」  
「こんなに濡らしちゃうなんてきっと日本一エッチな中学生かもな。でもそんなエッチで可愛い千石」  
僕は大好きだよ。  
そう耳元で囁くと千石はぐうっと身体をそらした。  
いきなり指を締め付ける膣圧が強くなり、噴き出してきたさらなる愛液が僕の手を汚す。  
びくんびくんと身体を痙攣させ、呼吸が不規則になっていた。  
「千石……ひょっとしてイっちゃった?」  
「……ご、ごめんなさい、我慢できなくて」  
「いや、謝ることじゃないけどさ」  
いつもより全然早い。  
 
このシチュエーションに千石も興奮しているのだろうか?  
性器から指を抜いて頭を軽く抱きかかえてやり、呼吸が整うまでしばらく待つことにする。  
「暦、お兄ちゃん」  
落ち着いてきた千石が話しかけてきた。  
「ん?」  
「撫子も、暦お兄ちゃんにしてあげたい……」  
「……大丈夫?」  
「うん、撫子、暦お兄ちゃんにだったら何だってしてあげられるよ」  
その言葉を聞いた僕は千石から離れ、自分のベルトに手をかける。  
 
縁側に上がり、ズボンのチャックを下ろしながら千石の横に立った。  
そのままトランクスから大きく反り返ったモノを取り出してかざすと、千石はごくりと唾を飲み込む。  
スカートを捲っている自分の手をちら、と見てはしばらく逡巡していたが、僕の許可がないからかそのままにし、ゆっくりと顔を寄せてくる。  
ぴたっと頬を茎にくっつけ、すりすりと頬擦りするように顔で愛撫してきた。  
「ん……う……っ」  
頬や額やこめかみ、顎や鼻や唇、様々な箇所でこすられ、無意識に声が出る。  
長い前髪が亀頭に絡み、その感触にますます僕のモノは大きく固くなってしまう。  
れろり、と茎に小さな舌が這うと、思わず腰を押し付けてしまった。  
「んっ…………ん、ちゅ、んむ」  
少し驚いたようだが、そのまま茎を吸ったり甘噛みしたりと刺激を与えてくる。  
そこからゆっくりと這い上がってきたが、舌を伸ばしてもカリ首にも届かない。  
まあそれは僕が背伸びしてかわしてるからなんだけど。  
首も伸ばすがやはり僕は避ける。  
千石はむー、と少し唸ったかと思うと僕のトランクスをくわえた。  
そのまま器用にずり下ろして膝辺りまで脱がされ、何をするのかと思ったら晒された陰嚢の方に舌を這わせて来る。  
「あ、うわっ!」  
予想外の攻めに思わず悲鳴をあげてしまった。  
舌で転がすように玉を舐め回し、ふやけてしまうくらいになった頃、もう片方へと移動する。  
ひとしきり舐めたあと、今度はその小さな口を開けて頬張られた。  
「う、あ、あっ!」  
自分で塗りたくった唾液を啜るようにしゃぶり、唇をモゴモゴと動かしながら舌を這わせてき、もどかしい気持ちよさが襲ってくる。  
僕の負けだった。  
「せ、千石、先っぽも舐めて……」  
そう言うと千石の目が嬉しそうに笑い、最後にじゅるっ、と一際強く吸われて唇が離れる。  
少し屈んで亀頭を千石の口元に持っていくと、舌を突き出して先端から溢れ出ている透明な液をぺろりと舐め取られた。  
びくっと僕の身体が震え、その反応を楽しむかのように千石はぺろぺろと亀頭に舌を這いずり回せ、カリ首や裏スジをぐりぐりと舌先でいじる。  
僕も負けじと片手を伸ばし、千石の控え目な胸を制服の上からむにゅっと掴む。  
「ん……」  
千石はわずかに呻き、スカートを掴む手を片方離して上着の裾から入れてごそごそと動かす。  
どうやらブラを外したらしい、一旦手を離してまた掴むと先ほどより柔らかい感触が伝わってくる。  
僕はそれをむにゅむにゅと揉む。  
 
「ふぁ……あんっ」  
スカートの裾を掴む手がぎゅっと強く握り締められた。  
僕は千石の後頭部に空いた手を回し、口が開かれたのを見計らって肉棒の先端を口内に含ませる。  
「んむっ……ん……ん」  
一瞬驚いたようだが、すぐに唇をぎゅっと締め付けてずるるっと奥まで飲み込んでくれた。  
後頭部に添えた手で位置を調整しながらゆっくりと腰を前後に振り、千石の口に出し入れし始める。  
ヤバい、すごく気持ちいい!  
ていうか。  
改めて今のこのシチュエーションに思いを馳せる。  
人気のない山の中の神社。  
制服姿の中学生が自分でスカートを捲り上げながら胸を揉まれ、友達の兄の男性器をしゃぶっている。  
そう思うと一気に興奮度が増す。  
僕の腰の動きが速くなり、それを受けて千石の舌先が絡みついてきた。  
ぐりっと尿道がほじられると一気に射精感が押し寄せてくる。  
もう限界が近い!  
僕はスカートを握っていた千石の手を片方掴んでぐいっと上げさせた。  
戸惑う千石の制服の袖を肩まで捲り、口内から引き抜いた肉棒を袖口から服の中に突っ込む。  
「こ、暦お兄ちゃん!?」  
「千石、いくよっ! 服の中に出すからね!」  
「え、う、うん」  
服の上から押さえつけると小さくて柔らかい膨らみと制服に挟まれた。  
亀頭に当たる固いものは乳首だろう、そこに擦り付けるように腰を揺する。  
「千石っ、千石っ、いくよ、いくよ…………あっ! うあっ! あっ! あっ!」  
びゅるびゅるびゅるびゅるっ!っとすごい勢いで精液が噴射された。  
「ふぁっ、あっ、あっ! 熱い! 暦お兄ちゃんの、精子! すごく熱いよぉ!」  
千石はその身体に精液を受けるたびに呻き、びくんびくんと肢体を震わす。  
僕は制服越しに擦り上げ、すべてを出し切る。  
「ん……うっ……う……ふぅ……」  
ずるっと半勃ち状態になったモノを引き抜くと、竿に絡みついた精液が糸を引いて零れ落ちそうになった。  
それを見た千石が慌てて舌を伸ばして受け止め、そのまま口を空けて再び僕のをくわえる。  
「ん、く……うう、っ」  
尿道に残ったものをちゅううっと吸い出され、僕は思わず呻いた。  
そのまま色んなところにこびりついた精液もぺろぺろと舌で綺麗に舐め取られていく。いわゆるお掃除フェラというやつだ。  
千石が精液をたっぷりと含んだ口を離す頃にはすっかりもとの固さと大きさを取り戻していた。  
「千石、まだ飲まないで」  
「ん」  
「口の中でかき混ぜて。じっくり味わうんだ」  
「ん……ん……」  
 
頬はすっかり上気し、目をとろんとさせながらくちゅくちゅと舌で口内の精液をかき回す。  
制服の上からも染み出すのが見えるくらいに放たれたのに、口内にはそれなりの量が残っているようだ。  
僕はいったいどれだけの量を射精したのやら。  
「ん、ん、んんっ」  
千石が何かを訴えかけるようにこちらを見る。  
僕はしゃがみ込んで千石の太腿に手を這わした。  
付け根の方は新しく溢れ出た愛液ですっかり濡れている。  
「千石、僕のおいしい?」  
こくこくと千石は頷く。  
「僕の、飲みたい?」  
「ん! ん!」  
さっきよりも激しく頷く。  
僕は千石の喉に手を当てる。  
「いいよ、飲んで」  
言うなり千石はこくんと喉を鳴らした。  
嚥下するさまを指に伝えながら僕の精液を飲み込んでいく。  
やがて口を開けて口内を僕に見せてくる。  
「えへへ、お口の中の暦お兄ちゃんの、全部飲んじゃったよ」  
僕が千石の頭を撫でると嬉しそうにはにかむ。  
だけどすぐに言葉を続けてきた。  
「今度は、こっちにも欲しいよ、暦お兄ちゃん」  
捲りっ放しのスカートから見える下着を横にずらし、しとどに濡れた秘所を露わにする。  
「こっちにも……飲ませてくれる?」  
是非もない。  
僕は千石をそっと横たわらせた。  
 
「千石、スカートはもういいよ」  
結局ずっと握りっぱなしだったスカートを捲り上げる拳は僕の言葉でようやく解放される。  
膝上辺りまで戻された裾の中に僕は手を入れた。  
すでに機能を果たさないほどにぐっしょりになった下着に手をかけ、ゆっくりとずり降ろして脱がす。  
「千石、入れてあげるから足広げて」  
「う、うん……暦お兄ちゃんの、撫子に入れて」  
千石は恥ずかしそうに目をそらしながら言った。  
すすっと足が開き、膝が立てられるとスカートが捲れて千石の性器が晒される。  
源泉に直接口をつけて溢れ出る蜜を啜ろうかとも思ったが、ひくひくと蠢くそこはすでに待ちきれないといった様子だった。  
僕は千石の膝裏に手を当ててより大きく開かせながら自身の肉棒を秘口に押し当てる。  
「千石、入れるよ」  
「んっ、んあああん!」  
千石の返事を待たずに挿入し、一気に奥まで突っ込むと千石の身体がびくんと跳ねて反り返った。  
襞がキツく肉棒を締め付け、より奥に引き込もうと蠕動を繰り返す。  
僕はそのまま動かず、押さえていた足を解放して様子を見る。  
千石は声が出ないように口元を塞ぎながらびくびくと痙攣していた。  
頬や頭を撫でながら聞いてみる。  
「千石、つらくないか? 大丈夫か?」  
初体験というわけでもないが、全体的に成長が控え目な千石なので気を使うに越したことはない。  
まあ、もっとも。  
僕の方は気持ち良すぎてとてもやめる気にはならないのだけれども。  
「すごい、気持ちいいよ、暦お兄ちゃん! だって、撫子は」  
千石はそらしていた顔を真正面に向けて視線を合わせる。  
頬を撫でる僕の手に自分の手を添えながら、恍惚とした表情で僕に微笑む。  
「暦お兄ちゃんの前では日本一エッチな中学生だもん」  
……ああ。  
妹たちといい千石といい。  
中学生なんてまだ子どもみたいなものなのに。  
どうして時折こんな魅力的な一面を見せてくるのだろう。  
僕は知らず知らずのうちに腰をより深く突き出し、千石の子宮口に亀頭でキスしていた。  
「ふぁぁん! 暦お兄ちゃんの、撫子のお腹の一番奥に、当たってるよぉ!」  
「千石、千石、千石」  
僕は千石を呼びながらゆっくりと腰を動かし始める。  
制服の上着の裾から手を入れてすべすべのお腹を撫でると、にちゃり、と自分が出した精液が指に絡む。  
僕はそれを塗りたくるように染み込ませるように千石の胸に練り伸ばしていき、膨らみを軽く揉んでやった。  
 
突起にも念入りに絡め、時々きゅっとつまんでやる。  
「あっ、あっ、身体中が、暦お兄ちゃんで染まっちゃう! 撫子、全身が暦お兄ちゃんでいっぱいになっちゃうよ!」  
「染めてあげるよ千石、お前は僕のものだ」  
僕が指を千石の口元に当てると、千石は絡みついた精液を舐め取る。  
何度も指で掬っては千石の口に含ませ、ある程度溜まるごとに千石は喉を鳴らして飲み込んでいく。  
「うん! 撫子は、暦お兄ちゃんの、ものだよ! 命だって助けてくれたし、撫子の身体でよければ、好きに使って!」  
きゅうううっと蜜壷の締め付ける力が強くなる。  
その様子からもう千石の絶頂が近いらしい。  
僕も我慢せず自分の欲望に忠実になることにした。  
「千石っ、いくよ! 僕の精液、中出しするよっ!」  
「うんっ! 暦お兄ちゃんの、撫子の中に出して! 撫子のあそこでいっぱい気持ちよくなってっ!」  
千石の言葉に興奮度は一気に上がり、射精感が押し寄せてきた。  
僕は千石の腰を掴んで大きく激しくピストン運動をする。  
抜けるギリギリまで腰を引き、子宮口まで一気に突く。  
お互いの名を呼びながら幾度もそれを繰り返し、やがて限界が訪れた。  
「千石っ、千石……っ…………うっ! ううっ! うあっ! あっ! あっ! ああっ!」  
びゅくっ! びゅくびゅくびゅくっ!  
肉棒が震え、ついに僕は千石の膣内で射精した。  
千石の子宮目掛けて精液が激しく噴射され、それを受け止めるたびに千石がびくんびくんと身体を痙攣させる。  
声も出ないのかぱくぱくと口を動かし、身体を捩らせた。  
僕はその震える腰を掴んで最奥まで入れてぐりぐりと身体を揺すり、最後の一滴まで千石の中に注ぎ込む。  
「こっ……暦、お兄ちゃ……」  
不規則な呼吸をしていた千石の動きが突然止まり、慌てて様子を伺うとどうやら気を失ってしまったらしく、かすかな寝息が聞こえる。  
僕はその寝顔にそっと口付けをした。  
 
* * *  
 
結局。  
しばらく千石は目を覚まさなかったので後始末は全部僕がした。  
汚してしまった制服を脱がせて身体を濡れタオルで拭き、新しい着替えを着せてやる。  
思った以上に身体を汚してしまったので、神社裏の水道を何往復もするハメになった。  
全てを終えて千石を背負いながら山道を下り、階段をおりきったところで千石は目を覚ました。  
何やら表情や顔色を様々に変化させて慌てていたけど、なだめて背中から降ろすとすぐに落ち着く。  
 
恥ずかしいのか目を合わさず俯き、別れの挨拶もそこそこに走っていってしまった(送ってやろうかと考えていたんだけどな)。  
僕も帰宅することにする。  
家に帰り、制服を脱ごうとするとポケットに何か入っているのに気付いた。  
「あ……」  
千石から脱がした下着。  
中学生の履いていたパンツ。  
愛液で湿っている布。  
「……………………もらっておくか」  
阿良々木家の家宝にしようっと。  
 
 
 

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