「それはそそられる話だな!私は獣姦もケモノ属性も異種姦もいけるぞ!」  
「というかあなたがいけない属性って何かあるのかしら神原」  
「エロ以外!」  
「理解しやすいけど理解の範疇を超えているわね」  
「私が『暦×忍野さん』やリバで『忍野さん×らぎ子ちゃん』の妄想を日々の糧にしているのは常々言っていることだが、  
 『戦場ヶ原先輩×阿良々木先輩』を妄想した、という話をした事が無いのは  
 実は、嫉妬とか『BLじゃないから』とかそういう要素より、『エロシーンを想像しにくいから』という要因が強い!」  
「……神原、一つ言わせなさい」  
「どうぞ」  
「そこは『阿良々木くん×戦場ヶ原ひたぎ様』よ。掛け算の前後を間違えるものではないわ」  
「そこに突っ込むのか!?……え、というかお二人の攻守関係ってそうなのか!?」  
「いえ、私は掛け算表記って、後に来る方が攻めだと考えているのよ」  
「え、どうしてだ?」  
「『かけられる』側と『かける』側」  
「うまくないな!……い、いや、しかし女性であらせられる戦場ヶ原先輩が何をかけるというのだろう!  
 想像するとときめくな!愛液か?聖水か!?」  
「硫酸」  
「怖っ!」  
 

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